ザ・グレート・展開予測ショー

いやしんぼ(笑)


投稿者名:ハカイダー
投稿日時:(00/ 7/19)

毎度毎度わけ分からん話ばっか書いていても疲れるんで、たまにはワンパな話でも(笑)
あ、今回はアンケート形式じゃないっスよ(笑)

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ここはと、あるアパートの一室……。
トゥルルルル………トゥルルルル………。
ガチャッ
横島「おう、親父か……。で、どうだ、例の件は?」
大樹「ふふ、まあよかろう…。しかし、なんだな………お前、俺に負けず劣らずスケベだな!」
横島「うるせー!テメーの息子なんだから仕方ねーだろ!」
大樹「む……確かに。ところで忠夫、今度の対決、父さんと何か賭けをせんか?」
横島「賭けだと?どんな?」
大樹「もしお前が俺に勝てたら、俺の…の…を10人ほどお前にくれてやろう。いいのが揃ってるぞ!」
横島「ぶっ!!マジで……マジで言ってんのか!?」
大樹「ああ…。ただし、俺が勝ったらお前の同僚の…ほれ何と言ったか…そう!ルシオラ君だ。彼女を俺の秘書として引き抜かせてもらう。どうだ?」
横島「フ、フザケンなーー!!ルシオラは俺の女や!絶対誰にも渡さんっ!!大体テメー何度浮気したら気が済むんだっ!?」
大樹「ふん、ケツがまだまだ青いな、お前は!忠夫、この言葉をよく覚えておけ!『恋は無限なり』」
横島「ズキッ!ぐわーっ!な、なんて胸に突き刺さるような切れ味鋭い言葉なんだ!!」
大樹「忠夫……世の中にはな、お前の知らない美女達がわんさか男を求めて彷徨ってるんだ。お前はルシオラ君一人で人生を終えるつもりかっ!?」
横島「あ、あたり前だろ!俺とルシオラの今まで培ってきた愛の結晶は、たとえ親父だろうとおふくろだろうと美神さんだろうと決して壊すことはできんっ!!」
大樹「ふん……つまらん男になったな、忠夫よ!どうやら父さんの見込み違いだったようだ。賭けは無しだな。」
横島「ちょ…ちょっと待て!」
大樹「なんだ?」
横島「(よく考えろ、俺。ルシオラ以上の美貌を持ったGSキャラなんていただろうか?対抗できんのはせいぜい美神さんかおキヌちゃんぐらいのもんだろ。(他の方ゴメン!)だが俺の作品にこの二人は登場せんっ!!つまり誰が出てこようとルシオラの勝ちは揺るがんっ!!ふふ…ふはははは!!勝てる……絶対勝てるっ!!哀れなり、親父!!)ふふん、まあ俺も男だ。いいだろう、その賭け乗った!」
大樹「ほう……なにか策でもあるのか?」
横島「策?策などない!ルシオラを出した途端、俺の勝ちが決まるからなっ!!」
大樹「(ニヤリ!)ふふ、まあよかろう。対決が楽しみだ。また会おう息子よ!」
横島「ふっ……地獄へ落ちろ、親父!!貴様の女は全て頂戴するっ!!」
ガチャ
大樹「忠夫……お前は何にも分かっちゃいない。父さんには絶対勝てんのだよ。ルシオラ君の面倒はまかせなさい……ふふふ、ははははは………!!」
漆黒の闇に大樹の高笑いが響いた………。


翌日。
――――南北新聞社――――
AM11:59
ルシ「ちょっと、ヨコシマ起きてよ!」
横島「ZZZ………」
ルシ「ヨコシマったら、書類いっぱい溜まってんのよ!!」
横島「ZZ……」
ルシ「もう……!」
と、その時、
ピロリラピロリラリン!(笑)
12:00のチャイムだ。
横島「……ん!もう12時か…よし、ルシオラ、昼飯食いにいくぞっ!」
急にムクッと目を覚ました横島は強引にルシオラの手をひいて部屋を出て行こうとする。
ルシ「ちょ、ちょっと、ヨコシマ!まだ今日仕事何にもやってないじゃないっ!!」
横島「いいのいいの、仕事なんて適当で。それより飯だ!」
ルシ「ヨコシマ!!」
キッと横島を睨んでみるものの、彼のあどけない無?邪気な顔を見ていると自然と目じりが下がってきてしまう。
ルシ「……まったくもう!」
こうして、いつものぐうたら横島のペースにはまってしまうルシオラであった。


二人が昼食を取り終わって社に戻ると、同じ仕事仲間の伊達雪之丞が声を掛けてきた。
雪之「おう、お二人さん!さっき唐巣専務が呼んでたぜ!来週、究極と至高の対決があるからその打ち合わせだそうだ!」
横島「(ニヤリ)な、なに、来週なのか!とりあえず専務のとこに行くぞ、ルシオラ!」
ルシ「ええ!」
二人は専務室の扉を開けた。
唐巣「やあ、二人とも。話は聞いたかい?」
横島「はい……で、今回のテーマは?」
唐巣「実は……これなんだ……。」
二人が渡された書類に目を通す。
横島「(ニヤリ)マ……マジッスかーー!!最高ッスね!!」
ルシ「ちょ、ちょっと専務!これ食材と何にも関係ないじゃないっ!!」
ルシオラが顔を赤くしながら思わず口に手を当てた。
唐巣「う〜ん…。でも、もう決まってしまったし。それにわが社としては、君を推薦するつもりなんだが……。」
ルシ「こ、こ、こんな事できるわけないじゃないっ!!専務が女装でもしてでればいいでしょっ!!」
唐巣「うん……それも考えたんだけどね。やっぱり周りの目というものもあるし……。君がどうしても嫌だったら私が相手先にテーマを変えるように……」
横島「(ぴくっ)ちょ、ちょっと待ってくれ、専務!まあ確かにテーマが『女』ってのはよう分からんが、これは男の夢!いや、GSファンの夢のハズだっ!!それにルシオラってまだ読者サービスしたことないだろっ!?いい機会じゃないかっ!!」
血走った眼をしながら唐巣の胸倉に掴みかかる横島。
唐巣「でも……それとこれとは関係ないんじゃ……。」
横島「いや、あるっ!あるあるあるっ!!!」
唐巣「だ、だったら君からもルシオラ君に頼んでくれよ……。」
横島「ルシオラ、頼む!この通り!!」
横島が土下座しながら床にゴリゴリ頭を押しつけはじめた。
ルシ「い、嫌よ!絶対嫌っ!!ヨコシマの頼みでもこればっかりは聞けないわっ!!」
ルシオラは背を向けたまま頬を膨らましている。
横島「そこを何とかっ!た、頼む、この通り!!いいと言ってくれるまで俺はここを動かんっ!!」
ゴリゴリゴリゴリゴリ…………。
ルシ「……………」
ゴリゴリゴリゴリゴリ…………。
ルシ「…………分かったわ。」
横島「ほ、本当かっ!?」
ルシ「ええ。でも今回だけだからね。前回負けたから次は絶対勝たなくちゃならないし」
横島「(……ルシオラ……自分の体にそんなに自信持ってたのか……。まあ、今回は主にルックス対決だからな。)」
ルシ「ヨコシマ!」
横島「(でも……審査すんのはオヤジ共だ。きっと胸の大きさも審査の大きな対象となるに違いないっ!!……だったらパットでも付けさせるか……。あかんあかん、それじゃ本当のルシオラを表現することはできんっ!!やはりルシオラの胸は俺が大きく………)」
ルシ「ヨコシマ!!」
横島「……えっ!?」
ルシ「ちょっと、なに考え事してんのよ!」
横島「あ……すまん。」
ルシ「これから対決の時に着る水着買いに行くからヨコシマも付き合って!」
横島「なぬっ!!行きます、行くとも、いや行かせて下さいっ!!」
その時一瞬だけ横島は舞空術を使ったという(唐巣談)
横島「ルシオラ、水着選びなら俺にまかせろっ!必ずHな……ちゃうちゃう、ステキなもんを選んでやっからよっ!!」
ルシ「分かったわ。でも……あんまり過激なのはやめてよ。」
横島「(ぐひひ)分かっとる、分かっとる!そんじゃ専務、ちょっくら行ってくるね。」
唐巣「頼むぞ、ルシオラ君、横島君!社の命運は君達に懸かっているだっ!!」


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