私とお日さまとお月さま（絶チル）
投稿者名：烏羽
投稿日時：(06/ 5/20)
私とお日さまとお月さま（絶チル）
私はお日さまが好きだ
雲ひとつ無い澄み切った青空、ぽかぽかとしたお日さまの光、そんな時にするお散歩は格別！
歩くと元気がどんどん出てくる！
そう言ったら『お前は犬か・・・』と、言われた・・・失礼な・・・
私はお月さまが好きだ
満点の星空、真ん丸なお月さまの神秘的な光、そんな時にするお散歩は格別！！
歩くと力がどんどん沸いてくる！！
そう言ったら『やはり人狼だな・・・』と、言われた・・・強く否定は出来ない・・・
お日さまは私に元気をくれる
だから私はお日さまが好きだ
お月さまは私に力をくれる
だから私はお月さまが好きだ
でも・・・天気が悪い日のお日さまは嫌いだ・・・
どんよりとした厚い雲、しとしとと降る雨・・・
気分がどんどん滅入っていく・・・
でも・・・お月さまが出ていない夜は嫌いだ・・・
星すら見えない真っ暗闇の中、
そんな夜道を歩くことなんて恐くて出来ない・・・
澄み切った青い空、満天の星空
ぽかぽかとした光、神秘的な光
どっちもずっと続けばいいのに
どっちも同時に起きればいいのに
そんなことはありえない
同じ天気が一生続くなんてありえない
お日さまとお月さまが同時に出るなんてありえない
でも
私は『それ』を知っている
お日さまとお月さまが一緒に存在するモノを知っている
私が落ち込んでいれば慰めてくれる
私がお腹を空かせていれば御飯を作ってくれる
『それ』は昔から私と共に居た
決してお日さまでもなければお月さまでもない
でも私にとってはお日さまでありお月さま
私は『それ』を捕まえる事にした
一生私のモノにすることにした
永遠に、私だけのモノにする為に・・・
そして
私は『それ』を捕まえることに成功した
『それ』は今、私が持つ鎖の先に居る・・・
私だけのお『日』さまとお『月』さまが一緒になったモノ・・・
それは・・・
「『明』〜お腹空いた〜」
「わかったから調理中に鎖を引っ張るな！！！」
（了）
今までの
コメント：
- 調子に乗って２度目の投稿でございます（汗）
『日』と『月』を組み合わせると『明』と言う字になると・・・
うっわ〜くっだらねぇ〜（爆）
一応前回投稿作品の初音側という事で見て下さいませ
私の中では明と初音は幼馴染ラブと言うことで確定ですので今後もこう言うのが増える可能性が・・・ (烏羽)
- 甘い甘い。
奥歯に染みるような甘さがもう。んもう。
本編に出るたびにどきどきしそう。
ぜひ、増やしてくださいっ。 (ししぃ)
- うまいっ！
誰でも見ればわかるはずのネタなのに最後まで気がつきませんでした。
かくして二人は永遠に結ばれる…ことになるんでしょうか？ (ＳＴＪ)
- 題名からして甘さが隠れているとは。
うん、いいですね。ちょっと激しい独占欲な気もしますが
内なる獣の声に素直なのでしょうｗ (aki)
- 好きですよこういう素直な気持ちって。
シンプルなものほど強いんだって思いますし。
とにかく可愛かったです。 (S)
- 甘いｗ甘すぎるっｗ
ついついのたうち回ってしまいましたよ（笑）
こういう幼馴染みラブは大歓迎ですよもーｗ
次回作も頑張ってくださいねー (ちくわぶ)
- タイトル、巧いですね。
お話の方も、初音嬢にとっての明クンの存在を、とてもよくあらわしてると思いました、 (偽バルタン)
- 日＋月＝明・・・「上手いっ」と。
それだけではなく、その二つが彼女を元気にさせるものではあるけれど、それとは別に彼の存在がよりかけがえのないもの、求めるものとして彼女の中に在る事が浮き彫りにされている様にも感じられました。
しかし・・・鎖を持ってるのは彼女なんですね。というか、本当に鎖で（笑）
明くんに幸あれ。いろんな意味で。 (フル・サークル)
- まどかさんに同じく、上手いなぁと思いました。
なんというか名は体を表すという言葉は本当なんだなぁとしみじみと感じ入りました。
文章的にも、これ以上少なくても多くてもだめだろうという絶妙な加減ですし。
てか鎖…まだつないでいたんだ(笑) (天馬)
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