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TAKE3(エピローグ)

「さすがにこれ以上は近づくと拙いな。ある程度は覚悟していたんだが、まさかこれほどとは‥‥」
 木々の間に見える建物を忌々しそうに目をやる銀髪・学ランの青年。

そこに現れる黒服の一団。青年の冷ややかな視線に
「何だお前は?! さっさと立ち去れ、でなければ痛い目を見るぞ !」

そのどう見ても普通ではない服装と数を頼んだ威圧は大抵の人間を回れ右させるほどだが銀髪の青年には何ほどの影響を与えたようにも見えない。

かえってざわつく黒服の一団。うち一人が首をかしげ
「待てよ?! 銀髪に学ラン‥‥ どこかで聞いた気がする。お‥‥ お前は兵部京介?! エスパー犯罪史上最悪の犯罪者の」

「ご名答! さすが”普通の人々”、自分たちの敵はそれなりに知っているってところか」
 銀髪の青年−兵部はせせら笑う。

「余裕だが、強がりはよせ! どんなエスパーもここじゃノーマルと変わらない事は判っている‥‥」

ずだーん! 台詞半ば、銃声と共に膝をつく黒服。
「な‥‥ なぜエスパーが銃を?!」

「ここに銃があるからさ」兵部は硝煙の漂う銃を軽く誇示する。
「僕は君たちが生まれる何十年も前から色々な敵と戦っているんだ。超能力が使えない時の戦い方も得ている。それに」
すっ かざされた掌が向けられた男が意識を失い崩れ落ちる。
「たしかに超能力はほとんど使えないが、それでもこの程度の事はできるんだ。知っているかい。人間って簡単に死ぬんだよ」

 確信していた優勢があっさりと崩され動揺が広がる”普通の人々”。軽く前に出る兵部に押されるように後ろに下がる。

そこに
「人間、引き際が肝心! 逃げられる内に逃げとかないと命を無駄に捨てる事になるだけだよ」
との声。その方から姿を見せたのはかなりの高齢を思わせる容姿の女性。もっとも、すらりと伸びた姿勢や張りのある声は外見とはかけ離れた若々しさを感じさせる。

「ババァ お前も仲間か?!」”普通の人々”の一人が恐れを隠すように荒々しく怒鳴る。

「いきなりなご挨拶だね! 今時の若いモン(者)は年長者を敬う気持ちてぇのがないのかねぇ」
老女はやや芝居がかった調子で嘆くと手にした特殊警棒を手慣れた感じに一振りして伸ばす。
「こういう礼儀知らずの連中をきっちりと”教育”するのも年寄りの務めだろうね」

自然体の中にもあるプレッシャーにたじろぐ一団、『前門の狼、後門の虎』という状況に”狼”を選択、一点突破とばかりに老女に向かう。

 その眼前に老女が取り出した紙片が宙に舞う。
 乱された視界にできた隙、鋭く踏み込んだ老女の攻撃が全員の急所を打ち抜いていた。

うわっ! ぐっ! ぎゃ! と短い悲鳴と悶絶し倒れ込む黒服の全員。

「だから、引き際が肝心だって言っただろ。まぁ、おっかないエスパーに皆殺しにされるよりはマシだろうけど」

「そういうことだ」
 一人、少し急所を外したのか、うめき声をあげている男の側に行った兵部は後頭部を踏みつけ意識を沈める。その上で老女に向け表情を崩すと
「久しぶり。連絡をもらった時には驚いたものだが、今はもっと驚いているよ、何たって三十年前とちっとも変わっていないんだから」

「あんたにだけは言われたくないセリフだね! だいたい言葉通りなら三十年前からこの姿だってコトじゃないか!」

「悪い方に取らないで欲しいねぇ 三十年前、いや五十年前に同じだって言ってるんだ。今でも最初に会った時の事は良く覚えているよ。当時としちゃやたらセクシーな服でキメ台詞まであったんだから。確か『極楽へ‥‥」

「あれは、犯人をビビらせるためのハッタリであの時だけのものさ。まっ、今から考えると必要だったとはいえずいぶん気恥ずかしいマネをしたもんだよ」
老女はあまり思い出したくないと遮る。

『了解だ』と微笑む兵部、少し首をひねる様な仕草で
「おや、二度とも思考に不思議なプロテクトがかかっていたが、今はなくなっているようだね」

「もう隠居の身でねぇ そういった事から解放されたのさ。で、どうする? あたしの秘密を読み取るのかい?」

「残念だが今はほとんど超能力が使えないんだよ。さっきやって見せたところが精一杯、ハッタリが効かなきゃ拙いところだ」
 兵部は悪戯っ子のように小さく舌を出す。
「まっ 超能力が使えても読む気はないけどね。命を助けてもらった恩は忘れちゃいない」

「結果的にそうなっただけ、あたしは子供たちを助けただけで、あんたが助かったのは偶然だよ」

「だろうね。それでも君のおかげで今の僕が居るって事実は変わるもんじゃない」
これでもスジは通す方だと兵部。
「それよりあんたが現れたって事は、今回も人助けかい?」

「まあね。それで声を掛けたのはちょいとばかりあんたの手を借りたいんだ。”借り”を返す機会をやろうっていうんだから悪い話じゃないだろ」

「全てを判ってやっているって感じだな」兵部は背後を見透かす様に目を細める。
「前回、前々回もそうだがよほど超度の高いプレコグが君の仲間にいるようだね」

『あんたには関係がない事だろ!』と無言の返事。

 同じく無言で『まあいい』と肩をすくめると
「ノーマルのためには超能力を使わないって決めているんだが‥‥ まっ、あんたが広い意味でノーマルとは言えないのは確かだし、”借り”を返すというコトなら、手伝わせてもらおう」



TAKE3(エピローグ)

 10月 18日 11:30AM TAKE3 

「彼の容態はどうだ?」
 泊まり込みで取り組んだ報告書に目処がついた皆本は賢木の元を訪れる。

 言うところの『彼』は収監された”NG”。親友は超能力は使えなくとも抜きん出た医師としての能力により彼の担当となっている。

「そうだな‥‥」と口ごもる賢木。

「異常があるのか? 頭部を強く打たれたせいで後遺症が残ったとか」
皆本はコヨミが放った一撃−それで助かった身でいうのも何だが、親の仇にでも出くわしたような一発を思い出す。

「まあ、軽いとは言えねぇが、しばらく頭痛が残る程度で済みそうだ。問題なのは奴さんの頭に、聞いた状況からは考えられん症状が出てるんだ」
賢木はもったいをつけるように手許のカルテに目を落とす。
「えらく不思議な話なんだが、奴さんの超能力中枢、そこの神経結節の幾つが消えちまっているんだ。ああ、言いたいことは解ってる! 普通ならあり得ない事だが、事実は事実ってコトさ。外国の論文でテレポートベースの合成能力者の医師が脳腫瘍をその能力で安全に除去したって話があったが、似た現象が起こったとしかいいようがない」

「まさか葵が?」

「思いつくのはそれくらいだが、良くも悪くも純粋なテレポーターである葵ちゃんにそういった芸当が無理なのはお前さんが一番良く解っているはずだ。暴走でもしたのなら別だが、それはなかったんだろ?」

「もちろん!」そこは自信を持って言い切れる。

「なら、医者としては『原因不明で』としか言いようがないな! 言えるのは、そのせいで奴さんの超能力中枢が不活性状態になっちまったという事。言い換えりゃエスパーからノーマルへ逆戻りしたって事だけだ」

‥‥ 判断を投げた友に代わり仮説だけでもと考える皆本だが徒労に終わる。

 誰であっても暴走した葵の超能力が自分達の天敵であり、何より皆本の仇である”NG”の超能力を破壊、なおかつ現実が”書き換え”られた後でもそれが残るとは想像しようがない。



 10月 18日 1:04PM

「残念だが、これは没にせざるを得ないネ」
 桐壺は差し出されたファイルに目を通すが最初の数ページでデスクに置く。

「なぜですか?」皆本は怪訝に問い返す。

 ファイルは昨日の報告書で半徹夜で書き上げたもの。今後の調査に寄るところも大きいので暫定だが、ほとんど読みもせず突っ返されるとさすがに『むっ!』とくる。

そんな皆本に桐壺は微妙に困惑した笑みで
「理由は時輪コヨミという人物が存在しないからだヨ。存在しない人物を事件解決の中心に持ってくるわけにはいかんだろう」

「存在しない??」
 たしかに、あの後、少女は忽然と姿は消したが、その存在は疑いようはない。

「厳密に言えば、時輪コヨミという奈津子君の親類の娘さんはいる。しかし、その娘さんについては、事件の最中にアリバイがあってネ、事件に関与するのは不可能なんだヨ」
そう答えた桐壺はあらかじめ用意してあった感じでダブル・フェイスを呼び出す。

まず奈津子が
「コヨミちゃんがいなくなったって聞いたんで家に連絡を入れたんですが、ちょうど連絡が入ったところでした。それによれば男友達とのデートが終わったんでこれから帰るところだとか。それで、その連絡の発信源を調べると現場から30kmは離れている所でした。皆本さんたちが最後に見た時間から二十分ほど後ですから、移動はまず無理でしょう」

「何かのトリックでは?」
すぐには思いつかないが、その程度を誤魔化すトリックなら推理小説に幾つもあるだろう。
「あるいは高超度テレポーターの協力を得たとか」

「もちろん、それは考えたのでデートをしていた所での聞き込みをしました。で、判ったのは、皆本さんたち三人が”NG”と会っていた時刻にやたらアツアツのカップルが店にいたという事。写真を見せたところそれを見た全員が女性の方を時輪コヨミだと証言しました。移動はともかく、同じ時間に同じ人間が別の場所にいるっていうのは超能力の可能性を考えても難しいんじゃないでしょうか」

さらにほたるがダメ押しをかけるように
「念のために証言してくれた全員の感情スキャンを行いましたが嘘はついてません。また、ヒュプノによる記憶操作の痕跡も当たりましたが見つかりませんでした。あと、念のために今朝一番でボーイフレンドと接触。これも同様にスキャンしましたが、問題はありませんでした」

「でも、高超度エスパーなら記憶を操作したり‥‥」

「「そこは‥‥」」と微妙な表情で顔を見合わせるダブルフェイス。

「あっ! すみません」とそのニュアンスの意味するところに気づいた皆本は謝罪する。

 当然ではあるが、テレパシー(及びサイコメトリー)による心理探査は厳しく制約されている。

 そんな中、認められるのは、重大事件の予防とか重要証言の”裏”を取る場合など。
 その意味では、ほたるの行為は超能力の過剰行使として問題になりかねず、それ以上の事−記憶操作の痕跡を探るような深層スキャン−を求めるのは酷というものだ。

なら、他の可能性はと考え
「デートしていた方のコヨミですが影チルのようなデコイという事はありませんか?」

「そちらについては私が確認しました」と柏木。
「警察の立ち会いの上で店の監視カメラをチェックしましたが異常はありませんでした。そこに映っているのは正真正銘の人間、サーモグラフィー分析にも掛けましたが結論は同じです」

‥‥ 皆本は秘書官の抜かりのなさに舌を巻きつつさらに別な可能性を模索する。

「皆本クン」と桐壺が割り込む。
「コヨミ嬢について何らかのアリバイ工作が為されている可能性はあると思う。しかし、そこまでしてアリバイを作ろうとする理由は何かネ? 国の宝、チルドレンの未来を救ったんだヨ、君たちと一緒にいた少女が本物のコヨミ嬢ならそれを隠す必要はないはずじゃないかね?」

「超度6級の予知能力、それは隠す理由になりませんか?」

「私にそんな能力があれば名乗りを上げ、政府か有力企業のアドバイザーになるヨ。給料は少なくとも局長職の十倍はあるだろうからネ。それでも隠すとすれば、賭け事で大儲けとかの不正使用となるのだが、そんな品性の輩が命がけ、それも無償で人助けをする事などあると思うかネ?」

「これは考える材料になるかどうかは判りませんが」と柏木。
 手にしたPADに目を落とし
「逮捕した”普通の人々”の何人かは現場付近で兵部少佐と仲間らしき老女を見かけているそうです」

「あの変態ロリコンが現場近くに?!」

「どうだね、皆本クン。ヤツがそこにいるのなら、そのコヨミを称する少女がヤツの仲間であってもおかしくはないだろ? 脱獄以来、色々と仲間を集めているという報告もあるから、そんな中に有力なプレコグがいてもおかしくないし、正体を隠す理由も説明できる」

‥‥ 説得力のある話だがどうにもしっくりこない皆本。

仮に、彼(もしくは彼の仲間)がチルドレンを救ったとして、それをあの男が黙っているだろうか。
 途中、正体は秘密にするにせよ、彼女たちの安全が確保された段階で姿を見せ、こちらの無能さを当てこすってる気が‥‥

そこで、桐壺のニヤニヤ笑いに気づく。
どうやらそれが真実ではないと承知しているが、ここはその結論で済ますようとの示唆らしい。

「そういうことだヨ。報告書っていうのは形式だからネ。例え、それが真実から遠くとも部外者が納得すればそれで十分。あとはこちらがそうだという事を心得ていれば良いだけの話だ」

「判りました」と妥協する皆本。
「それにしても、あの少女、正体。いったい、何者だと思いますか?」

「さぁねぇ」桐壺は大げさに両手を広げ答えを持たないことを示す。
 ふと思いついたという顔で
「正義の味方‥‥ たぶんそんなところじゃないのかネ」

‥‥ あまりにバカバカしい話に皆本は沈黙で応える。
 しかし心の底では、その一番なさそうな答えだが一番有りそうだと感じていた。



 11月 22日 11:00PM TAKE3 

「コヨミ、準備は良いか?」

「いいわ、おばあちゃん」と明るい声。
いつもなら、これから−人の命にかかわる”修正”−に備え緊張を隠せないところが、今回、過去に待つのはそれなりに憎からずと思っている青年との(短いながらも)デート、自ずと心も弾むというものだ。

「しかし、何か変な感じスッね。これから過去へ行って(過去の)俺とデートをするんですから」
傍らで見ている青年−芳山悟郎−が居心地が悪そうな顔で心境を口にする。

ほぼ一月前、午後の三時に待ち合わせという半端な時間に始まったデート。
 どちらかといえば”漢前”な彼女の趣味とは思えない賑やかな店に入ると、そこで熱愛中のバカップルさながら振る舞いの数々。
 振り回される形の中、つい年齢相応の期待もしたのが、四時少し過ぎの中座の後は普段の感じに。そしておほどなく時間が来たからと開き。

狐にでも化かされた感じに、後日、問い質すも今日を待てという返事。そしてようやくさっき真相を話してもらったところだ。

「仕方ないさ! 今回の件でB.A.B.E.Lに目をつけられるのは解っていたからね。テレパスだとかサイコメトラーから探られる可能性がある以上、普通の口裏合わせじゃ誤魔化しきれないだろ」
と同じく傍らに立つ老女−コヨミの祖母−が素っ気なく解説する。

「それにしても、どうしてこんな形になったんですか? 自分の手で過去を修正するんじゃなくて未来から来たコヨミちゃんの情報に基づいて現在を修正するなんて反則でしょ。その上、これから自分のアリバイを作るために過去に戻る‥‥ 原因と結果の関係がメチャクチャじゃないですか」

「端から時間移動なんて反則さ! 結果オーライでいくしかないんだよ」
どこか投げやり祖母。孫娘、というよりその背中にいる破時鬼虫をちらりと見て
「いつものコトだが過去に戻っていられる時間もモノも限られているからね。未来で、何とか修正に必要な情報は集まったものの、いつもの制約の中じゃ確実に助けられる目処がつかなかったんだとさ。で、向こうから見て過去の私たちに代わりを頼もうって! おかげでこっちはコヨミに猿芝居を演じさせたりひと騒動だ! オマケに、いつもは時間移動という”反則”で正体を隠したり現場から逃(ふ)ける苦労も少ないんだが、コイツはそうはいかない。アタシまで出張らなきゃいけなくなるんだから最低だよ、まったく! シナリオ作りと最低限の仕込みだけして後はこっち(現在)に丸投げ。あっち(未来)の連中はホント、イイ度胸をしているよ!!」

‥‥ 微妙な表情で長広舌を聞く悟郎。
 『何を考えたにしても自分たちでしょう』というツッ込みは思いつくがあえて口には出さない。

それを察したのか老女は八つ当たりの続きを孫娘に向けると
「まっ、今回はうまくいったけど、この手の”反則”は時間の”迷宮”に飲み込まれかねない外道なやり口なんだ! 熱意に負けて未来のあたしは許したんだろうけど、もうこれっきりだよ!」

『はい』と”釘”を打たれたコヨミは神妙にうなずく。

残された記録には、破時鬼虫だけが戻り当人が戻ってこなかった、もしくは異常な状態で帰還した例が少なからずある。
 触れたように当事者が戻らなかったり戻っても大抵は狂っていたりで、どうしてそうなったかは判然としないが、こうした”裏技”が理由という可能性は十分にある。

ぶーん 話している内に破時鬼虫の羽が低い音で震え始める。

「じゃあ」とコヨミは悟郎の方を向き微笑む。

そのデートの続きは戻ってからというメッセージにどぎまぎとする悟郎。

 そして広がる光、この場面、まずないであろう”和んだ”空気の中、コヨミは過去へと”破時”かれた。





蛇足(へびのあんよ)

2020年 ○月 ×日

「コヨミ、準備は良いか?」

「いいわよ、あなた」と時輪コヨミは落ち着いた声で応える。
 厳しくはあるが暖かみを感じさせる目は呼びかけた夫−時輪悟郎−の顔から下に動き、腕に納まる赤ん坊のところで止まる。

この暗く辛い時代に生まれた事は客観的には不幸であろう。しかし、母である自分、それに父である夫もこの時代に翻弄される悲劇をわずかでも減らすべく徒労とも思える努力を重ねてきたしこれからも重ねるつもりだ。

 そして、今回。二週間前に起こったノーマル、エスパーを問わず人類という”種”が破局への舵を切った思われる出来事を修正すべく過去へ戻る。

その事態の”重さ”を考えた時、現在が変わる可能性は限りなく低い。

ふっ 光に包まれる中、口元に不敵な笑み。

可能性は低い、しかしゼロではない。まして戻った先には超度7のエスパー、それに匹敵する意志の力を持ったノーマルがいるのだ。

オーバー・ザ・フューチャー 人は”時”を乗り越える力を持っている。



 TAKE3 了
特に書く事はありませんので、追加情報。
 没版の「蛇足」を『 ボツ以上、投稿未満(2)』に入れておきます。前回−『午後の一時(5)』と違って作品を”壊す”ような内容ではありませんので(もちろん、この『蛇足』が気に入っていただけ他は読みたくないと言うのなら、それはそれで書き手冥利に尽きることですが)、よろしければ、もう一つの可能性としてお読みください。

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