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まだ恋は始まらない

※この話は、雑談掲示板内スレッド【覚悟】ミッション【完了】において公募した

 【ミッション3】イラストにSSをつけよ 

 への応募として投稿したものです。
 Gemini69さんに提供していただいた以下のイラストに、〆切を【2月14日(土)の23:59】としてSSを書き、
 【2月28日(土)の23:59】の時点で、【ミッション3】に投稿した方以外からの賛成票が最も多い作品に、
 Gemini69さんが彩色し仕上げたイラストを挿絵としてプレゼントして貰うという企画です。
 後書きに現在までの投稿作品へのリンクを貼っておきますので、未読でしたらご一読ください。

 コメントは書き手のエネルギー源。
 読み手の方も気に入った作品がありましたら、是非賛成票を投じてください。


 





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 絵に描いたような大荷物だった。
 除霊用具を満載した古典的リュックと、緊急時用の寝袋とテント。
 それらアウトドア的な装備とは明らかに趣の異なる、2つのスーツケース。

 「こ、これが今回の装備ッスか?」

 もちろんとばかりに胸を張る雇い主に、横島忠夫は軽く口元を引きつらせる。
 除霊にかこつけ長逗留するというのはどうやら本気だったらしい。
 いつもの装備に加えられたスーツケースは、今回の依頼に対する期待が主に収入面ではなく保養に向いていることを表している。
 ギャラは安い分、除霊中は宿泊費無料及び飲み放題に食べ放題。
 恐らくスーツケースには長逗留するための着替えが満載されていることだろう。
 横島忠夫は、雇い主である美神令子の性格が何となく理解できるようになっていた。


 ―――この女は本気でこの大荷物を全て自分に運ばせようとしている


 しかし、横島はその事に関して特に不平を口にしようとはしない。
 自分には果てしなく無理目なイイ女。
 その雇い主と一緒にいたい一心から、過酷な労働を時給250円でこなす彼もまた、まともとは言えない精神構造の持ち主だった。
 彼の脳内では荷物持ちの重労働よりも、ボディコンの雇い主と依頼先で過ごす数日への期待の方が遙かに勝っている。
 覚悟を完了させた横島がリュックにテントを括りつけようとしたとき、どこか得意気な美神が彼に荷物の扱いについて指示を出した。
 
 「あ、まとめるのは後でいいわよ。ガレージに車停めてあるから先ずはトランクに詰め込んじゃって・・・・・・」 

 「おおっ! とうとう現場に向かう足が出来たって訳ッスね!」

 「そ! 今回の依頼を受けたのも、その足慣らしって意味が大きいのよ」 

 地上げに関する依頼が中心だけあって美神の仕事先は都内に限定されていたが、車の購入を機に今回のような遠距離の依頼もこなし始めるのだろう。
 今回、遠距離への荷物運びを覚悟していた横島は、業務軽減への期待から喜び勇んで5Fの事務所からガレージへと向かっていく。
 エレベーターを待つのももどかしく、一段とばしで階段を駆け下りる横島。
 彼の頭の中には狭い車内でいい雰囲気になる自分と美神の図が、何処までも都合良く展開している。
 最後の数段を飛び降り、ガレージに飛び込んだ横島はそこに停まっていた車に感嘆の声をあげた。

 「うひゃーっ! すっげー車!!」

 それが美神の購入した車であると直接指示された訳ではない。
 しかし、彼にはそれが美神の車であると一目で分かっている。
 美神のために設えたかのような、ド派手な、しかし流れるように美しい外観を持つ真っ赤なオープンカー。
 シェルビー・コブラの名を横島はまだ知らなかった。 








 ―――――― まだ恋は始まらない ―――――― 
 






 その車は外見だけではなく、内面―――エンジンまでもが美神を彷彿とさせていた。
 じゃじゃ馬という形容では収まらない獰猛なエンジン。
 派手な排気音と共に周囲の景色がかなりの速度で後方に流れていく。

 「み、美神さん、もう少しゆっくり・・・・・・」

 事務所を出発してはや数時間。
 高速道路は何とか我慢したものの、峠道で感じる横Gは流石に慣れないのか横島はこの日初めての泣き言を口にする。

 「なによ! 男の子のクセにだらしない・・・・・・」

 それまで彼があげる悲鳴には一切耳を貸さなかった美神だったが、若干つまらなそうな顔をしたもののようやくアクセルを緩める。
 乗り物酔いの危険がある山道での無茶は避けようという気になったのだが、それは決して横島の体を気遣ったものではなかった。

 「まあ、今回は足慣らしだしね。アンタも早く慣れないと、交通費自腹で現地集合にするわよ!」

 「んな、無茶苦茶な・・・・・・」

 落ちた速度にようやく人心地がついた横島は、いつものように悪態を付こうと運転席の方へと首を捻り、そして運転中の美神の姿に息を飲んだ。
 長い髪をなびかせた悩ましげなボディ。
 時代錯誤の罠と言ってもよい雇い主の色気に、彼は完全に陥っていた。


 ―――いつか必ず、この果てしなく無理目な姉ちゃんを俺のものに・・・・・・
 

 無謀とも言える野望。
 しかし、それこそが時給250円で命の危険すらあるGSの助手を続ける原動力だった。
 彼はトレードマークのバンダナを締め直し、自身に気合いを入れ直す。

 「でも、すぐに慣れますよ! この車見ちゃったら、他に思い付かないぐらい美神さんに似合いますから」

 「へぇ! アンタもそう思う!?」

 「そりゃ、そうッスよ! この車まんま美神さんじゃないですか! ド派手で綺麗な車体に・・・・・・」

 本当はその後に、無闇に馬力のある燃費の悪そうなエンジンと混ぜっ返すつもりだった横島は、素直に喜んだ美神の横顔に慌ててその言葉を呑み込む。
 彼には普段大人びている美神が、一瞬だけ子供のような笑顔を浮かべたように見えていた。

 「綺麗な車体に・・・・・・なによ?」

 「はは・・・・・・普通のドライバーじゃ手が出ない所とか」

 いつかは乗りこなして見せるという思いを込めた言葉だったが、守銭奴故の哀しさか美神はその言葉を金額のことと受け止める。

 「まあねぇ・・・・・・確かに、衝動買いにしてはそれなりに値が張ったわね」 

 「衝動買いなんスか!!」

 「ええ、車を欲しいと思ってたのは確かだけど、今回は完全に衝動買い。オークションで見かけた時、不思議な縁を感じてね・・・・・・」

 クスリと笑った美神に浮かんだのは柔らかな微笑み。
 普段隙のない彼女が垣間見せた笑顔に、横島はその縁と言うものを知りたくなっていた。

 「縁?」

 「そう、縁・・・・・・私の霊感も大したものよね。よくよく調べてみたらこの車、私の師匠が除霊した車だったのよ」

 「ゲッ! 除霊っ! 訳あり物件スかッ!!」

 「こら、仮にもGSのアシスタントがそんくらいで驚かないの! 師匠に話したら、除霊完全に済んでいるみたいだから安心しなさい!!」   

 「何スか! 除霊って! 他に何かあるんスかっ!!」

 奥歯にものが挟まったかのような美神の物言いに更に動揺する横島。
 そんな、ダメダメな彼の反応に、美神は出来の悪い弟にするような溜息を一つついた。

 「あったとしても悪いものじゃないわよ! 私の霊感が感じたのはいい方の縁だから・・・・・・師匠にこの車見せたら、懐かしそうな顔しただけで詳しい話はしてくれなかったけど」

 「いい縁だったら、どうして弟子の美神さんに黙ってるんスかねぇ!?」

 「全くお金に執着しない人だから、お金目当てで除霊したこと私に知られたくなかったんじゃない? 訳あり物件だったこの車を除霊後に転売して、自分の教会建てたことは調べたときに分かっちゃってたけどね・・・・・・」

 「信じられませんね・・・・・・」

 「・・・・・・何が信じられないのよ」

 「え! あ、ああ・・・・・・ホラ値段! これを転売して教会が建てられるなんて信じられないなぁ・・・・・・って」

 一瞬ジト目で睨まれた横島は、慌てて信じられないと言った理由を説明する。
 お金に執着しない人物が、美神の師匠という点が信じられないのは内緒だった。

 「ふーん・・・・・・」

 何となく釈然としないものがあったが、美神は前を見据えながらステアリングを切る。
 僅かに車体を流し、横島に悲鳴をあげさせたのはちょっとした懲らしめのつもりだった。
 
 「ま、カーマニア垂涎の車だから。それなりにするわよ。アンタの命の25万個以上くらいかな」

 「25万個って・・・・・・美神さん、俺の命をとも思っていないでしょう?」 

 「あったり前でしょ! 初仕事の時、雇い主をあっさり悪霊に売り渡そうとするバイトなんて・・・・・・」

 「うっ・・・・・・し、しっ・・・・・・しかたなかったんやぁーっ!!」

 初仕事の失態を責められた横島は、一瞬の停滞の後、ゲシゲシとコブラのダッシュボードに頭を打ち付けようとする。
 愛車の危機に、美神は大慌てで彼のバンダナを掴みその行動を止めさせた。

 「やかましいっ! ダッシュボードが壊れるでしょうがっ!!」
  
 「美神さんがいけないんやー。若者の心を弄んで・・・・・・」

 「弄んだって・・・・・・アンタねー」

 グシグシと泣き出した横島に呆れ顔になる美神。
 強く責めないのは、年上の余裕をみせて煩悩の塊であるアシスタントを操っているのは事実だからだった。
 初仕事の際、横島に結界を破らせ自分を乗っ取ろうとした悪霊の行動を、美神はものの見事に手玉に取っている。
 美神を乗っ取った暁には従順な彼女になると囁いた悪霊に、横島は予想通りの行動をとっていた。

 「そんなに彼女が欲しいんだったらファーストフードででもバイトすれば?」

 「へ?」

 突然の雇い主からの言葉に横島はキョトンと泣き止む。
 美神の言っている意味が彼には分からなかった。 

 「ひょっとしたらかわいい彼女ができるかもよ・・・・・・ウチよりも時給もいいし」

 「んなもんで諦められるんなら、とっくに移っちゃるわッ!」

 激しい拒絶に今度は美神がキョトンとする番だった。
 横島は彼女の表情に気付かず、血の涙を流し拳を握りしめる。

 「チクショー! 人の気も知らんで・・・・・・俺が何のためにクソ安い時給を我慢していると・・・・・・」

 「何のため?」

 「そりゃもー、むちむち・・・・・・って!」

 「むち・・・・・・むち?」

 いつのまにか口にしそうになった本音。
 徐々に冷たくなる美神の視線に気付いた横島は、慌てて誤魔化しに入る。

 「いやっ! 違いますっ! えーっと・・・・・・未知。そう未知ッスよ!!」

 咄嗟に思い付いた言い訳を、横島は目一杯男前な表情を浮かべ口にした。


 ―――未知への挑戦と冒険を求める熱き情熱のため


 悲しいまでに決まっていない台詞。
 それに真っ先に反応したのは、呆れ顔を浮かべかけた美神ではない。


 プスン!


 まるでツッコミのようにエンジンを停止したコブラに、2人は顔を見合わせた。














 なだらかな道をのろのろと進むコブラ。
 その運転席から何処か楽しげな美神の声が響く。

 「ほら! 横島クン、スピードが落ちたわよ!」

 彼女の声は助手席から降り、コブラを押している横島に向けられている。
 無論その行動は彼の自発的意志によるものではなかった。

 「無茶ッスよ・・・・・・人力で押すなんて・・・・・・」

 「男の子でしょ、頑張んなさい! そもそもエンジン止まったの、アンタがつまらない冗談を言ったからに決まってるんだから!!」

 「ドチクショーッ! 嫌いだーっ! こんな車ーっ!」

 半ば自棄気味にコブラを押し続ける横島。
 しかし、すぐに道は平坦ではなくなり峠特有の上り坂へとさしかかる。

 「だーっ! 絶対無理! こんな山岳ステージ押して登れるわけないじゃないッスか!!」

 「それじゃ、この辺りに駐車してあとは歩きで行きましょう! 横島クン、荷物頼んだわよ!!」

 美神はこう言うと、道幅が広くなり見通しが良い路肩にコブラを駐車する。
 もとより美神も依頼先まで押していける訳はないと思っている。 
 ここまで押させたのは単に駐車に適した場所までの移動だった。
 美神は徒歩で依頼先まで出向き、そこの電話で修理を呼ぶつもりらしい。
 不格好で大きく通話料が高い携帯電話を、彼女は持っていなかった。

 「ったく・・・・・・結局、この荷物を担ぐ事になったじゃないッスか! 美神さん、こんな車買い換えて、もっと確実な車にして下さいよ!」

 「だめよ・・・・・・」

 美神は不平たらたらで荷物をまとめる横島に、クスリと笑いかけながらコブラを降りる。
 そして、まるでコブラに語りかけるように、ボンネットの上に優しく手を添えるのだった。

 「この子はこれから何度も、私たちと一緒に危機を乗り越えていく・・・・・・そんな気がするのよ」

 「縁・・・・・・ってヤツっすか?」

 「そう、初めて見たときに感じた縁・・・・・・でも、動かなくっちゃ仕方ないわね。今回はここで待っていて・・・・・・」

 美神はそういって優しくボンネットを撫でてから山道を登り始める。
 鼻歌まじりで数歩先を行った彼女は、シェルパと見まごうばかりの荷物を背負いふらつく横島に笑いながら声をかけた。

 「だらしないわねー。しっかりしなさい・・・・・・アンタにも似たような縁を感じたんだからさ!」

 「え?」

 「じゃなかったら、いくら時給250円でも出会った瞬間、セクハラかますようなガキ雇うわけないでしょ! ほら、頑張ってキリキリ登んなさい!!」

 「ええーっ! そ、それは、そのチチやシリやフトモモがいつか俺のモノになるってコトッスかっ! ならば今すぐ俺のモノにッ!」

 「なるかボケッ!!」

 まるで重力が存在しないかのように、荷物を背負い走りよる横島。
 その瞬発力に驚きながらも、美神はカウンターとなるパンチを顔面に叩き込む。

 「ただの丁稚のアンタが何処をどう解釈すれば、そんな病的な妄想に辿り着くのよッ!」

 「病的って・・・・・・そのうち俺がGS試験に受かって、色んな敵と戦いながらあんな技やこんな技を覚えつつ強くなって、いつしか美神さんをモノにするという極めて現実的な・・・・・・はいスミマセンお姉様、丁稚には過ぎた妄想でございました。お願いですからその拳銃のような物をしまってください」 

 顔を青ざめさせ、ホールドアップの姿勢をとる横島。
 彼の口にした謝罪に呆れたような溜息で返すと、美神は横島の眉間に突きつけた拳銃の様な物をジャンパーの内ポケットにしまい込む。

 「分かればいいのよ。そんなこと未来永劫あるわけないんだから・・・・・・まあ、脳内で妄想するのはアンタの自由だけどね」 

 美神はこう言うと再び山の上へと視線を向ける。
 彼女の霊感が何かを訴えているのか、不思議とその目は輝いていた。

 「でも、私もなんかワクワクするのよ! 今度の依頼・・・・・・いや、これから先どんな出来事が待っているんだろうって」  

 美神は一瞬だけ横島を振り返り彼に不敵な笑顔を見せる。
 そして一言だけ言い放つと、再び颯爽と山道を登り始めるのだった。

 「こんなにワクワクしてボロ儲けできる商売他にはないわ! 行くわよ! 横島クン!!」

 横島はつられたように笑うと、両手にスーツケースを持ち直し美神の後を追いかけるように山道を登っていく。
 いつかそのシリを俺のモノにしちゃるからなと念じつつ・・・・・・


 【この先人骨温泉】と書かれた山道
 長く続く山道を登っていく2人の姿をシェルビー・コブラが見送っている。
 かって自分が乗せた人物を思い出しているのか、その特徴的な丸ライトは微かに笑っているように見えた。



 
 ―――――― まだ恋は始まらない ―――――― 


            終


あとがき
久しぶりの(真っ当な)GSのSSですw
ご意見・アドバイスいただければ幸いです。

冒頭でも書きましたが、この話は雑談掲示板で呼びかけた
【覚悟】ミッション【完了】のミッション3
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/patio/read.cgi?no=109
への参加作品です。
雑談掲示板ではこの様に、書き手と読み手が小ネタで遊ぶ企画が行われています。
椎名作品のファン同志、軽い気持ちで参加していただければ幸いです。



それでは現在までの参加作品です。

ルカ氏 男のロマン
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10334
あらすじキミヒコ氏 赤・青・紫
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10335
カヤマ氏 車のいろは空のいろ
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10350
あらすじキミヒコ氏 雪の中のコブラ
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10356
よりみち氏 午後のひととき(番外2)
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10362

コメント・SSの投稿お待ちしています。




ついでの宣伝(ノ∀`)
先日、私の書いた2作目の長編が完結しました。
DSで発売された絶チルのゲームを元ネタにしていますが、原作を知っていれば楽しめると思います。
今回の話で私の書いたSSを気に入ってくださり、読んでもいいかなと思われた方、
読んでいただければ幸いです。

第4のチルドレン
1話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10252
2話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10262
3話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10269
4話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10276
5話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10282
6話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10289
7話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10295
8話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10298
9話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10306
10話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10315
11話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10317
12話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10323
最終話http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10348

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