ザ・グレート・展開予測ショー

『If〜』その壱


投稿者名:ptrex
投稿日時:(00/ 6/ 8)


はじめまして、ptrexと申します。
自分が妄想した「GS美神」を初めてカキコさせていただきます。
稚拙な表現力・想像力ゆえ(恋愛経験のほとんどない僕が恋愛的な描写に挑むこと自体無謀なのですが)、カキコをためらっていたのですが、恥じはかき捨てってことで
でもたぶん。恥ずかしくなってしばらくここに来られないかと思います…。
ん−なわけで、高い質の作品を期待される方は読みとばして下さい。
わかりづらい文を超常的な読解力で(笑)読んで下さる方、賛否を御願いします
無論、わからないとこがあれば説明しますけど、納得してもらえるかは…。
原作を読んでいることは前提になってます。
よし、俺が指導してやろうという方。宜しくお願いします。

『If〜』
35巻P130あたりより。

おまえの罪を許そう、アシュタロス…

どんよりとした重苦しい雲の合間から一陣の光が差しこめ、やがてその光はあたりを覆いつくさんばかりに広がってゆく。
『メフィスト…いや美神令子、そして、横島君』
美神・横島「!!」
その瞬間、緊張が走り、合体した二人が身構える。
「アシュタロス!?ど、何処だ!」
『心配するな、もう私は人間界に戻ることはない。君たちには本当に感謝している。君たちのお陰で私は天に帰ることを許された。横島君、私から君に心ばかりのお礼がある。東京タワ−に行きたまえ…』
爆風の影響か、戦いで水温が暖められたのか、アシュタロスの残骸付近で急激な上昇気流が起こり、やがてそれは竜巻となった。その光景は竜が天に昇っているかのようだった
横島 「美神さん。アシュタロスが東京タワ−に行けって…」
アシュタロスの言葉の意味を察した横島は溢れる思いを胸に、合体したままタワ−へ向かう

東京タワ−展望の屋根の上にて…

横島 「あの声は何だったんだ。期待した俺がバカだったのか…」
そう呟きながらタワ−をくまなく捜す。
????「ヨコシマ!!」聞き覚えのある声の主が不意に後ろから抱きついた。
ゆっくりと振り返る横島は抱きついたのがルシオラであることに気づく
横島 「生きていたんだな。お、俺…」ルシオラをきつく抱き締める
ルシオラ「アシュ様が、アシュ様が私に命を吹きこんでくれた…」
横島 「大丈夫だなんて嘘つきやがって、二度とこんなことするなよ」
ルシオラ「ヨコシマ…」
横島 「言っただろう。アシュタロスは俺が倒すって、俺の煩悩パワ−は伊達じゃ無      いって」
ルシオラ「スケベの一念でアシュ様を本当にやっつけちゃうなんて…、好きよヨコシ       マ」
 そう言って横島に口づけしようとするその刹那
美神 「ちょっといい加減にしなさいよ!!(怒)」
 その声に二人は飛びのいて距離をとる
横島 「美神さん!」
美神 「あんたたちがいちゃつくのは勝手だけど、私までまきこまないでくれる!?      (怒)」
 ハッと気づいた横島は美神との合体を解除した。
少し怒った表情の美神はそそくさとその場を去った。
気がつけば東の空は真っ赤に燃え上がっていた。
横島 「朝焼けだな…」
ルシオラ「夜と朝の一瞬のすきま、短い間しか見れないからキレイ」
ルシオラ「…ヨコシマ、どうしてアシュ様は私を助けてくれたと思う?」
     「おまえへのお礼の気持ちもあるとおもう。けど、それだけじゃない。私は何      度もアシュ様に逆らいその度に『次は無い!』と言われた。でも、結局あの      人は私を殺せなかった。それどころか私に命を吹き込んでくれた…。何だか      んだ言っても私とアシュ様は親子なのよ…って聞いてんのヨコシマ(汗)」
疲れていたのだろう横島は壁に寄りかかり、コクリコクリと眠っていた。
ルシオラ「バカねあれだけ流れを読めって言ったのに…。本当にばかなんだから…」
 そう言って横島の額にそっとくちづけした。

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