展開予測掲示板

はじめまして。
復讐譚というのは、古今東西問わず人気のある分野のようです。
復讐者側に加えられた悲惨な陵虐と、加害者へ応報として下される復讐が、読者の暗い感情をある意味浄化してくれるからでしょうか。

幼い妹が殺害されたことへの復讐という暗いお話ですが、最終的に復讐者の心が救われ、また全体としておキヌの青春の一こまとして描かれ、湿っぽくもならなかったのは良かったと思います。

はじめまして、投稿ご苦労様でした。
幸運にも私の中では子供とは死と最も遠い存在であり、
その命が奪われたことに起因する狂気というものに触れる経験はしないですんでおります。
そのことに触れた心のざらつきと、読みやすく魅力的な文章に、不思議な読後感を味わいました。
ほのぼのとした横島とおキヌのシーンでも浄化されない感覚は後を引きそうです。
ということで、読後感を打ち消すような次回の投稿をお待ちしています(ノ∀`)←単にこれが言いたかったヤツｗ

「鬼切丸」という漫画が昔ありましたけども、その漫画のような印象を受けました。
GS世界では救いが多数用意されているために、あの漫画のような救いの無い世界にはならないところが読む側としても気楽なところです。
この作品も、復讐や慚愧の念がおキヌや横島の日常に埋もれるほどに浄化され、救われる流れがよかったです。

皆様、コメントありがとうございます。

夏みかんさんへ：
＞復讐譚というのは
興味深い考察ですね。何か法外な行動を取る上で、復讐というのは正当な大義名分として成立してしまう部分もあるんですかね。
江戸時代には当時の司法の下に「仇討ち」なんていうのもあったようです。
たしかに当事者外として見る復讐劇というのは、正直胸の空く気持ちになったりすることがあります。
古今東西に人気があるのもうなずけるような気がします。

UGさんへ：
＞読みやすく魅力的な文章
お褒めのお言葉、ありがとうございます。
日本語一句一句とその連続性を見ると変なところが多いです。もう勢いで書いてます。文章を書くのは難しいです。
＞不思議な読後感
明と暗を極端に配置して、本当はそれをもっとバランス良くしたかったのですが、どうも暗の部分の方が出っ張ってしまったみたいですね。
失敗でした。
＞読後感を打ち消すような次回の投稿
昔々のGTYにはもっと内容の暗い「ダーク」路線なお話が多かったですが、今はあまり流行ってないみたいですかね。
読み慣れてしまっている自分は割と平気ですが、元来は明るいお話が好きなので、次回作はそういう方向で行こうと思います。

akiさんへ：
＞「鬼切丸」という漫画
その漫画は読んだこと無いですね。有名な漫画なんでしょうか。原作を書いてくれた人も知らないそうです。
幼い女の子を殺された。そのことに対する復讐を、その姉、その母、その父が行うという話を、何か安っぽいホラー漫画か小説かドラマか色々なもので見たり、読んだり、聞いたりをしたことはあります。割とベタな話なんだと思います。
ネタバレで。某R・H大先生に教えてもらうまで知らなかったのですが、同じ題名のオペラが元ネタになっているようです。
＞GS世界では救いが多数用意されているために
ギャグ漫画ですから。気楽に楽しくやれるのが一番いいんだと思います。

遅いレスすみません。
狂気に落ち、でも横島やおキヌに救われた姉と妹。
ねっとりした憎しみが文章から伝わってきて、でも最後の二人のやりとりに癒された気がいたします。
文句なしの賛成で。