「『原作にはないけれどSSでは当然のように使われている設定やイベント』というのは、いざSSで使おうとすると、簡単なようで実はとても難しい」と私は思っています。パピリオタックル at 妙神山もその一つだと思うのですが、この作品では、そんな難技が非常にうまく描かれており、感動すら覚えました。
 また、この作品のメインテーマの部分も、とてもよく出来ていると感服しました。パピリオは、キャラクターのデザイン的には既に『チョウ』だと思うのですが、だからこそ、この『葉っぱ』『イモムシ』という話が活きてくるのですね!