ザ・グレート・展開予測ショー

美神への贈り物


投稿者名:ハカイダー
投稿日時:(00/ 6/ 8)

日差しが……強い…。
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横島「ちわーっす!!あれ?おキヌちゃん、美神さんは?」
キヌ「ああ…美神さんなら精霊石の競りに行ってますよ。こういう時は
   お約束じゃないですかっ!」
横島「こういう時は…って何かあんの?」
キヌ「横島さん…ちょっと…。」
おキヌが耳を近づけろとジェスチャーを送る。
横島「なんだなんだ?」
横島が言われたとおり耳を寄せる。
キヌ「実はですね…今日美神さんの誕生日なんですよ…ヒソヒソ。
   私、前に聞いた事あるんです…ヒソヒソ。」
横島「へ〜この世界には誕生日なんて無いと思ってたけどあの人もやっぱ年取ってんだ」
キヌ「しっ!!横島さん、声が大きいですよ…ヒソヒソ。」
横島「はぁ…。」
キヌ「それでですね…ヒソヒソ…多分美神さん自身も今日が自分の誕生日だって事分かってないと思うんですよ…ヒソヒソ。」
横島「そりゃそうだろーなー。第一この誕生日の設定だって作者の勝手な考えだろ。」
キヌ「ま、まあそれは置いておいて。ですからね…ヒソヒソ…私達で密かにプレゼントを用意して帰ってきた美神さんを驚かせようと思うんですよ、どうですか?…ヒソヒソ…」
横島「でも…美神さんの事だから何もらっても嬉しくないんじゃないか?金なら別だが」
キヌ「そんな事ありませんっ!美神さんだって人間の心は持ってますっ!心が篭ったプレゼントなら、必ず美神さん喜んでくれますよっ!!…はっ!しまった。」
おキヌは興奮して大声を出していた事に気づき、慌てて口を押さえた。
横島「おキヌちゃんの言いたい事は分かったけどさ、俺は何をやりゃいいんだよ?」
キヌ「それは、横島さんが自分で考えなくちゃ駄目ですよ…ヒソヒソ。大丈夫、祝ってあげる気持ちさえあれば必ず美神さんに通じます…ヒソヒソ。」
おキヌは正義感に燃えた目でまっすぐ横島を見つめた。
横島「わ…分かったよ。何とかしてみる。…ところでさ、おキヌちゃんなんでさっきからヒソヒソ声なんだ?」
キヌ「え?だって美神さんに聞かれたら計画が全部パアですよ!…ヒソヒソ。」
横島「でも…美神さん競りに行っていないんじゃないの?」
キヌ「!!!…あ……い、いやそうじゃなくて、ええとええと…そう!エミさんです!エミさんにもしこんなこと聞かれたら美神さんのこと「年増、年増!」ってバカにしに来るに決まってます!」
横島「……。(結構言うようになったな…おキヌちゃん…)でもさ、いくらなんでもエミさん家まで声は聞こえないと思うが…。」
「ち、違いますよ、盗聴器ですよ!これならエミさんでも考えられるし。ねっ!ねっ!」
「…まあね…。」
どうやら自分の否は認めたくないようだ。
横島は、「この辺は美神さんに似たのかな」とか思いながらとりあえず事務所を出た。
現在の所持金……500円。
横島「こ…これで何を買えと…。」


         さあ、ここで皆の出番だ(前ふりが長すぎっ!)
         君が横島なら美神さんに何をプレゼントする?

(1)美神さん…プレゼントはこの俺っす!!!好きにしてくださーーーーーーい!!!!
横島はスッポンポンになると超加速で美神除霊事務所へ向かった。


(2)は〜とりあえず何かないかデパートへ行ってみた。だが500円で買える物などほとんど無い。その時、ふと目に止まった花柄のハンカチ。何もないよりマシかと思い買う事にした。こんなんで喜んでくれるとは思えんがなー。


(3)…ひらめいたっ!!横島は手に念を集中させると何も文字の無い文珠を一つ作り出した。これを渡して好きに使ってもらうか。多分喜んでくれんだろ。


(4)金は使いたくねーんだよなー。…よし、決めた。今回は俺のこのバンダナを渡そう。思えばお前とも長い付き合いだな。共に苦難を乗り越えてきたお前はまさしく俺の分身だ。さらばっ!可愛がってもらえよ、兄弟っ!!」


(5)仕方ない。美神さんに喜んでもらうためだっ!!俺は厄珍に頼み込み、もう一度織姫に会いに行く事を決意した。人……変わってるといいなぁ。


(6)…別にいーや。だって俺にはルシオラが居るも〜ん。横島は開き直った。
(注、拙者の中ではルシオラは生きており申す。)


う〜ん、他にもいっぱいあるだろうから書き込んでくれると嬉しいっス。





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