5295

小笠原エミを攻略せよ!ブラドー島編2「再会と和解」(後編)

これは、諸般の事情で対象こそ変えたものの、それでもなお、無理めの女をモノにせんと戦う少年の、哀と煩悩の物語である。




PM2:15(現地時間)  ローマ空港 着陸直後の機内 

びしゅっ、ざくっ。
GSアシスタント・横島忠夫は、座席の背もたれに突き刺さる鎌の音と共にさわやかな目覚めを迎えた。

「ええ加減、その起こし方やめんかーっ!  へ? あれ、ここは?」
寝起きのカウンターをエンゲージに叩きつけたが、いつものマンションや学校とは勝手が違うので戸惑う横島。

そこに同行者二人の不機嫌な声がかけられる。
「目的地に到着したのに、ボケッと寝くさっとる貴様が悪いい!」
「まったく、馬鹿晒して恥をかかせた挙句ちょっとしばいたらそのまま気絶するなんて、日頃の鍛錬と気合が足りないワケ」


横島は、それでようやく自分がピートに合流する為に、ローマ行きの国際便に搭乗していたことを思いだした。
気絶させられる羽目になった経緯も。

いや、単に男の憧れスッチャデスさん(客室乗務員なんて色気のない呼び方は認めん!)に声をかけて、「おおっ、ジュッテェーム!」と熱くほとばしる親愛の念を表明しただけなのだが。
ところが、ナイスバディな客室乗務員さんには洒落が通じず、キスではなくスパンキングで応対された。
さらにエミとエンゲージにしばき倒されたのである。

横島はそれでも懲りずに「カラオケでデュエットでもしてくれれば、何も問題はなかったのによー」とスッチャデスさんの対応を愚痴っていたが、
昨夜見た夢を思い出したエミにここぞとばかりに叱り付けられた。

「何を馬鹿を言ってるのよ、オタクは! セクハラは犯罪なワケ」 
「嫌だな、エミさーん、 ちょっとしたスキンシップじゃないすかー」

横島は欠片も反省せず笑って誤魔化そうとするが、「悪質な職務妨害」と見なされて警察に突き出されたかもしれないと言われ、さすがに青くなった。

「せ、世界は広いなー。 に、日本の常識で物事を判断するとエライ目にあいますね。 これからは気をつけまーす」
「に、日本でも犯罪だだあっ、この大戯けが!! せ制裁じゃじゃぁー」

半ば諦め気味に突っ込むエンゲージを見ながら、エミは横島のセクハラ癖をしつけ直そうと決意していた。




PM2:35(現地時間)  ローマ空港 


「シニョリータ小笠原!」
「おおーっイタリア!」と、すっかりマナーのあまりよろしくない観光客となっている横島を距離を取って見ていたエミ達の前に、ピートが出迎えに現れる。

「わざわざ出迎えいただけるだなんて、感激ですわ。 他のメンバーはもう?」
言ってる事は堅いが、弾んだ甘ーい声で体を密着させようとするエミ。

「……え、ええ。 あなた達と、あともう一人で全員そろいます」
そのエミにやや腰が引けながらもピートは笑顔で答える。

横島は「ちっ、なれなれしいぞコラ」と小声でつぶやくあが、前回の失態があるのでおとなしくしている。



「お疲れでしょうが、時間がありませんのでまっすぐチャーター機へ……」

チャーター機へ案内しようとするピートに、エミから無言で催促され横島は近づいた。
先日喧嘩を売った事を謝罪をするためだ。

「あーピート、この前はすまんかった。その分、今回の仕事張り切ってやらせてもらうぜ」
口調は棒読みだったが、それでも一応は頭を下げて謝罪する。

ピートには、それが自分達ブラドー島の住人達と他の人間達との共存の可能性の表れに思えて嬉しかった。

「いえ、気にしないでください。 事情を黙っていた僕も悪いですし、なにより仕事をお願いするのはこっちなんですから」
笑顔でスッと右手を差し出し、友情の握手を求める。

横島は差し伸べられた右手にしばし戸惑っていたが、意を決すると右手にペペペッと唾を飛ばした。
そして、そのぬちゃついた右手でピートの右手をしっかりと握り締め、ブンブンとシェイクハンドする。

横島も吸血鬼だのなんだのという偏見は既に拭い去られていたし、仕事はそれなりに頑張るつもりだった。
しかし、エミを攻略するのに邪魔な存在である事に変わりはない。
必要以上に馴れ合うつもりはなかった。

「依頼主になんという失礼をかまし取るんじゃ、ここのボケナスがーっ!」
エンゲージの鎌突込みが、当社比20%増量で横島をズンバリンと切り伏せる。
「グギャーッ そ、それは洒落にならんぞ、エンゲージッ、グゲガバーッ」
エンゲージに抗議する横島のどてっぱらに、エミのヤクザ蹴りが容赦なく叩き込まれる。

「洒落になってないのはオタクなワケ」
そうしてガードを削り、第二撃はを金的に蹴りこむ。

「さっきの機内で恥をかかせてくれた分も含めて、折檻よっ!」。 
エミの横島を見る目は冷たい。 当然だ。 
横島の自覚と見識を確かめるいい機会だと注目していたのに、あんな行動に出るとは。
この馬鹿には、この業界で生きる意味というものをまったく理解できてていないという事実がはっきりとわかった。


「……こ、ここは厳しいっス、使い物にならなくなったら、どーすんですか」
横島は悶絶し腹をかばいながら抗議するが、聞き入れられるはずもない。

「セクハラ男には、似合いの罰よ。 去勢されなかっただけでもありがたいと思うワケ」
エミはそう言い捨てて横島への仕置きをエンゲージに任せ、ピートの右手をウェットティッシュで拭う。

「ごめんなさいねー、せっかくピートが許してくれたのに、ウチの馬鹿アシスタントが恩知らずな真似をして」
「い、いえっ、いいんですよ。 こちらからお願いして来ていただいたんですから」

ピートにとって横島の姑息な嫌がらせよりエミの肉弾攻撃の方が苦手である。
やや腰が引けつつも、人がいいピートは笑ってこの件を水に流した。
その表情を見て、ホッとしながらエンゲージにボコられている横島にエミは目を向ける。

(この馬鹿にはGSとして生きていく覚悟と見識をもたせなきゃね)

GSという職業は、除霊それ自体の技量さえあれば良いという訳ではない。
社会を構成する一部である以上、社会人としての一般的なスキルは当然必要とされる。

そして、一般的なスキルにはコネを得ていく能力も含まれるのだ。

除霊をするのに、自分の霊能力だけで対処できればいいが、それでは無理な場合もでてくる。
今回のように強敵を相手にする為に複数のGSが組んで仕事をする場合もあるし、対処に特殊な物品や技能が必要な場合もある。
そういう時にモノを言うのは、やはりコネ。

(私が令子にちょっと遅れをとっているのは、くやしいけどコネの差が大きいのよね)

美神令子は、一時期廃業していたとはいえ三代以上続くGSの家系の生まれであり、母の美智恵も一流のGSとして有名だった。
加えてその母の縁でこれまた高名なGS唐巣に師事している。
更に名門・六道家とは母の代以前からの付き合いであり、本家の令嬢である冥子とは親友の間柄である。

これに対してエミは、元家出少女でうさんくさい呪術師の弟子であり、自らも殺し屋として裏街道を歩んできた。
そんな新参者が、この広いようで狭い業界で頭角を現すのに、どれだけの屈辱と苦難を乗り越えねばならなかったことか。
それだけやってもなお、今までの行きがかり上充実している警察関係を除けば、コネにおいて令子に大きく水をあけられている状況なのた。

(そして、地縁や血縁でのコネが乏しいのはあたしの弟子である横島にもいえるワケ)

実際横島の知る霊能関係者は、エミと美神令子を介して知る者ばかりである。
しかも横島は、六道の閨閥のホープ・美神令子の面子を潰し、小笠原エミの事務所に鞍替えした、いわば裏切り者だ。
当然、六道の閨閥が好意的であろうはずがないし、その事実は六道の閨閥に属しない者にも影響するだろう。 
つまり横島はこの業界において師匠のエミ以外に頼れるコネがないどころか、潜在的な敵を多数抱え込んでいると言える。
このままでは将来的に大きなハンデを背負うだろう。


今回の仕事を受けたのは、人望が篤い唐巣神父に横島ともどもコネをつける事が大きな目的だったのである。
今回の仕事を機に、唐巣神父の立会いで横島にあのクソ女との手打ちをさせるつもりだったのだ。

(うまくすれば噂の修行場・妙神山への紹介状も書いてもらえるかもしれないし、ピートにも出会えたから、ソレ抜きでもおいしいけどね)

そんなエミの配慮を、この馬鹿はまったく理解していない。
確かにこちらからクドクドと説明はしてはいない。
しかし、少しでも自分で考える能力があるならば、察しが着く程度の周辺情報は与えてある。
それを理解できていないのは、当人に自覚と見識がないからだ。

(自分の人生でしょっ、真剣に考えるのが当然じゃない。 それなのに!)

苦労人である彼女には、横島の怠惰は不快だった。
だから罰として、今から向かうチャーター機で待っているだろうクソ女の事は、横島には教えない事にした。

(自分のケツは自分で拭くワケ。 それに躾の失敗の責任は元飼い主にもあるしね)

かくして横島は、先を急ぐピートのとりなしでエンゲージの仕置きから解放され、チャーター機へと向かった。
そこに待つ者が誰かを知ることなく。




PM2:50(現地時間)  チャーター機内


エミ達とチャーター機に乗り込み、荷物を座席に置いた横島の目に、脚線美が眩しい女性の姿が映った。

セクハラ自粛の誓いなど、忘却の彼方に捨て去って、もっと見せろ、できれば揉ませてとばかりに接近する横島に、どことなく懐かしい匂いのする影が抱きついてきた。

「横島さーん、ついに戻ってきてくれたんですねーっ」
「え゛! お、おキヌちゃん……? と、いうことは……」
美少女に抱きつかれたにも拘らず、ギ、ギギッと錆付いた機械のようにギクシャクしながら女性をよく見る横島。

ああ、この吸い付きたくなるようなナイスバディは! チチは!! シリは!! フトモモはっ!!
「いい加減にしなさい、おキヌちゃん。 あんな馬鹿の事なんてもう忘れるのよ」
そうおキヌをさとしながら、アイマスクを外した女性と視線があった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うわーっ!! び、びがびさーんっ!!」
「よ、横島―っ!? この裏切り者がーっ、どのツラ下げて現れたーっ!!」
そう、最早不倶戴天の敵となってしまった美神令子であった。
起きざまにジャキーンと神痛棍を抜き放っている。

「あれっ? お知り合いですか?」
横島が元々は美神の事務所にいた事を知らないピートが、怪訝そうな声でたずねている。


「知り合いも何もこいつは、あたしの顔に泥を塗った奴なのよ! 何でこいつがここにいるのよっ!」
口と共に手が動き、立て続けに斬撃を加えるが、横島に紙一重で避けられてしまう。

「あ、危ないじゃないですか、美神さんっ!」
「黙れ、裏切り者! 今朝は夢見が悪くてムシャクシャしてんのよっ、おとなしく殴られなさい! さもないと後でヒドイわよっ」
「んな、無茶苦茶なー。 エミさ〜ん、見てないで助けてくださいよーっ」
横島はゴキブリのように機内を逃げ回りながら、助けを求める。

「お二人とも落ちついてください。 これから一緒に仕事をする仲間じゃないですか」
「一緒に仕事をする仲間だからこそしこりを残さないよう。 ケジメはつけないといけないワケ」
二人の間に割って入ろうとするピートをエミが制止する。

「あと一人助っ人がいるんでしょ? ここは私に任せて迎えに行ってらっしゃいな。 大丈夫、帰ってくる頃には丸く収まってるわ」
「そうですか? ……確かに時間も押してますし、この場はよろしくお願い致します」
「ま・か・せ・て。 いってらっしゃいな。 でも、これは私からあなたへの個人的な貸しよ。覚えておいてね」
エミの最後の言葉に、汗をダラダラと流しながらピートは最後の一人を迎えに行った。


一方、エミがピートといちゃついて、まったくアテにならないと知った横島は、嫉妬で身を焦がしながら、今を生きのびる為に他の面々に助けを乞う。

「エンゲージッ、見てねーで助けろよっ! 友達だろっ」
「フン、ワシのようなむさくて陰気な野郎ではなく、ナイスバディな女神様にでも頼んだらどうじゃ」
朝の件をまだ根に持っていた。

「おキヌちゃーん、美神さんに取りなしてっ!?」
「私は・・・・・・私に頼るのは、エミさんどころかエンゲージさんより後なんですね」
「えと、おキヌ・・・・・・ちゃん?」
「横島さんの事なんか、知りません!」
配慮に欠けていたせいで、プイとそっぽを向かれてしまう。

おキヌちゃんからも見捨てられたショックで、逃げ足が鈍り、つかまりそうになるが、なんとか逃れて、次の人を頼る。

「い、いーまトイレから出てきたばかりのドクターカオスっ、助けてくれッ!」
「いや、小僧、何故儂が貴様の為に美神令子と事を構えねばならんのだ?」
「そりゃそーだけどよー。えーと、えーと・・・・・・」
「いい加減、覚悟を決めなさい! これはあんたが選んだ結果なワケ。 男なら落とし前はつけな」
「ま、待ってくださいよ。 俺がエミさんの所に行ったのは、エミさんが誘ったからで・・・・・・」

さすがにエミの一方的な言い分に横島も抗う。

「そうね。 私の誘いを受けてウチに移る事をあんたが自分自身で決めたワケ。 だったら決断の責任はあんたが負うのが筋なワケ」
エミは鋭い目で横島を射抜く、これは横島を一人前にしていく為の試練なので、容赦はしない。
その点、小笠原エミは美神令子よりシビアな女性であった。

「あんたの言いたい事はわかるわ。 当然、私と令子の間でもケジメはつけなきゃいけない。
 でも今、令子が求めているのはあんたとのケジメなワケ。 命までは取らせはしないから、いい加減腹をくくりな」

ドスを利かせたエミの叱咤を受け、もうスタミナが限界に近づいた事もあり横島も渋々覚悟を決める。

「令子も、いいわね。 横島が落とし前をつけたら、もとまずこの仕事中は今までの行きがかりや遺恨を忘れるワケ」 

エミの言う事に結局は従う横島。それが美神やおキヌには癇に障った。 
自分達とは断ち切られた絆が彼らの間に今ある事を感じ取ってしまうから。

「ヘェ、エミにはそういうふうに躾られたんだー。 ま、良いわ。 確かにブラドー島に着いたら遊んでる暇はなさそうだしね・・・・・覚悟は良いわね、横島君」
美神は凍えつくような笑みを浮かべ、横島に殴りかかる。


「よ、横島さん!?」
おキヌが惨劇を予想して、思わずその場から目を逸らす。
だが、機内に響いたのは聞きなれた打撃音ではなく、ガキーンと何か硬い物がぶつかる音だった。


「ほう、意外にやるではないか、小僧」
カオスの言葉におキヌが恐る恐る視線を戻すと、美神の神痛棍は横島が発生させた光の盾のようなもので防がれていた。

「横島……さん?」
「なん……ですって」
呆然とするおキヌ同様、否、それ以上に美神の驚きは大きい。

一応手加減はしているとはいえ、かつての折檻の打撃とは速さも重さも段違いのその一撃を、横島は防いだのだ。
それも「霊能力」で!信じられなかった。

「あんた、何なのよ、それは! なんで、あんたがそんな力を使えるのよっ!」
ヒートアップする美神に、エミの勝ち誇った声がかかる。
「私が育てたワケ。 引き抜く時言ったでしょう。 こいつこそあたしが求める人材、あたしこそこいつを使う人間だって、ね」

「グギギギギギ」
悔しさをにじませる美神に、エミが追い討ちをかける。
「まぁ、珠は磨かなきゃ光らないのは当然よねぇ。 どんな人材も使いこなせる人間の元にいなければ、豚に真珠、猫に小判。 それとも、この場合、良禽は木を択ぶ、かしら。 オーッホッホッホ」

「あ、煽らないでくださいぃーっ、エミさーん! つーかこのままじゃ俺本気で殺されるー!!」
横島は涙目になって訴えたが、もう遅い。
そもそもこの騒ぎは美神へのケジメであると共に、エミからの折檻でもあるのだ。
そして、今にもゴゴゴゴゴッという背景音を発しそうな勢いで美神の霊力が高まっていく。

「よ、ヨ゛ゴジマ゛ァァー」
嫉妬と恥と怒りに満ちた叫びがあがる。
鬼がいた。そこにいるのはまさしく般若と化した、人間とは別の生き物だった。
嫉妬と怒りと悲しみの神通棍が唸りをあげる。

横島も恐怖のあまり、膝が笑いそうになるが、命が惜しいのでサイキックソーサーの出力をあげる事に専念する。
アレは避けられない、避けても当たるまで連続攻撃が待っている。
ならば、全ての力を受け流す事に注ぎ生還を期するのみ。


そして、それは来た。
最高のGS、美神令子による神通棍最大出力の連続打撃。

ガキーン! ガキーン!
一撃目は凌ぎきった。
二撃目もなんとかスレスレながら受けきった。

だが、三撃目。
受け流す事も、凌ぐ事もできそうにないと判断すると、身体が勝手に動いていた。
サイキックソーサーを消して身体の霊的防御力を戻すと共に、攻撃に割けるありったけの霊力を込めた右手の一撃を放つ。
エンゲージとの朝のドタバタの中、半ば命がけで身につけたカウンター。

ドギャアアッ
美神の一撃が先に決まり、横島は打ち据えられて血の海に沈む。
さらに四撃・五撃と続き、怒りの制裁は彼がボロ雑巾になるまで続いた。


だが、それでもエミは弟子の健闘に満足していた。
実力差は圧倒的だった。 だが、それでも横島はかつての飼い主に一矢報いた。

美神は、左脇腹を押さえながら折檻を続けている。
先に一撃を受けた為威力は激減しつつも、美神に決まった横島の右手の一撃。
それは確かに美神にダメージを与えていたのだ。
意識してのものではなく条件反射の産物にすぎないにしても、それは彼にしては大殊勲であった。
原作ではそれを成し遂げるのはルシオラと約束を交わした後なのだから。


「この飛行機で〜行くんですかぁ〜」
「ええ、シニョリータ六道」
ピートが冥子を連れてきた時には凄惨な制裁も終わっていた。

横島忠夫は美神令子からとりあえずの許しを得たのだ。


そして、騒動の余韻と混乱をそのままにチャーター機は飛び立つ。 吸血鬼の島に向けて。 
冥子がショウトラの心霊治療を思い付くまで、生き延びろ! 横島忠夫!
いつの日か、エミのナイスバディを我が物にする為に。
横島が小笠原事務所に居残った経緯は以下の投稿でご確認いただければ幸いです。

「小笠原エミを攻略せよ! 新装版」
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10085

小笠原エミを攻略せよ! 新装版 ブラドー島編1「宿敵邂逅」
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10089

小笠原エミを攻略せよ! 新装版 ブラドー島編2「再会と和解?」(前編)
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10094

次話
小笠原エミを攻略せよ! 新装版 ブラドー島編3 「奇襲」(前編)
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10101

[mente]

作品の感想を投稿、閲覧する -> [reply]