【夏企画SS】夏の思い出
投稿者名:ちくわぶ
投稿日時:(06/ 8/ 5)
夏期休暇。つまり世間一般で言うところの夏休みである。普通、これを与えられて喜ばない者はいない。ところが、初めて休暇というものをもらったものの、彼女は明るいとは言い難い表情で考え込んでいた。
(休みっていっても、こっちはまだ馴染みも薄いからなぁ……あの子に会いに行こうかな。それにしても、あそこの方が知り合いが多いって言うのも、つくづく因果だね……)
ふっ、と自嘲的に呟きながらも、艶のある唇は美しく弧を描いていた。夕焼けの光を糸にしたような朱の髪を軽くかき上げると、彫像のように均整の取れた身体をひるがえして
彼女は虚空へと消えていく。
「ふふふ、貴様の行き先などお見通しだ。平穏無事に休暇を過ごせるなどと思うなよ……!!」
そしてその後を追うように、物騒な気配を放つもうひとつの影が飛び立って行った。
「うーーーみーーー!!」
「うーーーみーーー!!」
浮き輪を膨らましてその上に乗り、両手足をじたばたさせている小さな物体がふたつ。共に手足の伸びきっていない、まだあどけなさを残す子供達である。どうやら海に行く準備を済ませ、出発が待ち遠しくて仕方がないと言った様子である。夏休みとなれば、子供のいる家庭なら珍しい光景ではないだろう。しかし、この二人の場合は少々普通とは違っていた。
「まったく、殿下もパピリオも……その元気をもう少し修行に回したらどうです」
腰に手を当ててため息をついているのは、日本有数の霊山である妙神山の管理人、小竜姫。そして、子供達はそれぞれ高い霊力を持つ神族、天竜童子と魔族の娘パピリオだったのである。元々所帯じみた雰囲気で緊張感が薄い事は一部のGSの間では有名だったが、ここに極まれりといったところだろうか。そして今、妙神山の住人達は俗界に降りて羽根を伸ばしに行く事になっていた。
いそいそと出発の準備をする住人の中に、魔界からの留学生ジークフリードの姿もある。小さくまとめた荷物を運んでいると、廊下の向こうから小竜姫がパタパタと足音を立てながら走ってきた。
「ジーク、あなたとパピリオにお客さんですよ」
「私とパピリオの客という事は……」
「ほら、待たせちゃダメですよ。早く早く」
「ああ、ありがとう小竜姫」
子供部屋でがさごそと荷物を用意しているパピリオに声をかけ、ジークは外へ向かう。鬼門たちはしっかりと門を閉ざしていたが、片手で押すとすんなり開いた。
「や、久しぶり。元気にしてた?」
軽く片手を上げて笑っていたのは、魔族の軍隊に志願して離ればなれになっていたパピリオの姉、ベスパだった。
「ベスパちゃん!?久しぶりでちゅーーー!!」
パピリオはベスパにしがみつくと、嬉しそうに頬ずりをしていた。
「相変わらずだねー、パピリオは。ジークも変わりない?」
「いたって平和なものさ、ここは。お前も変わりないようだな」
「って……しょっちゅう仕事で顔合わせてるのに何言ってるんだか」
お互いに軽く噴き出すと、再び話を続ける二人。
「で、今日はどうしたんだ?」
「休暇をもらってね。で、久しぶりにパピリオに会おうかなと思って」
「そうか、丁度いいタイミングだ。なあ、パピリオ」
「これから私達海に行くんでちゅ。ベスパちゃんも一緒に行くでちゅよ」
パピリオが顔を離し、明るい笑顔で答えたその直後。ずしゃっ、という着地音と共に、何かがベスパの背後に降り立った。
「ほほう、それは楽しそうだな。ぜひ私も同行させてもらおうか」
「「「……え?」」」
妙にドスの利いた低い声に、3人は思わず固まってしまう。声の聞こえた方向にゆっくりと視線を向けると、そこには腕組みをしたまま仁王立ちするワルキューレの姿があった。
「あ、姉上。いきなり登場しないでくださいよ」
「久しぶりに顔を合わせた身内に対する挨拶がそれか、ジーク」
「い、いや……」
しどろもどろになるジークをジト目で睨みつけると、ワルキューレはさらに続ける。
「私も一緒に海に行く事、異論はないな?」
「う、あ、それはもちろん――」
「ふふふ、ベスパ……こっそりジークと逢い引きしようなど甘いわ。貴様の行動は、まるっとゴリッと全部お見通しだ!!」
「……」
(ふっ、決まった……)
びしっ、と自信たっぷりに指を指すワルキューレに、ベスパは深くため息をついていた。この姉上様が何のために付いてくるのかは、過去の体験(注:筆者作品『お姉さんは心配性』参照)からよく理解している。考えただけで頭が痛くなりそうだ。
ともあれ、こうして神・魔混合の夏休みがスタートしたのだった。
「さあ来い、どんな波だろうと余が制してくれるわっ。うおりゃぁぁぁ!!」
「あああっ、呑まれてる、呑まれてますよ殿下ッ!?」
「がぼがぼっ!!い、稲村ジェーーーンッ!!」
「殿下ーーー!!」
「ベスパちゃんも早く、はやくー!!面白いでちゅよー!!」
「慌てなくても海は逃げやしないって。あんまり深いところまで行くんじゃないよ」
照りつける太陽。立ちのぼる熱気。真夏の海水浴場は、大勢の人間でごった返している。その中に混じって、妙神山一行の姿もあった。大きな波が来るたびに突撃する天竜童子を、小竜姫と鬼門の二人がヒヤヒヤしながら見守っている。パピリオは波打ち際で、ベスパと水かけっこをしたりして遊んでいた。
「――で。その格好は何なんですか老師」
「イケてるじゃろ?」
「そう言う問題じゃなくて」
砂浜にはパラソルが立てられ、その下でジークと斉天大聖が向かい合っていた。ジークは普通に上半身裸のハーフパンツ姿だが、斉天大聖はチョイ悪オヤジ風の人間に変身し、短パンアロハにサングラスという出で立ちである。傍らにはワルキューレもいるが、我関せずと言った表情でよそ見をしていた。
「わしだって若い頃はな、三界を股にかけてブイブイいわせたもんじゃ。まだまだ牙は萎えておらんぞ」
「ちょっ、どこへ――!?」
「いざ参るぞっ、ぴちぴちギャルよっ!!」
制止も聞かず、斉天大聖は海岸にひしめくギャルに向かって走って行く。やがてジークの耳に『おっす、オラ悟空!!』とかいう声が聞こえてきたが、どっちかというと○仙人じゃないのかというツッコミを飲み込んで知らないフリをしておいた。
荷物番としてジークが海をぼんやりと眺めていると、波打ち際の方からベスパが戻ってきた。人混みの中を通り抜けてくる姿は、そのスタイル故によく目立つ。白地に不均等な大きさの斑模様が入った布ビキニと、同じ生地で揃えられたパレオ。スラリと伸びる足と、見事な主張をする胸元が男の視線を集めている。そして、ジークもまたその他大勢のように見とれていると、姉に耳を思い切り引っ張られて我に返った。
「ふー……」
「もう休憩か、ベスパ」
「あんまり暑くてちょっとね……それにしても、みんな元気だねー」
「ははは、子供の体力は無尽蔵だからな」
「ほんと、違いないね」
そんな風に軽口を言い合う二人の間に、ワルキューレがポツリと呟いた。
「……鼻の下が伸びてるぞジーク」
「はっ!?」
「嘘だがな」
(こ、この人は……っ)
絶妙に空気を凍りつかせてくる姉のテクニックに、ジークは思わず戦慄してしまう。それから三人はパラソルの日陰で座っていたが、ジリジリと照りつける太陽の熱気に喉が渇いてしまう。
「……喉が渇いたな、ジーク」
「……ええ」
「何か飲みたいものはあるか」
「冷えたものなら何でも。ベスパはどうする?」
「ハチミツ味のドリンクがあると嬉しいね」
「だそうですよ」
「……」
「……」
「貴様、察しろ」
「は?」
「女に飲み物を買いに行かせる気か!!」
「いや、私は荷物の見張りがありますし」
「ここには三人もいるだろーが」
「姉上、私が行くと行ったら付いてきますよね?」
「当然だ」
「ベスパが一人になってしまうじゃないですか」
「問題でもあるのか?」
「いや、彼女は少し疲れているんですから……」
「うがあああ!?なーにを甘い事を――!!」
ワルキューレとジークが悶着を起こしかけていると、ベスパがスッと立ち上がって言った。
「私が買ってくるよ。見張りよろしくね」
「お、おい――」
ジークが声をかける暇もなく、ベスパは人混みの向こうに消えてしまう。その背中を追うように伸ばした右手は、所在なく宙を掻くだけだった。
海の家の前に立つベスパは、自分の行動を少しだけ後悔していた。周囲を埋め尽くす人、人、人。ただでさえのぼせそうな蒸し暑さだというのに、それに加えて押しくらまんじゅうをしているような気分である。さらに、一ヶ所にじっとしていると頭の悪そうな男達がどんどん近づいてきては声をかけてくる。最初の頃は脅しをかけるように答えて追い払っていたが、次から次へと涌いてくるのでいい加減うんざりしてしまった。中にはどさくさに紛れて胸や尻を触ろうとする輩までいたので、そういう命知らずのバカには人知れず地面に埋まってもらうか、沖まで飛んでいってもらう事にしていたが。
「まったく……いい加減に……しろって……の」
ぐらり、と視界が揺れた。じわっと光が滲んだような気がした瞬間、ベスパはその場に倒れ込んでしまった。驚いたすぐ傍の女性が声をかけたが、すでに意識は失われてしまった後だった。
涼しくて心地良い風が吹いている。頬を撫でていくその感覚に、ゆっくりと意識は目覚めた。
「――あれ、ここは?」
「気が付いたか。気分はどうだ?」
「あ……そっか、暑さで倒れちゃったのか」
ベスパが上体を起こすと、そこは海から少し離れた雑木林の中にある公園のベンチだった。木陰は陽の光を遮り、人の姿もまばらで心地良い。そして、隣にはジークの姿。
「帰りが遅いので様子を見に行ったら、お前が倒れていてな……すまなかった」
「何で謝るのさ?」
「スズメバチの化身であるお前が、熱気に弱い事は想像出来たはずだった。それを――」
「ぷっ……気にしすぎだよ」
「と、とにかく。あまり無理はしない事だ。こうやってのんびりするのも悪くないさ」
「そうね……」
視線は海の方に向けたまま。けれど、二人の手は少しずつ近づいて――。
「さて、もう大丈夫だろう。さっさと戻ってこないか荷物番」
「うわっ、姉上!?」
「いい歳した男女がストロベリってるんじゃないぞゴルァ!!」
「あだだだだ!?取れるから、取れるから!!」
額に井桁を付けて出現したワルキューレに耳を引っ張られ、ジークはずるずると海岸のパラソルの方へ連行されてしまう。ベスパがキョトンとその様子を見つめていると、入れ違いにパピリオが駆け寄ってきた。
「大丈夫でちゅかベスパちゃん」
「ああ、なんともないよ」
「はいこれ、ジュースでちゅ」
「……ふぅ、冷たくて美味しいね」
「何だかんだで上手くいってるみたいでちゅね。ジークと」
「ぶはっ!?」
「んーんー、分かりやすい反応でちゅねー。でも安心してくだちゃい。私は邪魔したりしまちぇんよ」
「ごほっ、ごほっ……いきなり何言い出すんだよ、もう」
「……嬉しいんでちゅよ」
「え?」
「だって、ベスパちゃん……最近よく笑うようになりまちた」
「パピリオ……」
「今までずっと、寂しそうな顔してる事が多かったから」
「……あんたは優しいね」
「当たり前でちゅ。私達、家族なんだから――」
「そうだね……ありがとう」
この世界でたった二人きりの家族。過ごした時間も、思い出も決して多くはなくても。確かにその心は繋がっていたことが嬉しくて。可憐なる姉妹は、手を繋いだまま輝く海辺を見つめていた。
やがて太陽も西の水平線に沈み始め、東の空から夜の闇が静かに染みわたり始める。海で泳ぐ人影はほとんどいなくなり、変わって今度は浴衣を身に纏った人々が海岸に集まり始めていた。海辺の道路沿いには夜店や提灯が並び、古くから伝わる日本の風情を変わることなく演出している。そう、幸運にも今夜は夏祭り。
妙神山一行も例に漏れず、それぞれ浴衣を着て祭りに繰り出していた。
「小竜姫、ひとつ聞きたいのだが」
「はい、なんでしょう?」
ワルキューレは自分が着ている白地に朱の金魚模様の浴衣を見つめながら、小竜姫に尋ねた。
「なぜこのような衣装に着替える必要がある?」
「なぜと言われても……古くからの伝統ですし、夏祭りの制服のようなものです」
「制服か……うむ、制服ならば仕方ない。だが、慣れない衣装は動きにくいな」
「そこは我慢してください。でも、似合ってますし可愛いですよ」
「お、おだてても何も出ないぞ」
「くすくす……」
少し顔を赤らめるワルキューレと、それを見て笑う小竜姫。二人の前には夜店を興味津々に見て回る天竜童子とパピリオの姿もある。鬼門の二人は彼らのお小遣いを捻出する財布代わりに成り果てていたが。ふらりと戻ってきた斉天大聖は意外にも大人しくしており、カップ酒をちびちび飲みながら子供達のはしゃぐ姿を眺め、目尻に皺を寄せて笑っていた。
その集団から少し離れて、ベスパとジークも並んで歩いていた。ジークはシンプルな灰色の浴衣で、ベスパは黒地にあでやかな牡丹の花が咲く浴衣に身を包み、橙の帯がアクセントになって映えている。浴衣を纏っていても、自己主張の激しいベスパの身体は妖しくも初々しいアンバランスな色香を漂わせている。
「あ、あのさ」
「なんだ?」
「自分で言うのも何だけど……これって似合ってるのかな。私、こういうの着たことなくて」
「似合ってるさ。少なくとも、俺はそう思うが」
「そ、そう。嬉しいな……」
「は、ははは……」
いつになくしおらしい反応を見せるベスパに、ついジークまで赤くなってしまう。何か話そうと思うのだが、何故か照れてしまって上手く言葉が出てこない。外見は大人のはずの二人だが、すっかりストロベリィな空間にはまってしまったようだ。
そうこうしているうちに、やがて盛大な打ち上げ花火が始まった。色とりどりの瞬きが、星空のキャンバスに現れては消えていく。人々はそれを見上げて喝采し、真夏の夜を目一杯に楽しんでいた。この瞬間だけは、人間も、神も、魔物も。全てが変わりなく。瞬きするほどの永遠に思いを馳せているのだから。
ふと、花火を見上げる目を横に動かしてジークはベスパを見た。その表情はどこか切なく、瞳には憂いの光が満ちているように感じられた。
「……何か思い出したのか?」
「花火ってさ、眩しく燃えて輝いて……すぐに消えてしまう。誰かに似てると思わない?」
「お前たちの……姉の事か」
「……」
恋にその身を燃やし、全てを捨てて輝いて。そして儚く消えた姉の事をベスパは思い出していた。本人はあれで満足だったかも知れないが、こうして生き延びた自分達がそれを思い出すたびに胸が締め付けられてしまう。もしかしたら、もっと違う道が――消えてしまうことなく、幸せに生き続ける事が出来たのではないかと。そんな気持ちのまま沈黙に身を任せていると、心の奥底が疼いて切なくて。言葉では表せない気持ちを持て余して夜空を見上げていると、やがて魔族の青年がポツリポツリと話し始めた。
「花火など、夏の夜にほんの一瞬。わずかな時を照らすだけに過ぎない遊びだ。それなのに、なぜ人はこうも惹かれてしまうのか……わかるか?」
「……」
「たとえ一瞬にせよ、全てを賭けて輝く事は何よりも尊く、美しいものだ。それを人は知っている。わずかな瞬間に込められた意味は、心に刻まれて永遠に残るんだ」
「一瞬の、意味……」
「時の流れに身を浮かべていると、その意味すら霞んでぼやけてしまう。だからこそ、忘れかけたその輝きが愛おしくて……惹かれてしまうのだろうな」
あくせくと過ごす毎日の中で、私もやはり忘れてしまっていたのだろうか。今というこの瞬間に、情熱の花を咲かせて生きる事を。そして、その事を私なんかよりずっと前に気付いていた女(ひと)がいた。今にして思えば、その魂のなんと美しく、強く、気高かったことか――。
ジークの言葉を聞きながら、ベスパはこみ上げてくる感情に胸を焦がす。そして――熱を帯びたひとしずくが、静かにこぼれた。
「姉さん……」
「彼女は、自分の選んだ運命を後悔していたか?」
ジークの問いに、ベスパは黙ったまま首を横に振る。
「なら……それでいいのさ」
「そう……だね」
「彼女と我々は違う。だが、いつか同じように全てを賭けて輝きたいと思った時……躊躇う事がないようにありたいものだな――」
「うん……いつもありがとう……」
身体を寄せ、ベスパは隣にある肩に頬をうずめる。ジークは黙ったまま、それを受け止めて。花火が終わるまで、二人はじっと夜空に咲き誇る光の華を見つめ続けていた。
夏の思い出。
これから二人、この季節が来るたびに思い出すだろう。
全てを美しく照らすこの一瞬が、永遠に続けばいいと――
「ええい、放せ貴様らぁ!!人の前でいちゃいちゃするんじゃ――!!」
「あ、暴れるんじゃないでちゅよこの過保護姉!!」
「邪魔をしては野暮ですよ、聞き分けなさいワルキューレ」
「ぐぐっ、ものすごいパワーじゃ!! この怒りは半端ではないぞ!?」
その後ろの方で、ワルキューレを止めるために必死になっている連中がいたのはここだけの話である。
「青春じゃのう、甘酸っぱいのう、ふぉふぉふぉ……」
「「「笑ってないで手伝えーーー!!!!」」」
今までの
コメント:
- 夏休みって何ですか?夏祭りって食べられるんですか?打ち上げ花火って(ry
……というわけで久しぶりの投稿となりますちくわぶです。
例によって趣味全開の話なワケですが、少しでも夏らしいなぁーとか思って頂ければ幸いです。
今年の夏も私生活は不幸ですが、せめて物語の中くらいはハッピーで幸せでほのラブでいて欲しいものですね。
幸せバンザイ。
そして最後に、推敲の際に的確なアドバイスをくださったとおり様にこの場を借りてお礼申し上げます。
それでは皆様、ハッピーな夏を過ごされますように。 (ちくわぶ)
- ストロベリってるかーーい!?いえーーーーい!!!
海はいい。つーか海にいる女がいい
暑さに弱いなんて設定はじめて見ました。そう来たか!と思いましたよ
浴衣姿のベスパは自己主張激しいでしょうな。やはり和服はずんどうが似合(超加速)ギャアアアア!!! (九尾)
- う−む・・・とりあえず砂はくぞこの野郎。
甘甘ですなぁ、ちくしょうめ。
しかし「スズメバチの化身だから暑さに弱い」というのは驚き&納得です。
ミツバチでしたっけ?スズメバチに襲撃された場合大勢で抱きついて蒸し殺してしまうんでしたよね。
まあそういうワケで賛成です (シンペイ)
- 夏企画SSと銘打った作品が幾つかあったので目を通してたのですが、
ワルキューレの崩されたキャラクターやジークとベスパの関係性などを見るに、
ちくわぶさんのは「他作の設定を前提」としているのでしょうか? 失礼ながら、
ちくわぶさんのお話を読んだ事がなかったので、評価はできませんでした。又、こ
の話自体は(何の企画かは解りませんが)海に行ったり夏祭りを楽しんだりと、
季節感があるので夏のSSとしては十分なのかも知れませんが、単品で読めない
設定がある物を、複数人が一本ずつSSを書く場に出す、という所にもやや首を傾げる物が。
駄目、という話ではないのですが、他作の設定を前提とするなら、せめて前書き
なりタイトルなりで明示して欲しかったなと、少し残念に思います。 (頭文字W)
- 炎の攻撃などはベスパは跳ね返しそうですが、夏の暑さや人いきれに弱いという設定は萌えになりますね。
というか…ちくわぶさんはキャラに弱点を作るのが大好きと見ました。
自作の世界観に依る設定とテーマの「夏」との摺り合わせは上手く行われていると思います。
もう一つのテーマ「制服」は、制服とも言える軍服を脱いだ休暇中の魔族の素顔、といったところでしょうか。
レアカップリングというよりは、レアキャラとも言えるこの二人の組み合わせによる甘い演出。
楽しませて頂きました。 (aki)
- 同じベスパを書いて、どうしてこうも違うのか(笑)
暑さに弱いベスパも、過保護な大尉どのも、チョイ悪オヤジな老師も、思い思いに夏を満喫していて楽しそうです。
妙神山一行が繰り広げる、甘酸っぱい夏のひととき。
というか、アンタら、神と魔としての自覚をだね――― (赤蛇)
- 読んでいて。
……一番感情移入したのはワルキューレだった。
自分を見つめなおすきっかけになりました。
ストロベルな−と、海に向って叫びつつ賛成。 (ししぃ)
- ただ単にジークとベスパの甘いだけのお話に終わらせない…いい雰囲気に水をさしてくれる、そんなワルキューレの存在が実に良いですw
楽しませていただきました。 (偽バルタン)
- ジークとベスパ、二人の間に割り込もうとするブラコンワルキューレがほほえましいと申しましょうか(笑)。
原作の裏でこういう事があったんかなー、とか思いつつ読むとそのギャップにまた笑ってしまうのです。 (とおり)
- 夏休みって、一体なんなんでしょう(挨拶)?
いきなり暗い質問から入りましたが、GTY屈指の蜂蜜職人・ちくわぶさんの手腕、楽しませていただきました。
しかし、ワルキューレ……ただでさえ甘い蜂蜜菓子がさらに甘酸っぱくストロベリってるというのがお気に召さないんでしょうか(目をそらしながら)。
どっからともなく白い布を被った某オバケさんが、百の目から涙を垂れ流す下っ端を従えつつ登場する未来に想いを馳せつつ、賛成票で(笑)。 (すがたけ)
- いい雰囲気ですね〜♪
惹かれあうふたりの初々しさが、なんだかとってもらぶりーなのです♪ お似合い♪
でも、ワルキューレさんのことも、ブラコン仲間として応援したくなっちゃったり(笑) (猫姫)
- やはりというか、当然というか、ベスパに対するちくわぶさんの深い愛を再認識しました。
ミツバチの蜂球ネタまで出るとは(笑)
さりげない昆虫ネタも素敵です。
もちろん賛成で (UG)
- ちょっと、お姉さんは鬼ですか Σ(゚д゚lll)
イイ雰囲気になりそうになると片っ端からぶち壊す。
これが正しいブラコンの在り方なのですね(笑)
ちくわぶさんの変わらぬジーク×ベスパの甘々空間を堪能させていただきました。
海水浴に夏祭りという、超王道の『夏』イベント。
浴衣の『制服』はちょっと弱い気がしますが、そこかしこに溢れる夏の空気に賛成票を。
お見事であります(笑) (丸々)
- 誰も見てないと思いながらレス返しをっ。
>>九尾様
素敵なハイテンションにこちらも超加速!
ええ、ベスパの和服なんて見た日にゃあ自己主張が激しすぎて先生が教育的指導を(妖蜂召喚)ぎゃああああ!!
>>シンペイ様
たっぷり砂糖を吐いてくださいましっ。見てる方もかゆいのです。
スズメバチ様はちょっと暑さに弱いと言うことなので、人混みでぶっ倒れるベスパはいつかやりたいと思っていました。
納得して頂けたようで私も満足でありますっ。
>>頭文字W様
夏は色々とアレがナニする季節です。ええ。
確かにおっしゃられますように、作品の世界観について説明を入れるべきでしたね。
それでもわざわざコメントで注意して頂いた点については、本当に感謝いたします。
>>aki様
ええ、キャラクターには弱点がないとつまんないです。
それが暑さであったり、姉であったりストロベリィな雰囲気だったり。
そういう部分を利用して突っつくのが好きな私はサ○ッ気があるのでしょうか(殴
炎の攻撃は跳ね返しますが、じわじわ来る暑さはダメなんでしょうねー、ベスパさん(笑) (ちくわぶ)
- >>赤蛇様
どうしてこうも違うのか。それはやはり『愛』ゆえにでしょう!
ベスパを書き続けてずいぶん時間が経てば、愛着も湧いてくるものです。
哀しい顔したベスパは原作で充分ですからねーヽ(´ー`)ノ
私は最終的に彼女が笑っていられるようにしてあげたいのですよ、赤蛇兄さん。
それから、連中に自覚を求めるのは詮無きことで――うわまてなにをするやめ(ry
>>ししぃ様
その気持ちは分からないでもありませんがっ。
自分を見つめ直して得るものがあれば幸いです。
私もこんなストロベリィなカップルがいたら邪魔します。ええ。そりゃ徹底的に。
>>偽バルタン様
ワルキューレさんはタイミングを心得ています。芸人の鑑です(ぇ
彼女がいたからこそ話も引き立つわけで、実に良いお姉さんです。
楽しんでもらえて何よりでした(^^
>>とおり様
神様も魔族もこっそりと俗っぽいことをしてそうなのがGS世界の良いところで。
なんか、ちょっと離れた所に住んでるえらい人達くらいの感覚が親しみ持てますよね。
推敲の際のアドバイスも含め、ありがとうございました。
>>すがたけ様
ジークは美形ですから、それを取られそうになるお姉様は必死になるでしょう(笑)
布を被ることもいとわず、邪魔だってしちゃいます。
手下というか友達にはいい迷惑ですがw (ちくわぶ)
- >>猫姫様
ジークは未知数にせよ、ベスパはまだ心が未熟な部分もあるでしょうから。
この初々しさが良いんですよね。らぶりーっ(笑)
ブラコン仲間として、ワルキューレさんはこれからも活躍してくれるでしょう。
しかし、お似合いの二人にどこまで立ち向かえるのかw
>>UG様
愛です。ラブ。
ベスパというキャラクターは書いててホントに感情移入しやすくて、しかも可愛くなっていくという。
手が付けられません(ぇ
無論、蜂球についてはベスパを愛する者として知っていなければいけませんよ!
>>丸々様
愛ゆえに、あえて私は鬼の面を被ろう!
とか、ワルキューレさんは思っているような気がします。
片っ端からぶちこわす、それでなくて何のブラコン道か(笑)
制服としては変化球気味でしたが、楽しんでくださって良かったです。
丸々さんの執筆活動も応援しておりますよー (ちくわぶ)
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