ザ・グレート・展開予測ショー

横島の修行(4)


投稿者名:いも
投稿日時:(05/ 3/ 3)

横島が修行を始めて二週間以上たった


横島にとってこの修行はかつて受けたウルトラスペシャルデンジャラス&ハード修行コースの数十倍つらいものだった。






「だ〜〜、せっかく高校卒業したのに何で今更勉強せなあかんのや〜〜!!」


そう言うと横島は持っていた本を床に叩きつけた、その本には『妖怪大図鑑』と書かれていた


『まったく、根気のない奴じゃのう。』


と言いながら一人の老人が現れた、どうやらここの管理人のようだ


『よいか、お主の文殊は有効に使えば強い相手でも簡単に倒す事が出来る代物じゃ、だが今のお主の頭じゃ豚に真珠じゃな。』


そう言うとかっかっかっ、と笑い始める老人


「うっ…。それじゃこのでかい兜どうにかならないんすか?」


そう言ってかぶってる物を指差す、それはかなりでかくて重そうな兜だった


『ん?記憶の兜か?でもそれが無いとお主のことだからすぐ忘れるじゃろ?』


「うっ、確かに…。」


記憶の兜と呼ばれるそれはかぶってる間に覚えた事は決して忘れないという道具だ
(元ネタは某ハンター漫画)


『ほれほれ、しゃべってる暇があったらさっさと読め、あれ全てを読まんと次には行けんぞ。』


そう言って老人が指差したところには、神話、魔法薬、黒魔術、武術、など様々な本が山積みになっていた


ここへ来た事をかなり後悔した横島だった。

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