coffee break 〜絶チル 4th-6th sense.より〜
投稿者名:dry
投稿日時:(05/ 8/26)
※『絶対可憐チルドレン 4th sense. 触る大捜査線』(05/36号)〜『6th sense. あたしンち』(05/39号)
のネタバレが含まれています。未読の方はご注意下さい。
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タイトルと注意書きで挙げた三話では、紫穂、葵、薫の家庭環境が示されました。家族から疎まれているというわけでも無く、その関係は思ったよりも良好、少なくとも劣悪ではないみたいですね。葵の家族は直接登場してはいませんが、どちらかと言えば彼女の方が家族に対し一方的に引け目を感じている様子ですし。となると、彼女らが「悪魔」に傾くのはもっと別の要因、有り体に言えば「普通の人々」からのエスパー迫害によるのかな、と思ったり。
さて、「椎名百貨店 The Web」の「完成原稿速報」を見ると、家族紹介編(?)はひとまず終了、次回からは特務エスパーとしての任務の話になりそうですが――チルドレンの保護者役である皆本の家庭環境の方はどうなっているのでしょうか。二十歳の若き天才科学者という触れ込みは彼の才能や努力の賜物でしょうが、人格的な面はやはり家族の影響が大きいのかもしれません。
私生活では家事をそつなくこなしているようですので、実家でも家事の手伝いをよくしていたのかな、とか。チルドレンへのお説教や平手での折檻も辞さないあたり、自身もそういう風に躾けられていたのかな、とか。色々想像していると、「子供の自主性は尊重するが躾にだけは厳しい母親と昼行灯な父親」なんて図が浮かんできました。皆本のしっかりした性格は母親を教師に、父親を反面教師にして形成され、局長の爺馬鹿な言動に対する非難や小言は、パッとしない父親への反発がその根底にあるのかも。まあ、全部、私の妄想なんですけどね。
皆本を巡って、チルドレンと皆本母が対決! とはなりにくいでしょうけど、絶チル版「グレート・マザー襲来!!」編、読んでみたいなあ。……次回がそうだったらどうしよう(笑)。
今までの
コメント:
- スタンダードな展開予測。
いいですね。
>「子供の自主性は尊重するが躾にだけは厳しい母親と昼行灯な父親」
これで真っ先に思い出したのは、百合子、大樹の夫妻。
次点で美智恵、公彦の夫妻でした(公彦さんは娘にとって昼行灯でなく「居ないも同然」なだけですが)
この組み合わせ、椎名先生のある種の理想なのかとも取れるため、予測として賛成です。
でもグレードマザーの前に父来る、で三人娘が籠絡されかかるような話も見てみたかったり。 (ししぃ)
- 大変興味深い考察でした。
「ああ、それもアリかな、いやむしろこっちの方が納得がいく想像かも知れん」等と思いながら読ませていただきました。
ちなみに、私が妄想した皆本君の性格・行動規範の由来等は少々違っていまして、『「躾に厳しいのは良いが、やや過保護気味であるのはいただけない両親」の元に生まれた彼が、その経験から自主性というものを大事にするようになった。だが躾の徹底に関しては、自身が社会人として得た経験から肯定的である』……とこんな感じです。
コレをししぃさんのコメントの内容(椎名先生の過去作における「親」というものの傾向?)を考慮に入れて読み比べると、dryさんの想像の方が妥当に思えます。別に勝ち負けを競うものではないですし、そもそも「二人ともハズレ」という可能性もあるのに、なんとなく悔しくなりました。(笑)
さて、展開予測に対しての賛成・反対の判断を。
『絶チル版「グレート・マザー襲来!!」編』。私も読んでみたいし、後々にありそうなお話ですが、皆本君の件は違っていたので、差し引き中立で。(笑)
それでは、長々と失礼しました。そして、投稿お疲れ様でした。 (Arih)
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