Re. 蘇える金毛 最終話

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  • No.1
  • Gemini69
  • 2008-06-16T17:00:20
  • 賛成
 完結おめでとうございます。元ネタの映画を知ってる身としては、最終回に至るまでの展開が大方予想出来ていましたが、それでも楽しめました。それにしてもあの映画をバックボーンとした「GSハードアクション」って難しそうなジャンルなのに、実に上手く処理されてますね。
 特にヒロインが原作からは想像できない「煙草を吹かす描写」・・・他のSSだったらそれだけでも喧々諤々となるでしょうに、読んでいる最中も違和感等を全く感じさせず、最後まで素直に読めました。ココに良SS作家と呼ばれる方々の力量の程をつくづく思い知るのです。
改めて今一度言わせていただきます。
「木星には何時着くんだろう・・・・(ブツブツ)」
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃなくて(汗)
楽しませて頂きました!ごっつぁんです!!!(笑

mente

  • No.2
  • Boo
  • 2008-06-16T18:52:09
  • 賛成
完結お疲れさまでした。

シロのどこまでも融通の利かない生き方、誰にも頼らず全てを一人で抱え込むタマモの不器用さ、
タマモはシロの止まったままの時間を動かそうとして・・・
二人の性格も原作どおりに思えて、とてもせつない結末でした。

愛する家族がいっぺんに目の前から消えてしまえば
残された者はどうなるのか想像もつかないのでこんな展開もきっとありえるんでしょうね。
ネタ元は知らないのですが、すごく楽しめました。

mente

運命と言えばそうなのでしょうが、一人一人が選び取った結末は、その人だけの思いとして描かれていました。
まさに、予定調和への完成された流れです。
短期集中連載でこれだけのものを読めて、楽しかったです。

mente

  • No.4
  • 美尾
  • 2008-06-17T00:51:40
  • 賛成
 見届けました!
 全てを手に入れて、それでも本当に欲しかったものは手に入らなかったこと、最後の二人への置き手紙が、未来を感じさせるものだったことが何とも切ないです。

質・ペース共に安定したまま連載を完結されたことに、羨望やら嫉妬やらを感じつつw
完結、おつかれさまでした。

mente

  • No.5
  • TYAC
  • 2008-06-17T01:18:43
  • 賛成
完結おめでとうございます。そしてお疲れさまでしたw
悲しくもズッシリとくるラスト。そして切なさが……
解き放たれたタマモに安らぎがある事を願わずにはいられません。
最後に……このお話をありがとう!

mente

  • No.6
  • 殻之篭
  • 2008-06-17T22:14:13
  • 賛成
完結お疲れ様です!

事務所で始まり、事務所に終わる。
火を放った、タマモさんの心境はいかに。
ぐぐっと引き込まれました。

このペースでこの完成度の高さ。
うーん、背中はいつになったら見えてくるのやら……。

お話、ありがとうございました〜〜。

mente

  • No.7
  • 偽バルタン
  • 2008-06-20T00:07:49
  • 賛成
完結、おめでとうございます。
お疲れ様でした。

哀しいラストは、予想できていたはずなのに……
タマモ嬢の残した手紙、唯一残った相棒との、明るい未来を望んでいたその内容が、あまりに切ないですね。
ハードな世界観で、タマモ嬢は可愛らしく、シロ嬢は哀しく儚げに、ヒロイン二人 とても魅力的に描かれてたと思います。
本当に楽しませていただきました。

mente

  • No.8
  • アルト
  • 2008-06-22T23:13:57
  • 賛成
とても楽しく読ませていただきました。
おやじさんの書くハードボイルドな雰囲気に圧倒されるばかりです。
闇の中に身を置いて、ただ必死に生きたタマモ嬢。
最後はハッピーエンド、とはなりませんでしたが、それも彼女の生きた結果なのでしょう。

ともかく、おつかれさまでした。

mente

  • No.9
  • おやぢ
  • 2008-06-23T00:45:42
  • 中立
>Gemini69様
当初、雑談掲示板の「ボツ以上、投稿未満」に投稿した汚れた狐風に書こうと思ったのですが、本気で書いていくとなると設定を根本的にやり直さなくてはいけなくなり、当てはめたキャラの性格を考慮して私風にアレンジするとこうなった……という感じですw
ストーリーは映画を追っかけていたのですが、上記のような理由で中身が違ってきました。
まさか自分でもこういう風な流れになるとは、思いませんでしたwww
仮に私が良作家と呼ばれるとしたなら、ぢぇみん様は大御所画家になるではあ〜りませんかwww
今回は自分の腕というより、キャラの勝利でしたね。
IFの世界のアダルト・タマモとシロのおかげです。

「アハ……アハ……アハハハ、アンタ運が良い」
アンタじゃなくて、俺ですなwww


>Boo様
おっしゃる通りでございます。
人狼でなくなっても融通の利かないシロ。運命に振り回されないと決意し、一番足掻いていたタマモ。
タマモはシロを完全に見捨てることができていたなら、このような結果にはならなかったと思います。
外見や表面上の性格が変っていた二人。ですが根っこの部分はお互いに変わっていませんでした。
お互いに大切な相棒だから、こうなってしまった。

私が描きたかったことを感じ取ってもらい、最高のコメントを頂きました。
ありがとうございます。


>aki様
予定調和の中で、どれだけ各キャラの過去と現在。そして生き様と散り際を描けるか? というのが命題でした。
なんせ、メインのストーリーは曲げられませんからw
原作と違い、かなりウィットになりタマモとシロにとっては重い話になってしまいました。
GS物としてはかなり異質なものに仕上がりましたが、楽しんでもらえたのなら幸いです。


>美尾様
自分の目標を手に入れる寸前だったタマモはそれを捨て、相棒のシロを取ります。
当初タマモは目標のためならば、シロさえ利用するつもりでした。
ですがシロが愛人をしている理由を知り、情というものが必要以上にでてしまいます。
もしかしたら、そこから運命が狂ったのかもしれません。

羨望やら嫉妬>なにをおっしゃる。そっくりその言葉返させていただきますw(ブログ見てますよw)


>TYAC様
物語の前半部、タマモは自分のためにやりたい放題です。
迫害を受ける野良とはいえ、自分の目的のためには手段を選びません。
そういう人物が迎える最後は、案外こういうものなのかもしれません。
修羅の道を進んでいたタマモが、ふと取り戻した人の心。
修羅道に不必要なものを持ってしまったために、迎えたラスト。
完全な現代の金毛九尾になれなかったタマモは、一番楽しかった頃を夢みながら最後を迎えます。
最初の悲劇、美神除霊事務所の事故。これがタマモやシロにとって全てだったのでしょうね。


>殻之篭様
事務所に火を放つタマモは無言です。
ですが捕まるリスクや自分の傷ははお構いなしに、触媒抜きで火を放ちます。
その時のタマモの心境は、私から話すよりも殻之篭様が感じとっていただいたものが全てだと思います。
映像や画像ですと具体的な表現ができるのかもしれませんが、文ですのでやはりそこは読者様の想像が私の表現だと思っています。
まぁ……カッコつけたことをいっていますが、表現力不足の誤魔化しともとれますけどw

背中ですか?……古カブとしましては、追いつかれないように努力はしたいと思いますので、背中にいきなり発砲したり、あっという間にぶっちぎったりしないでくださいw
たぶん、自分はあっという間に抜けますので、いぢめないでください。

mente

  • No.10
  • おやぢ
  • 2008-06-23T21:56:08
  • 中立
>偽バルタン様
ストーリー上、ラストは決まっていました。
他の人のコメントにも書きましたが、GSで表現するとなると原作よりもウェットになってしまいました。
自画自賛するようで申し訳ないのですが、二人のラストは自分では悲劇だからこそ美しく描けたと思います。
当初アクションに重点を置いていたのですが、あまりにも二人のキャラが際立ってしまい、二人のドラマ中心になってしまいました。
ですのでこの二人を誉めていただけるのは、私にとっては感激至極なことです。
ありがとうございます。


>アルト様
ともかく疲れてますw
書き上げて1週間になりますが、まだ引きずっていますw
それだけこの作品のシロタマに惚れてしまったのかもしれませんwww

タマモというキャラは、原作後半に登場した上にシロと違いキャラとして成長過程にあります。
自分が描く未来のタマモは、ツンデレでなく小悪魔系(金毛では小なんてものじゃなかったですけど)
次回別の形で、小悪魔タマモを描く機会がありましたら、もう少しハッピーに終わらせてやりたいです(もちろんシロも)



皆様、投票ならびに貴重なコメントをありがとうございました。
GSにしては珍しいハードボイルドでしかも悲劇という作品をご愛読いただき、心よりお礼申し上げます。

そして最後になりますが、このような馳作に挿絵を下さったGemini69様、本当にありがとうございました。

mente

  • No.11
  • よりみち
  • 2008-06-26T23:20:40
  • 賛成
 おやじ様、初めましてよりみちと申します。
ここまで遅くなったのと長編にもかかわらず最後にのみのレスで申し訳ありません。

元ネタも知らず個人的にこうした展開はあまり好きではないのでレスを入れるのに躊躇するものがありましたが、そんな事を思いながらも結末まで読み進んだという事は、純粋に作品として凄い完成度なのだということに気づき、その気持ちを元に賛成の一票を入れさせていただきました。

こうした密度の作品はなかなか書けないとは思いますが、次回作を期待しております。

mente

  • No.12
  • YOKO
  • 2008-07-03T16:49:11
  • 賛成
一話から一気に見させてもらいました。

うまく感想書くことができないので一言だけ・・・

すごくいいモノ読ませていただきました

mente

得票数
  • 賛成 * 10
  • 中立 * 2
文字修飾
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