ザ・グレート・展開予測ショー

Dr.カオスにきいてみて!(その2)


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(00/ 7/27)

注:しつこくも断っておきますが、ち○○ロングラン作家の
  某少女漫画とは、ずぇったい関係ありません。
  また、存在するキャラクターとはあまり関係はありません。

2006年7の月、氷室&美神除霊事務所から離れた横島は
六道家の金と冥子の式神の前に、婿にさせられてしまい、
いち早くも六道忠夫を名乗っていた。

「冥子さーん、早く早くー。」
「なーにー、忠夫君〜〜〜〜〜。」
「うーん、いい響きだ。もう一回言ってくれ。」
「忠夫君〜〜〜〜〜。」

この言葉にはたまた暴走し掛ける六道忠夫。
だが、冥子の式神に狙われているってことも考えなければならないわけで、
この時に同時にやられるとばかりにコントロールしようとしていた。

「そーいえば〜〜〜、もう5ヶ月よね〜〜〜〜。」
「そそ、そうだな。名前は何にするか決めたかい?」
「えっと〜〜、名前はね〜〜、盟菜(めいな)ってのどうかしら〜〜〜〜。」
「それはどういう根拠で?」

などと六道家が幸せな展開をしている中、「たけしのTVタックル」の収録は
もう既に、最後の予言編まで進んでいた。
ただ、霊編や超能力編でのキャラが多すぎて把握しきれていないとか言うわけではない。
そして、今まさに予言編のトークバトルが繰り広げられていた。

「ですから、薔薇十字会という教団がですね」
「薔薇十字会という話がもう既に怪しいんだっ!そんな教団どこにあるのか・・・」
「じゃあこれ、ご覧ください。」

韮崎さんと大槻教授の対談だ。
相変わらずの用意周到な「如何にも怪しげな証拠物件」攻撃を仕掛けていた韮崎、
それに反論する大槻教授。
今差し出されている「如何にも怪しげな証拠物件」とは、もちろんパネル写真だ。

「このパネル写真は、ノストラダムスの遺骸が収まっていると言われるノートルダム礼拝堂で写されたものです。」
「それがどーしたんだ?」
「まま、話を遮らないで下さい。その続きがあるんです。その遺骸が収まっているものを開けて撮ってきました」
「もーすでに犯罪じゃねーか!」

観客から飛び交う石や缶、ペットボトルの攻撃。
だが、これをナレーションの人が投げるのを止めようとするよう呼び掛けている。
そんな中、平然と韮崎氏は話を続けている。

「そんなことより、開けた直後の写真をよく見て下さい。遺骸の肩の部分です、鍵十字のようなマークが・・・・・・。」
「お前がつけたんだろ!あるいはコンピュータなどで写真細工をしたか・・・」
「いえいえ、そんなことはありませんよ。」

必死になって反論する、韮崎氏。
もう既に圧されている様子だが、それでもなんか隠している様子。
そう、その証拠物件こそが、最後の切り札、ドクターカオスなのだ。
そしてナレーションが入るや否や、突然周りに煙が立ち昇った。
煙が晴れようとすると、なんだか周りがざわめき始め、一方で観客が指を差して叫んだ。

「あっ、あれは?」
「タケチャンマン?」
「古いって、それいうなら小林幸子にしろーーーっ!」
「しびびん、しびびん、しびびん、びぃーん!」

思わず、高台に登っていたドクターカオスはシビビンをしてしまい、落ちそうになった・・・ところを、体勢を立て直しつつ言い始めた。

「わーーーはっはっはっはっは、はが六つ!」
「びゅぼぼん、びゅぼぼん、びゅぼぼん、びゅぼーーんっ!」

この言葉にカオス以外、スタッフまでもがシビビン返しをしてしまった。
そして、カオスが決め台詞を続ける。

「ぐわかかかか、ヨーロッパの大魔王・ドクターカオスが来たからにはもう安心じゃ。」
「た、頼むべきキャラを間違えた・・・かな?」

韮崎は後悔していた。こんな奴呼ぶんだったら、美神さんを呼ぶべきだった・・・と
そのとき、背後で美神さんが突っ込む。



と、こんな調子で、次回完結予定。
予言肯定派軍団、初の大勝利か?
美神&ドクターカオスの魂胆とは?
真実は来週にでも執筆いたしますので、どかご勘弁を。

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