Re. 死んでも確実に生きられます(後編)

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  • No.1
  • 夏みかん
  • 2008-11-22T00:00:26
  • 賛成
お疲れ様です。
霊能遺伝子操作を駆使してあえて幽霊になって新たな人生を歩もうとするマッドサイエンティストに、
幽霊から生き返って新たな人生を歩むおキヌが立ち向かう、
という構造でしょうか?(読み込みが浅すぎますか?)

おキヌが悪霊さんを料理した「他のルート」とは何だったのか。ご近所幽霊仲間に参加させることだったのか。
第二話で条奈が提示した「他のルート」という言葉ですが、想像力の乏しい私には、おキヌが使ったその過程を十分味わうことができませんでした。

プロットを立てるか、キャラクターを光らせるか、レトリックをとがらせるか。
出尾のマッドサイエンティストぶりや、おキヌの天然な可愛さを光らせるのは、プロット勝負派の(と私には思われますが)あらすじキミヒコさんが、主として意図するところではないでしょう。

あらすじキミヒコさん独特の舞台設定とプロット。解決編でちょっと説明不足に感じるところが惜しい気がします。

mente

  • No.2
  • カヤマ
  • 2008-11-22T13:09:41
  • 賛成
こんにちは。はじめまして。

冒頭、理系知識の乏しい私にはちょいわかりにくかったのですが、

細胞も死ぬと幽霊になる。
その・・・本人の脳細胞の「幽霊」が霊能力の正体である。
・・・というのが出尾の説・・・ですか?

そいで自分も死んじゃったのですか。

・・・愚直に自分の説に殉じ、死んだあと後悔する科学者がアホっつーか気の毒ですが、
・・・救いのあるラストがいいと思います。おキヌちゃんの反則ワザを
見ないふりで黙認するふところ深い美神も、らしくていいと思います。

mente

皆様、コメントありがとうございます。
色々と勉強になりました。反省点もりだくさんなので、やや暗めのレス返しになってしまいますが、ご容赦を。


>夏みかんさん
読んで下さった方々に『読み込みが浅すぎますか?』などと言わせてしまうなんて、私は書き手として最低ですね。
前作で「イザとなったら死にたくない」を描いたので今回は「死んでしまってから後悔する」を描こうと考えて、生きることの大切さを『説教臭くならずに』説くことの出来る人物としておキヌちゃんを導入したのですが、これが裏目に出てしまったのでしょう。おキヌ視点でないと描けないことはあったわけですが、その描き方のバランスが悪くて、話の焦点がぼやけてしまったのだと反省しています。
『ご近所幽霊仲間に参加させること』に関しても、描写のバランスの失敗だったと反省しています。途中でおじいさん幽霊について言及しただけでなく、だからこういう方針を思いついたのだと、きちんと記すべきでした。これも反省しています。
また『条奈が提示した「他のルート」という言葉』云々も、反省点です。研究者の生物学的解説をどう作品に取り入れるかと考えた際、それをヒントに事件を解決するという形にしたかったのですが……ちょっと強引過ぎました。
前作でUGさんから『王道的な展開』という御言葉を頂いたので、今回は「おキヌちゃんの悪霊説得という王道」を意識し、『プロット』ではなく『舞台設定』のみを『独特』にしたつもりでした。しかし、それでは薄味になってしまうと危惧して色々と加えた調味料が、隠し味ではなくて下手に主張し合って、むしろ闇鍋のようになってしまった……というのが、包括的な反省です。


>カヤマさん
前作も今作も『理系知識の乏しい』方々にそれを平易に説明したくて書いている部分がありましたので、読んで下さった方々が難しいと思われたのであれば、その点で、まず失敗です。
『細胞も死ぬと幽霊になる』と読解されたのであれば……これは、もう私の書き方が悪かったとしか言いようがありません。作中で「いくらなんでも、培養細胞に『魂』は残っていないだろうから」と記したのですが、これでは、まだまだ不十分なのですね。培養細胞という言葉がいけなかったのか、あるいは、細胞の死の蓄積が個体の死につながるというような記述をどこかに加えればよかったのか。色々考えさせられます。
ラストで出尾が幽霊として残ってしまうのは、作品全体のメッセージの方向性とは逆になってしまうので悩んだのですが、それでも、こういう形にしました。それを『救いのあるラストがいいと思います』と言って頂けたこと、感謝します。


では、皆様。
本当にありがとうございました。
いただいた御意見を、なんとか、今後の作品に活かしていきたいと思います。
今後もよろしくお願いします。

mente

  • No.4
  • UG
  • 2008-11-24T02:45:30
  • 賛成
投稿ご苦労様でした。
ノリノリで始まった出尾の語りによる前編。
そして説明好きである条奈三が脱線しまくった中編。
時でも止めたのか、美神と横島を倒しながらもその事実がスルーされている後編w
それぞれが独自の雰囲気を持っておりましたが、嫁を求めていながら、お友達で満足する出尾に泣きそうです(つд`)
まあ、それが一番大切だよなぁとも思いますがw
やはりおキヌちゃんがとった裏技は「お友達でいましょう」なんでしょうか?
おキヌ、恐ろしい子(((( ;゚Д゚))))

mente

書きたいことはUGさんに書かれてしまっていますがw

オリキャラの名前もなにげにツボでしたが、前中後編それぞれに全く違う作品かのような雰囲気を感じられたのも面白かったです。

mente

皆様、コメントありがとうございます。
わかりにくい作品を書いてしまったのに、それでも読み取っていただけたことを感謝します。

>UGさん
いただいたコメントを「あれ、もしかして?」と思いながら読み進めて、『時でも止めたのか』というところで大爆笑してしまいました。UGさんは二次創作作品自体でなくコメントでもパロディをうまく料理するのだなあと、あらためて敬服しました。
なお、前編の出尾の人付き合い云々の話や、後編の最後のおキヌのセリフなどは、「何となくでいいから、読者の方々に感じとってもらえたら嬉しい」と思って書いていました。ですから、『嫁』『お友達』についての感想を読んで、とても感激しています。

>akiさん
原作の茂流田や須狩を意識しながらも「こういう命名法はアリだよな? でも作品の知名度が違うかも?」と心配していたので、『オリキャラの名前もなにげにツボ』というコメントは、嬉しいです。
また、中編と後編の間を区切るかどうかも悩んだので、『前中後編それぞれに全く違う作品かのような雰囲気を感じられた』という御言葉も、とてもありがたいです。

では、今後もよろしくお願いします。

mente

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