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小笠原エミを攻略せよ! 新装版

これは、諸般の事情で対象こそ変えたものの、それでもなお無理めの女をモノにせんと戦う少年の、哀と煩悩の物語である。




AM6:00  都内某マンション 
GSアシスタント・横島忠夫のさわやかな朝は始まる。


「かったりーなー、眠みーなー、まだ寒いし、あと五分寝とくか・・・・・・」
「けけ契約は絶対いいっ!!」

まどろもうとした横島だったが、迫り来る殺気にあわててベッドを脱け出す。

その直後
びしゅっ、ざくっ。
横島のベッドに鎌が突き刺さった。
契約の神エンゲージの鎌だ。
エンゲージは、横島が小笠原エミGSオフィスと改めて交わした雇用契約ならびに就業規則の守護者としてくくられている。

「サギだあっ! 『規則正しい生活をする』だとー。 就業時間外まで縛られるなんて聞いてねーぞ! 俺の自由で乱れた生活を返してーっ!」
「契約は契約だだあっ!」

泣けど叫べど、聞く者はなし。
みんなもハンコを押す前には、しっかり内容を確認をしようね。

とはいえ、横島が言うほどサギという訳ではない。
かつてより改善された点も多いのだ。

たとえば、住居。
最初の契約どおり、社宅としてマンションが提供された。
ただ、これにも裏があり、部屋にはエンゲージの力を強化する呪がかけられている。

「さーてと、朝飯にすっか。 今日の献立は何だったっけ?」

就業規則で、エミの決めた献立通りに食事を取る事が義務づけられている。

「・・・・・・ヤモリの姿煮?・・・・・・今日も? またぁ!?」

茫然自失の時が過ぎ、怒りの叫びを上げる。
 
「いーかんげんにしてくれ! もう、1週間も同じだぞっ。 いくら霊力の回復にいいからって、毎日これじゃあやっとられんわ!!」

一度叫び出すともう止まらない。

「人間の三大欲求を舐めんなー。 朝寝は駄目、食いモンのゲテモノ料理・・・・・・そんな生活させるなら、ちっとはサービスせんか一。 その体、一晩ぐらい自由にさせろー」

煩悩まみれの雄叫びをあげ続けていく。

「フ、フ、フッ、もう決めた! 決めたぞー。 今日は俺は卵焼きを食うッ!
 食に飢えた今の俺は、まさしく修羅、何人たりとも俺の邪魔はできーんっ! 
 さ、作るぞー、卵焼きをっ!!」

気迫を込めて、冷蔵庫に向かい、卵を取り出そうとする。

びた

鎌が首筋の動脈を捉えていた。

「契約にそむく者には、死と地獄うう!!」
「・・・・・・わかりました、わかりましたから、この鎌どけてください、お願いします・・・・・・」
勢いだけで、覚悟は完了していない横島だった。

そして、今日もまたエンゲージと味気ない朝食を取る。
(美神さんの所にいた時は生活苦しかったけど、おキヌちゃんが朝ご飯作ってくれたりしてたのになぁ。 
 何が悲しゅーて、こんなのと一緒にこんな飯を食ってんだろ、俺)


つらつらと考えてみる。
もしかしたらあの時、エミさんが逆流する呪いから逃げるのに付いていかず、あの場に残っていればよかったのかもしれない。
そうしておけば、おキヌちゃんが美神さんにとりなしてくれただろうし、元の鞘に収まったかも、とは後で思い至った可能性だ。
実際、おキヌちゃんはその後何度も学校まで「帰ってきてください」と言いに来てくれたし。

でも、もう遅かった。 
赤字を出した美神さんの怒りが恐くてエミさんと一緒に逃げ出した俺は、美神さんにとって完全にエミさん側の人間な訳で・・・・・・。
面子を潰された上、赤字まで出す羽目になった美神さんが許すはずもない。

あの後どこまでも追ってくる呪いを祓う為、エミさんは俺を盾にした。
この人は美神さんよりタチが悪いと思い知ったが、それも後の祭り。
生き延びる事ができたのは、相手が自分の煩悩だったからか呪いごと俺の中に取り込んでしまったからだ。
その結果幸か不幸か、俺は霊能力に目覚めた。
そして、すさまじい邪欲を霊力に変える様を目の当たりにしたエミさんに、改めて自分の所に来るように誘われたのだ。 
今度は従業員兼弟子として。 

他のアシスタント3人の内、ヘンリーとボビーがリタイアし、ジョーも辞めたがっているという人材難な状況でもあるし、
「自分の呪いを取り込んだ」=「自分の呪いに高い免疫を持つ」人間を放置できないし、という事らしい。
一度は辞めようとしたし、何よりエミさんの性格の悪さを思い知ったばかりだったのであまり気がすすまなかっったのだが・・・・・・。
あのおっぱいが背中に当たる感触に、耳に掛かる吐息に・・・・・・未練があった為、ついついうなずいてしまったのだ。

我ながら血迷ったとしか言いようがない選択だとは思うが、男なら誰だって俺と同じ選択をしただろう。
というか、エミさんのあのナイスバディにすりすりされて肯かない奴は男として終わっている!
ああ……あのチチシリ、フトモモ……。

結局、再契約での雇用条件は、イケニエ無しの時給制でコンビニのバイトレベル+α(社宅完備・危険手当別途支給)になった。 
イケニエ有りなら「年俸二千万、完全週休二日制」だったが、さすがに寿命を金には換えたくない。
世界にはまだ見ぬ姉ちゃんが満ちあふれているのだから早死には損だ。
それに、弟子として師匠のエミさんから研修を受ける時間も時給が支払われる契約なので、学生のバイトとしては破格の好条件だろう。
美神さんの所での扱いに比べれば、天と地の差だし。
その分、女っ気は少ないけど。


(だが、俺はあきらめん。 美神さんはもう無理だろうから、こうなったらエミさんを俺のモノにしちゃる。 みとれよー!)

横島の煩悩と邪欲は朝から全開だった。




PM2:00  横島の高校

ポカポカと暖かな光が差す中、世界史の授業が続いていた。
昼食後でもあり、睡眠不足を解消するには最適の授業だ。
ちらほらと船をこぎ出す生徒多数にまじり、横島も安らかな眠りを・・・・・・

びしゅっ、ざくっ。
鎌が机に突き刺さる。

「け、契約違反!! せ制裁だだああっ!!」
そう、就業規則には「学業をおろそかにせず、出席する際には真面目に授業を受ける」という条項もあるのだ。

「起きますっ、起きますから許してー。 堪忍や、仕方なかったんやー」
どつかれて泣き喚く横島のおかげで、クラス全体の眠気が吹っ飛ぶ。
エンゲージに許しを請う横島に、教師が口添えをする。

「エンゲージさん、おかげで他の寝ている者も目を覚ましたようですし、今回は大目に見てやってください」
「むぅ、そなたがそう言うならば仕方がない。 今回はこれで勘弁してやろう」

何故か仲がいい、教師とエンゲージ。
そもそもこんな存在を許容する事が不可思議だ。
だが、その訳はエミの配慮、あるいは策謀にあった。

GSや呪いの都合上、アシスタントである横島は学校を頻繁に休む可能性がある。
退学になろうが、留年しようが、横島の自己責任と言うべきかもしれないが、
未成年の学生を雇用する事業主としては、高校から文句が来ないよう気をつかうのである。
それに何分にも、呪い屋などという後ろ暗い稼業の身だ。
労基署や教育委員会といった余計な勢力の介入など、避けられればそれに越した事はない。
その結果が、就業規則への学業規定の盛り込みであり、目に見える形での保証としてのエンゲージの投入であった。

エミはわざわざ「師匠」として高校に面談に赴いて、横島の事務所移籍について説明した上で交渉したのだ。
その話を聞いた時、教師側は半信半疑であったが、横島に無理矢理授業を受けさせるエンゲージを見て、認識を改めた。
しまいには、先生達とエンゲージが茶飲み友達と化す始末である。
休んだ日には補講の代わりに大量の課題が出される事になり、横島はエンゲージに監視され、泣きながらこなしている。
さらにエミの配慮でオフィスでも課題をする事を許し、あまつさえ、その時間の分も時給を払ってくれている。
また、ジョーもたまに英語などを教えてくれるし、かなりの好待遇である。
これらの処置によりエミは学校側から横島の事実上の保護者として認知され、篤い信頼を受けることとなった。
そしてその事実はグレートマザー襲来に際してエミの立場を大幅に強化することとなるのだが……それはまた後の話。

エミが横島の学業にここまで配慮したのは、彼女が本気で横島をGSとして育てようとしている為である。
GSは、知識を蓄え、状況に応じて活用し、機転が効かねば生き残れない。
学校の授業や課題も、頭を使う訓練と思えば、やりきった方がGSの職務に益があるのだ。 
歴史、地理、公民、物理、化学、生物、地学、漢文、古文、外国語などは、GSに必要とされる知識と重なり合う点も多い。 
さらにメゾピアノや愛子と言った付喪神達への対処まで考えると、全教科全活動に無駄なものなど無いと言える。

そこら辺、学校に行けなかった事で苦労したり、補う為に努力せねばならなかったエミはわかっている。 
だからこその師としての配慮なのだが・・・・・・。

「エミさんのあほーっ。 学校でくらい自由にさせろーっ」

師の心、弟子知らずであった。




PM7:00  小笠原エミGSオフィス


横島の修行の時間である。
目覚めた霊能力、サイキック・ソーサーを展開しているが・・・・・・

「ああっ、煩悩が足りないから消えてしまう!
 エミさーん、修行を進める為に、ここは一発、上着を脱いで・・・・・・」

言い終える前に蹴りが飛ぶ。

「甘えんじゃないワケ。 せめて、それくらいは安定して出せるようにならないと話にならないわ。 
 ヘンリーとボビーの代わりもいないし、除霊中の事故で死にたくなかったら、 とっとと霊能力を使いこなせるようになる!」

エミに甘えたり泣き言を言う横島に対して、鉄拳制裁の嵐が吹き荒れる。
超スパルタ教育である。 エミには教師の才能はないが、調教師並びに師匠としての才能はあるようだ。
横島の生傷は、美神の所にいた頃より当社比25%増量中である。
セクハラ後になだめてくれるおキヌちゃんがいないし、訓練などでも制裁されるから当然だが。 

エミには、横島の態度が歯がゆい。 
彼女は人生の裏街道を歩み、必死の思いではい上がって現在の立場を手に入れた苦労人である。
その彼女にとって、才能があるのに自覚を持たず、向上心が見られない横島は、存在自体が許せない。
縁があって弟子にした以上、性根から叩き直す必要があるように思えるのだ。

だが、彼女も横島も気付いてはいないが、現時点では世界で一番横島を評価している存在はエミなのである。
「どうしようもないセクハラ煩悩少年」「愛すべき大馬鹿野郎」
性別や付き合いの深さによって変わるが、横島に対する世間の評価はこんなものだ。
しかし、エミは「叩き直せば使い物になる」と潜在能力は認めている。
最初の理解者が小竜姫や美神ではなくエミであったという事が、横島にとって吉と出るか凶と出るかはわからないが。


そんなこんなで修行を終えると、今日の仕事場に向かう。

「横島! さっきの修行で学んだ事を忘れずに、きっちり仕事をしなさいよ。 
 チームが二人欠けているんだから、下手を打ったら死ぬワケ」

エミが激励とも脅しともとれる言葉を、横島に掛ける。
横島は「脅し」ととって震え上がり、更にガチガチになる。
エミはそれを見て、今日何度目かの失望を覚えていた。 




PM10:00  除霊場所の邸宅


横島はジョーと共にバンを降りて、エミの周囲を固める。
廃屋に慎重に侵入する3人。
だが、待ち構えていたかのように、悪霊が大挙して群がってくる。

「あぶどーる だむらーる べーるえす ほりまーく・・・・・・」

エミが、霊体撃滅波を放つ為の踊りに入る。
これから3分間、ジョーと二人でガードし続けねばならない。
この大群相手に、たった二人で。

「無茶言うなーっ、こんなん二人で止められるかーっ」
「前を見ていろ!! それに、今日修行した力はどうしたっ!」

いつものようにパニックを起こす横島をジョーが叱咤する。
相棒がいつまでも見習い気分では、彼も困るのだ。
命が掛かっているだけに、必死になって修行通りにやろうとするが、焦って余計に力が出せない。

「ぐふうっ!!」
「ジョー!!」

結局、ジョーが肉の壁となり、ガードする。
ダメージが大きく、すぐには態勢を立て直せそうにない。
次の攻撃は横島が一人で防がねばならない。

横島が、一人で。

「ひ、一人じゃ無理だーっ! エ、エ、エンゲージィーッ! いるんだろっ、たまにはテメーも手伝いやがれ、コンチクショー!」

つくづく、自分に自信がない男である。

「け契約外だ!!」

必要ないのに、一応答えるエンゲージ、情が移ったか、単に律儀なのか。

「なにーっ てめぇ、そういうても昨日は物理の皆本と茶ぁー飲んどったやんけー。
 あれは、契約にあるんかー? ないんなら、あれも契約外や、こっちもたまには手伝わんか一っ」

恐怖で言う事が支離滅裂になっている横島。
エンゲージも今度は相手にせずに、姿を消す。
横島は本当に一人で、エミに押し寄せる大群をどうにかしなければならない。
でなければ、死ぬか、怒り狂ったエミに死んだ方がマシな目にあわされる事は確実だ。

どちらも嫌な横島は、迫り来る悪霊を前に、なんとかやりくりしてサイキック・ソーサーを作り出し、受け止める。
さらに迫り来る一団に向け、投げつける。
それで肉迫してきていた連中は、とりあえず排除できた。

(これならなんとか、今日も3分は持ちこたえられるか)

ほっと一息つくが、気を抜いたその瞬間、新たな一団が突っ込んでくる

「どわーっ、たっ、たっ」
「グッ、グフッ、グアッ、ゲッ」

横島はサイキック・ソーサーで、ジョーはその肉体で霊を阻み続ける。
絶え間ない攻撃に、肉体的には無傷の横島はともかく、ジョーはもう限界だった。
ドキャッと勢い付けた霊がぶつかる

「どわあっ!!」

ついに崩れ落ちるジョー。

(間に合うか? それにすぐにもう一個作れるか? ええいっ、ままよ)

横島は、ジョーを突破しようとする霊とそれに続こうとする霊をサイキック・ソーサーでまとめて吹っ飛ばすと、
踊りを邪魔しないようにしつつ、エミのすぐ前に立つ。
すぐにサイキック・ソーサーが出せるかわからないが、駄目なら体で止めるだけだ。
最近までそうしてた訳だし。

次の一団が迫ってくる。
まだか・・・・・・まだか、まだか!

「いよっし、出たーっ」

なんとかぎりぎり間に合ったサイキック・ソーサーをかざし、ガードを続ける横島。

「えこえーこ あざらーく えこえーこ ざめらーく」

エミの踊りも終盤だ。 
だが、そのエミに向かって、また、一団が突っ込んでくる。
横島はエミの踊りを盗み見て、煩悩を充填しながらサイキック・ソーサーをかざし、エミを守ろうとする。
しかし、数が多すぎて、自分の身を庇いながら守りきるのは無理そうだった。

「チクショーっ、しょせん俺はヨゴレ担当かーっ」

叫んで踏ん切りを付け、エミをサイキック・ソーサーと自分の身の両方でガードする。
サイキック・ソーサーに霊達の圧力が掛かった。
さらに、横島の肉体にも攻撃が届こうとした、その瞬間。

「霊体撃滅波ッ」

悪霊達は吹き飛ばされた。

そのエミの勇姿を見ながら、横島は思い出していた。
あの時、エミに付いて行ったのも、霊能力に目覚めたのも、すべて。
エミを守りたいと、心のどこかで願ったからだったと言う事を。




傷だらけになりながらも、今日も除霊を終えた。
横島の頑張りを見て、弟子の将来に少しだけ希望が持てそうになったエミが話しかける。
思えば、見所があると思ったのも、こいつのこういう一面に対してだったなと思い出しながら。

「しかし、オタクもよく防ぎ切れたわね。 意外と度胸あるワケ。 
 サイキック・ソーサーは全煩悩を一点に集中する技だから、他の場所は霊的に無防備になって、
 そこを攻撃されたら死ぬ可能性もあったのに」

エミの言葉に、横島は自分の行動の意味をようやく悟って、呆然となる。  

「へ、え、あ、そ、そうなんですか、エミさん!?」
「そうよ。 ん? ……ちよっと待ちなさい。
 この事はサイキック・ソーサーの性質について解説した時にしっかり言って置いたわよ。 
 アンタ、弟子のくせに、師匠の言う事を聞き流すとはいい度胸なワケ」

目を険しくしたエミの言葉に、震え上がる横島。

「い、嫌だな、エミさん。 夢中になってちょっとうっかり忘れてただけで、ちゃんと聞いてますって、覚えてますって」
「・・・・・・除霊する時は、冷静に彼我の状況を分析しなさいって、何回言ったか覚えてないの? オタク・・・・・・」

ふくれあがるエミの圧力に、逃れようとする横島だが、思うように動けない。

「あ、あは、あはははははっ、なんか、腰が抜けて、動けないっす。 ああっ、待って、折檻は堪忍やーっ」

逃れられない事を悟ると、近づいてくるエミに謝り倒そうとする横島。
エミは、それには応えずに、横島に肩を貸してやる。

「へっ、エミさん!?」
「色々と言いたい事はあるけど、一応助けられたワケだし、今日は言わないでおくわ。 
 その代わり、明日からはもっとビシビシ行くワケ。 オタクも気合い入れていくっ!」
「ヘーイ」
「・・・・・・返事はハイなワケ」
「ハイッ、わかりました、エミさん」

なんだか、ほのぼのと盛り上がる師弟の脇で、ジョーが一人いじけていた。

(わ、私も頑張ってるんですが・・・・・・所長。 くぅーっ、今度こそ辞めてやる、辞めてやるったら辞めてやるんだー)




かくして、エミとの絆は少しだけ強まった。
だが、満足するな、更なる高みを目指せ、横島!
戦え、そして強くなるのだ!
小笠原エミの隣に立てる男になるために!!
君の生涯の宿敵にして、この展開のラスボス、ピートが現れる日は迫っているぞ!!
後書き
久しぶりに投稿いたしました輝剣と申します。

この投稿は以前GTYに投稿しました「小笠原エミを攻略せよ!」に多少の加筆修正をおこなったものです。
誤字誤用を修正し仕切り直しをする形で改めて連載投稿をしていきたいと思っておりますので、お付き合いいただければ幸いです。

内容的には「上を向いて歩こう!!」で横島が、エミの元にとどまり、しかも、霊能力に目覚めたというif物という事になります。

今後の更新ですが、一週間弱の間隔を置いて旧作の新装改訂版を投稿し、来年から新作パートに突入、ブラドー島編完結まではペースを維持していくというスケジュールを考えております。

それでは次回投稿予定の今週末にてお会いしましょう。

次話
小笠原エミを攻略せよ! 新装版 ブラドー島編1「宿敵邂逅」
http://gtyplus.main.jp/cgi-bin/gty/read.cgi?no=10089

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