- No.1
- 夏みかん
- 2010-12-31T09:27:04
- 賛成
お疲れさまです。
日記体の作品は、いろいろな仕掛けができますね。
この作品では、冒頭で筆者が普通の人々であることが明示されたので、どんな仕掛けがあるかと警戒していましたが、錯乱しての自殺めいた事故死という予想外の結末。ストーンズの同タイトル曲から連想されるような虚無的にも思えるエンディングが印象的です。
絶チルは登場する勢力すべてが大義を掲げて争い、ニヒリズムとは無縁なようにも思えますが、一方で偏狭な精神には似つかわしい幕切れのような気もします。
また楽しい作品をお待ちしています。
mente