ザ・グレート・展開予測ショー

彼の者の救済 序章


投稿者名:九竜
投稿日時:(06/ 6/17)

動くなとばかりに、俺の鼻先に鋭利な鎌が突きつけられている
鎌を持つのは契約の神と名乗った死神っぽい姿をしたエンゲージ
その様子は、はーはー言ってて気味が悪い
手に持つ鎌からはいやな気配が放たれていた


エンゲージをはさんで正面には
その魔方陣から出ろ、と今にも手が出てきそうな様子で怒鳴る人物がいた
GS美神令子である`それ`は美しい女性の姿をしている
だが見るものに恐怖を与えるオーラを発していた



この状況をどうにかしようと思慮をめぐらせ始めた瞬間


ポツリ




雨が降り始めたと思ったら

雷が落ちた



俺に直撃だった……




電撃が体を通り抜ける痛みとは別に、俺の上に暖かくて柔らかい
まるで女性の体のような感触があった
痛みに気絶しそうになりながらもこの感触が何なのか
確かめ無くてはならない!
という使命感を煩悩の底から感じ
意識手放さ無かった。

そして、雷光が晴れ視界が回復した俺の目に飛び込んできたのは
俺の上に乗っかり驚いた顔をしている
美神さんそっくりの女性だった。

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