歴史の本流を決める者
投稿者名:リーソクツモ
投稿日時:(05/ 4/ 9)
歴史の本流を決めるのは、国家指導者などの高い地位にある者とは限らない。
時には、名もない補佐役にそれを委ねることもある。
ここに一人の青年が居る。彼は苦渋の選択を強いられていた。
新たなるキカイを得るために、無茶苦茶な相手に付き合い、相手の望む世界へ飛び
込むか。
今ある世界で伝説になるであろう女上司とその弟子と共に、波乱に満ちてはいるが
慣れ親しんだ世界に身を置くのかを。
彼はその手に握っている、彼の人生とその後の歴史の本流を定める物を。
そして、青年は意を決して
二通の封書の差出人を眺める。
片方は
シャフト・エンタープライズ
リチャード・王
もう一方は
村枝商事
紅井百合子・横島大樹
再就職先を決めるただそれだけのこと。
しかしそれこそが、世界中に人型巨大機械が歩き回り、犯罪にまで使われる世界
への扉を開くのか。
それとも、世界中の封印された魑魅魍魎が活性化し、GSなる者たちの表舞台へ
の登場を促すことになるのかを決する決断であった。
その後の歴史は、それぞれ両手両足の指では足りぬ者であるのでここでは割愛する。
あとがき
初めまして、半年ほど前からROMさせていただいた「リーソクツモ」と申します。
m(_ _)m
はじめて小説に類する物の端くれにかろうじて引っかかるかもしれないものを書かせ
ていただきました。
ルール違反になるかとは思いましたが、展開予想ではなく、現実の世界からGSの世
界への分岐点に焦点を当ててみました。
中年と呼ばれるこの歳まで、報告書と顧客用マニュアル以外書いたことのない筆下手
ではありますが、ご指導とご鞭撻のほどお願い申しあげます。
P.S.
私は、どちらの世界の黒崎さんもすきなんですよ。そこでこんな変な物をつい勢いで
書いてしまい。皆様方に評価していただけたらと思い投稿させていただきました。
今までの
コメント:
- (⌒▽⌒)アハハ!正直初めは黒崎君とは判りませんでした<(_ _)>しかしこの分岐どっち行っても苦労しますなσ(^_^;)アセアセ...したがって賛成 (しんちゃん)
- あはは、最初何のことかわかりませんでしたよ。しかし彼の再就職先で
世界が変わるって言うのも大変なことだな。 (うてな)
- どうも始めまして!
片や気まぐれボスの片腕として直接的な実力行使も辞さない名参謀、かたや権謀術数と瞬時の世渡りでいいとこ取りしているちゃっかり男(黒崎ファンの方、ごめんなさい。拙作で登場する予定の黒崎君はそんな印象です)……どちらも裏街道ですが、選ぶ先で黒崎君の黒い部分の質が違ってくるナイスアイディア、脱帽です。 (すがたけ)
- しんちゃん様、うてな様、すがたけ様 レスありがとうございます。
補佐役にとっては、よほど上司に恵まれないと本当に苦労するんですよ。
皆様、駄文ではありましたが レス 本当にありがとうございます。 (リーソクツモ)
- いやー全然考えつかなかったですね!
どちらもやり手の人材でしたな。ナイスです (之)
- 之様 レスありがとうございます。
ハイ、黒崎さんは最高の補佐役の一人だと信じてます。 (リーソクツモ)
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