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【夏企画】ゆうがたフレンド

 それがいわゆる温暖化の影響かどうかは分からない。
 夏というヤツは昔から暑いものと相場が決まっている。
 しかし、想い出の中の夏と比べても、今年の夏の暑さは俺にうんざりした気分を味わわせていた。




 ―――――― ゆうがたフレンド ――――――




 人気のない生徒昇降口を抜けると、外には暴力的なまでの午後の日差しが待ちかまえていた。
 照り返しに目を細めながら「この暑い中良くやるよ」と、グランド脇を走る剣道部に視線を向けるが、見知った顔はいなかった。
 同級生もとっくに引退していることに今さらながら気づく。
 おそらくヤツも今頃は自分の進路活動に取りかかっていることだろう。
 背後からひたひたと迫ってくる高校生活の終わりと、将来への不安。
 帰って昼飯を食ったらたら参考書にとりかかろう。
 そろそろ赤本の問題に目を通さなきゃ。
 英単語はイディオムで覚えておけば良かった・・・・・・
 友人の前では決して起こらない、弱気な思考が頭をよぎる。
 親の懐具合や下に控える兄弟から考え、現役合格は必須。
 しかも出来れば国公立・・・・・・
 まばらな参加者しかいなかった夏期講習を終わらせた俺は、お気楽に夏休みを満喫していた去年の自分を微かに恨みつつ、この先迎える受験に頭を悩ませながら家路につく。
 殴りつけるような太陽。
 灼けたアスファルトから立ち上る熱気。
 そして、ゴミ集積所から漂う腐臭。
 普段は気にならない学校から駅までの道のりが、堪らなく不愉快に感じられる。
 日陰に涼を求め、遠回りとなる裏道に入り込んだ俺は、頬に感じた涼やかな風に自分の選択が間違いでは無かったことを確信した。
 家々が作り出す日陰は、公園の木陰には負けるものの十分凶悪な日差しを遮ってくれる。
 そして、路地に残るなけなしの土の地面を吹き抜けた風が、軒先にぶら下がった風鈴を揺らしていた。
 チリチリと鳴る透明な音色が夏の記憶を引っ掻く。
 何をするでなく、ただ毎日が楽しく自由だった夏休み。
 一日中ビーチサンダルで走り回っていた子供の頃の夏休みは、確かに今のような空気の中にあった。
 違う学校に進学し、今は疎遠となった仲間たちとの想い出が次々と浮かんでは消えてゆく。
 いつもの通学路から一本脇に逸れただけなのに、子供の頃の光景に迷い込んだような感覚に囚われる。




 ――― あれ? あんな店あったっけ・・・・・・




 入学したばかりの頃、探検と称し高校周辺を散策した時には気付かなかった路地の奥。
 そこに見えた色あせた軒先のテントに、俺は吸い寄せられるように歩いて行き、そして顔を輝かせた。

 「懐かしいなぁ・・・・・・」

 開け放たれたガタピシのガラス戸の向こうには、アイスの冷凍庫。
 そして所狭しと並べられた駄菓子やチープな玩具の数々。
 子供の頃に宝の山だった光景は、高校3年生になった今でも別種な輝きを持って俺を迎えている。

 「いらっしゃい。外は暑いだろ? 休んでおいき」

 店番の老婆に誘われるまま店に足を踏み入れる。
 薄暗い店内はひんやりとした空気に包まれ、不思議な安堵を俺に与えていた。
 きな粉にまみれたアンコ玉や、よっちゃんイカ、くじ付きのあめ玉などに視線を奔らせる。
 懐かしい品々の想い出が引き金となり、子供の頃の記憶が急速に浮かび上がって来る。

 「へえ、これまだあるんだ・・・・・・しかし、今の子供が買うのかこんなモン」

 目の前にぶら下がった安っぽい商品に、思わず苦笑いが漏れる。
 紙に付いたろう状の粘つきを指先につけ、閉じたり開いたりすると煙が出る商品。
 今となっては何がやりたいのか良く分からない玩具でさえ、あの頃は宝物の1つだった。

 「意外と人気あるんだよ。お兄さんも買ってみるかい?」

 「やめとくよ・・・・・・なんか子供に帰っちゃいそうだ」

 「いいじゃないかい・・・・・・帰ったって。お婆ちゃんから見たらアンタも子供だよ」

 「はは・・・、出来るもんならそうしたいけどね」

 輝きを増した煙紙から視線をはがし、ジュースの冷蔵庫の前にかがみ込む。
 ガラスの向こうにはチェリオやスコールなど、コンビニでは絶対お目にかかれない瓶のジュースが並んでいた。
 その内の一本に昔飲んだジュースを見つけ、俺は猛烈な喉の渇きを覚え始める。
 俺はひんやり冷たいガラス扉を開き、透明な瓶に手を伸ばしていった。

 「お前もミリンダ派か?」 

 俺の動きを止めたのは、不意にかけられた言葉と肩に置かれた温かい手だった。
 驚いたように手を引っ込め背後を振り返る。
 そこにはクラスメイトの横島が、いつものニヤケ顔で佇んでいた。





 「横島・・・・・・何でお前がここに?」

 「お前と一緒。夏の補習・・・・・・んで、姿を見かけたから追いかけてきたと」

 「全然ちげーよ! お前は補習、俺は講習!」

 赤点の補填として強制的に呼び出された横島と、受験の為の特別講座を受けた俺とでは全く違う。
 俺はつっけんどんに横島の手を払うと、少し棘のある口調で言い返した。
 自分でも嫌になるが、進路に悩む俺は日々お気楽に暮らし、いつの間にか進路を決めた横島に嫉妬していた。
 コイツはいつの間にかGSの資格を獲得し、ドエライ美人の下で大勢の可愛い子に囲まれて働いている。
 経済状況を見ないことにすれば羨ましいことこの上ない。

 「つれねえなぁ・・・・・・久しぶりに会った友だちに向かって」

 「友だちねえ。お前がそう言うってことは・・・・・・」

 「うん。おごって!」

 「うん。断る!」

 努めて爽やかに即答すると、俺は横島に背を向けミリンダレモンに手を伸ばす。
 今の心境ではいつものように「3べんまわって・・・」などとは言えなかった。

 「うわ。即答かよ! んじゃ、せめて俺に選ばせて! お願いだから!!」

 「ん? それに何の意味があるんだ?」

 「いや、それで当たったらもう一本は俺にって・・・・・・マジで金無いのよ俺!!」

 いつもと全く変わらない反応に思わず苦笑がこぼれた。
 この辺がコイツの才能なんだろうとつくづく思う。

 「いいぜ・・・・・・おばちゃん! ミリンダレモンを一本!!」

 ポケットの小銭をガラスケースの上に置くと、店番の老婆は驚いた顔で横島を眺めていた。
 爆弾処理班のような真剣さでミリンダを選ぶ横島。
 傍目に見れば馬鹿にしか思えないだろう。しかし、この馬鹿は最高にゴキゲンなバカなのだ。
 俺もいつしか力を込めてバカがミリンダを選ぶのを見守っていく。
 そしてその緊張は、王冠裏のゴムをはがした瞬間、歓声へと姿を変えていた。

 「すげえッ! 本当に当てやがんの! おばちゃんもう一本ね!!」

 店番の老婆に王冠を渡し、まんまともう一本せしめた横島とミリンダで祝杯をあげる。
 のどをカリカリと引っ掻くような炭酸の刺激は、ラッパ飲みでしか味わえない感触だった。

 「アンタ、只者じゃないね・・・・・・」

 「ああ、これでも関西の駄菓子屋では少しは顔が売れていてね」

 「おいおい、一体何者なんだよお前は・・・・・・」

 横島と老婆の間に張りつめた緊張に一応のツッコミを入れておくが、俺自身、横島の持った王冠の中身には興味があった。
 不敵に笑った横島は、当たりで貰ったミリンダの王冠から一気にゴムを引きはがす。
 王冠の裏に当たりの文字を認めた老婆は、もの凄く悔しそうに顔を歪めるのだった。

 「チッ、運のいい小僧だよ・・・・・・」

 「なぁに、まだまだ・・・・・・なあ、アンコ玉も食いたくね?」

 「って、また俺に金出させる気かよ!」

 言葉とは裏腹に、俺は嬉々としてポケットをまさぐり10円玉をガラスケースに置く。
 才能というか運気の無駄遣いとしか思えないが、どうやら横島は同じようにしてアンコ玉も手に入れるらしい。
 俺はこういうノリが大好きだった。

 「絶対あてろよ!」

 「まかせとけって!」

 「そう上手くはいかないよ!」

 当たりを出そうとする横島と、当たりを出させまいとする店番の老婆。
 両者の間には一見バカとしか思えない緊張が高まっていく。
 横島は食い入るようにきな粉にまみれたアンコ玉を睨み付け、そして見事に当たりの芯が入ったアンコ玉を引き当てていた。

 「ぬははは、楽勝楽勝!」

 「ぐぬぬぬぬ・・・・・・」

 心底悔しがる老婆に、仰け反るように得意がる横島。
 粉っぽくも芳ばしいアンコ玉の甘みを口にしつつ、俺はこの勝負の行方が楽しみで仕方がなくなっていた。
 横島の勧めるまま、俺は次々にくじ付きの駄菓子を購入していく。
 どうやら横島と老婆の間には暗黙の了解というか、無言のルールが存在しているらしい。
 最初に購入するのは俺。クジを引くのは横島。
 そして、横島は常に当たりの権利を1つ浮かせ次の商品を物色する。
 つまり駄菓子屋と俺たちの収支は、常時拮抗している状態にあった。

 「なあ、横島。1ついいか?」

 「なんだ? ひょっとして資金が尽きたか」

 勝負に割って入った俺に、横島は店に姿を現してから初めて心配そうな顔をした。
 200円に満たない出費でこれほど心配そうな顔をされるのも情けないが、こういう所がコイツの魅力であることは間違いない。
 俺は、照れたように笑いながら、さっきからずっと気になっていた壁の一角を指さした。

 「いや、そうじゃなくてさ。あのスーパーボール獲れねえ?」

 「!」

 俺の提案に老婆は微かに息を飲んでいた。
 指さした先には、クジで1等を出さないともらえない握り拳大のスーパーボール。
 子供の頃どうしても獲れなかった想い出の品だった。
 老婆の反応を見逃さなかった横島は、ニヤリと笑い俺の肩をパシリと叩く。

 「ナイスアシスト! んじゃ、クジ代ヨロシク!!」

 「ということで、おばちゃん。クジ1回ね!」

 「ヒィッ!!」

 俺がチャリンと10円玉を置くと、緊張に固まった老婆は今度こそ本当に悲鳴をあげていた。

 「悲鳴あげるなんて大げさだってば! なあ、よこし・・・・・・」

 大げさに反応した老婆の様子を見て、横島に笑いかけようとした俺は、クジの束を握ったヤツの姿に言葉を失っていた。
 全神経を集中し、引くクジを選ぶヤツの手は眩い光を発している。
 横島の手から発される光と、クジから立ち上る闇のせめぎ合いは視覚化できるまでにその密度を高めていく。
 俺はこの時になって初めて、この勝負が単なる運試しで無いことを理解した。

 「おい、一体なんな・・・・・・ッ!!」

 俺が呼びかけようとした瞬間、横島の手の中でビー玉のようなものが炸裂する。
 老婆の悲鳴も一瞬。薄暗い駄菓子屋の内部を眩い閃光が埋め尽くしていく。
 数秒後、思わず目を瞑ってしまった目を恐る恐る開くと、俺たちを取り巻く周囲の光景が一変していた。

 「ここ・・・・・・は?」

 我ながら情けない声だった。
 先程までいた駄菓子屋は影も形もなく、ただ何の変哲もない裏道が前方に伸びている。
 いや、それだけでは無い。辺りはオレンジ色に染まり初め、今日という一日がもうすぐ終わることを表していた。
 夏期講習が終わったのは正午丁度。
 駄菓子屋での時間をいれても、せいぜい1時が良いところだろう。
 俺はキツネにつままれたような気分で周囲を見回していく。

 「悪いけどコイツは貰うぞ! あとで美神さんに処分して貰わにゃならんから」

 「あ・・・・・・」

 目の前に差し出された握り拳大のスーパーボールが、先程までの出来事が現実であったことを俺に伝えていた。
 横島は確かに1等を引き当てた。そしてその事があの駄菓子屋の消滅に大きく関わっているのだろう。
 現実にあった現実的でない出来事。
 そんなものは、コイツと共に過ごした3年間で何度も味わっていた。

 「と、言うことは今のは・・・・・・」

 「そ、心霊現象。お前、今、駄菓子屋のお化けに連れてかれかけたんだわ・・・・・・」

 「連れてかれる・・・・・・?」

 何気なく横島が口にした一言に、背中に冷たいものが流れた。
 恐らくあの駄菓子屋の中では、時間がゆっくり流れていたのだろう。
 そして、その中に捉えられた人々は確実に現実の流れに取り残される。
 しかし、一体何の為に?

 「もう大丈夫だけどな。夏には多いんだよ。昔に引き戻そうとする妖怪がさ・・・・・・」

 「昔に・・・・・・」

 「ああ、コイツも昔を懐かしんでいたんだろうな。一緒に時間を過ごしてくれる人間を捜している時、たまたまお前に波長があったんだろ」

 「・・・・・・・・・・・・」

 スーパーボールを弄りながらの説明に、俺は急に気恥ずかしさを覚える。
 受験のプレッシャーから逃避する為、子供の想い出に逃げ込もうとした自分。
 そんな弱い自分を、お気楽で苦労知らずの横島に見透かされた気がしていた。

 「・・・・・・悪いかよ」

 「は?」

 「悪いのかよ。昔に戻りたいと思うことが」

 見当違いの怒りであることは自分が一番良くわかっていた。
 しかし、どうしても俺は横島に対して感情を抑えることが出来ない。
 声を荒げそうな俺に、アイツは珍しく自嘲気味な笑顔を浮かべていた。

 「悪いなんて言ってねーだろ・・・・・・だいたい俺だって、ちょっと前に映写機の似たようなヤツに捕まってヤバかったんだから」

 「・・・・・・お前も?」

 「ああ、帰りたい景色にすっかりやられちまった。まあ、今回はその時の経験が生きたってことで・・・・・・」

 ヤツの笑顔は、俺に過去に囚われそうになったのはお前だけじゃないと伝えていた。
 ただそれだけで、俺の内部に生じかけた棘がみるみる溶けだす。
 そんな俺の変化が分かったのか、ヤツは冗談めかした笑顔でたたみ掛けてくる。
 全く・・・・・・こういう所は本当に才能としか言いようがない。

 「何だよその顔。俺が昔を懐かしんじゃいけないのかよ!」

 「いや、お前って悩みなさ・・・・・・ゴホン」

 「あ”!? 俺が何だって?」 

 「いや、何でもない。しかし、それじゃ今のはよく平気だったな・・・・・・ハッキリいって駄菓子屋は卑怯だろ! それとも、関西の駄菓子屋は違ってるとかか?」

 「全国どこでも似たようなもんだろ。お婆ちゃんがオプションでもれなく付いてくる所とかさ」

 「そんなモンか?」

 「そんなモンだろ? 機会があれば色んな所の話を聞いてみたいけど・・・・・・」

 「んじゃ、お前何で昔に戻りたいって思わなくなったわけ?」

 そう口にした俺は、夕日に染まる横島の顔に一瞬だけ寂しげな表情が浮かんだのを目撃した。
 俺はその一瞬で、横島が決してお気楽に日々を過ごしていた訳でないことを理解する。
 逃げ込みたい幸せな過去や、やり直したい失敗がコイツにもあるのだろう。
 しかし、コイツは自分自身でそれに立ち向かい、それなりの答えを出しているのだ。
 コイツがGSという職業に進むのは、ただ流されていたのではなく、必死に生きた結果。
 そう思えるようになった途端、俺の心の中から横島に感じていたモヤモヤが綺麗さっぱりと洗い流されていた。

 「んー。今が一番幸せという、人使いの荒いネーチャンがなかなか過去を振り返らせてくれんのよ」

 多分、今の答も嘘を言っている訳ではないだろう。
 だが、あくまでも答えの一部。本当の答えは別に存在する筈だった。
 しかし俺は横島の口にした答えに満足する。
 本当の答えはヤツの胸の中にあるだけでいい。
 コイツが出した答なんかいらない。いつか俺も、自分にとっての答を見つけるつもりだった。
 俺はわざと横島の答えを混ぜっ返し、危ない所を助けてくれた友人にせめてもの感謝を口にする。

 「妄想のしすぎは体に毒だぞ・・・・・・だけど、助けて貰ったお礼はしなきゃな。マックのセットでいいか?」

 「いいね! 当然、ポテトはL」

 「了解。ついでにドリンクもLにしてやろう」

 「すげえ! 一体どういう風の吹き回しだ?」

 「まあ、色々助かったしな・・・・・・なあ?」

 「ん? どうした?」

 「いや、何でもない・・・・・・」

 俺は口にしかかった疑問を飲み込み、マックの方へと歩き出す。
 遠い未来、俺が今日の想い出に囚われたら助けてくれるか?
 愚問だった。
 その場にいればコイツはすぐに助けてくれるだろう。
 そして、つい昨日分かれたばかりのように、俺に話しかける。
 コイツはそういうヤツだ。
 ずっと友だちでいてくれる。
 多分、俺の葬式にも来てくれる。

 「ホラ、急げよ! 昼メシ食ってないから腹がぺこぺこだ! 受験生はマジで体力いるんだからな!!」

 俺は誤魔化すように笑いかけると、更に歩く速度を早める。
 自分でも不思議な程やる気が湧いてきていた。
 横島を従え夕方の街を闊歩しながら、俺は頭の中でこれからの学習計画を練り直す。
 遠い将来、逃避ではない思いでこの日を思い出す為に。
 


 ―――――― ゆうがたフレンド ――――――


          終

極度のスランプでコメントすら書けず、今年の夏企画は二本で終了かと思っていましたが、シオトトさんのイラストがあまりに素晴らしかったので発作的に書いてしまいました(ノ∀`)
シオトトさん素敵な電波ありがとうございました。
そして、意図しない話だったらごめんなさいorz

まあ、これが夏企画の醍醐味というヤツなのですw
ご意見・アドバイスいただければ幸いです。


追伸
作中でも語りましたが、近くにあった駄菓子屋話を聞かせて欲しいなぁ・・・・・・と、思っております(。・ω・)ノ゙←遠回しなコメントの催促w
因みにUGは関東の下町出身なので、少し遠出すると、おでんがある駄菓子屋や、もんじゃ焼きが食べられる駄菓子屋などがありました。
良く買っていたのはチェリオやミリンダ、アンズのアイスなんかでしたが(ノ∀`)
もちろん店番がお婆ちゃんなのは基本ですw

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