ジーク&ワルキューレ出向大作戦9 『LAST MISSION 聖夜の黄昏 6』
投稿者名:丸々
投稿日時:(06/ 1/ 4)
優しく暖かい風が緑の大地を吹き抜ける。
風は草を揺らし草原に佇む女性の頬を撫でていった。
女性が周囲を見渡すと、そこは見渡すかぎりの大草原だった。
緑に覆われているが自分の他に生き物の気配は感じ取れない。
ただ、優しく風が吹き抜けていた。
――ここは
見覚えの無い風景にしばし黙考する。
――私はあの時
目の前で彼の命の灯が消えていくのを見て、何が何でも助けたくて。
――自分の命を分け与えた
彼は助かったが、引き替えに己の霊基構造の大部分を失い、事実上の死を迎えた。
その後はずっと眠り続けていたような気がする。
そう言えば何度か彼の夢をみていたような気もするが、よく覚えていない。
女性が天を仰ぐ。
雲一つ無い空には太陽が輝き、穏やかに陽光が降り注いでいた。
――気持ちいい
暖かな光に包まれながら、草の絨毯に横たわる。
春の香りが女性の鼻孔をくすぐった。
――ずっとこうしていたいな
風が吹き、彼女の黒髪をそっと揺らしていた。
人界屈指の修業場である妙神山においても、特に激しい稽古が繰り広げられる場所がある。
一般の修業者は足を踏み入れない区画、ここに住む管理人達の居住区に設えられた道場。
つまりは小竜姫や斉天大聖が稽古をつける場所である。
その畳張りの一室に一人の男が立っていた。
法衣に身を包み、フードを目深にかぶっている。
木剣や棍が立て掛けてある中に、幅の広い大剣が混じっているのを見つけ、興味深そうに取り上げた。
両手で掲げ、試しに何度か振ってみる。
鍛練用に、持つ者の肉体に負担がかかる仕掛けが施してあるのだろう。
木製にしては意外なほど重量を感じさせる大剣に、感心したように溜め息をついた。
気が済んだのか、大剣を丁寧に元の場所に立て掛けた時――
「何者です。」
背後から首筋に両刃の神剣が突き付けられていた。
敷地内を見回っていた小竜姫は微かな違和感を感じ取っていた。
何かはわからない。
だが、確実に近くで何か異変が起きている。
彼女の武人としての本能がそう囁いていた。
神経を研ぎ澄ませ、不審な霊圧が周囲に存在しないか確かめる。
反応無し。
普通ならこれで納得する筈だった。
だが本能の囁きは消えるどころかさらに強くなっていく。
やり方を変え、次は霊圧を意識せず物音だけに注意を払う。
敷地の外からは激しい爆音が届いている。
ワルキューレ達の安否が気掛かりだ。
緑の膜に覆われた上空では、突風が荒れ狂っている。
空間を封印されている影響だろう。
違う、もっと近くだ。
――いた。
普段稽古をしている道場から足音が聞こえる。
だが霊圧を全く感じ取る事が出来ない。
本当に何かが存在するのか?
確かめるため、小竜姫は気配を殺しながら道場へ向かった。
小竜姫が気配を消し道場の中を覗き込む。
確かに何者かが道場にいた。
何かを仕掛ける訳でも無く、ただ物珍しそうに道場を見渡している。
だがこの距離まで近付いても小竜姫は自分が見ている物を信じられなかった。
空気の流れからそこに何かが質量として存在しているのは感じ取れる。
だがどれだけ霊感を研ぎ澄ませても霊圧を読み取る事が出来ない。
まるで霊的な真空地帯でもあるかのように、『それ』がいる空間だけぽっかりと浮かび上がっていた。
――鬼門、結界に異常はありませんか。
主従という契約で結ばれている彼らは、近距離でなら互いに意識を通わせる事が出来た。
例えるなら霊的な糸電話のようなもので、外部に会話の内容が漏れる心配は無い。
――ジークやワルキューレ達が優勢です。敵はまだ我らの結界に触れる事すら出来ておりませぬ。
それなら、私の目の前にいるのは一体何なの?
――わかりました。守りは任せましたよ。
――はっ。
余計な事を話して動揺させるのは得策では無い。
小竜姫は通話を切り、再び敵と思われる者の観察に戻っていた。
霊圧が読めない以上、相手が格上か格下かすらわからない。
だがあの剣を振る姿はどう見ても素人にしか見えない。
――相手が何者であろうと、このままにしておく訳にはいかない。
神剣を抜き、音も無く間合を詰める。
「何者です。」
背後から首筋に神剣を突き付け素性を問う。
不審な動きをすればすぐに首を斬り落とせるよう、神剣には霊力を纏わせている。
「……おや、おかしいな。霊圧は完全に隠せてる筈なんだけどな。」
その低い声色から判断するに、相手はどうやら男のようだ。
「動けば斬ります。」
「別に何もしないさ。」
降参するかのように両手を挙げる。
「そのままゆっくりこちらを向きなさい。妙な動きをすればどうなるか、わかりますね。」
「圧倒的優位に立ちながらも一分の油断も無い。
いやいや、たいしたものだ。」
ふーむ、と感心したように男が唸る。
「早くしなさい。」
相手の軽口に小竜姫が口調を強める。
この間合で相手は丸腰。
例え相手が術師だとしても、小竜姫の剣速なら術の発動前に首を落とす事が出来るだろう。
その程度の事も理解できない馬鹿なのか、それとも余程の大物なのか。
霊圧を読めればある程度の事はわかるのだが、依然、相手の霊圧は全く感じ取れ無かった。
男が小竜姫の指示通り、ゆっくりと振り返る。
白銀のゆったりとした法衣に身を包み、両手には純白の手袋をはめている。
法衣には金糸で複雑な魔法陣がいくつも編み込まれている。
手袋も同様に、手の平と甲の部分に良く似た魔法陣が金糸で編み込まれていた。
専門家ではないとはいえ、それなりに深い知識を持つ小竜姫ですらその魔法陣は初めて見る物だった。
その陣の正体はわからないが、それが果てしなく高度なものだという事は本能で理解出来た。
相手の正体を確かめようと、視線を相手の顔に向ける。
だがその時小竜姫の目に飛び込んで来たのは、恐ろしく奇妙な光景だった。
フードの奥から小柄な彼女を見下ろしていたのは、まるでブラックホールのような、何も無い闇色の空洞だったのだ。
だが衣服が宙に浮いている訳では無い。
確かに何かが存在しているのだがそれを視認出来ないのだ。
あたかも、ブラックホール同様、凄まじい圧力で光さえも歪め閉じ込めているかのように。
「もう一度尋ねます。あなたは何者なのですか。」
「良い道場だ。君達はいつもここで修練しているのだな。目に浮かぶようだよ。」
「答えなさい!」
小竜姫の頬を汗が伝う。
武を修め、精神を統一する術を学び、感情を制御出来る筈の彼女が、眼前の敵に言いようの無い不安を覚えていた。
だが誇り高き武人である彼女はどれだけ敵が強大であろうと決して怯みはしない。
今彼女が抱いている不安は、敗北や死への恐怖といったものでは無く、未知なる存在への恐怖、理解できないものへの怖れといった、根源的な感情だった。
「使っているのも良い剣だ。幾度と無く打ち鍛えられ、まさに神剣と呼ぶに相応しい。」
「人の話しを――!」
「ああ、聞いているとも。だが私の素性など気にしなくて良い。
私がこうしてここにいる以上、もう君達に出来る事は何も無いのだから。」
「目的は何なのです!どうやって結界を潜り抜けたのです!」
もはや問答は無意味、と小竜姫の霊圧が解放される。
これでも問いに答えないようなら腕の一本でも斬り落とすつもりだった。
「どれだけ修練を積み重ねようと、未知なる者への恐怖を消す事は出来ない。
恐怖は焦りを生み、焦りは隙を作り出す。そして――」
「ふざけた事を何時までも!」
小竜姫の剣が抜き放たれる。
「――――隙は敗北を招く。」
剣が眼前の敵を斬り裂く寸前、鈍い音が響き、小竜姫の頭部に衝撃が走った。
目の前の異様な相手に気を取られるあまり、周囲の警戒を怠っていた。
(伏兵――でもさっきは何の気配も――まさか、本当に内通者が――)
意識を奪われ、小竜姫は闇の底へと沈んでいった。
――私は何をしているのかしら
草原に横たわったまま考える。
どうしてここにいるのか。
そしてここは何処なのか。
――何かを忘れているみたい
そう言えば、以前彼の夢を見た時、何かあったような気がする。
とても、とても大事な事が。
――あれ、でも
『彼』って誰なの?そもそも『私』は誰?
思いだそうとした時、暖かい風が吹き抜け草を揺らす。
草が触れ合う心地良い音色が彼女を包み込んだ。
まるで――何も考えなくて良い――と囁くように。
――考えるのは、後でいいわよね
草原には穏やかな陽光が変わらず降り注いでいた。
「鬼門!どういう事だ!小竜姫に何があった!!」
戦場にワルキューレの怒声が響き渡った。
「わ、わからん。だが我らの結界には異常は無いのだ。
敵が進入している筈が――」
「やかましい!私も中に戻る!準備しておけ!!」
無線機に怒鳴りつけ、敷地内に戻るべく身を翻す。
だが邪魔をするかのように黒い人形達がワルキューレを取り囲む。
「消えろ!木偶人形が!」
霊波砲で周囲を薙ぎ払う。
土砂を巻き上げながら人形達を飲み込んでいく。
この間に門まで戻るべく、視界を覆うほどの砂煙に飛び込んだ。
全ての人形を吹き飛ばした筈のワルキューレの頭上から、砂塵に紛れ黒い影が襲い掛かってきた。
咄嗟に身を低くし相手の攻撃をかわす。
相手の着地の瞬間を逃さず、近距離からの霊波砲を叩き込んだ。
霊波砲が相手を飲み込んだと思われた瞬間、まるで相手の体を避けるように霊波砲が真っ二つに切り裂かれた。
敵は地を蹴り、今の現象に動揺しているワルキューレに襲い掛かる。
「チッ!霊力が通じんのなら!」
愛用のベレッタを抜き、瞬時に標的の両足を蜂の巣にする。
相手の足を止め、一気に間合を詰めた。
「臓物をぶち撒けるがいい!」
強固な手甲と化した右手で相手の胴体を引き裂いた。
初撃をかわし損なっていたのだろう、ワルキューレの頬に一筋の傷が走り、血が流れていた。
『オオオオォォォォ!!』
豹頭の魔族が二本の曲刀で群がる敵を斬り刻んでいた。
完全に破壊し尽くされた人形達は黒い蒸気となって霧散していく。
そのため、死体は残っていないが、もし残っていれば彼の周囲はすでに足の踏み場すら無くなっていた事だろう。
曲刀に霊力を乗せ、鎌鼬のように離れた敵も斬り捨てる彼に隙は無かった。
またも現れた人形の群れに霊力を飛ばす。
二本の曲刀から放たれた閃光は人形達の頭部と胴体を次々に輪斬りにしていく。
豹頭の魔族が次の敵を探そうとした時、崩れ落ちていく人形の群れの中から二体の人形が飛び出した。
仕留め損ねたか?
もう一度霊力を圧縮し、薄い刃状に引き伸ばして放出する。
斬撃が敵に触れる瞬間、まるで油が水を弾くように、霊波が敵の表面を滑っていった。
ほんの一瞬だったが豹頭の魔族に隙が生じた。
二体の人形が襲い掛かる。
人形の攻撃をかわしながら直接曲刀で胴体を薙ぎ払う。
重い手応えを残しつつ、二体の人形は両断されていた。
痛みを覚え脇腹に目をやると血が流れていた。
完全にはかわしきれていなかったのだろう。
豹頭の魔族が軽く舌打ちする。
両断されてもまだ動く事をやめない黒い人形の頭部を踏み付ける。
そのまま頭を踏み砕きながら視線をもう一体に向けて注意深く観察する。
この二体は今までの雑魚とは明らかに動きが違っていた。
良く見ると、今までのツヤの無い人形の表面とは違い、冷たい光沢を放っている。
どうやらこの表皮が霊力を通さない性質を持っているようだ。
その厄介な性質だけでなく、物理的な硬度も今までのゴム状の物とは比較にならなかった。
その両腕は槍のように鋭く尖り、殺傷力を高めている。
両足もスパイクのような針状の突起物が生え揃い、速度を上げるのに一役買っているようだ。
新手と判断し、またも周囲に群がりだした人形達に視線を向ける。
斬りかかろうとした所でふと異変に気付く。
人形達の表面が細かく脈動しているのだ。
警戒する豹頭の魔族の眼前で人形達の表面が冷たい輝きを帯びていく。
『……これは、まずいな。』
小さく呟く。
群がる人形達はさっきの新手の姿へと変貌していた。
『副長、新手が現れたわ。どうやらこいつらは時間が経つごとに進化する特徴を持っているようね。』
『ああ、こちらでも確認した。これ以上の進化が無い事を祈りたいな。』
隊員の一人である夜魔からの報告を受ける。
『副長、もしかしてやられたの?』
『馬鹿を言うな――』
通信を続けながら背後から近付いていた人形の首を落とす。
返す刃でそのまま胴体を縦に割り、とどめを刺す。
『――他の連中はどうだ。』
『隊長と副長以外は二人一組で動いてるからそうそう簡単にはやられないわ。
そう言えば少尉はどうしてるのかしら。無事だと良いんだけど。』
通信機から漏れ聞こえる音から判断するに向こうもかなりの数に囲まれているようだ。
『少尉なら心配無いだろう。彼は戦闘になると人が変わるらしいしな。』
以前ワルキューレが口にしていたのをふと思い出す。
精神的なリミッターさえ解放出来れば、自分と同等か、場合によってはそれ以上の戦闘力を持っているのだという。
『私は隊長の指示を仰ぐ。くれぐれも横島殿の要望を忘れるなよ。』
『あら、副長がそんな事言うとは思わなかったわ。
私もあの子は好みだし、頑張って悲しませないようにしてあげなきゃね。』
飛び込んできた人形の刺突をかわし、突いてきた腕を斬り落とす。
『……一応釘を刺しておくが、彼に手を出すんじゃないぞ。』
『や、やーねぇ副長。そ、そんな事考えてないわよぉ。』
『……ったく、油断も隙も……まあ良い。とにかく誰も死ぬな。他の連中にも伝えておけ。』
残った腕で攻撃してくるのを曲刀でいなし、首と胴体を両断する。
今はまだそれほど手強くないが、何時次の進化を遂げるかわからないのだ。
疲労も感じ始め、軽傷とはいえ手傷を負わされだしている。
そろそろ何か行動を起こすべきかもしれない。
曲刀を構え直し、ワルキューレの無線機に通信を飛ばした。
(ぬう、厄介だな……時間の経過とともに進化するのか……)
光沢を帯びた人形を粉砕しながら妙神山の正門に急ぐ。
何があったのかは不明だが小竜姫が倒されたらしい。
となると建物内にいるのは横島とヒャクメだけという事になる。
ぎりとワルキューレが歯を軋ませた。
竜巻のように人形達を巻き上げながら戦場を駆け抜ける。
多少傷つけられようと速さを優先し、研ぎ澄まされた一撃で人形達に風穴を空けていく。
疾走するワルキューレの無線機が突然鳴りだした。
『無事ですか!隊長!!』
「副長か!そちらの状況はどうだ!」
お互いの現状を確認し合う。
どうやら戦場に溢れ返った人形達はほとんどが次の形態へと進化したようだ。
「本陣に異変が起きた。私は本陣の守りに戻らねばならん。ここは任せるぞ、副長。」
『イエス・サー!!』
依然変わらぬ絶望的な戦力差を考え、静かに付け加える。
「……貴様らの命は指揮官である私が預かっている。
だから……私の許可無く死ぬ事は許さんぞ。」
『ハッ!』
通信を終える前にワルキューレが気になっていた事を尋ねた。
「ベスパから何か報告を受けたか?
パピリオは見かけたが、ベスパの姿が見当たらんのだ。」
『いえ、私は何も報告を受けていません。
ですが、確かに姿が見えませんな。』
「そうか……いや、知らないなら良いのだ。
あいつがそう簡単にやられるとも思えんしな。」
副長との通信を終えると、次はジークの無線機に呼びかける。
ジークには副長の補佐を任せるつもりだった。
だが何度呼びかけても何の反応も無い。
戦闘中なのだろうと判断し、妙神山の正門へと向かう。
ジークへの指示は後でも構わないだろう。
正門に到着すると即座に鬼門に門を開けさせる。
「私は中の守りに移る!許可無く誰も通すんじゃないぞ!」
『それはもちろんだが……ついさっきジークの奴も中に戻って行ったぞ。』
「何だと!?どういう事だ!!」
言い難そうに鬼門が説明する。
『わ、我らもわからんのだ。凄い剣幕で詰め寄られたので思わず通してしまったのだが……』
(ジークが無断で持ち場を離れただと……?一体今ここで何が起こっている。)
状況がはっきりしない現状に忌々しげに舌を打つ。
ワルキューレは言いようの無い不安を抱えたまま小竜姫の反応が消えた地点へと急いだ。
『エネルギーの供給、思念増幅機関、神経系統の接続、霊波、脈拍、全て正常……
ぬぉぉぉ何が原因なんじゃ!』
沸騰したヤカンの如く耳と口から蒸気を吹き出しながらドグラが頭を抱えている。
ルシオラの義体の状態を示すモニターには何の問題も無いと表示されていた。
「こちらも完全に霊気片と義体が結合されておる。
問題は無い筈じゃ、だが嬢ちゃんは目覚めん。
これはまさか……」
カオスのモニターにも何も異常は無いと表示されていた。
だが、ある可能性を思いつきカオスの表情がくもる。
『心当たりがあるのか!?』
「い、いや、そういう訳では無いが……」
適当に言葉を濁しモニターに向き直る。
(嬢ちゃん……まさか、お主は……)
時計の針は進み続ける。
ついに残り時間は一時間を切っていた。
今までの
コメント:
- 遅ればせながら、皆様明けましておめでとうございます。
今年も細々と書いていくつもりなので楽しんで頂ければ何よりです。
LAST MISSION、ようやく半分は終わりました。
後もう少しお付き合い頂ければ幸いであります(;´Д`)
今年は長々と続けてしまう癖を治したいです……(泣) (丸々)
- 美神さんも砕かれた霊体の状態では意識を保てなくなってましたから、ルシオラがこうなってるのはわかる話です。でも謎の男やその協力者はまだまだ謎ですね。
侵入してからたいして急いでもいなければ小竜姫に見つかるはずでもなかったみたいで。一体何しに来たのか全く不明です。
人形も一応能力的に意味があったとはいえ、これで突破してどうこうって感じじゃないですし。
誰が何の目的でやってるのか全く見えなくて引き込まれます。 (九尾)
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