輝かしい未来のために…2
投稿者名:さらしろ
投稿日時:(05/ 2/12)
輝かしい未来のために 2
「とりあえず、妙神山に行かないとな。でも、バイトを休まないとな〜。ハァ・・・。」
とりあえず、横島はバイト先の美神除霊事務所に行くことにした。ちなみに今日は平日、学校があるはずなのだが、横島にしてみれば、「ハァ?学校?なにそれ?」といった感じである。
(とりあえず、なんて言い訳しようかな?ほんとのことは猿だけが知ってるてことは、かなり重要なんだろ?話すわけにも行かないし、「体がおかしい」なんていえば、馬鹿にされるか、病院行きだし。う〜んどうしよう???)
歩きながらなんかブツブツ言って考えていると、一般人にはおかしな人と思われるのだが、そこは横島、もうすでに周りの人から「あいつはおかしい人」と認識されているため、不思議がられることもない。(おい!
考えているうちにいつの間にか事務所の前に到着。
(まあいいや。修行するって言えば何とかなるだろう。パピリオにも会いたいし。)
『こんにちは、横島さん。』
「おっす、人口幽霊一号。美神さんいる?」
『所長なら、所長室にいますよ?どうかしたんですか?』
「まあな、んじゃ入るよ。」
『お気よつけて。』
「変なこというなよ。」
コンコン
「失礼しまーす」
ガチャ・・・パタン
「う〜ん・・・どーしよー。」
「どうかしたんですか?」
「あーでもない、こーでもない。」
「おーい・・・」
「ここを削れば・・・でも、足りない・・・。」
「なんか、集中してるみたいだし気がつくまで待つか。」
10分経過
「う〜ん」
20分経過
「あれ?横島君、いつからいたの?」
「20分ぐらい前からです。(文句は言わないほうがいいな。)それより、どうかしたんですか?何か悩んでたみたいですけど?」
「・・・足りないのよ。」
「なにがッスか?」
「今月のヘソクリに回す分のお金。いつもよりちょこっと少ないのよ。」
・・・・・・・・・
「それで横島君どうしたの?」
「すんません少し「だめよ。」へっ?」
「何て言おうとだめなもんはダメ。給料は上げれないわ。」
「ちっ、ちがいますよ。そりゃ給料は上げてほしいっすけど、ちがいます。」
「じゃあなんなのよ。言ってみなさい、そのかわりお金に関することは無条件でダメね。」
「(セコイ・・・)えっと…休ましてほしんです。」
「ハァ?どのくらい?」
「1ヶ月ほど…だめですかね?」
「いいわよ。そのかわりその分の給料は出ないわよ?」
「えっ、いいんですか?」
「(よっしゃーヘソクリ分これでゲットー!!)いいわよ。だけど、どうして?」
「えっと・・・妙神山に修行に・・・あの、その、基礎的なことをもうちょっと知りたくて。」
「(あちゃーそういえば教えてなっかたっけ。まあ、私が教えるより向こうの方が詳しいでしょ)・・・わかったわ、いってらしゃい・・・」
「あ、あ、ありがとうございます。そんじゃいってきます。」
ガチャ
「そうそう、シロや、おキヌちゃんに、言っといてくださいね。」
「あっ・・・」
バタン
「しまったっっ!あいつら横島君がいないとヤル気がおきないんじゃ・・・はぁ〜なんて言おうかしら・・・」
「さてと、許可ももらったし、いくか。」
許可をもらって妙神山へ向かう横島。さてさて、どんなことになるかは、作者しかしらない。
駄文ですみません。さらしろです。今回のは、たんなる幕間です。次回からは、修行編ですので、できればお楽しみにまっていてください。
あと、レスを下さった皆さんありがとうございます。
今までの
コメント:
- 最高です。長くやって欲しいですが、この後の展開が気になる。パターンとしては小竜姫が一緒に過去に行くみたいなパターンがよくありますが、意外な組み合わせでおさるの修行場にペスパがいて二人で過去に行くみたいな展開にならないかな〜、なんて、期待。過去に行く場合、肉体ごと行って欲しい。横島が無理ならペスパだけでも、過去に行くのに精神だけ行くのは、やはり気になる。過去の横島の精神を乗っとるなんて期待してない。この作品、とても期待しています。 (歌田)
- おキヌちゃんはともかく、学校があるような時間帯でシロタマって普段何してんだろ?いや、話の感想とは関係ないですけど。
とにかく一応うそではない修行名義で妙神山に向かいましたね。ルシオラと同じ霊基のパピリオと心眼の竜気の元である小竜姫のそばで修行するとなると効率もよさそうです。ハヌマンが何を言い出すか楽しみにしています。 (九尾)
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