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tea break 〜 絶チル 77th senseより 〜

※ 「絶対可憐チルドレン 77th sense. 国王陛下のチルドレン(2)」(07/13号)
 のネタバレが含まれています。未読の方はご注意下さい。

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「ならば戦って死ね」

 突然現れてチルドレン一行へ攻撃を仕掛けてきた女性。しかも本人曰く、超度7だそうです。宮殿内でいきなり攻撃してきたり、物騒な台詞を吐いたり、目が病んだ感じになっていたりと、かなり危険な上に不安定な人物でもあるように思えます。彼女の存在が、皇太子がエスパー派遣を要請した理由なのでしょうか。

 そういえば、インパラヘンには外国の機密も見通せる程のエスパーが、王室顧問の巫女として存在しているとの事です。例えば、ケンを超える超度を持つ遠隔透視能力者というのが妥当な所だと思うのですが、ケンが超度6ですから、その彼女は超度7になってしまいます。チルドレンはともかく、超度7のエスパーが世界最小の国に2人もいるのは少々不自然に感じます。
 では、ラストに登場した女性と件の巫女は同一人物だったとしたら? しかし、自分を倒す者としてチルドレンを指名し、尚且つその考えを蔑むような発言をするなど、言動が矛盾してしまいます。そこで思い当たったのが、二重人格。

 実は、巫女として超度7のESP系能力を操る表の人格と、物騒な超度7のPK系能力を揮う裏の人格を持つのがインパラヘン王国の巫女の正体。普段は表の人格が裏の人格をしっかり制御していたが、最近になって抑えが効かなくなり裏の人格がたびたび暴走。表の人格が皇太子を通じてチルドレンに助けを求めた、というのはどうでしょうか?
 ついでに巫女は皇太子の妻か婚約者で、皇太子がやや強引なアプローチでチルドレンをインパラヘンへ連れ出したのも、内心では巫女の身が心配で結構焦っていたから、とか。

 さて、二重人格の巫女説、如何なものでしょうか?


 ちなみにこの場合、皇太子がチルドレンに色目を使うのは、お国柄もあって愛をいくつも持っているタイプだったから、とか(^^;

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