積み重ねた妄執、しかし戦いでは冷静さを持つ犬飼は恐ろしい遣い手ですね。
無論、十五夜の死闘、その結果は月の光に照らされるがごとく明らかなものではありますが。
その経緯を、時代小説の剣戟の響きを感じさせる作品として上手く昇華されていると思います。
mente
- No.2
- 偽バルタン
- 2008-09-20T04:37:39
- 賛成
犬飼ポチとシロ嬢の父親…
ふたりの間に何があったのか、原作では描かれなかった部分を相変わらず非常に巧く補完されてると思います。
重く、哀しい雰囲気を感じさせるお話でした。
楽しませていただきました。
mente
- No.3
- TYAC
- 2008-09-22T17:15:53
- 賛成
凄みのある剣劇、楽しませていただきました。
人狼の戦いには十五夜の満月は良く似合いますね!
父の因縁、過去そして……
是非、凄みのあるシロ嬢の話も読ませてくださいw
mente
- No.4
- すがたけ◆T4eVRRFHlSs
- 2009-03-14T02:30:55
- 中立
やっさほーれや♪(挨拶)
現実逃避のために、眠らずに朝まで踊りたくなりつつ、コメント返しです。
>aki様
コメント、毎度ありがとうございます!
>恐ろしい遣い手、犬飼
作中では既に狂気に堕ちていた犬飼ですが、狂気のみではシロの父親に勝てるとは思えませんでしたので、狂気と理性が同居した一瞬の高みの時に登場させていただきました。
そして、完全に狂気に堕ちた原因が、長年の友を斬ったことにあったならば―― そのイメージは、伝わったでしょうか?
伝わったならば、幸いです。
>偽バルタン様
いつもコメント、ありがとうございます!
>犬飼ポチとシロ嬢の父親…
>ふたりの間に何があったのか
犬飼が里の禁を破り、狼王としての先祖帰りを狙った以上、それを望むだけの絶望があったと思うのです。
そして、燻りつづけた絶望が燃え上がり、その胸中を焼き尽くすだけの業火となるからには、それに応じた理由があるはず―― そう思ったことが、この悲劇を描く切っ掛けとなったのですが、受け入れて頂いて安堵しております。
>TYAC様
コメント、ありがとうございます!
>凄みのある剣劇
敬愛する藤沢周平先生の雰囲気を狙いつつ、独自の色を出すことを目論んでいたのですが……いかがだったでしょうか?
* * *
P.S.ニールセンさん、申し訳ありません!
「春頃にはじめるよ!」と大言壮語していた武闘派長編ですが、2009年に入るや否や身辺が慌しくなったこともありまして……伸びます。
発表が何時頃になるかは……未定です_| ̄|○
mente