ザ・グレート・展開予測ショー

チルドレンとの1年-05_2 最終話 (絶対可憐チルドレン)


投稿者名:進
投稿日時:(05/ 7/13)

(続き)

 桐壺が応援を連れてやって来た。彼もミラーハウスを見て最初は驚いていたが、すぐに気を取り直し、その後の指揮を執った。包囲を完成させた後で、薫にハウスを元の場所に降ろさせた。おかげでこの場に居た犯人は全て捕まえることができたが、遊園地が被る被害は相当なものだろう。作戦を成功させたはずの皆本が、項垂れているのも良く判る・・・と桐壺は思う。始末書などを書くのは彼だからだ。
「そうガッカリすんなよ、な!」
 さすがに――ちょっとだけ――調子に乗ったかと、薫が済まなさそうなフリをする。
「・・・ああ、そうだな。」
「“計画”ってのも上手く行ったんだろ? なら良いじゃん。だいたい、皆本が“辞める”なんてタチの悪いウソ付くから・・・」
 周りで見ている葵と紫穂が、ニヤニヤ笑っているように――薫には見えた。エヘン、と咳払いする。
「・・・いや、あたしはどうでも良かったんだけどさ。とにかく、ウソはいけないよな、ウソは。」
 しかし、桐壺が気まずそうに口を挟んだ。
「いや・・・言いにくいんだがネ・・・」
「・・・僕がBABELを辞めるのは、ウソじゃないんだ。」
 皆本は項垂れていた顔を上げた。そしてチルドレンの顔を見る。表情が固まり引きつっている。自分が居なくなるということにショックを受けてくれる、というのは少し嬉しくもあるが、2回も傷つけるつもりは無かった。心が痛む。
「どういうことだよ!」
「元々、彼の契約は今期一杯、この3月までだったんだヨ。」
「更新したらエエやん!」
 桐壺としてもそうしたかった。皆本は、単に研究者としても非常に優秀なだったし、それでなくてもザ・チルドレンとここまで打ち解けた担当官は今まで居なかった。しかし、皆本がイヤだと言うのだ。
「皆本さん・・・私たちがイヤになったの?」
 一番大人しい紫穂ですら、皆本に迷惑をかけているという自覚がある。
「そうじゃないんだ・・・僕はBABELを辞めて、大学に戻ろうと思っている。」
 それは、超能力の研究に専念するためだ、と皆本は言った。BABELでも研究はできる、しかし担当官を続けながらの研究では、やはり割ける時間が違う。
「以前から、君達は謎の“組織”に狙われている。しかし、“組織”についてはまだ良く判っていない。判っているのは、相手は政府やBABELの中にも手が回せる、ということぐらい。こちらのほうが不利なんだ。」
 その“組織”に対抗するためには、色々な方法を取る必要がある。桐壺であれば、彼の持つ人脈や政治力を使い何かできるだろう。それは皆本には無理だ。しかし彼には彼にしかできないこともある。それが超能力に付いての研究だ。
 理由は不明だが、“組織”は強力な超能力者を集めているということが判っている。チルドレンのように誘拐されそうになる、またはされた人間も居るだろう。それには・・・BABELから盗まれた、ESPリミッターが使われるだろう。超能力犯罪に対抗することを第一に考えて作った物だったが、自分の考えの無さが、それの悪用を許してしまったのだ、と皆本は後悔していた。まず自分は、それに対抗する手段を考えなくてはならない。
 また“組織”と関係あるのかどうか不明だが、超能力犯罪の件数も昨今増加していた。これに対抗するためには、ESPリミッターの更なる改良が必要だ。
「超能力犯罪が減れば、超能力者が不当に嫌われることもなくなるはずなんだ。勿論、それだけじゃ駄目だが・・・」
 チルドレンは何も言わない。
「それに、僕は今日のような作戦を立案、指揮するのは得意じゃない。本当はもっと安全な作戦を考えたかったんだが、いい手が無かったんだ。結果は上手くいったが、一歩間違えば君達は攫われるかもしれなかった・・・もっと、それに合った人がやった方が良い・・・」
 何も言わない。ただじっと皆本を見るだけだ。
「・・・判ってくれ」
 皆本にはもう言える言葉が無い。

「わかんねー!!」
 それまで黙っていた薫が、声を張り上げた。
「そんなコムズカシイことは何にもわかんねー!、何だよ、辞めるって言ったり、辞めないって・・・また辞めるって言ったり! そんなの・・・!」
 薫の周りで、超能力波動のきらめきが弾ける。場合によっては、それが自分に向くのだろうか、とも思ったが、リミッターは作動させずに、そのままにしておいた。
「すまない。」
「皆本はん、考え直してーな。BABELでも研究はできるで?」
「そうよ皆本さん。
「すまない。」
 彼はそう言うばかりだ。しかし彼もザ・チルドレンを他人に任せて行くことに心配だったし、なにより離れるのが辛かった。チルドレンが皆本を兄のように慕っているのと同じく、彼もまた妹のように思っていたのだ。彼の気持ちが揺らいできていることを見て取った桐壺は、これなら良いかと懐から一枚の紙片を取り出した。
「皆本クン、これを見てくれたまえ。」
 手渡された紙片を皆本は開いてみる。契約書、と大きく書かれていた。それを読んでいる皆本の顔色が段々変わってくる。
「局長さん、それは?」
「ああ、契約書でね。彼が今後3年BABELで働くか、150万ドルを・・・」
「ちょっと待ってください!、僕はこんな物を書いた覚えは・・・!」
 桐壺はニヤリと笑って指を振る。
「書いた覚えが無くても書類はあるのだヨ。サインもあるしネ。筆跡鑑定に出してみるかネ?」
 書類の最後に書かれているサインは、確かに自分の字のように見える。恐らく、鑑定しても自分の字だとしか結果は出ないだろう。
「いつの間に・・・・」
「この前飲みに連れて行ったときに、外泊許可書を書かなかったかネ?」
 皆本は社宅とはいえ自分の家に住んでいるのだから、外泊許可書など必要ない。しかし、二十歳になった祝いだということで、桐壺に――無理やり――飲みに連れ出された事があった。あの時はひどく飲まされて・・・
「ま・・・まさか!」
 元々、当初の彼の契約自体が詐欺同然・・・大学からの出向と言う事にして、後から――勝手に――BABELの正職員にした経緯がある。これぐらいの裏ワザは、桐壺にとっては子供だましのようなものだ。
 フッフッフ、と笑っていた桐壺だったが、急に真面目な顔になって言った。
「もし、どうしてもBABELを辞めて大学に戻りたい、というなら、それはそれでかまわん。その代わり、その契約書を破り捨てて行きたまえ。」
 元々、だまされて書いた・・・らしい契約書だ。破るのに何の遠慮も無い。と皆本はそれに手をかけるが、じっとこちらを見ている薫、葵、紫穂に気が付いた。
「どうしたネ・・・それが破れないなら、もう暫くはBABELで働いてもらうことになるが?」
 皆本が契約書に力をかけようとすると、その目にじわっと涙が浮かんだりして・・・やりにくい。
「皆本ぉ・・・」
「やぶいてしまうん?」
「・・・・・・ぐすぐす」
 破るに破れない契約書。
「まあ、諦めてはどうかネ?」
「局長! ズルイですよ!」
「んんー・・・ずるい卑怯は敗者のたわごとだよ、皆本クン・・・それとも、イヤなのかネ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
 遊園地に夕日が沈んでいく。



 月が替わって4月になった。
 今日は朝から、皆本とザ・チルドレンは局長室に呼び集められていた。
「あー、本日付をもって、“ザ・チルドレン”チームを“特務エスパー”として任命する。」
 特務エスパーは、国と契約を結んで、超能力を用いて犯罪者――特に超能力者の――の逮捕や、災害救出活動などを行う部隊である。新たな年度より国会で承認されたものだが、これが“組織”に対する一番目の手段だった。特務エスパーには普通の警官と同程度の権限が与えられる。逮捕権もあるし、有事の際には犯人に武器を向けても良い。勿論、彼女達の武器は銃や警棒ではなく、超能力だ。
「・・・そして、皆本三尉。」
 そう呼ばれて皆本は、僕は三尉だったのか、などと今更思い出す。
「キミを本日付けで、特務エスパー“ザ・チルドレン”チームの担当官に任命し、同時に二尉に昇進とする。
 今までと何が変わるんだろうか・・・などと考える。しかし、やれるだけはやろう、と皆本は思った。
「意欲をもって、職務に励んで欲しい・・・以上だ、よろしく頼むヨ。」



7月 BABEL 皆本二尉用研究室  ――回想の終わり――

 ようやく今日の分の始末書が書き終わった。いや、時計を見るともう日付が変わっている。薫が戦車を破壊する実験で、研究機器も破壊してしまった事件も、もう昨日のことだ。
 特務エスパーの担当官になり、今まで以上に忙しくなった。肉体的な訓練や射撃の練習も仕事の一部とされ、研究時間はさらに削られている。こんなことなら大学に戻ったほうが良かった、と思うことも一度や二度ではなかったが、それでも彼はまだここにいた。
「帰るか・・・」
 書き上げた始末書を桐壺に回覧されるようにメールで送付し、パソコンの電源を落とす。コーヒーの紙コップや菓子の包み紙を始末し部屋の片隅においてあった荷物を持ち上げた。
「そういえば、明日は休みだった・・・」
 だからこそ、始末書を今日中に書き上げようと思っていたのだった。疲れて少しボケてきたようだ。明日は薫と話し合って、誤解を解こうと思っていたが、それは休み明けになりそうだ。
 研究室のドアを開けようとすると、外からノックされた。BABEL全体では24時間誰かはいるはずなのでおかしい事ではないが、それでもこんな時間に自分の研究室にやってくる人はいない。
「今空けます。」
 誰が、と思いながらもドアを開けると、そこには薫が立っていた。寝間着を着ており、どうも宿舎から来たようだ。
「なんて格好だ。それに何時だと思ってるんだ!」
 つい声を大きくしてしまった、と皆本は反省する。薫も、いつもなら笑って済ますか言い返すところだが、今日は俯いたままだった。ああ、そういえば薫とはケンカ・・・でもないが、少し気まずくなってたんだった。と思い出した。
――いかん、本気でボケてるな。
「いや、大声を出してすまなかった。宿舎まで送ろう、寒くは無いか?」
 今は夏だが、BABEL館内は空調が効いている。
「・・・そのさ、今日は、悪かったよ。」
 ぼそぼそ、と言い出す薫に、皆本は首を振って答えた。
「今日のは薫のせいじゃない。謝ることは無いんだ。」
「でも、こんな時間まで皆本に後始末させたし・・・」
「それでも、それは君のせいじゃない。良いんだ、どうせ明日は休みだからな。」
 薫が立っている廊下へ出て、皆本は研究室のドアをロックする。そこには葵と紫穂もいた。彼女達も寝間着だ。
――そりゃそうだ、葵のテレポートでなければ、寝間着のままBABELには入れないだろう。紫穂は付き添いってところか。
「おつかれー、皆本はん。」
「うわー、クマができてるわよ。」
 苦笑しながら、それでも皆本は一言注意して置こうと思った
「こんな時間に、そんな格好で出歩いては駄目だ。それに超能力でBABELに忍び込むのも感心しないな。
 くどくどと言う皆本を、葵は「まあまあ」と言いながら流す。
「薫が、昼間のことがどうしても気になるっていうから、連れて来たったんや。」
「気になんか、してねーよ。ああ、もうぜんぜん!」
「でも来ちゃったのよねー」
「くっ・・・」
 皆本に付いて歩きながらも、口々に言い合うチルドレン。皆本としては、誰かに出くわさないか心配だ。こんな時間に寝間着の少女を3人も連れて歩いているシチュエーションなど、理由を人に説明できない。それでも――彼にしては珍しく――運よくガレージまで誰にも見つからずにこれた。
「宿舎まで送ろう。超能力の私用はできるだけ控えるんだ。」
 特務エスパーの規程にも、超能力の私用については注意されている。彼女達は守ってないが。
「ほなまあ、乗せてもらうわ。」
「でも、行き先は皆本さんの家で。」
「あたしら、宴会してたしな。」
 当然、酒など飲んではいないだろう。だから宴会と言ってもジュースとお菓子・・・薫はアタリメなんかを食べるぐらいだろう。
「人の家でやるな。」
「それでさ、明日の休みでどこ行くか計画してたんだけど、どこが良いと思う?」
「人の話を聞け。」
 明日は、皆本の休日だったが、ザ・チルドレンの外出許可日でもあった。朝に行き先を連絡しておけば、チルドレンは私用で外出することができる。人知れず数人の護衛が付いてくるが、それは仕方ないことだ。
「ウチは映画見に行きたい、って言うてたんやけど。」
「私はお買い物に行きたいわ。」
「あたしはアミューズメントパークだな! 面白い新型が出てるんだ」
 さっきまでしおらしくしていた薫は、もうすっかりいつもの様子に戻ってしまっていた。まあ、こっちのほうが薫らしいか、と皆本は思う。そして車の運転に気をとられていた彼は、あまり物を考えずに返事した。
「そんなもの、全部行ってくればいいじゃないか。一日あれば回れるだろう。」
 彼は“3人だけで好きな場所に行ってくれば良い”という意味でいったのだが、彼女達はそうは取らなかった。
「やった! じゃあ、全部行こうぜ。」
「全部は、さすがに皆本さんも疲れるだろうって話してたんだけど。」
「さすが皆本はん、ふとっぱらやな。」
「イヤちょっと待て!僕は行くと言って無いぞ?!しかも葵、そのニュアンスは、なんか僕が奢るみたいじゃないか?!」
「そうやけど?」
 しれっと葵が言う。冗談ではない! 自分のスーツやメガネは――チルドレンのせいで――しょっちゅうダメになるので、あまりお金の余裕がないのだ。それでなくても、何これと理由を付けて食事などを奢らされるというのに。
「ほら、皆本が来てから1年経つからさ、お祝い代わりに出かけようと思ってさ。」
 そう言われると、ダメとは言いにくい。自分のために遊びに行こうと言ってくれているのだから・・・しかし、それを祝う本人にタカるか?とも思う。
「ね? 良いでしょ?」
 しばらくチルドレンの説得は続き、結局皆本は折れてしまった。彼女達が“おねがい”に入ると、皆本はどうしても強く出れないのだ。任務に関することなら、そんな事は無いのだが。
「やったー、ありがと、皆本さん」
「よっしゃ、ほな夜間ATMへゴーや!」
「勘弁してくれ・・・」
 顔をしかめる皆本に、葵はニヤリと笑ってみせる。
「判っとる判っとる、明日はケチケチモードで行こやないの。」
 そう言ってビラっとチケットを取り出した。優待券、割引券、クーポンなどの束だ。葵は日常的にそういったものを集めている。
「明日は何を着よう?――何時から?――昼はどうする?――順番は・・・」
 後ろで騒ぐチルドレン。話を聞いていると、何か行き先が増えてるような気がする。皆本は疲労に倒れてしまいたかったが、運転中なのでそれもできない。せめてため息をついた。と、そこに薫が身を乗り出してきた。
「なんだよ、ため息なんかついて。こんな美少女とデートできるんだから、うれしいだろー?」
 皆本は――半分やけになったような感じで――「そうだな」と返した。しかし薫はその返事を気に入ったらしい。美少女と認められたからか、別の部分か。
皆本の首にかじりつき、首に腕を回してニッと笑った。

「ま、これからもよろしくなっ!」



「チルドレンとの1年」      了


*****

第5話 投稿させてもらいます。
短くする努力がちょっとだけ報われました。いつもは3回に分けて投稿するところが、2回で済んでいます・・・あまり短くなっていませんか?

それはそれとして、今回は薫についての考察をしたいと思います
@基本的に強気で元気だが、感情の起伏が激しく泣くこともしばしば。
 ・強気な部分は説明する必要はなさそうです。
 ・皆本に怒鳴られても平然としているが、本気で怒られると泣いてしまう。(これは葵や紫穂もそうですが)
 ・「自分達はBABEL以外どこへもいけない」「他の人の代わりに、自分が怒らなくてはいけない」、といった落ち込み系の発言も多い。
A趣向がオッサン臭い
 ・マムシドリンクを愛飲、エロ雑誌も愛読。
 ・柏木さんの体はスゴイぞ!などと期待する。
 ・その他、端々にそういった描写が。
B自分の体について。
 ・(少なくとも葵よりは)女らしくなってきている、と喜んでいる。しかし、紫穂とは比較しようとしないので、もしかしたら紫穂には負けているのかもしれない。
 ・それでもまだまだだと言うのを自覚しているのか、“ガキ”と呼ばれることに異常に反応する。
C皆本のことを・・・?
 ・無人島にて、砂浜に座っていた皆本の腕を持ち上げ、その中に入る。(これは子供らしいスキンシップだと思います)
 ・知ってた・・・あたしさ・・・(でも、本連載ではイ号中尉の予言自体が無かったことになってるのかも)

オッサン臭い少女と言うのはちょっと居ないキャラですが、それでも元気で、泣き虫で、我侭で、正義感もあり、可愛らしい子供です。葵や紫穂ともども、皆本に甘えたり、また迷惑をかけ、そして成長していつかは大人になる日が来る・・・と思うと微笑ましく思ったりもします。


 見直してみると、2ヶ月近くの間、この話を書いていたことになりますが、その発端は「誰かが絶チルのSS書かないかな、自分が書いたら他の人も書くかなー」といったものでした。今のところは残念ながら、その目的は達成できていませんが、代わりに少年サンデー本誌で絶対可憐チルドレンの連載が始まることになり、まさに今日から開始されています。(勿論、自分の投稿など全く関与していませんが)
 それで前回の投稿の後書きにも書いたとおり、この話は完了ということにして、椎名先生の“本物”の絶対可憐チルドレンを楽しもう、と思っています。と言いますのは、今日発売のサンデー、もう読んだんですが、その時点で既にいくつか――当然ですが――自分設定とは食い違う点が出てきています。このまま話を続けてもそれは展開予想や二次小説ではなく、キャラを借りたオレ小説、ということになってしまい、自分もそれを書く気になれません。
 続けて欲しい、と言っていただいた方の言葉はとてもありがたいのですが、この話はこれでおしまい。しかし絶対可憐チルドレンの連載を読んでいて何か書きたくなったら、“本物”の設定に合わせて短いものや小ネタでも書き、また投稿させて頂きたいと思っています。自分の投稿は、他の方に比べて今一人気が無かったため、邪魔だと思われる方も居るかと思いますが、その時にはよろしくお願いいたします。

追記
私の文中に出てくる“組織”については、結局何も明らかになっておらず、「俺達の戦いはこれからだ」的な終わりになっています。これは本連載の方でも、ちょっと抜けた“普通の人々”だけではなく、もっと強大な敵が出てくるんじゃないかな、という予想であり、決して投げっぱなしになった訳ではありません・・・と思ってください。


ひとまず、今まで、ありがとうございました。   進

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