- No.1
- 丸々
- 2006-10-01 23:14:00
- 賛成
最後の一文が深い。深過ぎます。
子供の頃、誰もが経験するような捨てられた動物との触れ合い。
子供の頃はわからなくても、成長してから考えれば、それはただの無責任な行為であったことが理解できます。理解できてしまいます。
こうして少年は成長していくのでしょうね。
素晴らしいお話、お見事であります!
mente
- No.2
- 仮面プラス
- 2006-10-02 01:37:00
- 賛成
ブラボー としかいえないです。
mente
- No.3
- サスケ
- 2006-10-02 02:49:00
- 賛成
何回も形を変えつつリフレインする「猫を飼っていた」というフレーズが、
最後の一文に収束していく構造が、すごいですね。胸にぎゅっときます。
つらいけれど、すごくいい話だと思いました。
mente
- No.4
- 狛犬
- 2006-10-02 08:52:00
- 賛成
モノローグを繰り返す構造が適度に文章全体に緊張感を与えていて、ともすれば自己憐憫に陥ってダレてしまいがちなテーマの物語を引き締めていると思います。
そして、他の方も言っていますが、最後の一文での余韻がまた素晴らしい。
猫を飼っていた、という想い出が自己満足であったのと同時に、化け猫にたらふく霊力を喰わせてやったのさえ、結局のところ自己満足に過ぎないのだ、という構図も、人と猫、ひいては生者と死者の分かりあえなさを示しているようでなんとも言えない読後感がありました。
mente
- No.5
- ちくわぶ
- 2006-10-03 20:54:00
- 賛成
素晴らしい構成力に嫉妬マスクです。
……いきなりすみません(笑)
しかし、これはホントに素晴らしい。
ホラーとしてのスタイルを確立しつつ、GSらしさを併せ持ち、ラストへ向けて収束し。
そして最後の一文。
なんかもう、参りましたと言うよりないです。
実にお見事でした。
そして、あわれな魂に幸のあらんことを。
mente
- No.6
- aki◆8L32Y90v1aM
- 2006-10-03 22:38:00
- 賛成
これはまた…
切ないテーマで、またどこか心の奥に響くような。
忘れている、幼い頃の罪を思い起こさせるような。
しかし、それらと切り離して考えても、実に良い話でした。
理不尽さを排した正当派ホラー調、余韻を残す構成と、素晴らしかったです。
mente
- No.7
- Z-C
- 2006-10-04 01:18:00
- 賛成
テーマも素晴らしければ、構成も素晴らしい。
平伏いたしました。
人のエゴ、思い込みの親切、それらが繋がりつつも、救いが見えないわけではない。
私もこのような話を書いてみたいなと思いました。
mente
- No.8
- 長岐栄◆U0ualnXmVao
- 2006-10-05 00:14:00
- 賛成
幼心のかすかな情けの残酷さ
横島の痛みが染みますね
せめて、腹いっぱいで逝ってくれたことを祈ります
繰り返していた言葉の反転に切なさが募ります
悲しくも味のある作品でした
mente
- No.9
- 偽バルタン
- 2006-10-14 02:54:00
- 賛成
結局最後の最後まで、全てが自己満足にすぎなかった…そんな感じの横島君がなんとも痛々しいです。
やはり最後の一文…コレがとても効いていますね…読後なんともいえない気分にさせられます。
楽しませていただきました。
mente
- No.10
- ししぃ
- 2006-10-23 20:38:00
- 賛成
うう、重いー。
猫好きとしてつらいですが、重さも含めて書ききられた一つの物語に賛成です。
うえーん。全ての猫には幸せになって欲しいよー。
mente
- No.11
- 鬼の刀
- 2006-11-19 00:37:00
- 賛成
すばらしいです。
何かこう知らず知らずのうちに涙がでてきそうになりました。
感動です。
mente