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tea break 〜 絶チル 72nd senseより 〜

※「絶対可憐チルドレン 72nd sense. スキャンダルの館(1)」(07/07号)
 のネタバレが含まれています。未読の方はご注意下さい。

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「いや、大学の研究室に、すんげーきれいなコがいたんですけど――」

 タイトルにある「スキャンダル」とは、皆本のコメリカ時代の女性関係の事でしょうか。皆まで言わせずに賢木を昏倒させるくらいですから、よっぽど触れられたくないのでしょう。それも、単に皆本がその過去を恥だと思っているだけではなく、件の女性当人が話題にしたくないような類の人だったように思えます。おそらくは、外見や外面は良いが実は何重にも猫を被った、腹に一物も二物もあるような、あるいはかなりアブノーマルな性格をした女性だったのではないでしょうか。
 「大学の研究室」が賢木の留学先の事なら、その女性も医学生という事になります。性格がアレな医療関係者となると……マッドドクター(の卵)? やっぱり怪しげな薬を開発したり、その犠牲者が皆本で、拉致監禁された挙句に人体実験されかかったりとか?

 ――と想像しましたが、ここは敢えて「皆本以上の飛び級で大学に入った、チルドレンよりやや年上程度のコメリカ人の女の子。もともと大人びた性格と容姿をしていたのと、人種の違いからコメリカ人の年齢は分かりにくかったせいで、その事に気付かなかった皆本がアプローチをかけてしまった」という説を推します。かつて賢木が口走った「皆本は小さい女の子に見境ない」発言は実は本当だったと(笑)。

 さて、「すんげーきれいなコ」の正体、如何なものでしょうか?


 ……やっぱり、最終的には末摘女史の催眠能力でその女性を再現するのかしら。

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