5171

横島とチルドレン−05−

伊−009号から未来を見せられた横島。
彼は9号に、異空間に住まないか?、と聞いた。
「[何故?ワタシハえすぱーダ。ソノ力ガ欲シイノカ?]」
「違う。お前、ずっと一匹で暮らしてたんだろ?寂しくないかな、と、思ってさ…」
「[寂シイ?………タシカニ、ソウカモシレン…………]」
「よし。じゃ、決まりだな」
横島は手の平に霊力を込め、凝縮させ、双文珠を造った。
「さて、あんまり俺の能力を公(オオヤケ)にしたくないもんでな。
これで転移してもらおう」
「[ソレハ、“文珠”カネ?ドコマデ人間離レシテルノヤラ………]」
少し失礼な事をいわれながらも実行した。

その後浮上し、みんなの下へと戻り、遊んだ。
現在の横島は、見た目30歳の三十路に入った男だ。が、本当は外見を変えているだけで、年などとっていない。
 
そして一週間、チルドレンやシロタマは遊び疲れ、横島達は帰る事となった。
その一週間の間、エミ達とも連携しながら霊力の特訓をしたりし、僅かながらもチルドレンは霊力が上昇した。

そして、チルドレンは学校に行くための養育システムに入る事となる。
まずは、普通の人(ノーマル)達の常識やら普通の人の考えやらなんやらを学ばされ、次に普通の人に悪口をいわれた時の対象の仕方を学んだ、が、余りにも黒い内容だった。
「………あたし達を腹黒にしたいのか?」
が、薫の第一声だ。

「え?……来月から……行くの?」
「ああ。その時期が丁度いいだろ。大抵の事は霊能力のせいにすればいいが、行き過ぎた事はしてくれるなよ?」
「「「はーい」」」
チルドレンが元気良く返事をすると、横島はチルドレン達の頭を撫でた。
「それと、霊力による体力強化をし過ぎるなよ?強すぎてもダメなんだから。
それと、アイテムは常に意識下にしまっておくように。Are yuo ok?」
「ok!」
こうして、来月からチルドレンは学校に通う事となった。
続く
な、なんか………ヘタくそですよね。
文才が欲しいです。

[mente]

作品の感想を投稿、閲覧する -> [reply]