ザ・グレート・展開予測ショー

しっぽの数は愛の数?


投稿者名:柔軟パパ
投稿日時:(05/10/17)





  無限に広がる大宇宙
  その中で青く漂う 命の輝きに満ちた星 地球
  その星の国家の一つ 日本 その中心都市の東京
  そこで生活する一人の若者に焦点を当てて物語を語ろう。
  今彼は満面の笑みを浮かべ、今にも空を飛ぶんじゃないかというほど、軽い足取りで歩いている。

  その彼の言葉から世界は動き出す。





「さーて、今日もバイトという名の、周りは女!男は俺だけ! お色気有りで飯も付く! 素晴らしい職場に行きますか!!」
 思考が駄々漏れの発言をかまし、すれちがう通行人達に引かれつつ横島は仕事場へと向かう。
 ちょうど小道に差し掛かった所で、すすり泣く子供の声が聞こえた気がして、彼は立ち止まった。
「なんだ? 虐めか、かつ上げか? 厄介ごとなら無視したいが子供の泣き声だったよなぁ。
 しゃあない、ちょっと覗くか、いざとなったら自慢の足で子供を担いで逃げる!! それでいこう! そーっと、そーっと」
 こっそり覗いてみると、カラスが小さな動物を集団で啄ばんでいる。
 動物のクセにすすり泣きが上手い、妖怪か? と彼は思いながらも胸を撫で下ろしカラスに近づく。
「コワイ系か不良かと思えば畜生か、人間様のお通りだ!! どけー!」
 と、カラスに向かって手を振りながら追い払おうとする横島。
 カラスはいっせいにギン!!と標的を横島に変え襲い掛かってきた。
 その殺気にびびり撤退を決意 動物を抱え込みダッシュで逃げる横島。
 カラス達の空からの追跡にしばし戦々恐々しながら、彼は無事に事務所へとたどり着いた。

 階段を上がりながら動物を確かめてみるとどうやら子供のタヌキのようだ、いつの間にか気を失っている。
 しかし普通の子ダヌキではない、見れば判る。
 (すすり泣いてたしな〜) 
 このタヌキに関しては美神さんやシロたちと相談すべきだと決め部屋に入る。

「ちわー、美神さん。九尾拾ってきたっす」
「お早う、横島君。来るなり突然何言ってんのよ。タマモはここにいるでしょ?」
 ソファーに寝そべり雑誌を読むタマモがシロと向かい合いそこに居た。なにやら議論を交わしていたらしい。
 開いたページの題名にはお勧めのデートスポット、とでかでかと書いてある。

「おはよーございまする、横島先生!」 
「おはよう」

「よう、シロ タマモ、いや、なんか泣き声が聞こえたから路地裏に行ってみたら、カラスに虐められていた九尾がいたんですよ、ほら」
 そう言って横島が差し出した動物、それは見事にボロボロ薄汚れた子ダヌキだった。
 その視線をシッポに移す、大きなカタマリに見えたシッポはどうやら何本かのシッポの集まりのようだ。

「おはようございます、横島さん」
 おキヌが麦茶を人数分持ってきて横島に挨拶する。
「おはよう、おキヌちゃん」
 おキヌの目も横島の腕に抱かれた子ダヌキのシッポに移り全員の視線が集中する。
 全員で いち に さん し ご ろく しち はち・・・・・・きゅう 九本と確認。
 確認し終えたところでまず美神が動き出す。
「九尾のタヌキ?そんなのわたし知らないわよ?タマモあんた知ってる?」
 ブンブンと首を横に振るタマモ。その首フリに併せて九本のポニーテールが揺れる。
 それを見てからもう一度子ダヌキに視線を戻す。
(確かにここに九尾の子ダヌキがいる・・・・・・このボンクラはまた厄介なものを持ち込んで)
 という気がしてくる美神。
(もし九尾クラスの大妖なら面倒なことになるわね。まだ子ダヌキで妖力も小さいし大事にはならないだろうけど)
「横島くん。貴方が面倒みなさいよ。私は面倒ごとは嫌いなの」
「そんなこと言わんで下さいよ。俺じゃあどうすれば良いやら・・・・・・」
「い や よ、そんなことより・・・・・・そうね、まずオフロで洗ってきなさい。汚れているし少し怪我もしてるみたいだしね。おキヌちゃん、洗いながらヒーリングしてあげて」
「くす、ハイ判りました美神さん。なんだかんだ言っても優しいんですね」
 横島から子ダヌキを受け取るおキヌ。
「まぁそれぐらいでも恩を売っておけばシロの時みたいに隠し金山とかの場所をリークしてもらえるかも知れないしね」
「そ、それは欲張りすぎじゃあ(余計なこと言わなけりゃあ良かった)」
 おキヌが気絶した子ダヌキを抱え部屋から出て行く。


 それから十分後。


 おキヌに抱えられて小奇麗になった子ダヌキがやってきた。
 おキヌにお礼を言って腕の中から降りてきた子ダヌキは、
 自分を見つめる集団に少しはにかみながら見つめ、その中に横島の顔を見つけ丁寧にお礼を言った。
「こんにちは、私は御覧の通り九尾のたぬきです、先ほどは有難うございました」
「鶴の恩返しのように精一杯恩を感じてくれ! お礼は美人を紹介してくれるだけでいいぞ!! 俺の好みはゴキュ!!」
 何時もの通りの横島を美神は肘鉄で黙らせて、少し怯え気味の子ダヌキに尋ねた。
「そこがまず聞きたいのよ。私は九尾のたぬきなんて聞いたことないわよ?」
 倒れている横島と倒した美神から一歩離れ子ダヌキは答える。
「え、ええ、はい、そうでしょうね 私は新参の妖怪ですから」
 そして子ダヌキは説明を始めた。
「そもそも九尾のたぬきとは、狐に九尾がいるのにたぬきにはいないのはたぬきの威信に関わる。
 そんな話が長老会議で出まして、化け狸一族の力を合わせて大妖の証たる九尾のタヌキを生み出そうって決まったんです」

 そこで急にため息をつき項垂れて説明を続ける子ダヌキ。

「でもね。長老会議って酒の入った年寄りの寄り合い宴会なんですよ。
 すべての技術をつぎ込んで長い年月をかけて九本のシッポを生やすことに全精力をつぎ込み生まれたのが、シッポが九本有るだけの無力な九尾だぬきの私なんです。
 幻術なんかをつかう妖力さえも幼い頃からしっぽの栄養に回していたんです。
 幻術どころか変化さえもできないんです、皆は九尾ってだけで満足して優しくしてくれるんですけどね」
 弱弱しく笑う子ダヌキ。
「タヌキ一族はお年寄りが大半で、子供は村全体の宝なんです。
 でも私も九尾の狐の昔話を聞いてるうちに、皆に大事にされるだけに相応しい伝説に残る大妖になりたくなったんです。
 それで閉ざされた結界から妖力を磨く為、大妖になるための情報を求めて都会に出て来たんですけど・・・・・・」
 そこで又落ち込む子ダヌキ。
「都会の動物は怖いヤツばかりで・・・・・・犬は涎を垂らして追いかけてくるし、
 カラスに道を聞こうと思って近づいたら、今度も会話も無しにいきなり猛禽類の目で集団で襲い掛かってきたんです」
(本気でただの小物妖怪ね)
 心の中で確認する美神、そのままタマモに視線を移し尋ねる。
「カラスに襲われる九尾か、タマモ御感想は?」
「知らないわよ、そんなの・・・・・・コメントし辛いし、何を言えばいいのよ?嫌味はやめてよ、美神さん」
 返事に困るタマモを生暖かく見つめるメンバー、その視線に疑問を感じ尋ねてみる。
「あの〜その方がどうかしたんですか?」
 横島が笑って答えを返す。
「ああ、コイツがお前の憧れ、九尾の狐、タマモなんだ」
「え・・・・・・?」
 固まる子ダヌキ。
「そ、それじゃあその意味ありげな九本の髪の束は・・・・・・変化の証?」
「・・・・・・そうよ、文句あんの?」
「ほ、本当に本物の?」
「そうだってば!!」
「す、すごい!! 感動だ、子供の頃から憧れていたんです!! 伝説の大妖、金毛白面九尾の狐さん!!」
 凄い勢いでタマモに近づき片手を、いや、前足を一本挙げる。
「うれしいなぁ、あ、あの、握手してください!!」
 その様子に少し引きながらもとりあえず握手をするタマモ。

 ふと横島が疑問に思ったことを尋ねる。
「あれ? そういえばお前ケモノ形態の時なのによく喋れるな? たしかシロは狼の時は喋れなかったよな」
「あ〜、それはでござるな、拙者がまだ子供だからでござる」
「コイツだって子供じゃないか?」
 横島の疑問に美神がシロに代わって答える。
「ようするにね。人狼族の長老はケモノ形態の時でも、二本足で立ったり喋ったり手から霊波刀出したりしたでしょ?
 成長すればケモノ形態の時でも人狼族みたいな種族は、人と同じように喋ったりすることが出来るようになるの。
 シロはまだ小さいから喋ることもできないし、霊波刀も口からしか出せないの、あれは狼が噛み付く感覚で霊波刀を出してるのよ。
 この子ダヌキはケモノ形態でも意思の疎通が出来る種族なんだわ」
 その美神の最後の台詞に頷く子ダヌキ。
「はい、私達は人には化ける方ですから、タヌキのままでも喋れるんです」
「あの〜」
 控えめに手を挙げるおキヌ
「そうするとこの子の種族は何て言うんですか? シロちゃんと違って人狸族とかじゃあないんですよね?」
 と言うオキヌからの質問に美神は、
「え〜と? じんりぞくじゃあ語呂が悪いし、ひとたぬきぞく? いや、人には化ける方だから妖狐みたいに、ようりぞく?あんた達自分のことなんて呼んでるの?」
「私達の呼び方ですか?大体は化けダヌキとか妖怪狸とかですかね?正式名称って言うのは聞いたこと無いです」
 流石タヌキ、アバウトだなぁと納得する事務所のメンバー。
 ひと段落着いた後、子ダヌキはタマモに頭を下げ喋りだした。
「せめて私が変化の術を使える様にしてください! 九尾の狐の貴方なら無力な私をなんとか出来ると思うんです、お願いします!!」
「そういわれても・・・・・・私にとって変化は転生した時から普通に使えるものだし、変化の出来ない状態から出来るまでに練習って感覚なんて分からないわよ」
「そ、そんなぁ〜」
 あっさり希望の光を叩き落される子ダヌキ。
 その時、突然横島が立ち上がった。
「くっ、分かるぞ、俺には分かる、才能のあるヤツは凡人の苦労を解らないんだ!!」
 突然涙を流しながら子ダヌキの手をとる横島。
「安心しろ! 俺がお前を一人前にしてやる!さあ、俺と特訓だ!」
 絶望に沈んでいた子ダヌキは横島の熱い声に顔を上げる。
「よ、横島さん、重ね重ね有難うございます!! ぼ・・・・・・私、頑張ります!!」
「先生の特訓なら、拙者もご一緒するでござる!」
「私はパス」美神。
「私も」タマモ。
「え〜と、私はお手伝いって言っても何をしたらいいか分からないし・・・・・・あ、そろそろお昼だからご飯作ってきますね」
 さすが事務所の良心、腹が減ってはなんとやら、彼女がいれば補給路の確保、後方支援は万全だ。
「味方はシロとおキヌちゃんか、よし、才能に恵まれた奴らを見返してやろうな!」
「はい! 先生」
「はい! 横島さん」
「ここで騒ぐんじゃないわよ、どっか他でやりなさい」
 盛り上がる三人を軽くあしらう美神。
「くっ、まぁ、変化の練習だからな、外でやることもないだろう・・・・・・もうすぐお昼だし」
「拙者達の部屋はどうでござるか?」
「よし、じゃあそこで」
 とりあえず広いシロたちの部屋に移動し特訓を始める(変化の妖術のできないシロ、人間の横島、無力な子ダヌキの三人で)。






「よし、まずこれを見ろ」
 何処からかホワイトボードを出して来て円グラフを書く。
 円を大きく二つ小さく一つの三区切りにして片方に男、もう片方に女、小さなところにどちらでもないと書く。
「この世の全ては男と女に分けられる!! そして女を制すものは世界を制す!! さらに人間の女、特に美女に化けられたら勝ったも同然だ!!」
「は、はぁ・・・・・・」
 横島の勢いに押される子ダヌキ。
「せ、せんせ〜い、落ち着いて下され」
 先生の血走った目を見て少し悲しくなるシロ。
 シロに涙目で見つめられ正気を取り戻した横島は子ダヌキを見て力強く頷いた。
「さて、俺からの助言は以上だ、お前の知ってる変化の術を練習してくれ」
「「・・・・・・え?」」
 二人のポカーンとした顔から気まずげに目をそらして横島はつぶやく。
「今はこれが精一杯・・・・・・」

「「・・・・・・」」
 子ダヌキよりいち早くシロが復活して横島へと質問をする。
「先生、拙者は今の言葉から、何を学べば良かったんでござるか?先生のお言葉に隠された意味が解らないのですが・・・・・・」
「いや、深読み有難うシロ、でもそのままの意味だ、変化の初めは美人の女に化けて欲しいと言う俺のリクエストだ」
「普通、特訓といえば助言とか手本の実演とかじゃあ?」
 おずおずと尋ねる子ダヌキ。
「そう、確かにそうだ、・・・・・・がしかし、俺もシロも変化の妖術は使えないんだ、そこで俺もシロも全力で応援する!君を見守ってる!だから頑張ってくれ、美人の姉ちゃんになれるまで!!」
「そうでござったな、拙者はまだ自力では人間にもなれない子供でござるし・・・・・・」
 そう言ってネックレスに手をやるシロ、それを見て横島はつぶやく。
「シロお前、精霊石で変身してるんだっけ? それ貸してみるか? 」
「これでござるか?」
「ああ、元々妖力全部をシッポに廻してて変化できないなら、他から持ってきたらいいんじゃねえのかな、シロが満月と精霊石の力で変身できるように」
「まぁ、物は試しでござるしな、ほらコレを首にかけてみるでござる」
 そう言ってネックレスを外し子犬形態になって口に咥えて子ダヌキに差し出す。
 しょんぼりしていた子ダヌキがシロのネックレスの輝きに元気を取り戻す。
「は! いつの間にかまともに助言をしてくれてる、さっきまで絶望的まで低レベルな会話をしていて変化に付いていけてなかったけど・・・・・有難うございます、シロさん!」
 横島は犬シロを抱っこして子ダヌキの変身を見守る。 
 シロはしっぽをフリフリ上機嫌。
 子ダヌキは今まで何度試しても発動しなかった変化の術を少しの希望を持って試す。
 子ダヌキは緊張しながら葉っぱを頭に乗せ、
「えい!!」
 と掛け声を出し後方宙返りをした。
 すると、ドロン、と言う音と共にどこからか煙幕が巻き起こり子ダヌキの姿を覆い隠した。
 モヤモヤと煙が晴れるとそこにはしっぽの九本生えた可愛い少女がいた。
「おお!!」
「ワン(成功でござる!!)!!」
 二人の反応を見て自分の手足を確かめ急いで鏡の前に立つ子ダヌキ。
 鏡の前には自分がきちんと人間に化けられた証としてシロと同年齢ぐらいの小柄で少しふっくらした少女が立っていた。(しっぽは今までの変身失敗に比べれば全然問題ではない)
 感激して二人に振り向く子ダヌキ。
「横島さん!シロさん!変化できましたよ!」
「まあ、精霊石付けさしただけど・・・・・・とりあえず良かったな」
「ワン(良かったでござるな)」
「はい!有難うございました!!」


 こうして子ダヌキは横島の助言という名のリクエスト(無駄)とシロの精霊石のおかげで人間の女の子に変化した。
 ちなみに横島は次のステップとして何度も美人に化けさそうとしたが何故か出来ずに、特訓はおキヌちゃんの「ご飯が出来ましたよ〜」の声でひとまず終わりを告げた。


 シロたちの部屋から降りてきた横島達(腕の中にシロを抱いた横島、見知らぬ美少女)
 まあシロと同じようにシッポが出たまんまで、服は九本分の大きな穴が背中とお尻にぽっかりと開いている。(しっぽで隠れて判らないが)
 その変化を見て驚く美神達、そして首の精霊石をみて納得する美神。 
「なるほど、シロと同じ様に精霊石を使ったのね」
 そこで何かを言いたそうにもじもじしだす子ダヌキに何事かと美神は尋ねる。
「横島さんの気迫に押されて言えなかったんですが、そもそも私は、いや敬語がいけなかったのかな・・・・・・?その、僕は・・・・・・男の子なんだ」
 とネックレスを外し、変化を解き、二本足で立ち上がる子ダヌキ。
「あっ ホントだ 付いてる・・・・・・」
 皆の視線が一部に集中し照れる子ダヌキ。
「あんまり見つめないで下さい」
 ギロリ!!と横島に目をやる美神。
「よ こ し ま 君」
 ビクリと体を強張らせ美神から目を逸らし、
「ハイ?ナンデショウ?」
 と返事をする横島。
「あんた、美女に変化させることで頭の中一杯だった訳ね?それであんなに張り切ってたんだ・・・・・・」
「お、俺にとっては大事な事だったんです・・・・・・」
「あら、変った遺言ね、クスクス・・・・・・」
「遺言って何を美神さ・・・・・・」
「問答無用!!」
 神通棍が横島に唸りを上げて迫る!!
 その瞬間から子ダヌキは暫しの記憶を失った、残虐すぎたのだろう。
 美神は横島をしばき倒した後、すぐに子ダヌキを男の子に変化させた。 
 流石村のタヌキアイドル、美少年になる。



 結局愛玩タヌキが愛玩変化を手に入れて愛玩妖怪として、一旦森へと帰ることにした。
 帰り際子ダヌキは横島に近寄り、ペロリ、と横島の頬をなめた。
「動物妖怪の好意の表現だよ、ありがとう!!横島さん、シロさんも・・・・・・僕これからも、もっと頑張ってタマモさんみたいな立派な九尾になるよ!!」
(これがアイドルというカリスマか!!)
 と横島が子ダヌキの可愛さに驚き戸惑う、しかし彼の口は素直に彼の心の中を打ち明けた。
「やっぱり美少女変化のままにしておくべきだったー!!」
「やめんか!!」
 と横島を殴る美神。
「はっ! 俺は今何を?」
 何時もの絶叫から正気に返った横島に美神は、
「タヌキに化かされたのよ」
 と、遠い目をして言った。
 シロはそんな横島達を見つめポツリとつぶやく。
「拙者も子犬になって先生に甘えればもっと構ってもらえるのでござろうか?」

 ピキ!

 シロを除く事務所のメンバー全員が固まった。

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