ザ・グレート・展開予測ショー

世界観についての妄想(絶対可憐チルドレン)


投稿者名:ぐり
投稿日時:(05/11/23)

 初投稿です。お見苦しい点が多々あると思いますが、どうかご容赦をお願いいたします。

 私は、押井守や士郎正宗の作品に描かれるような組織同士の権力闘争、足の引っ張り合いのドラマが大好物なので、バベルという組織とそれを取り巻く状況自体に非常な魅力を感じてしまいます。

 バベルは発足の際、「来るべき超能力時代に備え、それまで各省庁で個別に行われていた超能力者の研究および支援行政を一元化する必要がある」とかなんとかいう理由で、各超能力研究機関等から強引に人材や施設を引っこ抜いたりしていそうなので、あちこちから恨まれているんじゃないでしょうか。
 防衛庁、教育省、厚労省、経産省あたりの幹部に、バベルに対して逆恨みにも似た鬱屈した感情を持っているやつとか、日本における超能力者に関する利権を独占したい、と考えてるやつとかがいそうです。あと警視庁・消防庁・各県警とかにも現場に特務エスパーが好き勝手に介入してくることを快く思っていない人がいたりして。
 そういう人たちはバベルの解体あるいは弱体化を狙い、「普通の人々」に情報を流したり、その活動をあえて見逃してたりしているのではないか。

 で、これは予想というより願望なのですが、桐壺局長は普段はアレだけど実はエスパーとノーマルの行く末を真剣に憂えており、両者が互いを理解しあい、共存できる社会の実現を夢みる信念と情熱の人である、なんてエピソードがあると非常にうれしいのですが。
 さらに、夢見るだけではなく、実現に向けた遠大で緻密な戦略を持ち、以外に政治センスがあったりして、日夜水面下で情報戦というか暗闘を繰り広げている、とか。もちろん朧さんの献身的なサポートもあったりして。
 こってり描くと作品本来の魅力が殺がれてしまいそうなので、数話に1コマ2コマ、そんなことを匂わすシーンが入ると、世界観の広がりがより感じられるのではないかと思うのですが…いかがなものでしょうか。                                                          

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