「横島忠夫には夢がある」
投稿者名:痛天閣
投稿日時:(06/ 9/15)
人界ではない某所において2人(?)の偉い人の会話
「んじゃホンマにこの線で進めてエエんやな?」
「ええ、彼女も当事者の1人ですし罪滅ぼしという点でも適任でしょう」
「罪滅ぼしなぁ…そら言い得て妙やねキーやん」
「そう皮肉を言わないでくださいサッちゃん」
「いや皮肉やないで。確かにワイらからのせめてもの罪滅ぼしや。よこっちに対してのな…」
「ええ…これから彼にやって貰おうとしていることに比べれば罪滅ぼしと言うにもおこがましい位ですが…」
「それは言わないお約束やで、キーやん。ほな行こか」
「そうですね、我々でも今は1秒が惜しい」
幸福荘 AM 02:15
草木も眠る丑三つ時という言葉の通り我らが横島忠夫君も――
「う〜ん…スッチャデスさ〜ん…じゅっでー…ぶべらっ…Zzz…」
………まぁ本人的にはいい夢なのかもしれません
「お〜お〜よう寝とるわ」
「まぁ今は寝てもらってた方がこちらとしてはやり易いですね」
「そういうこっちゃ。ホナ”彼女”に会いに行きましょか」
「ええそうしましょう」
横島君の枕元に立っていた怪しい2人のおっさんが現れた時と同じく闇に溶ける様に消えるとそこには横島君の寝言だけが響いていました
「「おっさんいうな!!!!!!」」
空耳でしょう
「…看護婦さ〜ん…触診のじか…はぶしっ…Zzz…」
・・・さん・・・ルシオラさん・・・
――呼ばれている?
私を呼んでいるの?――
ルシオラさん聞こえますか?
――あなたは誰?ここは私とヨコシマしかいないはず
私たちは今横島さんの霊基の奥に眠っている貴女に直接呼びかけています
――誰?私に何の用?
ちょっとまっててな、今見えるようにしたるさかいに…よっしゃ
切れかけの蛍光灯がスパークした様な閃光が一面に広がった後
一人は茨の冠をかぶり神々しいオーラを
一人は4対の羽を背に携え絶対的な魔力を
放つ怪しげなおぢさんと
――蛍の化身がそこにいた
「「おぢさんいうなっ!!!!!」」
(゚д゚ ∩)アーアーキコエナーイ
続く?
あとがき
初めての投稿で至らない点も多々あると思いますが
お付き合い頂ければ幸いです
今までの
コメント:
- プロローグとしては先が気になる流れで引き込まれます
ただ少し短いのでルシオラとの話をするとこまで行ってもよかったと思います (九尾)
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