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午後のひととき(番外)

午後のひととき(番外)

 ある日の午後のこと。
 皆本はどこかしらに電話をかけながら、診察室へ続く廊下を歩いていた。
 その足取りは重い。

 バベルで働く多数の職員とエスパー達の面倒を見ているそこは、診察時間内はそれなりに人通りがあるのだが、今は午後の診察が始まるまでにはまだ間のある時間帯だけあって、通りかかる人も見かけなかった。

 用件を終え、診察室のドアの前に立つ。心なしか息も荒く、全身汗ばんでいるようだ。

 ドアを開けた皆本は、室内を見回した。中にいるのは賢木一人。携帯電話をいじりながら何やら書類を見ていた彼は、ドアの開閉音に顔を上げ皆本を見やった。

「よう皆本、どうした?」
「風邪を引いたみたいなんだ」

 なるほど、顔が赤い。

「分かった。診てみるからそこに座れ」

 診察用の椅子を示すと、やはり調子が悪いのだろうか、皆本はゆっくりと歩いてくると、だるそうに座った。

「おいおい、大丈夫かー?」
「ああ、平気だ」

 賢木は立ち上がると、サイコメトリーを発動するべく皆本の頭に触れた。
 何かに耐えるような、苦しげな溜息が皆本の口からこぼれる。
 手を離し、少し考え込んだ賢木は診断結果を皆本に伝えた。

「うーん、異常はないが、ちっと疲れが溜まってるみたいだな」
「やっぱりなー。最近忙しかったし」
「・・・念のためにもうちょっと詳しく診察しようか?」
「頼む」
「んじゃ、上全部脱いで、触診すっから」
「うぇっ!?」
「そう、上。男同士だし、別に問題ないだろ。・・・まあ、気恥ずかしいのは分かるがそこは我慢しろ」
「うう・・・やっぱ脱がなきゃだめか」
「服越しじゃ触診にならんだろーが。なんなら俺が脱がしてやろうか?」
「いや、いい! 自分で脱ぐ」

 即座に拒むと、皆本はモジモジと服を脱ぎ始めた。まずはスーツの上着、次にネクタイ。Yシャツ1枚になり、ボタンに手をかける。

 来た時よりも顔が若干赤いのは熱のせいか?
 本人にその気は無いのだろうが、まるで焦らしているかのようにその動きはぎこちない。

 じーっと見守っていた賢木だが、とうとう痺れを切らしたのか、その手が伸びた。

「ちょっ!!」
「じれったいなあ、とっとと脱げ! こっちまで恥ずかしいだろーが!」

 あっという間に、皆本が抵抗する間もなく慣れた手つきで残りのボタンを外すと、賢木は皆本のYシャツを引っぺがして、机の上に放り投げる。
 普段鍛えているだけあって、余分な肉のない、細身で均整の取れた裸の上半身が晒された。

「お前、相変わらずいい身体してんなー」
「ここで褒められても嬉しくない・・・ぞ!?」

 突然大きく震えると、彼は両腕を前に組み胸を隠した。不安げにドアの方を向く。

「どうした?」
「い、いや・・・急に悪寒が・・・いひゃうっ!?」

 素っ頓狂な声を上げて、椅子から大きく跳び退った皆本が慌てて向き直ると、前に習え、の格好になっている賢木の姿が目に入った。

「さ、賢木っ! おまっ、どこ触ってるんだ!!」
「わき腹だけど。あーもしかしてお前、そこ弱かったっけ?」
「よ、弱くなんかない! びっくりしただけだ! 急に触るな!!」
「ほう・・・?」

 賢木の顔色が変わった。

ニヤリ、と意地の悪い笑みを浮かべる彼に、嫌な予感を覚えたのか、皆本の顔が盛大に引きつる。

「・・・賢木?」
「なら、もっかい触ってもいいよな♪」
「んなっ!?」

 椅子から立ち上がった彼を、幽霊でも見るかのような目で皆本は見つめた。

「冗談だよな?」
「んふふふふ」

 両手をわきわきと動かしながら迫る賢木に、ジリジリと後ずさる皆本。

 実に楽しそうに、獲物をいたぶるようにゆっくりと近寄る悪魔に、逃げ場を探して部屋中を見渡してみるが、ただの診察室に隠れ場所などあろうはずがなく。上半身裸では外にも出られない。
 とうとう壁際まで追い詰められた皆本は悲鳴を上げた。

「待て! 話せば分かる!」
「おんやあ、何をそんなに嫌がってるのかなー? ただの触診だって」
「嘘をつけっ嘘をっ! こんなの想定外だ!」
「ほれほれー、大人しくしないと診察できないぞお」
「お前、絶対楽しんでるだろ!!」
「そんなことないって。ほーらツンツン!」
「やめっ・・・ひゃっ!?」

 再び何とも形容し難い声があがる。皆本は賢木を突き飛ばすと反対側の壁に逃げた。

「おお、良い声♪ それじゃ本格的にあそ・・・もとい触診を始めよっか♪」
「来るなバカ! そ、それ以上近寄ったら舌を噛むからな!」

 尚も追ってくる暴走したアホに、心底怯えた目で睨み付けながら叫ぶ。

「・・・ぶっ、ぶわはははははっ! お前、言うに事欠いてそれかよ? うぶなネンネかっつーの!!・・・痛ってえっ!」

 その様子に堪らず、賢木の爆笑が診察室内に響き渡った。

 笑い転げる彼の脛を、半分涙目になっていた皆本は思い切り蹴り上げる。
 今度は痛みに転げまわるのを、極寒の視線が見下ろした。

「今度ふざけたら鳩尾に入れる」
「わ、わかった、もうしない」

 これ以上からかうと本気でキレかねない。キレた皆本はそりゃあもう恐ろしく、何をしでかすか分からないのだ。
 我に返った賢木は必死で首を縦に振った。

「全く・・・」
「悪かったって。それじゃ、仕切り直しってことで。早く終わらせようぜ」
「・・・そうだな・・・」

 改めて椅子に座りなおした皆本の身体を、賢木は立って触りながら診察していく。
その手つきは存外に優しい。
 腹から胸、肩、首と移動する度に、皆本はピクリと反応した。

「皆本の肌ってキレイだよな」
「そ、そうかな」
「色んな女と付き合ってきたけどさ、お前みたいにきめ細やかなのってそういないぜ」
「買い被りすぎだろ・・・」
「それに健康的な白い肌っていいよなー。俺なんて地黒だからさ、どうやったって無理だし」
「んなことないって・・・」
「髪もサラサラだよなー」
「・・・・・・」

 顔はもちろん、全身真っ赤に染まった皆本は、恥ずかしげにうつむいた。

「賢木のほうがカッコイイよ」
「そ、そうか?」
「僕より引き締まった身体してるし。女の子にモテるのもよく分かる」
「買い被りすぎだって」
「褐色系の肌だって精悍な感じがするし」
「んなこたねーよ」
「僕の髪、どうやったって立ってくれないし。黒髪のお前が羨ましい」
「・・・・・・」

 ポリポリと頭を掻いた賢木は、照れくさそうに明後日の方向を向いた。

「賢木・・・」

 上目遣いで賢木を見上げる皆本の視線が熱い。

「皆本・・・」

 皆本の頬に両手を添えた賢木は、その視線を受け止めて彼の潤んだ瞳を覗き込んだ。
 その賢木の手に皆本の手が重なり合い、指が絡められる。

「賢木・・・僕もう我慢できない・・・」
「皆本・・・俺もだ・・・いいよな?」
「ああ・・・」
「んじゃ、一緒にいくか?」
「わかった・・・」






「「せーの・・・」」
「「これ以上やってられっかああああああああああああああ!」」






 見事にシンクロした叫びが診察室に響き、二人は突然同じ磁極を持ったように体を離す。

「ったく、こういう事をやらなきゃなんないなんて! ”普通の人々”から受けた拷問の方がよっほどマシだな」
どちらが心に浮かんだのか、皆本は全身に走る悪寒を押さえるために両腕で自分を抱く。そこで未だ上半身が裸である事に気づき、先程脱いだ衣類を素早く身につけ始めた。

 その恥ずかしがる様子に顔をニヤつかせる賢木。
「お前って、嫌々何かをやらされるのが似合うからな‥‥ さすが”受け”をさせれば日本一‥‥  ぼこっ!




「おい、普通、親友の顔をグーでなぐるかっ?! さっきの本気の蹴りといい、チルドレンの感化か、やたら暴力的だぞ!」
 賢木はそうぼやきつつ赤くなった頬を押さえ生体コントロールを発動、痛みを最低限に押さえる。

「そういう事は親友らしい態度を見せてから言え! だいたい、さっきのアレは何だ?! 命令書にはあんなことをするってどこにも書いてないぞ!」

「おー アレなっ! しちゃあ、ダメとも書いてなかったし、お前の反応が面白いんで、ついイジメたく‥‥ って、おい! 何んだ?! どうして、消毒用アルコールの瓶に手を伸ばすんだ?」

「言わせたいか?」
追い詰められた場面を思い出したのか、皆本は殺気にも似た空気を醸し問い返す。

「いや、いい」あわてて手を振る賢木。ガラス瓶の強度は良く心得ている。

瓶から手を引いた皆本はデスクの上に投げ出されたままになっている命令書−今回の元凶−に目を向ける。

 表題は『かなりきてる2計画』
 男性とも女性ともそれだけでは判別のつきにくい、そう、前の元号だった時代の少女マンガの美形主人公のような二人が見つめ合うフルカラーのイラストが添えられているのが何とも言い難い。

で、中身はたったの一枚、なぐり書きで

『賢木先生の触診を皆本くん受けちゃってねん! ついでにお互い褒めまくっちゃったりしてくれると超ぐーーっど♪! どうするかは賢木先生にお任せするわね。あ、断ったら一週間朝ごはんにしちゃうから」

 とだけ。

 こんな、絶対に内容よりもイラストに力を入れているような命令書を出す(出せる)のはバベルにおいてはただ一人、蕾見不二子管理官しかいない。

「しかし、幾ら管理官命令とはいえ、何で僕たちでこんな訳の分からない事をしなきゃなんないんだ?!」

「俺が知るわけないだろ!」賢木は投げやりに答える。

 一応、渡された時には口頭での説明はあったが、この計画は人の命を救う大切なものだ言うだけで、具体的な部分は何も知らされてはいない。

「まあ、今やって見せた事をもう一度忘年会の余興としてやれって話になったって、俺は驚かんよ」

「忘年会の余興? 今のやり取りを見て楽しい人間がいるのか?!」
 皆本は、心底、理解できないと首を捻る。

「さぁな」と口を濁す賢木。
”受け”という言葉に反応するところを見れば”そっち”にも常識人程度の知識はあるようだが、さっき演じたような状況を熱心に見たいと(熱心に)欲する女性が一定の割合で存在することは、このどこまでも生真面目で真摯な男は知らないようだ。

ちらりと教えようとも思うが、人間、知らなくとも良いことがあるのも確かだと思い返す。

「それはともかく、今のを人前で見せろって話なら、例えそれが管理官命令でも僕は絶対に断るからな!」

「ああ同感だ! こういうのは隠れてしてこそ‥‥ って、これ以上からかうのは止めるから、立ち上がって椅子の背もたれを掴むのは勘弁してくれ!」

もう一度軽く睨みつけてさらに釘を刺した皆本は、ふと思い出したという感じで
「『ところで『見て』って言えば、さっきこっちを見つめるような視線を感じたんだが、お前は気づかなかったか?」

「さぁな? 俺は気づかなかったが」と賢木。いつもの気楽な調子で
「そんな何かがあったにせよ。それはお前の『嫌だ!』『隠しておきたい!』ってストレスが作り出した幻視・幻聴の類だろうぜ。だいたい、ここはバベル本部医療セクションだ。研究データーや特務エスパーの個人情報が有る関係で、地味だが十分なセキュリティは施されている。兵部やばあさん級ならともかく、普通に超度が高い程度のエスパーじゃIDなしに入り込めるわけないって」

「それもそうだな」皆本は自分の疑念に根拠がないことを受け入れる。

この二人の認識は正しい。が、言葉の裏を返せば、IDを持つエスパーなら入り込めるという事。

二人は知らない、IDをつけた東欧系の風貌を持つ美少女が先のやり取りを物陰から熱い視線でうかがっていた事。そして、その少女の体が粒子化し換気口から外に消えたという事を。




 管理官室で少女を迎えた不二子は彼女が生き生きと語る報告を目を細め聞き入っていた。

 どうやら命じた”監視”は彼女にとってアリ、いや、大当たりだったようで、自分の”弟”と異なるアプローチながらもエスパーの守護者を任ずる身としては大いに満足できる結果である。
これを繰り返していけば彼女の意識に沈潜した”影”を消し去れる日もそう遠くないだろう。

‘それにしても‥‥’と不二子。

自分が”眠り”につく前にもそういう嗜好があった事は知っている−だからこそああいう命令書を作って皆本たちに渡したわけだが−が、少女の生き生きとした表情に自分の理解を遙かに越える”世界”が生み出されているようだ。

となれば、自称、『心は十八歳』の身としては、是非ともその”世界”を知っておきたい。

その旨を聞き、いっそうの熱意を込めて”世界”を語る少女、最後にA4サイズで三十ページほどの厚みの本を差し出す。

その『kanari kiteru』(コピー本)を手に取り目を通す不二子。読み終えると少女に劣らぬほど目を輝かせ
「他にもこういう本。あるの?」




とある部屋

「ああ、そう、それでいい。あと、しばらく手元に置きたいという話も、それが治療に必要だというのならかまわない。僕の方からは何も言う事はないよ」
兵部は今時は珍しい黒電話の受話器を戻す。報告を中断させられた真木の問いかける視線に
「不二子さんからさ。預けたあの娘(こ)の事だが、上手くやっているってさ」

彼が言う『あの娘』とは二年前にブラックファントムから保護した少女の事。

 不完全であったブーストにより残った”呪縛”の多くは取り除くことができたが、なお十全と言えない状態にあった。
とりわけ問題なのは入念にインプリントされた任務−チルドレンの監視かそのサポート−への強い衝動。与えられた任務を果たしていないという認識が彼女の意識を苛み続けている。

ならば、いっそ任務を果たさせれば良いのではないかという判断が生まれる。
 すなわち、誰かを監視させることで彼女の衝動を発散させ、その満足感を足がかりにインプリントを無効にしていこうというわけだ。

しかし、いざ実施となった段階で誰を監視させるかという事がネックとなった。

 リハビリの過程で持ってしまったやや(というか多大に)偏った嗜好のせいで、熱意を持って監視できる対象が限られてしまった上に、パンドラにおいてその対象となりそうなほぼ全員が”そういう”目で見られたくないと拒絶したのだ。

余談ながら、『ほぼ』というのは、マッスル大鎌だけは一定の理解を示したから。
 もっとも、それに続く『少佐×自分でなら構わないわよぉ』との発言を耳にしたパンドラ女性陣より『三日は帰ってこられないところ』に連れて行かれ、発言その物がなかったコトにされていたりする。

で、兵部が思いついたのが、それに相応しい人間がいるバベルに押しつけようという事。
 ブラックファントムの犠牲者を救うという一点において自分達は協力できるという理屈で交渉をまとめ上げ、今日から(不二子の承認の元)少女はバベルに赴いている。

先の電話はその経過報告というところだ。

「そうですか」やや要領の得ない返事の真木。
 パンドラの実務運営を任された立場からバベルの協力を得るということに釈然とはしていない。

「いいんだよ。彼女の件は僕が個人的に不二子さんに頼み、不二子さんも個人的な判断で引き受けてくれた話なんだから。バベルもパンドラも関係はない」
その不満を察した兵部は『たいしたことではない』と手を振ると少し悪戯っぽい笑みで
「君がメガネのボンクラ君に代わっても良いって事なら、呼び戻すが? それでも良いのかい」

「‥‥ いえ、このままでけっこうです」苦虫を噛む真木。
エスパーとしてマイノリティの苦衷には理解はあるつもりだが、自分がその”餌食”にならなければならない義理はない。

「ただ気に入らないのは‥‥」兵部が険しい顔で話の流れを変える。

「何でしょうか?」その真剣さにつり込まれ真木は真顔で聞き返す。

「ボンクラ君の相手があのヘボ医者ということがさ」

「はぁ? それはどういう意味なのですか」
言いながら自分が崇拝する人物の目に宿った微妙なきらめきに気づき言葉に詰まる。

「ふふ、あのボンクラ君をオモチャにしていいのは僕だけって事だよ」

さらっと出された答えにどうやらからかわれたらしい事を理解する真木。
‘本当にそうか?’と心の片隅に浮かんだ疑問を押し殺し、この件については一切の口出しは止めようと心に誓う。

「それにしても、電話の不二子さん、やけにノリノリだったなぁ ひょっとして、彼女も”そっち”の世界に踏み込んでいたりして‥‥ そうなると、その影響でクィーンたちが”そっち”の世界に‥‥ ボンクラ君もご苦労な話だ!」
如何にも『面白い』とせせら笑う兵部だが、妙な顔をすると
「待てよ? そのせいでボンクラ君が今、バベルを辞めたりすれば‥‥ 予知が覆る可能性もあるって事か! 一度、伊八号にこの要因を外挿して未来をシミュレートさせておく必要があるかもしれないな」



 その軽い思いつきが彼を愕然とさせ、後に「ビッグサイト崩壊」あるいは「大海嘯」と歴史に刻まれる大事件に発展するとは、この時の兵部は知る由もない。





 その年の冬、東京ビッグサイト。
 オフセット印刷・フルカラー128ページという個人レベルのサークルではあり得ない規格を誇る『KANARI KITERU2』という同人誌が発売されるとアナウンスされたイベント会場。

 その販売阻止を目論み、目元を黒いマスクで隠した銀髪の青年とメガネの青年に率いられたエスパー、ノーマルの混成軍団が襲撃する。
 彼らを迎え撃つのは、コスプレに身を固めた二人組−白髪の巨乳美女と東欧風の美少女を中心とした、これも同じくエスパー、ノーマルの混成軍団。



「しょせんは血塗られた道か?!」回避できない戦いに絶望を見るメガネの青年。

「ふっ!」銀髪の青年はその弱気を嘲笑う。暗く冷たい情熱を込めて
「焼き払えッ!!」

そして
「わたしじぶんがこわい‥‥ 憎しみに駆られて、何をするか分からない! もうこれ以上、誰も傷つけたくないのに‥‥!!」
 モノ悲しげに首を振る巨乳美女。その台詞と対極の豪快さで敵をなぎ倒していく。



 最後まで中立を貫いた色黒の医師は、この戦いを目の当たりにしてこう呟いたという。

 腐ってやがる―――と 
よりみち
元は雑談掲示板に掲載したネタにUG様プロデュースでkei679様に前半部(「ステロなやりとり」の部分)を書いていただき完成したものです。
本来であれば日の目を見ることのなかった作品がこうして投稿できたのは、(オチの考案を含め)お二方の暖かいご支援・ご協力があってことです。お二方には限りない感謝を込めてこのコメントを残させていただきます。

kei679
 雑談掲示板、ミッションスレにありましたよりみち様のSS、『やってられっか』の部分まで担当させて頂きました。で、ステレオタイプかどうかは分かりませんが、一度目で「うわあ」と思ってもらえたら幸いです(笑)
 また今回は仕掛けに拘ってみました。よろしければ後半を読んでいただいた上で、もう一度前半をお読みいただければと思います。きっと真実が分かるかと♪
このような楽しい場を与えてくださり、よりみち様、UG様、ありがとうございました!

[mente]

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