YOKOSIMA Phantom Memory 後編
投稿者名:トヨタはゼロ
投稿日時:(05/ 8/28)
「抽出エネルギー量、下降します」
「対象光子ロストしました」
続けられた研究員の言葉に、立ち上がっていたカオスは安堵したように椅子に腰掛けなおした。
「ふう、やれやれじゃ」
大きなため息と共に漏れるカオスの台詞。
「つまり、今日の起動は失敗って事?」
パイプ椅子から立ちあがり、意気消沈しているカオスに問いかけるのは美神。
「その通りじゃ。
原因は解らんが、とにかく失敗であることは間違いない。
もし、あのまま続けていれば」
美神に答えるカオスの言葉はそこで停止した。
その視界に映る一対の光子を認識した所為だった。
理論上、炉の中心部においてエネルギーを発生させ続けるはずだったそれは、
即座に消失すると言うカオスの推論を無視し、その姿を現した。
閉ざされた隔壁(無論霊的にも防御されている)をすり抜け、
くるくると円を描く一対の光の固まりであるその姿を、美神達の前に晒し出したのだ。
そして対を成していたうちの1つの光が、真直ぐに美神達の方へと直進してきた。
理論上有り得なかった出来事に固まるカオス。
そのカオスと話していた美神もまた状況の判断が出来ずに立ち尽くしていた。
強化ガラスさえすり抜け、その光が美神に接触する寸前のこと。
「美神さん!!」
そんな声と共に美神の身体は後方へと引き倒される。
そして美神と入れ替わりに光の進路に立ち塞がったのは横島だった。
その横島に直進する光が触れた瞬間。
光が接触した場所から、
横島の身体が光の粒子となって崩れて行った。
崩壊は瞬く間に全身に広がり、一秒も経たない内に横島はその存在を失ってしまった。
そのまま美神へと向かうと思われた横島を分解した光は、
何故かその場に留まり、その光を中心にして何かを形作り始めた。
そして分解した時と同じく一秒も経たない内に形作られた、
いや、再構成されたのは分解されたはずの横島であった。
彼を分解したのと同じ光
(とはいえ光量は随分と落ちており、仄かに光って見える程度)
に身を包んだ横島は何かを探す様に回りを見渡した。
そして見つけたそれに向け飛び出した。
マリアが纏めた造花の束を踏みにじり、
横島が居る部屋とそれが居る大部屋を区切る強化ガラスをすり抜けて。
その横島が浮かべるのは焦燥の表情だった。
何かに、いや彼の目的となったそれ、
つまり彼を分解した光と対を成していた光が、大気中で減退して行くのに堪えられない。
そういった強固な意志を表情に出し、横島は飛び出したのだった。
常人からすれば信じられないような跳躍を見せた横島は、
その光をその手でそっと包み込む事に成功する。
が、光は横島の胸に抱かれると、
まるで手の平の上に舞い落ちた雪のようにそっと溶ける様に消えて行った。
そして中空へと飛び出した横島の身体は、重力に引かれるままに落下していくのだった。
一方、一連の横島の動きをただ見ているだけだった美神達は、
飛び出した横島が重力に引かれ落下し始めたところでようやく動き出した。
横島の居る大部屋へとつながるドアを力任せに打ち破ったマリアに続き、
美神とカオスは横島の元へと駆け寄った。
移動速度の大きかったマリア、そして美神、カオスの順に横島の元へと辿り着く。
かなりの高さから落ちたとはいえ、横島の身体に外見上の異常は見つからなかった。
ただ広げた手の平を見つめ、呆然としている以外、横島におかしな所は見つけられなかった。
そんな横島に対し口を開きかけた美神を制止をかけたのはカオスだった。
代わりにとばかりに自らが横島に問いかけるカオス。
「小僧、怪我は無いかの?」
「怪我?」
カオスに言われ、改めて己の身体を確かめる様に動かす横島。
その動きはスムーズで横島が苦痛を感じている様子は無かった。
「どうやら無事な様だな。
ところで小僧、 先ほど見せた物質透過は一体どう言う方法を使ったのだ?
18番の文珠を使った様でもなかったしの。
それともあれはお主自身の力か、横島に成り代わったナニカよ?」
視線を強めたカオスの言葉に絶句したのは告げられた横島だけではなかった。
カオスに制される形で黙って話を聞いていた美神もまたその言葉に驚きを禁じえなかった。
「ドクターカオス。
貴方の言うとおり、私はこの身体の持ち主だった横島では無い。
そして先ほど見せた壁をすり抜ける行為は確かに私の力によるものだ」
驚きながらもカオスをじっと見つめ返し、そう答える横島。
「お主、何者だ?」
ジロリと睨め付ける視線と共に問いかけるカオス。
「リナクス。
我らは自らがそう名乗り、そして何故か貴方もそう呼称するもの」
半ば予想通りの横島の答えにカオスはただ
「そうか」
と短く返すのみだった。
「リナクスですって!じゃあ、横島君は如何したって言うのよ!」
胸倉を掴み上げ半ば吊り上げるような格好で横島に詰め寄る美神。
「彼がどこへ行ってしまったのか、私には解らない」
激昂する美神にとは対照的に、首を静かに横に振り口を開く横島。
「わからないって、アンタが横島君をどうにかしたんでしょ!
今すぐ、横島君を元に戻しなさい!」
吊り上げた横島をがくがくと揺さぶりながら大声を上げる美神。
「美神令子、済まないが私にもその方法が解らない。
この10の35乗広い世界は私にとっても未知なるもの。
私はただ、呼ばれたからここに来ただけなのだから」
されるがままに揺さぶられながらも美神に答える横島。
美神は横島の胸倉を掴んだまま、徐々に揺さぶる力を弱めそして対には項垂れてしまった。
そんな美神に対し横島は静かに口を開く。
「彼が如何してしまったのかは、私には本当に解らない。
が、確かに横島はここに在る」
その言葉を聞いた瞬間、
立っている力をも失い、ひざから崩れる様に床にしゃがみ込んでしまう美神だった。
それから5年の月日が流れた。
無論その5年の間には色々なことがあった。
横島が横島でなくなった直ぐ後。
ナルニアの両親の元へ帰るという理由で事務所を辞めようとした横島を、
美神は一切引き止める事が無かった。
『今までありがとう』
という言葉と共に破格の退職金をキャッシュで横島に差し出すことで、
事務所の他のメンバーを制する形を取り横島が去って行く背を見送った。
一方の横島も、その言葉通りにナルニアにいる両親の元へと帰って行った。
そんな彼の目的は贖罪だった。
前の横島の記憶を知識として持っている今の横島にとって、
両親は一番に謝罪するべき相手だった。
前の横島に身体を返す方法が解らない以上、
今の自分が前の横島を消してしまったのと同じである。
今の横島はそう理解していたし、喪失感というものの辛さは彼にも良くわかっていた。
彼自身、この世界に出てきて直ぐにそれを味わうことになったのだから。
謝罪が何の意味も持たないかもしれない。
それを理解した上で横島は両親の元へと謝る為に戻る横島。
そんな彼を横島の両親はただ受け入れた。
叱責をも覚悟していた彼にとって、その両親の態度は不可解そのものだった。
思わず問い返した横島に対し
「忠夫はGSという命すらリスクに換算する職を選んだのです。
いつかこんな日がくる事も覚悟していました」
そして彼の母親から返ってきた答えに、横島はもう一度頭を下げる事しか出来なかった。
そして両親の元で父の仕事を手伝いながら暮らす様になった横島だったが、
20歳を迎えた時に、1つの願望を両親に告げた。
日本へ戻りたいと。
自分達の元へ戻ってきてから、
あまり自分の要求というものを見せなくなっていた横島のその願いを、
両親は苦い顔をしながら叶える事にした。
今度日本に行ったらもう二度と会えなくなってしまうのではないだろうか?
そんな疑問を心中奥深くに押し込め、横島の両親は彼を笑顔で日本へと送り出した。
それは横島がナルニアに来てから二年目の春の事だった。
日本に戻った横島を出迎えたのは美神令子の母親、美神美智恵だった。
横島の母親から連絡を受けた美智恵は、
自分の娘がしでかしたことに対する責任感と、
オカルトGメン幹部としての職務が半々に入り混じった心持で横島を空港で出迎えた。
彼の両親が横島の為に押さえたホテルまで連れて行く道すがら、
美智恵はオカルトGメンとしての話を切り出した。
オカルトGメン幹部としての彼女は、横島を自組織に迎え入れる為にこの場に居たのだ。
横島にとって、その申し出は在り難いものだった。
目的の為に日本へ戻りたいと願った横島だったが、
目的を達する方法は解らず、そしてその方法を調べるあてすらなかったのだ。
自身の目的を達するまで、日本で生きて行こうと決めていた横島にとって、
生きる糧を得る方法を与えてくれるという美智恵の申し出は、まさに渡りに船だったのだ。
ふたつ返事とはいかないまでも、横島は美智恵の勧誘に好意的な返事をし、
後に組織へと入る契約をかわすことになった。
こうして横島は自身が生きて行くために再び霊能の世界に関わる事を選んだのだった。
そして横島がオカルトGメンに属する様になってから三年が過ぎた。
今だ慣れぬデスクワークを終えた横島は、職場からの帰り道、偶然に氷室キヌと再会した。
久しぶりに会った二人は、横島の提案通り、一緒に美神除霊事務所まで戻ることにした。
二人並んで歩く道すがら、こんな事があった、あんな事があったとお互いの状況を語り合う二人。
職業柄、霊能関係の話題が中心となっていたが、二人にとってそれは確かに心地よい時間でもあった。
もちろんそんな時間も永遠に続くわけでは無く、20分ほどで事務所の前へと到着してしまった。
「どうです、横島さん。中でお茶でも飲んで行きませんか?」
事務所の入り口を前に、そう訊ねるおキヌに対し横島は首を横に振った。
「ありがとう、お、氷室さん。
でも、止めておくよ。
俺が顔を見せただけでも、あの人は不機嫌になるだろうからね。
俺はまだあの人に赦してもらえてないから。
誘ってくれた気持ちだけでも、ありがたく受け取っておくよ」
横島はそう言いながらおキヌの代わりに持っていた買い物袋を差し出した。
「そう、ですか…」
明らかに気落ちした様子で答えながら、横島の手から買い物袋を受け取るおキヌ。
そんなおキヌに動揺したのは横島だった。
誘われたのを断っただけで、おキヌがここまで落ち込むのは予想していなかったのだ。
そして彼女の中にある前の横島という存在の大きさに、改めてショックを受けたというのも否めない。
「氷室さん、今度時間が合うときに、別の場所でなら付き合えると思う。
携帯の番号、教えてくれるかな?」
彼女の沈む顔をこれ以上見たくないという感情に従い、慌ててフォローするような言葉を続ける横島。
そんな横島の言葉にぱぁと表情を明るくしたおキヌは、スカートのポケットからいそいそと携帯を取り出した。
「じゃあ、番号の交換をしましょう。私の番号は…」
おキヌと同じ様にポケットから携帯を取り出した横島は、彼女が告げる番号を入力して行く。
その後、互いに携帯を鳴らし合い、番号交換を終えたことを確認した二人は、
再会を約し、その場は別れることにした。
上機嫌で事務所に入って行くおキヌの背を見送った横島は踵を返し、
自宅へと続く道を戻って行った。
鼻歌を歌い、しあわせオーラを撒き散らしながら事務所の厨房に立つ女性。
言わずもがな、氷室キヌだった。
時折、自分のポケットを眺めてはにへらと表情を崩す彼女の後姿を見つめる二対の瞳があった。
おキヌと共にこの事務所にお世話になっている二人の少女、シロとタマモのものだ。
おキヌのあまりに上機嫌な様子に二人はひそひそと言葉を交わす。
「おキヌどのはたいそう上機嫌でござるが、何か良いことでも在ったのでござるか?」
「はあ? アンタ、本気で言ってるの?
ったく、これだからオコチャマは…。
あんな顔してるんだもの、何が原因かなんてバレバレじゃない」
「拙者は子供ではござらん。
今年の春には六道女学院を卒業した一人前のれでぃでござるよ」
「はいはい、私と同じに卒業したわね。
一人前って言っても、アンタは歳だけ重ねたようなものよね。
現におキヌ先輩が何であんなに浮かれてるか解ってないし」
「むむむむ、そう言われると返す言葉も無いでござるが…。
そう言うタマモは、おキヌどのが何であんなにははしゃいでいるか、解っているのでござるか?」
「当然じゃない。
あんなに顔に出てるのに、アンタが何で理解出来ないのか、そっちが不思議なくらいよ。
あの顔の崩れ様はね、間違いなくオトコよ」
「オトコでござるか!?
いやそれは無いでござろう。だって、おキヌどのの心中には」
「アンタの言いたい事もわかるけど、人の心は移ろい行くものよ。
あれから随分と経つし、先輩が心変わりしてもおかしくないわ」
「…そういうものなのでござるか?」
「たぶんね。
私も人じゃ無いし、絶対にそうなのかって言われたら、絶対にそうです、とは言い切れないけどね」
「ふーん、中々興味深そうな話をしてるわね」
おキヌを見ながら話している二人に、背後からそう割り込む女性。
突然話しかけられた事に驚いた二人が振りかえるとそこには美神の姿があった。
「で、何でそんな話になってるの?」
そう訊ねる美神に対し、二人は言葉を並べるよりも視線をその原因へと投げかけることで答える。
先ほどまでと同じに鼻歌を歌い上機嫌な様子のおキヌに美神は眉をひそめる。
「おキヌちゃんに何かあったの?」
時折にへらと表情を崩すおキヌに不安を憶えたのか、美神は二人にそんな疑問を投げかける。
「わからないでござるよ。
買い物から帰った時から、ずっとあの調子なのでござる」
「だから言ってるでしょ、あれは絶対オトコだって。
所長もそう思うわよね?」
答えながら美神の方を振り向く二人。
が、美神は難しい顔をし口をつぐんだままおキヌの様子を見つめているだけだった。
しばらくそうしていた美神だったが、1つため息を吐くとくるりと背をむけそのまま立ち去ろうとする。
「私は晩御飯要らないから。おキヌちゃんにそう言っておいて」
廊下に繋がるドアに向いながら、美神は二人に言い残し、行ってしまった。
「美神殿まで……一体どうしたのでござるか?」
「さあ?」
美神の態度に首を傾げる二人。
キッチンでは陽気なおキヌが夕食作りに勤しんでいるのだった。
コンコン
「失礼します」
扉をノックし、室内へと入るのはおキヌ。
夕食を取らなかった美神が少し心配になり彼女の私室を訪ねたのだ。
「あら、いらっしゃい、おキヌちゃん」
そうおキヌを迎えたのは瞳を半分閉じているような美神だった。
彼女の前には封を切られたばかりのボトルと、琥珀色の液体が注がれたグラスがあった。
部屋には彼女以外の人影はなく、彼女が一人で飲んでいたということなのだろう。
しかも、ボトルの中身が半分ほどになっていた事からすると、かなりのハイペースで呑んでいる様子だった。
「おつまみ、何か作りましょうか?」
氷すら入れず、ストレートでグラスを傾ける美神の身体を案じ、おキヌがそう訊ねる。
むろんおキヌとて、美神が何故そういった風な飲み方をしているのか、疑問には思っていた。
が、あえてそれを訊こうとはしなかった。
「いらない。
ところで、おキヌちゃん。あの男はどうしてた?」
美神はおキヌの問いに短く簡潔に答え、逆におキヌに問いかけを返す。
「!?」
突然振られた話に、おキヌは少し混乱した。
まさか、美神からその事を指摘されるとは思わなかったからだ。
動揺するおキヌをよそに、美神は更に言葉を続ける。
「まあ、おキヌちゃんの様子からすれば、何となく想像はつくけどね。」
そう告げてグラスを傾ける美神。
おキヌは自分の顔から血の気が引いて行くのを感じていた。
美神によって、自分と彼との繋がりを断ち切られるのではないか?という恐怖からだった。
何時からか、この事務所において彼の事は禁忌となっていた。
彼の話題を出すだけで、美神は大体三日間ほど不機嫌となり、
仕事にも支障をきたす事がしばしば在ったからだ。
「それにしても、おキヌちゃんも案外薄情よね。
だって、アイツの代わりにあの男って事でしょう?」
空にしたグラスに再びボトルの中の液体を注ぎ込みながら、美神は言葉を並べて行く。
自分の方を見もせず語る美神に、おキヌは何も言い返せず、ぎゅっと手を握り締めただ俯くだけだった。
「だいたい、あの男も少しは自覚したら良いのよ。自分が「いい加減にしてください!!」
さらに続けられる美神の言葉におキヌは大声で割り込んだ。
一瞬、何事かときょとんとした美神の元までツカツカと近寄ると、
その手の中からグラスを奪い取りそれを一気に飲み干した。
ダン!
グラスをテーブルに叩きつけ、美神を真正面から見据えるおキヌ。
何時もの穏やかな表情はそこにはなく、妙な迫力とともに据わった目がそこにはあった。
「確かに、私は今日、あの人と会いました。
偶然でしたし、久しぶりにあったんですから、私も嬉しかった。
でも美神さん、あの人が私のことを何て呼んだか解ります?
『氷室さん』って呼ぶんですよ。」
そう続けるおキヌの言葉に美神は五年前のことを思い出していた。
今の彼になってしまった横島に自らの口で告げた言葉を。
「『アイツと同じ顔、同じ口、同じ声で同じ様に私達を呼ぶんじゃ無いわよ!』
あの時、美神さんはそう言いましたよね?
あの人はまだ、あの時の言葉を守っているんです」
それを聞いた美神はの心には驚きと後悔が入り混じって発生した。
あの事件の直後、半ば癇癪を起こした様に投げつけた言葉を、
彼が五年という歳月を過ごしてもなお忠実に守っていた事がそれなりの衝撃だったからだ。
「ねえ、美神さん、そろそろ赦してあげましょうよ。
あの人を、そして美神さん自身を」
さらに続くおキヌの言葉に、美神の心は大きく揺さぶられた。
何故、自分が彼の事を話題すら出さぬように徹底的に避けながら、どうしても意識していたのか。
美神はおキヌの指摘で、ようやく自分の心のありように気が付いたのだ。
「あの人は横島さんじゃないけど、確かに横島さんなんです。
歩き方や話し方、ちょっとした時に見せる癖までも全部横島さんなんです。
それにあの人は言ってました。
元の横島さんはここに在るって。
こんな風に私達があの人を遠ざけていたら、
横島さんが元に戻った時に、横島さん独りぼっちになっちゃうじゃないですか。
そんなの悲し過ぎます」
そう語るおキヌの目からは何時しか涙が零れだしていた。
涙ながらに語るおキヌの言葉は、美神の心の中にあった1つの事実を顕にした。
横島が変わってしまった事に対し、美神がどうにもならないと何時の間にか諦めていたという事実を。
「私、美神さんの事が好きです。
お金にこだわるのはアレだと思うけど、強くて、綺麗で、ホントは優しくて。
そんな美神さんが私は大好きなんです。
でも、今みたいに逃げてる美神さんは大キライです!」
言い切るのと同時におキヌの身体が傾いていく。
そのまま美神に全身を預けるように倒れ込んでしまった。
「ちょ、ちょっと、おキヌちゃん?」
いきなりの卒倒に驚いた美神は、少し慌てた様に訊ねながらおキヌの顔を覗き込む。
そんな美神に対しおキヌはすうすうと寝息で答えるだけだった。
「ったく、良いたい放題言ってくれちゃて…」
ため息を吐きつつ、美神は自分に身体を預けて眠るおキヌの頭をそっと撫でる。
それでも目を覚ます気配すらないおキヌが、先ほど語った言葉を頭の中で反芻する美神。
しばらくそうして考えていたが、決意と共に1つの結論に辿り着く。
「らしく行きますか」
誰とも無しにそう呟き、ぐっと拳を握る美神だった。
自宅のマンション(とはいえ今の職場であてがわれたもの)に戻る前に、
横島は何時もの所へと寄り道をしていた。
その場所は別段特別な場所ではなく、彼の住んでいるマンションの屋上だった。
フェンスの設置されていない屋上で緩やかな風に吹かれながら、
横島は何故こうなってしまったかを考える。
元居た世界より10の35乗広いこの世界に、
何かに呼ばれるように来たことは何ら後悔はしていない。
ただ、自分の隣には何故対が居ないのか?
答えなど出るはずのない彼自身への問いかけを、
横島は今まで幾度となく繰り返してきたのと同じに自問する。
彼が一人で考えているうちに太陽は落ち、街はすっかり夜の顔へと変貌を遂げる。
都会の夜の明りの所為で、夜空には月しか見ることが出来ない。
そんな明るさに体内時計を狂わされたのか、
横島の眼下を二羽のつがいの鳩が戯れるように飛んでいく。
ギシリ
軋む胸を押さえ、その二羽の鳩を羨望の眼差しで追う横島。
やがてその二羽も横島の視界から外れるほど遠くに飛び去ってしまう。
実際には存在しないはずの胸の痛みに耐える横島。
今まで一億五千万秒耐えてきたのだから大丈夫だと、自分に言い聞かせる横島。
数分後、胸の痛みが引いた横島は気持ちを切り替えるために何時もの行動を取る。
「チチシリフトモモー!」
記憶の中からありとあらゆるそういった光景を引き出した横島の叫びが夜の街に響いた。
そして横島は自室へと帰るために中空へとその身を躍らせるのだった。
今までの
コメント:
- これで終わりですか?
この後横島がどうなるのか?美神の行動は?
好きな話の展開なので続けてほしいですね。 (蒼空)
- 展開予想として原作と他作品とのクロスはあり得ないということで、反対。
展開予想ではなく、二次作品としてどこかに投稿すべきだったのでは……。 (こまつ)
- >蒼空さん
コメントありがとうございます。
続きをとありますが、この展開予想はここまでと考えています。
自分の予想展開を好んでいただけた様で、幸いに思います。
貴重なご意見、ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >こまつさん
コメントありがとうございます。
こまつさんの意見としましては、
書き込まれた予想展開の内容如何に関わらず、クロス的要素を含むので反対
と言うことでよろしいのでしょうか?
正直、発展性の無い、随分と視野の狭い意見だとは自分は思います。
書き込みをしている方からすれば、
美神の言動が変だ、とか、タマモの口調は違うのでは?
といった指摘の方があり難いものですし、後の議論にもつながりますから。
とはいえ、そういった判断基準もまた1つの考え方だと思いますし、
自分は、こまつさんの意見を何ら否定するつもりもありません。
貴重なご意見、ありがとうございました。
あと、自分はこの予想展開を当然予想展開としてここに書き込みました。
雑多な事件が多発するGSの世界ならこういった事が起こりうると考えたからです。
美神令子が善行と金儲けを同時にしようとして、
ドクターカオスの発明が絡んだら、横島が酷い目にあった。
原作上素振も見せなかったカップリングや
やたらと強くなって人間の限界を超えてしまう横島等と違い
その程度の話なら、ありうると予想したのです。
長文になりましたが、この辺で。
では。 (トヨタはゼロ)
- くまさん尖りすぎです。
少し落ち着かれてはいかがでしょうか。 (コンス)
- KURAUとのクロス物ですか?
私的にはKURAUは好きでないんで・・・・・まぁ、同じ様に展開するとなると最後は横島が復活するんでしょうけど、相方は若い横島の姿になるんですかねぇ。
もし出てくるならルシオラ似とかの方が良いかも。
あの独特の雰囲気がGS美神とはマッチしない気がします。
それにKURAUの設定からすると横島の能力って封じられていませんか?
その辺りはこの作品中での設定にもよると思いますがGS美神の世界観だと霊能力って魂が持ってる力ですよね。だとすると肉体のみで魂をロストした今の横島には元々持っていた霊能力、その中でも特に特質的な文殊は絶望的でしょう。
もっとも、その辺りをリナクスの攻撃力を用いて除霊に生かすのかもしれませんけど。
って、書いて手思ったんですけど、GS美神の世界だと記憶って魂側に依存するから魂が入れ替った状態に近い今の横島に『横島』としての記憶があるのっておかしくないですか? (LINUS)
- あ、クロスだったのですか。
基本的に椎名作品のみの投稿であると考えていたので考慮していませんでした。
クロス元を知りませんので細かい設定が理解できないのと、
前後編であるにもかかわらずオチが無いようなので反対と致します。
蛇足ですが最後の「チチシリ〜」は必要ないのではないでしょうか。
本文中でセクハラ等の描写が無いので台詞だけ横島にされても横島とは思えません。
あと、おキヌちゃんはどちらかと言えば美神さんより魂の変化という事柄に対して神経質になるだろう、と思ったことも反対のひとつの理由として挙げておきます。 (透夜)
- 誰でも知ってるようなメジャーなネタならともかく、
また、ストーリーの根幹に関わらない様なお遊びならともかく、
クロス物は展開予想という観点からは有り得ないと思うので反対です。
発展性だとか視野とかは関係なく、ここはそういう場所だと思いますから。
あと、前後編で完結している筈なのに起承転結ができてないので反対です。
あと、
>自分の娘がしでかしたことに対する責任感と、
とあり、令子の罪の様な書き方ですが、発端はどうあれオカGが許可を与えた計画なのですから、
当然、美智恵自身が責任を感じないといけないと思うのでここも反対。
あと、
>「チチシリフトモモー!」
この部分は何の脈絡も無いので反対です。
横島を乗っ取った存在は、別に性格まで横島になりきろうとしているとも思えませんので、この行動に意味があると思えませんので。
> (スティル豚)
- 『KURAU』は前半1クールは割と好きだったんだけどなあ……後半どうしてああなっちゃったのかしらん。(偏見愚痴&挨拶)
この作品はクロスオウヴァと謂うよりも、他作品の要素を『極楽』世界にとりいれただけだと想っています。確かにリナクス自体は別作品の登場人物ですが、確固たる人格[キャラクタ]を持ったそれとは謂えませんし。
ただ、元ネタ作品に強くひきずられたのか、その作品の要素が十分に消化しきれておらず全体に説明不足な印象を受けます。そう、『暗殺のソロ!!』篇で(通常の武器や霊能が通用しないという、前後の『極楽』の設定からしても相当に「異質」な)精霊獣なるモノが唐突に登場した時のようです。特に「対」は元作品に在っても難解な概念でしたし、ね。
それでいて『KURAU』の冷たくも切ない世界観の持つ一種独特の雰囲気は『極楽』に於いても十分アリだと想いましたので、総じて中立で。キヌたちのそれぞれの解決も概ね理解できるものでしたし……ま、最後のオチは敢えて不要だとは想いますが(笑)。ではでは。 (Iholi@一時浮上中)
- >コンスさんへ
自分では落ちついているつもりなのですが…。
反対票に対するコメントということで、自分とは異なる意見をぶつけ合う形となります。
文章的にも尖っている様に読めるのも無理はないかと。
どうも、ご心配ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >LINUSさんへ
コメントありがとうございます。
出てくる対がルシオラ似、というのは面白そうですね。
また、今の横島の霊能力の話ですが、LINUSさんの言われるとおり、
元の横島本来の霊能力は発揮出来ないのが当然かと思われます。
ただ、元の横島の魂を内包している状態ではあると思いますので、
霊能力の一部は使えても不思議では無いかと。
それでもやはり、横島の最も特徴的な文珠は使えないと推測します。
記憶云々は、魂に依存する部分と肉体に依存する部分の両方があるのでは、と考えました。
脳に記録されている電気信号は記憶として読み取れるが実感が湧かない。
ただそれでも、その記憶に行動が引きずられる部分がある。
という状態で今の横島があると想定しておりました。
リナクスの魂自体はそう強烈な個性が無いと考えましたので、
強烈な個性の持ち主である元の横島の記録に、
多大な影響を受けるのも不思議では無いかと。
賛成反対関係無く、LINUSさんの様に、
書き込まれた展開についてコメント頂けるのはあり難いと思います。
いろいろと貴重な意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- うーん。該当クロス作品を知らない為か違和感を覚えることが出来ない部分がありました。
なので、椎名作品の展開予測としては反対です。
そもそも、確か以前にソウルテイカーとのクロスが
「椎名作品以外とのクロスは椎名作品の展開予測として駄目」ってことで削除されたと記憶してますが、
また同じような事を繰り返すってのはちょっと問題じゃないかと思います。
>正直、発展性の無い、随分と視野の狭い意見だとは自分は思います
ご立派な意見ですが、少なくとも私はこの作品が指し示すような方向に視野を広げたいとは思いません。
そして、この展開予測ショー自体も、そういう場所ではないだろうと思っています。 (岩降)
- 違和感を覚えることが出来ない部分がありました。
ではなく
違和感を覚えることしか出来ない部分がありました。
です。誤字すみません。 (岩降)
- では改めて意見を投じさせていただきます。
私は「展開予想」とは「読者に納得を提供する事」だと思っています。
その点において今回のようなクロス物は展開予想というものに対してベクトルを異にしているのではないでしょうか。
『GS美神』と『KURAU』の設定や概念は多く被っているとは言い難いので擦り合せようとしても、
どうしても強い摩擦を生じさせてしまいます。
つまり読者に納得ではなく違和感を与えるという事です。
その上、題材としてもメジャーとは言えません。
私もKURAUはかじる程度しか知らないので、コメント欄を見るまでクロスとは分かりませんでしたし、
GS美神の展開予想SSとして見ていた当初も「なんかよく分からない所が多い」というのが正直な感想です。
GS美神だけを知っている人を置き去りにしているようでは、展開予想としての存在意義は下の下ではないでしょうか。
というわけでこの話をこのGTYに投稿した事に対して反対票を入れさせていただきます。
ここからは感想や意見とは無関係な質問なのですが、くまさんは以前「魂の葬儀屋」をここに投稿された時、
今回と全く同じ状況に陥り撤退する事になっておられましたよね。
その上で対処らしい対処を行わず「YOKOSIMA Phantom Memory」を投稿された意図はなんなのでしょうか? (コンス)
- 幾つかの理由から反対とさせてもらいます。
理由その1
原作でも精神の入れ替えは何度もありましたが、肉体に持ち主の記憶が残っているようには見受けられませんでした。
横島の肉体に入り込んだカオスは、その行動パターンすら知りませんでした。
幽体離脱の様子を見ても、記憶は魂の方に保持されていると思われますので、
リナクスが横島の記憶を持っているという展開には反対です。
理由その2
霊能力は魂に由来すると思われ、当然リナクスには文珠も霊波刀も使えないでしょう。
リナクス自身が霊能力を示した描写もないのですから、彼がGSとして使えるかどうかは誰にも判らない。
なのにいきなりオカGに勧誘する美智恵に反対。
理由その3
自分は横島でないことを認識させる為に、おキヌちゃんの呼び方まで変えているのに、
なぜ、「チチシリフトモモ」と横島の真似をしてるのでしょう?
言動の矛盾に反対。
理由その4
最大の理由になりますが、他作品とのクロスと展開予想は相容れませんので反対です。 (マスク・R・ポーネ)
- なにやら他作の要素を取り入れている部分で物議を醸しているようですが、私自身はKURAUというものを全く知りません。
その上で展開予想として読み進めて来ましたが、特にキャラクターの動きや話の展開に違和感はありませんでした。リナクスやその周辺の設定について、自らはよく知る人間にありがちな説明不足の感も否めませんでしたが、話の読み進みに支障を感じるほどではありませんでした。
他作を知らなくても読める以上、この作品に取り入れられた他作要素はパロディの域を越えないと思います。パロディは原作でも意欲的に取り入れられており「知らない人も楽しめるけど、知っているひとは更にニヤリとできる」スパイスとして、話に彩りを添えてくれます。例えば霊力の単位『マイト』の設定なんかも、知らない人は「なに?単位?」という認識になりますが、知っている人なら「スカ○ターかよっ!」ってなりますょね。
以前に削除したクロスオーバー(と思しき)投稿は、キャラクターも全く見慣れぬ人々で、GSの展開予想としての片鱗を見つけることすら難しいものだったように記憶しています。一方で今回の投稿は登場キャラクターもGSのものですし、話もGSキャラのために展開しているようですので、削除如何といった考証は不要に思います。
ただ個人的に、オチから話のオチが見出せず、この投稿をひとつの完結した展開として認識できなかったため、票は中立で。
横島くんが別人に成り代わられ、成り代わった別人自身も周囲も戸惑い、悩んで……という話の方針は面白いと思います。これで横島くんが自分を取り戻すことができれば賛成できるのですが…… (斑駒@管理人)
- >透夜さんへ
コメントありがとうございます。
クロス云々に関しましては、こまつさんへの返答に書いておりますので割愛させていただきますが、細かい設定が解らないという点、オチがないという点は、言われる通りですね。
「チチシリ〜」ですが対の存在を渇望する今の横島にも元の横島の影響があることを表現したかったのですが、思ったとおり失敗の様ですね。もう一案の、夕日を見て「ルシオラ…」と呟くというのもどうかと思いますし…。
おキヌちゃんの態度ですが、今の横島から内包されている元の横島の存在を感じとったということかと。
色々と貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >スティル豚さんへ
コメントありがとうございます。
反対意見として何点かを上げられていますが、他の方に自分が返答している部分は議論が重複するかと思いますので、その部分つきましては割愛させていただきます。
美智恵自身が責任を…ということですが、いわれる通りですね。オカGの幹部としての責任を彼女が感じても当然かと思います。その点は失念しておりました。我々の生きる現実の世界でも、公に生きる人物はそう在ってほしいものです。ただ正確には、美智恵自身も、となるのではと思います。原作中でも美智恵は令子に対し、令子本人がどう感じるかは置いておいて、強い母性を発揮していた様に思いましたし、「またあの娘が」と彼女が思うのは不思議ではないかと考察します。
細微に渡るご指摘、また貴重なご意見を頂き、大変在り難く存じております。
それでは失礼します。 (トヨタはゼロ)
- >Iholiさんへ
コメントありがとうございます。
元ネタに引きずられて消化不足云々は言われる通りですね。主題ではないとはいえ、細かく描写する必要もあるのかも知れません、ただ、そうした細かい設定を描写した場合、GSの世界にそんものない。故にこんなものは予想展開ではないとご指摘を受けると考えました。
「チチシリ〜」については他の方に答えましたように失敗だとは思ってます。
貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >岩降さんへ
コメントありがとうございます。
クロス云々は他の方にお答えしてますので割愛させていただきます。
恐らく平行線になり議論にもならないでしょうから。
引用されている部分はこまつさんの意見に対する私見です。
岩降さんが視野を広げる云々に関して、
自分から何か強制するものではないですし、ご自由にされれば良いと思います。
あと、コメントにあります違和感を感じさるを得なかった部分、
というのを詳しく教えて戴きたかったかなと思います。
そういったことをコメントしていただく事により議論が活発になると思いますので。
貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- 前編、後編で完結している作品として感想を述べさせていただきます。
読了後、正直言って、「リナクス」なる存在がどういうものなのか、さっぱり理解できませんでした。
最初に横島が
>そのリナクスとかって奴を呼び出して、そいつが持ってるエネルギーを掠め取る
といっていたので、てっきり魔神などのオカルト的な超自然的な存在かと思っていました
カオスが発案で、研究施設にGS協会やオカルトGメンなど、オカルト関係の人間しかいないような描写でしたし、GS世界では地獄炉や月からの魔力エネルギーなどの存在がありますし(まっとうなエネルギーならもう少し別の方面の技術者、研究者がいると思いましたので)。
いや、実をいうと読み終わってからクロス作品だと知りましたのでクグってみたのですが、いまいち、リナリスの正体いまだに良くわからないのですが、。
私のような読者もいるのですから、クロス作品こそ、クロス元の作品独特の存在、現象、用語は詳しく描写すべきではないでしょうか。
また、横島に成り代わった存在が、オカルトGメンに就職したとありましたが、中身が別人になった「横島」がGメンでどのような仕事をしていたのかも全く描写がなかったこともマイナスだったと思います。
作者様がこれから、続けて、オカルトGメンでの横島の仕事ぶりなどを中心に続編をお書きになるつもりでしたら見当違いな指摘に思われるかもしれませんが、こちらは前後編でひとつの独立した作品としてとらえていますので、読む立場としては色々と物足りない、中途半端な作品として感じてしまいます。
作者様だけが分かっている読者を少々置き去りにしてしまった作品だと感じましたので、今回は反対票を投じさせていただきます。 (からつ)
- 長くなりましたので、途中で区切りました。
ここからは感想ではなく、質問です。
私は基本的にファンフィクションはクロスものも有りだとは思うのですが、作者様はこの作品を「二次創作」ではなく、「展開予想」とすることにこだわりがあるように感じますが、「この作品は二次創作です」ではいけないのでしょうか。
「椎名作品の二次創作」というカテゴリーでいうならば、椎名氏は連載を何年続けてもほかのクリエイターの作品をそのまま自分の作品世界に取り入れるとは自分は思えません。
作者が書かないような話を紡ぎ出すのもファンフィクションのひとつの楽しみ方だと思いますから、クロスだからいけないというのではなく、クロス作品をただの二次創作ではなく「展開予想」としなければならない作者様なりの理由があるのでしたら、聞かせていただけないでしょうか。
平行線などといわず、是非教えてください。 (からつ)
- 謝罪と補足。
どうも自分の知らない作品がクロスとして出ていたので過剰反応してしまったようです。
さて、作品ですが、やはりあまり有名でない作品のキャラクタを出し、
尚且つ横島を乗っ取ってしまう展開には拒絶反応を示す人も多いと思います。
斑駒さまも仰っていますが、私も他の作品の設定を使用していても、
知っている人にはニヤリとできる、知らなくて流しても良い、
位に収めるのが良いのではないかと考えます。
個人差があるとは思いますが、私はリナクスが横島を乗っ取った時点で咽につかえました。
スパイスは隠し味で。多すぎると料理(作品)のバランスが崩れます。
ここから先は蛇足の蛇足の様なもので展開強要とも取られかねないので、
どうしてもクロスに拘るのでしたら流してください。
例えばリナクスエナジーを神族魔族の冥界チャンネルから流れてくる
余剰エネルギーを利用するものに変えてみたり、
横島を乗っ取ってしまったのは何故か消滅したはずだったアシュタロスだったとか、
横島の記憶を受け継いだ所為で人間の死別に対する悲しみを知って苦悩したりとか、
極楽のメンバーを使っても話が成立するはずですし、オチもつけやすのではないかと。
オチがある方が受け入れられやすいですし、読後感も違うと思います。
特に今回の場合は、
>「らしく行きますか」
>誰とも無しにそう呟き、ぐっと拳を握る美神だった。
で終わっていたなら私は反対票を入れなかったかもしれません。
長文失礼しました。 (透夜)
- 初めて書くのですが、内容もあまりわかりにくく、最後の落ちもよくわかりづらかったので反対です。 (wind)
- からつさんのご質問や透夜さんのご意見とも一部重複するかもしれませんが……ちょっと伝わらなかったみたいですので、いま一度補足しますね。
ぼくが「消化しきれず説明不足な要素」と言ったのは、本作で引用されていた別作品的(原作内部ですが、前に例に引いた精霊獣や「ぶるどーざーの精」も多分に別作品「的」と謂えるでしょう)要素が『極楽』の世界観の中にあって浮きたっており、かと云ってそれを納得させるだけの説明も足りていないのでは……という事です。
しかも今回の場合、物語の根幹に関わる設定がこれら別作品的要素で占められているのですから、それ相応に『極楽』風に調整するか、もしくは説明を尽くした方が受け容れられ易いのではないかな、と想います。
ま、個人的には展開予想に傾いていようと二次創作に傾いていようとだろうと、広い意味の「展開予測」としてすんなり愉しめればそれはそれで構わないのですけど、ね。 (Iholi)
- >ま、個人的には展開予想に傾いていようと二次創作に傾いていようとだろうと、広い意味の「展開予測」としてすんなり愉しめればそれはそれで構わないのですけど、ね。
確かに楽しめるかどうかは大事ですね。
その点で言えば、主役である横島が他作品のキャラだかオリキャラだか判らん物に乗っ取られ、
しかも周りの連中が助ける素振りも見せないって話は楽しめないですしね。
それと気になったのですが、
精霊獣は、美神がどついて効いてましたし、通常攻撃無効ってのは単なる宣伝文句、ザンスの神秘性を高める為の誇大広告の可能性が高いと思います。
それとブルドーザーの精についてですが、石像が恋心を抱いたり、能面や縁日のお面ですら人格が宿る世界観ですから、特に違和感を感じませんでした。
無生物に魂を宿らせるってのはカオスもやってますしね。
何でもありがGSの世界観ですよね。 (マスク・R・ポーネ)
- ここでの書き込みははじめましてです
で、まぁ、何と言うか……簡潔に言って、意味がわからない
リナクスって何?
と言う根本的な疑問がありますから、美神の口調云々とか他の疑問なんて考え付きもしませんでした
意味不明物体が物語の中心でそれについて詳しい説明もなく、横島は記憶だけを残した意味不明物体に取り込まれましたとか言われてもどう反応したものか
まぁ、とにかく話の展開その他諸々、話の中心であるらしい『リナクス』なるモノが意味不明なので賛成など出来る訳も無い、と言う事で (valy)
- 他作品のキャラだろうがオリジナルのキャラだろうが、
得体の知れないものに横島が取って代わられるような展開は反対です。
有り得ません。 (青黴男爵)
- 反対意見が多いことについては、みなさん論拠もあるようですし、トヨタはゼロさんも納得してレスなさっている部分もあるようなので、特に管理人として口出しすることもありません。
ただし、遊び方に『※コメント欄は展開の賛成/反対を議論する場ですので、口汚く相手をののしり合うような口論、展開の提示者たる投稿者を置き去りにした議論など、第三者が見苦しいと感じそうな書き込みは控えてください。〜後略』とある通り、投稿者以外の相手同士が二度三度とやり取りを重ねる行為は、投稿者の意図から論点がずれて場の収拾がつかなくなる恐れがあります。この場の中心人物はあくまでも展開を提示した投稿者ですので、それをないがしろにして頭越しにやりとりされるのは、誰しも愉快なことでは無いと思います。
場を治めようと言葉を重ねるお気持ちも分かりますし、ありがたいのですが、幸いこの場はトヨタはゼロさんご本人が議論に応じてくださっていますので、そちらに場を任せていただければと思います。
なお、多重レスでも投稿者の方と対話する形で議論を重ねている場合はこの限りではありません。管理人の横槍も特例としてこの限りではないということでひとつ投稿者の方にお願いしたいと思います(笑) (斑駒@管理人)
- はじめまして、鯉幟という物です。
この物語は、説明不足と最後のオチ、などを除けば、お話としてはよかったと思いますよ。
私にはこれは”展開予測”としては受け入れられませんので反対とさせていただきます。
もし、リナクスの役割がGSキャラなら「賛成」を送らせていただいたと思います。
一つ聞きたいのですが
Iholiさんへのレス返しで
>元ネタに引きずられて消化不足云々は言われる通りですね。主題ではないとはいえ、細かく描写する必要もあるのかも知れません、ただ、そうした細かい設定を描写した場合、GSの世界にそんものない。故にこんなものは予想展開ではないとご指摘を受けると考えました。
と、これが展開予測とは方向の異なる物と受け取られかねないとの点を理解していらっしゃいながら、なぜこれをわざわざクロスもので一度問題を起こし、撤退したここに投稿されたのでしょうか。他のGS美神サイトで、クロス物であると表記して投稿された方がよいというのは自明ではないでしょうか。前回の意趣返しでこれを投稿されたようであると感じてしまいます。 (鯉幟)
- >コンスさんへ
コメントありがとうございます。
>「展開予想」とは「読者に納得を提供する事」
展開予想は読者から賛同を得るために提供されるべきである。
という観点から言えば、確かに自分の書き込んだ予想展開は下の下なのでしょう。
コンスさんの言われる通りだと思います。
>対処らしい対処を行わず
GSの登場人物を配置し(一部を除く(その一部が皆さんに言われてる所でしょうけど))、
そのキャラクターが取り得る言動をと心がけたのですが…。
書き込みの意図としては、皆さんには何も言われていない部分になりますが、
「守銭奴の美神令子が身銭を切って(打算込みとは言え)環境活動をする予測展開とはどう?」
転じて、
「GSの世界に環境問題ってあると思う?環境問題について皆が加害者だって美神が言ってるけど、どう言うこと?」
極端に言えば、
「今地球に生きる人類の大多数がそうである様に、GTYを利用されている方々は環境破壊に対し加害者であり被害者であるが、環境問題についてどう考えてるのか?」
その辺の話が出来れば…ということでした。
無論、その他の部分をごちゃごちゃつけ過ぎた自分の予想展開が、
そう言った主旨に取られていないのは皆さんのコメントから十二分に解っています。
そう言う意味でも、これは下の下の予想展開だと自分でも思います。
前半にあった美神の長台詞について、反対をされなかった方がその意味を理解し共感し環境問題について考えてみたというのなら、とても嬉しい事だとは思いますけど…。
長文となりましたが、この辺りで。
コンスさん、貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >マスク・R・ポーネさんへ
コメントありがとうございます。
申し訳在りませんが、反対の最大の理由クロス云々は、他の方にも返答しておりますので、割愛させていただきます。
理由その1についてですが、精神の入れ替えとは違い、元の横島を内包した状態で、今の横島があるという状態なっていると思われます。元の横島の記憶があっても不思議ではないかと。
理由その2についてですが、横島が魔人との戦いでキーパーソンっであったことや、文珠使いであったこと、その彼が成人後帰国したとなれば、オカGに誘う意義は在ると愚考します。無論、監視と保護という意味も含めてです。
理由その3についてですが、横島は美神との約束(一方的なものかもしれませんが)があるが故に、おキヌちゃんを氷室さんと呼んでいる、と書いたつもりなのですが…。
「チチシリ〜」に関しては失敗だと自分でも思っております。
色々と貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- 初めまして、イロアカリと申します。
今作を拝見しましたが、内容が原作後の展開を予測した話とは思えませんでしたので中立票と致します。
そのため以下はGSの二次創作、もしくは一つの作品としてみた場合の意見ですので予めご留意をお願いします。
近くに書かれていたコメントに環境問題をテーマにしているとありましたので、その点を重心に置き今一度拝読させていただきましたが、余分なものが多すぎると感じられました。
環境問題を提起するのならば、前半冒頭部から5年前までのくだり、後半のリナクスが横島に乗り移った以降の話は必要有りません。躊躇無く切ってしまった方が話の比重がGS世界における次世代燃料の可能性へと傾くため、話にも締まりが出てくると思います。
切った部分はまた違う話として読んでみたいと思いました。
また、環境に対する問題提起を美神にさせるというのはミスキャストであり、理解はできようとも共感を得ることはできないと思われます。個人的には打算の部分が強すぎて、美神が環境問題を打算込みでも真剣に取り組もうとしているとは思えませんでした。
トヨタはゼロ様には厳しすぎるかもしれない意見を申し上げましたが、表現や言論の自由を奪われたと感じて拒絶せず、一つの意見として受け取って成長してくださることを願います。 (色灯)
- 事後報告になりますが、このコメント欄内において『荒れ』に対処させていただきました。
何をして『荒れ』とするかは明確な判断基準が設け難いところですが、管理人の中では『サイトに不利益をもたらす無秩序行為』といったような認識です。
例えば今回の件では、本来は投稿の評価とそれに対する投稿者の反応で構成されるべき議論の秩序が、投稿者との対話という形をとらず我先に繰り出された自己主張によって乱された状態を、『荒れ』とみなしました。これが会議ならば、議長が静粛を促して注意喚起し、それが聞きうけられなければ、退場ということになるでしょう。
管理人は、主にこういった広義の意味での『荒れ』を中心的に対処させていただいております。
これに類さない限りは、投稿内容・投稿に対する評価の内容など、議論の内容は参加者の方々にお任せしております。
以上、ご報告まで、コメント欄にお邪魔させていただきました。 (管理人)
- >からつさんへ
コメントありがとうございます。
ご主張のとおり、説明不足や、読者を置き去りにしてしまった等といった点で反対されるのは尤もだと思いました。
二次創作云々ですが、他の方ににもお答えしたことですが、
自分はこの予想展開を当然予想展開としてここに書き込みました、
という主張を繰り返す形になるかと思います。
無論、皆さんが反対されているのは重々承知してますし、
その意見を否定する気も、勿論ありません。
故に、その事については平行線だと他の方には答えさせていただきました。
貴重なご意見、ご感想ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >透夜さんへ
再度のコメントありがとうございます。
文頭から、スパイスは〜等は、なるほど納得さられました。
あと、自分はクロス云々はどうでもいいと思ってますから、
(と書き込むと皆さんからは反発があるかも知れませんが)
透夜さんの提案を蛇足云々とは思いません。
特にコメント後半の提案どおりの話が書けていたら
皆さんにも受け入れられ易い展開予想になったのであろうなと思います。
こうなっている以上、今更なのには、違いないですが。
貴重なご意見、ご提案ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >windさんへ
コメントありがとうございます。
ご主張は理解させていただきました。
貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- 05/9/3/1:30 この場の話題に沿わず、議論への支障が懸念されたため、管理人への問い合わせを含むコメントを削除しました。管理人へのお問い合わせはQ&Aかメールまでお願いします。 (管理人)
- >Iholiさんへ
再度のコメントありがとうございます。
言われるとおり、そういった点において詳細に説明をする、
もしくは透夜さんの意見にありましたような形で擦り合せをする、
といった事をしておれば、皆さんにも受け入れやすいものなったと思います。
貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >valyさんへ
コメントありがとうございました。
ご主張は理解させていただきました。
他の方にもお答えしてますが、説明不足な部分があったと思っております。
その点を元に反対されるというのも良く解りました。
貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >青黴男爵さんへ
コメントありがとうございます。
ご主張は理解させていただきました。
ご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >鯉幟さんへ
コメントありがとうございます。
透夜さんの提案や鯉幟さんの言われるとおり、GSとの擦り合せをしていれば違った風に受け取られたのだと自分でも思います。
ご質問の件ですが、何度も繰り返すことになりますが、
自分はこの予想展開を当然予想展開としてここに書き込みました
と自分にはお答えする形になります。
また、鯉幟さんが思われたのと違い、意趣返しでといったことではありません。
その点だけは強く主張させていただきます。
貴重なご意見等ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >色灯さんへ
コメントありがとうございます。
環境問題を提起するモノとしては、言われるとおりに、色々とごちゃごちゃつけ過ぎたと自分でも思っております。
他の方のコメントもそちらの方に集中しているのですから、尚更にそう思います。
美神に問題提起させるのは〜、についてですが、自分の環境問題に対する考えにより、彼女にその役割をしてもらいました。自分は環境問題について大事なのは、先ず1歩踏み出すことだと思っております。その理由よ取り組み方なんかは二の次で良いとも思います。自分の場合で言えば、環境について考えるのは、今のある意味自堕落とも取れる生活をなるべく長く続けたいからという理由だったりします。環境破壊が進み、世界的に経済が破綻すれば、日本も多大な影響を受けることになるでしょうし、国民の大多数が食うや食わずの生活にという状況になれば、例えば、展開予測を楽しむという、今当たり前に出来てることも出来なくなると考えるからです。
そういった意味で行動力を一番持っていそうな彼女に問題提起してもらう事にしました。美神本人の環境へ取り組む理由としては、自分の資産が相対的に無価値になるのが許せない、辺りが妥当ではないでしょうか。現世利益を追求する彼女に、未来の子供の為、とかいわせるのは流石に無理があると思いますし、あくまで自分の為に環境活動をするという方が彼女らしいと考えますから。
長くなりましたが、この辺で。
貴重なご意見ありがとうございました。 (トヨタはゼロ)
- >斑駒さんへ
申し訳ありませんでした。
管理人さんには、今回も色々とお手を煩わせてしまったようですね。
自分は見ていないのですが、
『荒れ』と取られるようなコメントがあったことは残念なことだと思いますし、
その原因は多分に自分にあると認識しています。
どうも、すみませんでした。
皆さんの、曇りないGSの展開予測を求められる情熱は十二分に感じささて頂きました。
完結後かなりの年月が過ぎているGS、
そしてこの展開予想ショーが、
いかに皆さんに愛されているかを実感しました。
お前に言われたくはないと思われるかも知れませんが、
今後も、愛されるGTYの運営を頑張っていただければと思います。
では失礼します。 (トヨタはゼロ)
- 既に多くの方から意見が寄せられていますが、私からも一言書き込みたいと思います。
私もGSと他作品のクロスSSを書いていますが、間違ってもGTYに投稿しようとは
思いません。なぜならば、山のような反対票が出てくるのは明らかだからです。
GTYに出入りするようになってけっこう経ちますが、クロス作品に対する評価は
以前から厳しいものでした。
許容が確実なのは、椎名作品間のクロス(GSと絶対可憐チルドレンなど)に限られる
と思われます。
多少の反対票があっても、作者の才能と努力でそれを覆すことも不可能ではないの
ですが、自分の書こうとしていたクロス作品では、それも難しそうだったので、
GTYへの投稿は最初から考えませんでした。
また読者の反対票は反対票として、管理人の斑駒さんが許可する限り、その路線で
突き進むという考えもあるかと思います。
しかし、読者の賛意以外に何も得るものがない中で、作品の投稿を続けるというのは、
苦行に等しい行為ではないでしょうか。(それが好きという人もいるかもしれませんが。;^^) (湖畔のスナフキン)
- (コメント続き)
今回の投稿でいろいろとトヨタはゼロさんにも、いろいろと思うことがあったかと
思いますが、もしGTYに居続けたいと思うならば、ある種のマーケティング分析
のようなことも必要かと思います。
つまり、どういう傾向の作品が受けて、どういう作品が拒絶されるかを、自分で認識
するということです。
それらを踏まえた上で、もし勝算があるのであれば、新分野にチャレンジするのも
ありかと思います。
しかしGTYの現状の認識が不十分のまま、受け入れられるかどうかわからない作品
にチャレンジするのは、リスクが大きすぎる行為かと思います。
そういう行為は読者に不快をもたらしますし、多くの反対票をもらう作者にとっても、
あまり愉快な内容ではないかと思います。
また、GTYで良好な反応が得られなさそうな作品であっても、別のHPに投稿すれば、
よい評価が得られることがあります。そういう場合は、無理にGTYでチャレンジ
するよりも、最初から別サイトに投稿した方が利益が大きいでしょう。
以上、今後の活動の参考になれば、幸いです。 (湖畔のスナフキン)
- トヨタはゼロさんが何故、この話をクロスものや二次創作としてではなく、展開予想だというところに拘っているのか。
これについてはまるっきり進展がありませんね・・・
からつ様への答えで
>二次創作云々ですが、他の方ににもお答えしたことですが、
自分はこの予想展開を当然予想展開としてここに書き込みました、
という主張を繰り返す形になるかと思います。
こうおっしゃっていますが、これでは誰も理解できないと思います。
(正直自分も、この主張では理解不能です。『誰がなんと言おうと、これは展開予想だ』と意地を張ってるようにしか見えません)
自分はクロス物や二次創作を否定するつもりはありませんし、管理人様もこの手の作品については問題なし、ということのようですが、展開予想というカテゴリで考えた場合、拒絶反応を示す人は多いでしょう(反対票の数がそれを裏付けてると思いますが)
今後、こういった類の作品を投稿するつもりであるのなら、最低限 『*****とのクロス要素を含みます』 といった注釈を最初に入れておくべきだと思います (Zee)
- 取り合えず感想は「KARAU」なる物を知らない自分には???な所が多すぎて、又、違和感が多く途中から読む気が失せてしまいましたので反対です(´・ω・`)(我侭でゴメン
あと展開予想じゃなく二次創作(クロス)物だと思いますね〜。
GS世界にあるものを活用し、他の作品(他の作家)の設定を少々脇に取り入れて・・・・・・なら分かりますが、そのまま使用し、主人公をオリキャラ化してしまっていて既に予想を超えすぎてしまって既に別の作品(オリジナル)になってしまっているような・・・・・・ (旧ボール)
- 中立ってとこで。
GTY的には反対ですが、話自体はそこそこ楽しめました。
KURAUかGSか、どちらかの視点で見ると違和感が強いのですが、
キャラ設定や世界観に拘らなければ、けっこう面白いです。
ただ俺はKURAUもGSもかな〜り好きなので、
差し引き中立ってとこですね。
違和感としては、リナクス化した横島がやけに説明調なのが気になります
あと「広い世界」に来たリナクスの感動とか、「横島 = リナクス」の人格統合について描写がないのが残念ですね。リナクスから横島になって、その上で大人になったのなら解るのですが。KURAUを知らない人が見たら、「歩き方や話し方、ちょっとした時に見せる癖までも全部横島さんなんです」え?どこが? て感じでしょうか。
あと、KURAU自体が「ブルーエナジー」によって人類がエネルギー問題を解決した近未来の作品です。なのでそのままGSに組み込むのは無理があるかな〜、と。どうせやるならGS原作に出てきた「未来編」に転生体あたりを出して描いたほうが違和感なかったかも?
でも、ま〜KURAUファンとしてはニヤリとさせられましたよ^^b (Sig.)
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa