ザ・グレート・展開予測ショー

灰色の街  〜The second judgment.〜 第6話


投稿者名:おやぢ
投稿日時:(05/11/ 5)

東京に戻った二人は、郊外の廃屋へ向かった。
廃屋の隅にカバーをかけた車が止めてある。
横島は車のカバーを外した。

「普通だな。」

グレーのカローラバンであった。
雪之丞はぽつりと呟いた。
横島は苦笑して、ドアを開けるとボンネットを開けた。

「こっち来てみろ。」

ボンネットを固定してエンジンルームを見せた。

「カローラに無理矢理3S-GTE(注1)を積み込んだ。
ノーマルで、250馬力・・・それでもカローラGT(注2)のチューニングより速いぜ。
ミッションはセリカからの流用だ。足回りはFF1600用のTRDレース用。
デフもその手のを流用してる。ホィールは16インチ、走りそうに見えないようにワザとメッキだ。
タイヤはネオバ、Sタイア(注3)だといざという時に冷えていて役に立たないからな。」

横島はニヤリと笑ってボンネットを閉じた。

「3Sってお前・・・それだとワンオフ(注4)だろ、金掛かったんじゃねぇか?」

雪之丞が呆れたようにいうと、横島は顔を振った。

「逃がし屋をパクって没収した車だ。元手は0だ。」

「悪党め。」

雪之丞は思わず笑った。




-------------------------- 失礼しま〜す 注釈です。-------------------------------------

注1・・・MR2やセリカGTfoureに積まれた名器と言われたエンジン。2000ccターボ付きです。
     数年前のGT500のスープラやル・マン24時間に出場し、WRCにはヨーロッパ仕様の
     カローラ(日本では未販売)に積まれて優勝しました。

注2・・・大衆車カローラにレビン、トレノの4AGを積んだ車。豆腐屋の86のエンジンです。

注3・・・別名サーキットラジアル。スリックタイアほどではないですが、かなりのグリップ力があります。
     排水性はほとんどなく、ドライ用とウエット用と別れています。
     当然公道使用は禁止です・・・・が、走り屋といわれる人たちには装着率高いです。
     ある程度タイヤ温度が上がらないとまったくグリップしません。
     私の知っている人は、400馬力の車に装着してコンビニを発進した後、
     冷えきったいたためケツスベって横っ腹から電柱に激突しました。
     おかげで現在、格安でそのエンジンは私の車に乗っています。らっき〜♪

注4・・・大量生産の反対です。それだけのために作るようなものです。
     おそらく語源は『one of 〜』から来ているものだと思われます。
     「パーツが無いから製作した。」←これなんかモロにワンオフです。


ちなみに・・・カローラセダンに3S(NA)積んだ車両は実際にあります。TRD2000という名で限定販売された幻の車です。


------------------------- 失礼しました〜 --------------------------------------------



イグニッションキーが回され、グズる事なく3Sは始動した。
触媒を抜いたマフラー(違法)から、僅かに白い排気がでている。
カーステレオの下部に設置された後付けの水温計は動く気配をみせない。
EVC(電気式ブーストコントローラー)をコンマ8にセットして、アクセルを少し踏み回転を1500まで上げた。

「ところで、なんでカローラバンなんだよ。他にもまだ隠してるんじゃねぇのか?」

メーターとにらめっこしている横島を覗き込むようにして、雪之丞がいった。

「香港でバンに乗ってて、メルセデスに追い回されただろ。あれの雪辱戦さ・・・最後はお前に潰されたけど。」

ジト目で横島は雪之丞を睨んだ。

「まぁ気にすんな!!」

とりあえず笑って誤魔化す事にした。
横島は無駄と分かったのか、メーターに専念する。
水温計がゆっくりと上がっていく。
2〜3度空ぶかしをすると、ボンネットを閉めた。

「行くぞ。」

黒いセミバケットのシートに腰を下ろし、ギアを入れた。
ゆっくりと車は都内へと向かっていった。









「さてと・・・俺はこれから厄珍のところにいってくるが、お前どうする?」

信号待ちの最中、横島が呟いた。
昼間の都内は、やはり車には不向きかもしれない。

「そうだな・・・俺は別ルートで当たってみる事にしよう。一緒にいると目立ち過ぎる。」

横島は左腕の時計に目を落とした。

「8時におち会おう、場所は品川の例の場所だ。」

雪之丞は返事の代わりに右手を上げると、車から降りると雑踏の中に消えていった。

「さてと・・・店の真ん前につけるワケにはいかねーよな・・・」

信号が変わると、ゆっくりと車の波は動き始めた。





厄珍の店の2駅ほど手前に車を停めると、電車を使い移動した。
まっすぐ店には向かわず、近くのビルの屋上に昇る。
見下ろすと2名ほど私服が、店を見張っていた。

「やっぱり張り付いていやがるか・・・」

そう呟いて紫煙を吐き出した。
久しぶりに晴れた空に、紫煙はかき消されていく。
紫煙が完全に消える頃には、横島の姿もビルから消えた。




厄珍は、店の奥でいつものようにテレビを見ていた。
このところ、昼メロではなくワイドショーである。
キャスターが横島の事件を取り上げていた。



横島容疑者は、日頃から警察やオカルトGメンとの折り合いが悪く
事ある毎に衝突を繰り返していました。
最近横島容疑者は、除霊の仕事より霊能法違反を取締る仕事・・・
いわゆる賞金稼ぎを主に行っており、賞金を巡るなんらかのトラブルがあったものとして
捜査は進められています。



『怖いですね〜、我々一般人にはどうしようもできませんからね。』

『そうですね、最近霊能者の犯罪も増えてきましたからね。我々一般人にはどうする事も
できませんからね・・・・・その辺の事はどうにかなりませんか?』

『我々警視庁としても、国外のICPOだけには任せておけませんので、国内で対処できる形に思案中
であります。』

『思案中という事は、“なんらかの計画がある”という事ですか?』

『詳しい事は、申せません。なにせ“思案中”ですから。ただ・・・』

『ただ?』

『警察もこの分野に関しましてかなりの遅れをとってまいりましたが、民間GS・・・いや諸外国の
霊能組織より先んじたモノを御見せにできる日は遠くはないと言っておきましょう。』

『これは頼もしい発言ですね。計画を期待すると共に、事件の早い解決を願っています。』





厄珍はテレビに紫煙を吐きかけると、不愉快な表情を見せた。

「ほぉ〜〜〜、ひで〜言われようだな・・・」

不意に背中から声をかけられ、厄珍はビクっとして後ろを振り返る。

「ボウズ・・・・ボウズあるか?」

「よっ♪」

厄珍の顔には、殴られた形跡がある。

「警察来たようだな・・・・」

「テレビじゃ、連日霊能関係者を犯罪者扱いアルよ。
敵討ちに必死に捜査している警察はヒーローアルね。
今、警察は何をやっても許されるアルよ。」

横島は口の端を歪めると、首を振った。

「格闘バカには会えたアルか?」

「あぁ連れ戻してきたけど、こっちはかなりマズい状況になってきてるみたいだな。」

「ボウズが手配されて民間GSは非難の毎日アルよ、令子ちゃんの事務所も業務停止喰らってるアル。
ボウズの弁護に回った六道家、GS協会に掛け合った唐巣神父も非難の的アルね。」

「ずいぶんと手際のいい話だな・・・」

横島はタバコを口にするとそう言って、周りを見渡した。

「さっきテレビでいってた警察の計画・・・何か分かるか?」

「ハッキリとは分かってないアル。霊能力を無効化にするモノではないみたいアル。
力には力・・・より強大なモノを開発しているみたいアルね。」

「昔の米ソみてーな事やってやがるな・・・」

「おそらく政治屋も絡んでるアルね。政治屋って奴はいつまでたっても成長する兆しを見せないモノみたいよ。」

横島は厄珍の顔のキズに目をやった。

「だいぶこっぴどくやられたな。」

「・・・・・・・・・顔のキズは令子ちゃんアル。」

溜息と紫煙を同時に吐き出し、ポケットから3角形の布を取り出した。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・香港土産だ。」

厄珍は受け取ると胡散臭そうに見回した。

「俺と雪之丞が世話になった大女優“白麗”さんのだ。」

ウソである。
香港を逃げ回っている時に、タマモが「泥棒として食っていける」といった理由の1つである。
持ち主が美人である事を横島は祈った。

「ちょっと胡散臭いアルが・・・まぁいいとするね・・・」

三角形を眺めながら厄珍がそういうと、横島は苦笑して背中を向け歩き出した。

「あ、エミさんに会ったよ。魔法書は後で取りにくるそうだ・・・」

「すまないアルね。」

横島は少しだけ微笑むと、厄珍堂を後にした。







品川駅の外れに車を止め、雪之丞を待った。
予定時間より早めに、雪之丞は姿を現した。
助手席のドアを開け、車に乗り込むとタバコを咥えた。

「禁煙区域多過ぎて、嫌になるぜ・・・」

そうぼやきながらタバコに火をつける。

「その様子だと、収穫無さそうだな。」

舌打ちして雪之丞は、不機嫌そうに煙をフロントガラスにぶつけた。

「そういうお前の方はどうなんだよ。」

「俺の方か?まぁぼちぼちっていったとこかな。」

「勿体つけやがって・・・」

もう一度舌打ちをすると、灰を灰皿に落とす。
横島の目がバックミラーへと移されている。
雪之丞もそれに気付き、サイドミラーで後方を確認した。

「つけられちゃいなかったんだがな・・・」

雪之丞が小さく呟くと、横島は車を発進させた。
カローラバンはゆっくりと、動き出す。
路地から1台の車が動き出した。

「どうやら何か危ねーもの作ってるらしいぜ、お偉いさん達。」

「どういうモノだ?」

「まだ分かんねぇ。ただこれでイニシアチブを取れるシロモノみてぇだな。」

「危ねぇ話だな。」

「俺らが失業の危機に瀕してるって事は、間違いないみてぇだ。」

脇からもう1台出てきて、尾行を交代している。

「お〜お〜手の込んだマネしてやがるなぁ・・・厄珍め嵌められたな。」

ミラーに目をやりながら横島が呟いた。

「厄珍が売ったのか?」

「いや、金にならない事はやらない男だ。俺売ったところでタバコ銭にもなりゃしねーよ。」

「盗聴か?しかし厄珍のとこはそういうのには、かなり気を使ってるぜ。」

「おそらく・・・NAS(米国家安全保障局)にでも盗聴頼んだんだろう。」

「そう簡単にアメ公が協力してくれるか?自分らの汚ぇ腹見せるようなもんだぜ。」

「南極行く時に、第七艦隊ほとんどお前らだけで押さえちまっただろ。
あれ見りゃ日本のGSが脅威に思えるさ。
御自慢の軍事力が通用しないなんて、奴らにとってはあってはならねー事だからな。
『民間GSがテロを仕掛けている』なんて言えば、喜んで協力するだろうぜ。」

「自分のやってる事、教えねぇで俺らをイケニエか?」

「まぁそういうこったろうな。」

「さてと・・・本命が来たようだぜ。」

バックミラーに赤いパトランプが映った。

『前のライトバン、停まりなさい。』

拡声器から聞いた事のある声が聞こえる。

「生真面目だねぇ〜」

横島がタバコを咥えた。

「旦那にフラれて、仕事に打ち込むようになったんじゃねぇのか?」

雪之丞が横島のタバコに火をつけてやる。

「そんなこったから、仲間外れにされんだよなぁ〜」

紫煙を吐き出すと、アクセルを踏み込んだ。

『停まれ!横島君!!今ならお上にも慈悲がある!!』

前走車をジグザグに走り追い抜きながら、カローラバンは暴走する。
轟音を響かせ追走するダッジバイパー。

「銭○警部かよ・・・」

「横島逮捕に執念を燃やす・・・ってか?」

雪之丞は、蟹股で走る西条を想像して思わず笑った。

『停まらないか横島君!!令子ちゃんがどれだけ迷惑しているか分からないか!!』

さすがにこの言葉にはムっときたらしい。

「お前がそうやっているうちは、迷惑かかんだよ・・・エセ紳士が」

ギアを落とし、サイドブレーキを引く。
ブレーキランプは点かないまま、急減速にもっていった。
車間があっという間に詰まり、西条は慌ててブレーキを踏み込んだ。
加重を失い、バイパーはハーフスピン状態になる。
横島はEVCをスクランブルモードに入れると、アクセルを踏み込んだ。
フロントタイアはグリップを失いつつ、今までにない加速を見せるカローラバン。

「姑息なマネを!」

西条は開いていく差に、驚愕しつつアクセルを踏み込んだ。
バランスの崩れている状態で、全開に踏み込む・・・・
トラクションの抜けている状態では、ダッチバイパーのV10・8リットルが生み出すトルクは、
極太のグッドイヤーにその強大な力を伝える事はできなかった。
無様にリアを振りまくり、ドライバーの意思に反しガードレールへ向かっていく。

「日本の道路事情で、そんな車通用するワケないだろうが・・・」

バックミラーを眺めつつ、横島は鼻で笑った。










ナンバープレートを付け替え、とりあえずの偽装をすると横島と雪之丞はカオスのアパートに行った。
生憎、部屋の明かりは消えている。

「電気止められているんじゃねぇのか?」

雪之丞が部屋の様子を眺めながらそういった。

「いや・・・マリアがいるんだ。電気だけはどうにかするはずだ。」

「って事は、拉致られたか?」

「外からウダウダ言ってても埒あかねぇ・・・ちょっと見てくる。」

横島は車の外に出ると、アパートの入口に向かわず塀の外を歩いている。
残された雪之丞は、助手席からドライバーズシートに移動するとアパートの方を見た。
屋根の上に横島の姿が僅かに見えた。

「壁チョロかよ・・・」

そういえばゴキブリのように逃げるというのが得意技だったよなぁ・・・
妙な事を思い出し苦笑した。




天井からカオスの部屋に忍び込んだ。
散らかっているものの、荒らされた形跡は無かった。
数日は帰宅していないのであろう、電気ポットの中の湯はすでに冷たくなっている。
僅かな生ゴミも、異臭を放つ程度で干からびてはいない。

「3〜4日ってとこだな・・・」

横島はリビングというにはお粗末な6畳間を見渡した。
テーブルの上に紙切れが置いてある。

「・・・・・・・3」

スーパーのレシートの裏に3という数字が記されてあった。
横島は、ニヤリと笑うとレシートをポケットの中に入れた。





カローラバンは別の場所に移動していた。
待ち合わせをしていたかのように、何の違和感もなく車を停めると横島は助手席に乗り込んだ。

「収穫あったか?」

車を走らせると雪之丞がいった。
横島は先程のレシートをポケットから取り出し、雪之丞の鼻先に当てた。

「なんだ??」

「僅かに匂うだろ・・・香水の匂いだ。」

「お前の嗅覚も動物並だな・・・」

妖狐や人狼と付き合い過ぎじゃねぇのかと、親友の嗅覚の鋭さに驚嘆した。

「こりゃあ美神さんのだな・・・おそらく隊長からのメッセージだ。」

そりゃ嗅ぎなれた匂いだ・・・雪之丞は苦笑した。

「なんで隊長からのメッセージだと思う?」

「香水ってのは、人の汗や体臭と混ざってつける人独特の匂いになる。
この匂いは美神さんの香水だが、美神さんの匂いじゃねぇよ。」

いろいろな意味で、雪之丞は絶句した。
とりあえず、コイツが女でなくて良かった・・・そう思う事にした。







車を廃屋に隠し、電車で移動する。
都内に向けて2駅ほど移動すると、電車を降り歩き出す。

「どこへ行くんだ?」

「まぁ着けば分かるって。」

住宅地を抜けると、そう広くない公園にぶつかった。

「覗きか?こんなところにカップルなんていねぇぞ。」

「お前人のを見て楽しいのか?俺には殺意しか生まれてこんぞ。」

かなりマヌケな会話だ。
とてもではないが、指名手配されている奴の会話とは思えない。

「こっちだ。」

横島は真っ直ぐトイレへと歩いていく。

「用足しかよ・・・俺ゃここで待ってるぞ。」

雪之丞は呆れて、足を止めた。

「いいから来いって。」

手招きをすると、雪之丞は渋々トイレに入っていく。

「ケツは貸さねぇぞ。」

「俺もゴメンだよ。」

横島は女子用のトイレに入っていった。

「おいおいまさか・・・本当に覗きか?」

「俺は風呂と更衣室は覗いても、トイレは覗かんっ!」

変なプライドを誇示する。
どちらにしても犯罪である。
個室に男二人入ると、かなり狭い。

「まぁとりあえず、座ったら?」

席(?)を勧めると、雪之丞は思わずベルトに手をかける。

「脱ぐなっちゅーの!」

パシーーーンと小気味いい突っ込みを入れ、横島はバルブを右へ1回左へ5回捻り、排水のレバーを上に上げた。
少しショックが足元に伝わり、排水の音を立てながら個室は下へと降りだしていく。
雪之丞は状況が掴めず、周りを見渡している。

「な、なんだこりゃ??」

「排泄物の気分が分かるだろ?」

横島はニヤリと笑うと、排水の音が止まった。





トイレ型のエレベーターが、終点に到着した。
横島が扉を開けると、地下道が広がっている。

「いったいなんなんだよ、ここは??」

「美神さんのシェルター“3号”だ。隠し金庫ともいうけどな。」

「なんで入口がトイレなんだ?」

「攻めてこられても大人数では一気に入れないようにできてるだろ?」

「用意周到だな・・・」

「まぁ美神さんだから。」

横島の言葉に、雪之丞は深く頷いた。
地下道の奥に、分厚く頑丈な扉がある。
脇にあるタッチパネルを操作すると、スピーカーから声が聞こえる。

「横島・サン?」

「マリアか?俺だ、開けてくれ。」

重い扉からロックの外れる音が響くと、音も無く扉が開いていく。
黒い服を着た金髪の美しい女性が姿を現した。
Drカオスの最高傑作、アンドロイドのマリアである。




                       
                        SEE YOU GHOST SWEEPER.......





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横島  「今回から予告だ。

     もう半分に来ているというのに、なにを考えているのだろう。
     まぁ俺の知ったこっちゃない。

     今回注釈で車の話がでてきたが、とある人物は昨日その車を壊したらしい。
     サーキットにいって僅か3周でだ・・・・・
     3時間かけて行って、10分も走らずに終える・・・俺のナンパよりも虚しかっただろう。」


タマモ  「アンタのナンパなんて成功した事ないじゃない・・・」


横島   「ド鋭い突っ込みが入ったが気にしてはいけない。
      今回はルパン色がまた強くなったが、次回はゴル○13のように
      説明的セリフがかなり多そうだ・・・・」


カオス  「わしのせいじゃないぞ・・・・」


横島   「じぃさんの戯言は無視しとく。
      かなりつまらない話になりそうだが、読んどかないと意味が判らなくなる事は確実だな。
      尤も、読んで意味が判るかどうかは作者の文章能力次第という話でもある。

      次回第7話『インディペンデント・プルーフ』」

雪之丞  「副題もつくのかよ・・・」

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