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tea break 〜 絶チル 71st senseより 〜

※「絶対可憐チルドレン 71st sense. ギフト・オブ・チルドレン(5)」(07/06号)
 のネタバレが含まれています。未読の方はご注意下さい。

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     「サンデーCM劇場『絶対可憐チルドレン』編?」





 深夜、都内のガソリンスタンド。
 消防隊員と打ち合わせをする皆本。
 皆本、ガソリンスタンドの看板に腰掛け待機している薫、葵、紫穂を見上げる。

――暗転。皆本の回想。

 日中、火災と爆発が次々と起こる都心。
 倒壊しかけたビルの上で皆本が“破壊の女王”に熱線銃を向けている。
皆本 「動くなッ、“破壊の女王”! いや……薫ッ!!」
薫 「あたしがいなくなっても何も変わらない。他の大勢のエスパー達は、戦いをやめないよ」

――暗転。

 暗闇の中、熱線銃を掲げた姿勢のままの皆本。
 皆本の背後に、浮かび上がるようにして現れる兵部。
兵部 「君だってどうせいつかその手を放すさ……。同じ予知を聞かされたときの僕の仲間のようにな」
 兵部の声に皆本が振り返るが、既に兵部は消えている。

――暗転。皆本の回想終了。

 深夜、都内のガソリンスタンド。
 自失状態の皆本にイヤホンから薫の声。
薫 「何やってんだ皆本――っ!! モタモタすんなっ!」
 我に返る皆本、薫の方を見る。

――暗転。

 バベル本部、司令室。
 “懸案事項666号”のデータを映したモニターの前に立つ桐壺と柏木。
柏木 「局長」
桐壺 「ああ、未来は彼らの手の中にある……!」

――暗転。

 深夜、都内のガソリンスタンド。
 夜空の向こうから墜落してくるセスナ機を見つける皆本。
皆本 「あれが事故の正体か!!」
薫 「あたしたちの出番だろ!? とっとと始めねーと、帰っちまうぞ――ッ!!」
皆本 「……のヤロ! 薫、葵、紫穂!」
 薫、葵、紫穂の順に確認し、携帯電話を取り出し操作する皆本。
 チルドレンのリミッターが発光する。
皆本 「特務エスパー『ザ・チルドレン』……解禁!!」
 皆本の掛け声と共に、セスナ機に向かって飛び立つチルドレン。

――暗転。CM終了。










――おまけ。

薫 「キミも新チルドレン・ギアで強くなろう!」
葵 「今ならほんまにパワーアップできるんやで!」
紫穂 「やっぱりカード式にした方が――」
皆本 「だから、余計な気をまわさんでいいッ!!」

――暗転。今度こそCM終了。
 チルドレンのESPリミッターがリニューアル。前回も変身シーン(のようなもの)がお披露目されましたし、完成原稿速報等でも何やら企画が進行している事を窺わせる記述がちらほら。
 こういった事から絶チルのアニメ化が囁かれる中、本編ではパンドラ(兵部)と対決するエピソードがまだ不十分な為、本格的にアニメ化するのは時期尚早という思いも個人的にはあるのですが、ついつい期待してしまうのがファンの心理でして。皮算用にならない程度に妄想を膨らませて出来た絶チルのCMの予測だったりします(^^;

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