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tea break 〜 絶チル 61st senseより 〜

※「絶対可憐チルドレン 61st sense. 逃亡者(2)」(06/46号)
 のネタバレが含まれています。未読の方はご注意下さい。

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(「カオル」カラ―――――離レロ、人間……!!)


 朧さんから何かを嗅ぎ取り、旧日本軍の研究者と思しき男達を連想した桃太郎。彼が嗅ぎ取ったものとは一体何なのでしょうか?
 チルドレンは人間でも子供だから大丈夫だけど、朧さんは人間の大人だから? それとも、旧日本軍の超能力研究の流れを受け継いでいるバベルの職員だから? あるいは、行き倒れた後で出会った4人の中で唯一の普通人だから? もしかして、年齢不詳の彼女は実は蕾見管理官と同じく戦前生まれで、彼女自身が超能力実験に携わっていたから――?

 色々な可能性があるのですが、「朧さんの祖先(例えば祖父)は旧日本軍の超能力研究者の一人で、桃太郎はその血の繋がりを嗅ぎ取り敵意を顕わにした」という説はどうでしょうか。
 この場合、彼女がバベルに入ったのは、祖先とは違った形で超能力の開発に貢献したいと考えたからとか。あるいは、祖先の事は全く知らずに、偶然似た道を歩む事になっているとか。マッスル・大鎌が手に入れた情報とは、こういった彼女の背景についてのものだったとか。

 ――ちょっと脱線しましたが、ともあれ「朧さんは研究者の子孫」説、如何なものでしょう?


 尚、この説には、彼女に「裏の顔」はあって欲しくないという願望が多分に含まれています(^^;

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