Re. 魔界転生  −末−

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  • No.1
  • aki◆8L32Y90v1aM
  • 2007-03-24 19:32:00
  • 賛成
残された者たちは過去から解放されたのですね。
魔物と化したとはいえ、またかつてGSであったとはいえ、自ら滅ぶつもりであったおキヌの二度目の最後は実にあっけなく終わりましたね。
その生首との最後の時は、想像するとなんとも間の抜けたようでもあり、恐ろしくもあり、悲しくもあり。
なんとも言えない読後感でした。楽しませて頂きました。

mente

  • No.2
  • アミーゴ
  • 2007-03-24 22:51:00
  • 賛成
 こ、これが噂に名高い赤蛇さんの『爽やかハートフル』かっ!!
丸く収まったことは収まったんですけど、やっぱりこういう結末は悲しいですね。
横島、おキヌそれぞれが良かれと思ってとった行動の結果がこれ。
うーん、私にはやっぱり納得いかないような気もしますけど、おキヌちゃん本人がこれで良いっていってるからいっか。
面白かったです。

mente

  • No.3
  • ダヌ◆yqvGvoX8I3k
  • 2007-03-25 03:53:00
  • 賛成
まず一言。面白かったです!
ただ、ラストがあっけなかったという感じはしました。
もう少しおキヌちゃんの心情を描写して欲しかったですし、シロやタマモの気持ちなどを考えると、自分の頭の中の朝露や霧は晴れない気がします。
ですが、おキヌちゃんの最期の言葉など、ほんのり心に残るものがあり、赤蛇さんの『爽やかハートフル』にやはりやられてしまいました。
生意気なことを言ったかもしれませんが、本当によいものを読ませて頂きました。

mente

  • No.4
  • アルト
  • 2007-03-25 19:00:00
  • 中立
理不尽な死、それにも怒ることの無いおキヌちゃん。
そこまで行くとも恐ろしいほどの博愛ですね。
話の内容にはともかく引き込まれる一方で、面白かったです。
が、やっぱり結果にはなんとも言い難いです。
つうわけで中立ということで。

mente

  • No.5
  • STJ
  • 2007-03-25 22:55:00
  • 賛成
これ以上ないと思える悲劇的な結末なのに間抜けな
雰囲気も漂うところがリアルですね。

mente

  • No.6
  • いしゅたる
  • 2007-03-25 23:15:00
  • 賛成
お腹の中に新しい命を宿したまま、母親になる前に人生を終えてしまったおキヌちゃん……
普通なら、未練を残さないはずがありません。けど彼女は、それさえもしっかりと受け入れて、起こってしまったことの全てを赦している。
そーです。こんな優しい子だからこそ、私は彼女に惚れたんです。結末は悲劇的でしたが、それだけに彼女の優しさが際立った作品でした。
最後に、完結お疲れ様でした。

mente

  • No.7
  • 偽バルタン
  • 2007-03-26 00:40:00
  • 賛成
異形の存在と化したおキヌちゃん、事の発端でありながら真っ先に退場してしまった横島クン、手を下したシロとタマモ、最後まで部外者だった美神さん……
最後は実に呆気ない幕引きでしたが、それゆえに逝った者、残された者、それぞれの心情を考えると、本当に何とも言え無い、なんといってよいのか解らない、そんな気分にさせられてしまいます。
楽しませていただきました。

mente

  • No.8
  • 2007-03-26 22:37:00
  • 賛成
 生きていればこそ、死は訪れる。
お絹はその見事な最期で、己の命を肯定した。そう読みました。
 これ以上、私の冗長な感想を付けてはお目汚しなれば、賛成に一票投じるのみにて。

mente

  • No.9
  • よりみち
  • 2007-03-30 21:07:00
  • 賛成
 合い言葉は『爽やかハートフル』!(挨拶)
 合い言葉通り(?)の落としどころでしたね。もう少しネガティブな生への執着があったらあったで別な読み応えがあった気がしますが、おキヌであればこれも一つの形として納得できます。これで未来に二人が出会えるようになったということで賛成を入れさせていただきます。

 PS
 前回、訳の分からない例えを使って申し訳ありませんでした。
 ちなみに思い出したのはこんな話で
(ネタバレ御免 ついでに、うろ覚えなので間違っているかもしれませんが‥‥)


 愛する人を失った人のために主人公−おろち−がある儀式を行うのですがうまくいかず、その愛する人が中途半端な形−意識はあるが体は死体のまま−で甦り、それにより‥‥ 

 という感じです。
 徐々に腐る体(脳も腐り記憶が途絶えたりもする)やそれにより愛情が狂気に至るさまなどけっこう”くる”怖さがありました。

mente

  • No.10
  • 赤蛇
  • 2007-03-31 22:22:00
  • 中立
>akiさん
今回のテーマは『意図せざる悲喜劇』でしたので、あっけなく終わらせるのは予定通りでした。
ま、私のはいつもそうなんですが(笑)
やっぱりですね、おキヌちゃんを必要以上に痛め付けるのは避けたかったんですよ。

>アミーゴさん
名高いかどうかはわかりませんが、これが私の『爽やかハートフル』です(笑)
今回の話に悪人はいません。
皆が皆、良かれと思って行動したことが悲惨な結果を招いてしまうというのを書きたかったのです。

>ダヌさん
そう、本当はもっと尺の長い話向けの題材なんだと思います。
冒頭でおキヌちゃんが死んでしまうに至るまで、美神や横島たちの苦悩や葛藤、軋轢、そして復活させるに至るまでの経過。
そんなところを書き込んでいくと、もっと違った印象の出来になったかもしれませんが、私には向いてませんでした(笑)
誰か書いてくれないかなぁ・・・

>アルトさん
実際のところ、人の、いや、生き物のそれはほとんどが”理不尽な死”ではないでしょうか。
意味もなく訪れた死神に対して、いかに応対するか。
そんなことを考えながら書いてみたりしました。

>STJさん
悲壮であっても、劇的であっても、または間抜けな感じであっても、死だけは平等です。
おキヌちゃんには、なんとなくそんな感じが似合う気がしまして・・・

>いしゅたるさん
やはり、未練はあったんだと思います。それも、相当な強さで。
でも、どこかであっさりと手放してしまいそうな、そんな気がするんです。
それは彼女の優しさかどうかはわかりませんが、それもまたおキヌちゃんの魅力のひとつではないでしょうか。

>偽バルタンさん
そう、ラストはあっけなく終わらせました。
斬った当の本人であるシロでさえ疑わせるほどに、望みもしない終わり方です。
当人たちの感情がどうであろうと、方程式は冷たいものなのです。

>鴨さん
誰も望みはしなかったけれども、起きてしまったことは受けとめる。
これが彼女の真骨頂のひとつではないでしょうか。
それは、幸とか不幸といったものを超えたなにかであるような気がします。

>よりみちさん
実はもっと生に執着する展開もあるにはあったんです。
でも、書いているうちに、これは違うな、と。
だから、私の中では魔物となったおキヌちゃんはアンデッドでも怪物でもなく、美しい彼女のままなんですよ。

mente

  • No.11
  • とおり
  • 2007-04-09 23:16:00
  • 賛成
遅レスすみません。
おキヌとの離別は、すなわち過去との離別。
あっけないくらいの別れを通じて、二人は何を思ったのか。
シリーズを通して、楽しませていただきました(^^

mente

  • No.12
  • 赤蛇
  • 2007-04-15 00:45:00
  • 中立
>とおりさん
おキヌとの過去は離別しましたが、まだ一人だけ囚われている人がいます。
はたしてその人との関係はこれからどうなるのか・・・そんなことも想像してみてもおもしろいかもしれません。
お読み頂きありがとうございました。

mente

  • No.13
  • すがたけ◆T4eVRRFHlSs
  • 2007-05-02 18:58:00
  • 賛成
 畏レスマン参上(挨拶)!!

 というわけで、『爽やかハート震』シリーズ、畏れと共に一気読みさせていただきました。

 死を受け入れた者、受け止められずに壊れた者、そして、それらを踏まえて前に歩む者―― その結末はあっけなくもあり、しかし、残ったものを心に刻むその姿は永久にも通じ……淵のような深みを感じさせて頂きました。

 ハートフルな気持ちと共に、賛成票を――

mente

  • No.14
  • UG
  • 2007-08-06 19:48:00
  • 賛成
うーん、失踪している半年の間にこんな話を投稿されていたとは。
一気読みしてしまったので、いつカラーコンタクトしたおキヌがジュリーな笑い方をするのかドキドキ出来なかったじゃないですかw
私的には前作の方が好みですが、ハートフルな方向に移行した今作も楽しませていただきました。
相変わらずダメダメな横島といい、蚊帳の外な美神さんといい、この形で赤蛇流の伝統芸能を目指してください。いや、真面目な話。

mente

得票数
  • 賛成 * 11
  • 中立 * 3
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