横島忠夫奮闘記 48〜優しい先生〜
投稿者名:ぽんた
投稿日時:(05/ 1/16)
横島は赤坂家から逃げ出した後、明日妙神山に行く事を検討していた。前日に聞かされた内容が
頭の片隅に残っていたからだ。昨日の光景を思い起こしてみる。
週末までの間、放課後で空いている時間を利用して弟子達に修行をつけていたら、雪之丞が高校生達を
連れてやってきた。弓かおり・一文字魔理・氷室キヌの三人で修行をする者、見学の者それぞれらしい。
「前に横島に頼まれてたしな、不動っつったか、今の実力を見せてみろ。霊能でも体術でも良いぞ。」
雪之丞が不動に修行をつけてやる事にした為、弓を連れて合流したらしい。
「じゃあ、得意な体術で、お願いします伊達先生!」
「せ・先生、(初めて呼ばれたが悪くねえな)よし!好きなように攻めて来い。」
雪之丞が言い終わった瞬間に不動が攻勢に出る。右膝外側を狙い左のローを走らせる。雪之丞が軽く足を
上げて脛受けすると、すかさず右のハイが顔面狙いで飛んで来る。綺麗な対角線攻撃で雪之丞は感心
しながら一歩下がってかわす。ハイキックが空振りに終わると、勢いのまま体を回転させて左の肘が顔を
めがけて来る。バックステップで避けると次は腕を伸ばしてそのまま左のバックブローだ。これをスウェー
でかわすと、思い切り踏み込んで右ストレートが上体を反らしきった雪之丞に襲い掛かる。
全く絶え間の無い攻撃に自然と顔を綻ばせながら、ヘッドスリップでかわし懐に飛び込んだ。
ビシッ!
鈍めの音が響いて不動が後に飛びずさり、額を抑えて涙目になっている。
「い・痛いです、伊達先生。」
「そりゃそうだろう。好きに攻めて来いとは言ったが、反撃しないとは言ってない。勝手に思い込んだ
お前の油断だ。安心しろ、俺が狙うのは額だけだ、デコピンのみで行くからガードを考えながら攻めてみろ。」
雪之丞が心底楽しそうな声で忠告する。不動は頭をひとつ振ると再び攻めかかるが何をやっても通じない。
更に額しか狙わない事が解っているのにどうしても防げない。終いには風邪をひいたように額が熱を持つ。
「せ・先生、おデコが腫れ上がってます、熱いです。」
「そうだろうな、で?ツライからもうやめるか?」
「いいえ、これが少女から女になる痛みってヤツですね。先生、僕を女にしてくれてありがとう!」
「ちょ・ちょっと待て!」
不動のとんでも無い言い草に雪之丞が腰砕けになる。すぐ側には弓がいるのだ。
「隙ありっ!」
霊気を盾状に収束して投げつけるが、収束するまでの時間が掛かりすぎあっさりとかわされる。
それだけでなく、そのかわされた盾が後にいた弓に当りそうになった。完全に予想外だった為、反応
できない弓に直撃する寸前、横島が咄嗟に割り込み受け止めた。はじくのでもなく、防ぐのでもなく、
不動の盾を手の平に乗せ霊波を散らして消し去った。これで勝負は水入りになったが弓が収まらない。
「体術勝負と言っておきながら不意打ちで霊力攻撃とは卑怯ではありませんか?」
弓としては騙し討ちのようなやり方で雪之丞を狙うのに義憤を感じ、自分が反応できなかった私憤を
交えて抗議の声をあげる。だが、
「「卑怯じゃない!」」
雪之丞と横島の声が重なる。不動に至っては卑怯と言われた意味が解らない。
「実戦に卑怯なんて言葉は存在しない。」
「弓さん、いい加減慣れようよ。」
雪之丞と横島の声に、弓は今更ながら甘さの抜けない自分を否応無く自覚させられ声も無い。
「お前に卑怯な真似をしろとは言わんが、卑怯なテを知ってれば対応もできるだろう?いい加減割り切れ。」
「頭では理解しているのですが・・・」
雪之丞の言葉に弓が不承不承といった感じで同意している。まだまだ先は長そうだ。
「俺も雪之丞のやり方を参考にするか。よし!来いシロ、何でもアリだ。」
二人のやり取りを見ていた横島がシロに声を掛け稽古を始める。シロは霊波刀を出し、いつも通りに
初手から全力で斬りかかる。後の事など考えない無呼吸の連撃だ。
横島は受け止めようとはせずに、総ての攻撃を受け流した。その為度々シロの態勢が大きく崩れる。
横島は何度か故意にその隙を見逃していたが一向に改まらないので背後に回りこんだ。
シロの右肩に手を置くと、焦りながら左手で額を庇いつつシロが振り向く。
ぷにっ・・・
シロの頬に横島の人差し指が食い込み、半ばアッチョンブリケな顔になる。一瞬呆然とした顔になるが
状況を把握できると、一気に人外の跳躍力で飛びずさる。
「ううぅ〜、せんせえ話が違うでござるよ〜。」
シロが悔しそうな顔で言い募るが。
「デコピンと言った覚えは無いぞ。勝手に判断したお前が悪い。」
結局そのまま中断して講話の時間のようになった。シロは頬を、不動は額を押えている。
「不動さん、だったかしら?ヒーリングするからじっとしてて。」
不動の痛そうな様子を見かねておキヌが駆け寄ってくる。だが不動にとっては出血もしてないような傷に
治療など必要とも思えなかった。なので断ろうとしたのだが、一層おキヌの剣幕が険しくなる。
「何言ってるの!?女の子なんだから顔は大事にしなきゃ駄目よ?良いからジッとしてなさい!」
「ふ・不動?おキヌ殿に逆らっちゃいかんでござる。」
「その通りだぞ?いいから言う事聞いとけ。」
普段は慈愛の天使だが、一旦怒ると非常に怖い。それを知るシロと横島が慌てて言葉を添える。
不動としても二人にそう言われてはおとなしくするしかない。
「へえ、ちょっとづつ痛みがひいていく。ありがとうございます、氷室先輩、でしたよね?」
ヒーリングの初体験に驚きながらもお礼を言う事を忘れない。
そんな不動を見やりながら弓が考えていた事を口にする。
「何と言いますか、その、こう、もっと緊迫した空気というか、緊張感というか、そんな雰囲気の中で
修行というものはするものだと思っていたのですが、随分リラックスしているのですね。」
弓としては実家での修行を思い出しながらのコメントだったが、横島や雪之丞にとっては心外な言われよう
だった。自分達が修行した時は命懸けだったので緊張どころの話ではなかったが、中学生にはまだ早い。
「肩の力は抜いた方が動きは良くなるだろう?」
「人生にはギャグも必要だしね。」
雪之丞の言い分には頷けるが、横島の主張には断じて同意できない弓が抗議する。
「修行にそんなものは必要ないでしょう?」
「そう?さっき唯一雪之丞が隙を見せたのはギャグにコケたからじゃなかった?」
確かにそうだがあれは偶然のようなものだ。同じ手段は二度と通じない。どんな時でも通用するだけの力を
身につけるべきではないのか、そう横島に意見してみる。
「それが正論だよ、実戦で常に自分より弱い相手とだけ戦えるのならね。それに二度通用しなくても
一度目で当れば良い。同じ相手と二度戦う事は極端に少ない、普通はどっちかが死体になるからね。」
横島のリアリティーのあり過ぎる述懐に弓は相手の実戦経験の多さに思い至る。いったいどれほど多くの
死線をくぐればこんな事を何でもない事のように言えるようになるのか。何時になったら自分はそこまで
辿り着けるのか。ふと横を見ると雪之丞が当然だ、と言うように頷いている。この男も同じ程の死線を
くぐって来たのだろうか、普段はぶっきらぼうだが時折不器用な優しさを見せる事もある。ツライ経験を
数多くした分優しくなれたのだろうか。その時不意に気になりはじめた事があった。
「ま・まさか、雪之丞も実戦の時にギャグを?」
「やるかっ!」
雪之丞としては心外過ぎる言われようだった。横島から喰らった事はあるが自分がやった事は無い。
だがああいう呼吸の外し方もあると解れば次からは対応できるようになるが、自分がやろうとは思わない。
人には向き不向きがある。だから敢えて弓に卑怯技をやらせようとは思わないのだ。
「ちょうど良い、こないだのお前と横島の闘いを解説しとこう。あれは前回のGS試験の時の準々決勝の
第一試合を途中まで完全に再現したものだった。これがどういう事か解るか?」
「・・・どういう事です?」
「お前は最初から最後までコントロールされてたって事だ。どれだけ実力差があればそんな事が出来る?」
「・・・・・・・・・・」
「試験の時の対戦相手はお前が喰らった初撃の後にベタなギャグで追撃まで喰らったが、天才的な使い手
だったから何とか引き分けまで持ち込めたがな。」
横島は雪之丞の自画自賛的な解説を苦笑混じりに聞いていた。確かにあれ以来似たような攻撃は雪之丞には
通用しない。その対戦相手とやらの正体をバラそうかとも思ったが、おキヌが目で合図してくるのでそれも
できなくなる。その時タマモが何か気になる事があるような顔で話し掛けてきた。
「ねえヨコシマ、今度赤坂の家に行くのよね?」
タマモがずっと気になっていたらしい事をきいてきた。
「気は進まんが一応約束しちまったからな。」
横島としてはそう答えるしかない。だが心配そうな顔の弟子達が気になった。
「赤坂はそんなに根に持つような性格ではござらんが・・・」
「でもあれ以来、赤坂はあんまり僕と喋らなくなったんだよね・・・」
二人に不安になるような事を言われるが、ここで自分が不安な顔をすれば余計に心配させる事になる。
横島としては強がってみせるしかない。
「ま・まあ、そう心配すんな。大丈夫、いざとなったら逃げるから、俺の逃げ足はオリンピック級だぜ。」
自慢にもならないような事を堂々と言い切る横島に、一同は何も言えなくなる。
その時にそれまで沈黙していた一文字魔理が口を開いた。
「なあ、横島 サンよ、あんたタイガーの居場所を知らないかい?」
横島としてもタイガーの事は気になっていた。ピートと同時期に姿を消して以来音信不通なのだ。
自分の彼女にくらい連絡を取っているだろうと思っていたのだがこの口ぶりだと違うらしい。
「しばらく連絡出来ないけど心配いらないからって電話があったんだけど・・・」
その連絡以来一度も電話もかかってこないらしい。魔理が電話しても電源が入っていないか電波の
届かない地域にいるらしく、全く連絡が取れず心配になってきたそうだ。
今の日本で充電が出来ない場所というのは無いだろうし携帯の電波が届かない場所もそれ程多くはない。
だが国内でなら一箇所だけ横島も知る場所がある。
「なあ雪之丞、ひょっとして・・・」
「ああ、かもな・・・」
雪之丞も同じ事を考えていたらしく消極的ながらも同意してくる。
「横島さんの考えてる事ってまさかあそこの事ですか?」
「ああ、じゃないかと思うんだけど・・・」
おキヌにも想像がついたらしい。だがこんな思わせぶりな会話を目の前でされた方はたまらない。
「なんか心当たりがあんのかい?おキヌちゃんも知ってるなら教えてくれよ!」
「私からもお願いします。最近の一文字さんは、何と言うか、らしくないのです。」
魔理の懇願に弓が言葉を添える。なんのかんのと批判的な態度を取ってはいても魔理の事が心配らしい。
心の中では親友だと思っているのだろう。
「可能性のひとつでしか無いんだけど、妙神山にいったんじゃないかと思う。」
「「「「妙神山?」」」」
魔理・弓・シロ・不動の声が唱和する。妙神山と言えば半ば伝説とも言える最高峰の修行場だ。
霊能者であればいつかは自分も、と思う者も少なくない。
「タイガーはそんなとんでもないとこに行ったって言うのかい?」
魔理が驚いたように聞いてくる。横島としても確信がある訳ではないが、タイガーは正月の時の
横島とピートの闘いを見ている。あれで何も感じないような男ではない。可能性は高いはずだ。
妙神山に行くべきか、とも思うがタイガーが言わなかったのであれば知らないふりをするべきだろうか。
「別に難しく考える必要は無えだろ?俺達は別件で行くだけで、そこにアイツがいてもただの偶然だろ?」
横島の考えを見透かしたように雪之丞が言って来る。確かに偶然妙神山に行って、再会するという形を
取るなら問題無いだろう。もしも空振りに終わってもパピリオは喜んでくれるだろうし、無駄にはならない。
「そうだな、今度行ってみるよ。」
「おいおい、まさか一人で行くつもりじゃねえだろうな?俺だってアイツの事は心配じゃ
あるんだ、俺も一緒に行くぜ。」
横島は無駄足になる可能性も考えて一人で行くつもりだったが、雪之丞も行く気になっている。
雪之丞であれば妙神山の馴染みでもあるし、それも良いかと思っていると、
「なあ、もし行くんならアタシも連れて行ってくんないかな?」
「最高峰と謳われた修行場なら是非とも私も行ってみたいですね。」
魔理の願いに弓も乗ってくる。妙神山と聞けば興味が湧くのも無理はない。
「私も行くわよヨコシマ?おじーちゃんにも会いたいしね。」
「伝説の妙神山なら拙者も行ってみたいでござる。」
「あの、僕もついていっちゃ駄目ですか?」
タマモ・シロ・不動もそれぞれリクエストしてくる。結局全員で行くしかなさそうだった。
「解ったよ、行く時は全員に連絡するから都合が合えば一緒に行こう。」
結局この言葉で妙神山ツアー御一行様が形成されることになった。
横島の脳内で回想シーンの上映が終了しフィルムが巻戻される。
改めて今日の赤坂家への訪問と併せて考えると明日妙神山に行ってみようかという気になる。
だがそれ以前に家庭訪問の時の自分の振る舞いに問題が無かったかどうか気になりだした。
ちょうど赤坂家からの帰り道に知り合いのいる場所があったので相談してみたくなった。
{魔法料理 魔鈴}
「魔鈴さん、今時間は・・・って無茶苦茶忙しそうですね?」
「はい?なんですか横島さん?今ちょっと手が放せなくて。」
夕食時の営業時間の前とあって魔鈴はその支度におおわらわだった。
横島は自分の都合だけで訪問した事を申し訳無く思い、その詫びをしたくなった。
「あの何か手伝いましょうか?」
「え?本当ですか?助かります、今日は予約が多くって。」
手伝うと言っても横島に出来る事は限られている。何度か料理を習っていても、客に出せるような
レベルではない。従って食材の切り出しがメインになる。野菜の皮を剥き、魔鈴の指示に従い
アッシュ、ポッシュ、コンカッセなど料理に応じた切り方で次々に切っていく。それを魔鈴が片っ端から
調理していくとアッと言う間に仕込みが終わっていく。結局開店まで一時間程残して総ての準備が完了した。
「ふう、助かりました横島さん、今日はいつもの週末より予約が多くってギリギリだったんですよ。
生徒に助けられるようじゃ先生失格ですね。」
「たまには良いじゃないスか、包丁使うの上手くなったっしょ?って言うか大変な時は呼んで下さいよ?」
タマモの為の料理を教えてくれる魔鈴は横島にとっては恩人だ。困っているなら放っておけない。
手伝えば料理の勉強にもなるし躊躇う理由など無い。
「それはありがたい申し出ですけど、横島さんだって忙しい人でしょう?」
「そりゃ毎日は無理ですけど、週末に一時間づつくらいなら平気ですよ。」
魔鈴にとってはメリットのある話だが横島には何のメリットも無い。他人の事ばかり優先するのは
あまり良い傾向ではない。自分の事を蔑ろにし過ぎてしまう。もう少し自身に優しくしても良いのでは
ないかと思えてくる。だが今ここで急に言っても納得しないだろう。それなら少しづつ時間を
かけて諭した方が効果がある。その為にはこの申し出を受けた方が機会が増えるだろう。
「解りました、ではありがたく申し出を受けさせていただきます。ところで今日来た本来の目的は?」
「あ、いけねえ忘れてた。相談があったんでした。」
横島は本来の目的を思い出し魔鈴に赤坂家での出来事の一部始終を話して聞かせた。
特に最後の方は早く逃げたい一心でかなり慌てていた為、軽はずみな事をした可能性もある。
魔鈴であれば冷静な判断力を持っているし、その優しい人柄は信頼できる。何より横島は自分の手に余る
事で他人から知恵を借りる事を恥とは思わない。無論頼りっぱなしは良くないが魔鈴には相手から頼りたく
思わせる不思議な包容力がある。その魅力には抗い難い。
「何と言うか・・・どこからツッコめば良いのやら見当がつきませんね。」
総ての話を聞き終えた魔鈴の第一声がこれだった。横島はいったい自分の何がマズかったのか
解らないので恐る恐るその事を尋ねてみた。
「横島さんはこれでその家の方々と縁が切れたと思っているようですが、全くの逆です。
と言うよりわざわざ自分から相手の興味を掻き立てたようなものです。」
そう言われても見当がつかない。気魂の刃に関しては既に素子が会得しているので問題無いはずだ。
「特に最悪なのは妖刀を祓った事です。刀剣の類のお祓いが難しいのはご存知でしょう?」
ご存知どころの話ではない。実際に妖刀に体を乗っ取られた事もあるし何よりあの美神ですら
刀剣の類は厄介だと言っていたのだ。だが今の自分には簡単な事だし何より目の前に困っている
人達がいた。それを見て見ぬフリをするなど横島には出来ない。
「話を聞くとどう少なく見積もっても億単位の仕事です。しかも炎精と水精の連続召喚で祓ったと
言うのであれば5億と言っても法外ではありません。」
しかもそれを片手間に行ったとあっては相手の興味は嫌が応にも高まったはずだと言われてしまった。
実際に片手間で済んだ事であるし、そんなに大した事とも思っていなかっただけに戸惑いを禁じえない。
魔鈴としては頭痛がする思いだ。横島は自分の特異性を知らな過ぎる、これは問題だろう。
「ふう、・・・横島さん貴方は自分への評価が低すぎます。色々と知らなければいけない事が多そうですね。」
横島としても自分に色々と欠点があるのは自覚している。だが自分では気付けない欠点を
目の前の女性なら教えてくれそうだった。
「色々と教えて下さい魔鈴先生、頭悪い生徒っすけど見捨てないでもらえると嬉しいっす。」
「生徒を見捨てる先生なんかいませんよ。もしいたら先生などと呼ばれる資格などありません。
キッチリ教えますから言う事聞かないと、めっ!ですよ?」
魔鈴がイタズラっぽく微笑みながらそう言ってくる。言うに事欠いて、めっ!、は無い
だろうとは思うが不思議と何の反感も感じない。これも魔鈴の人柄のなせる技だろうか。
つくづく自分は周囲の人々に恵まれていると思った。
横島はもう一人の優しい師匠の事を思い起こしていた。
無性に小竜姫に会いたくなってしまった。やはり明日妙神山まで出向く事にしよう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(あとがき)
あっさりと妙神山には行きませんでした。どうしても魔鈴さんが書きたくなっちゃって・・・
今までの
コメント:
- 妙神山ってもっと重々しい所じゃなかったっけ?
ひよっこを連れて物見湯山に行ける様な所なら、
そこに行ったタイガーの決意まで軽いものになってしまいそうな。 (タカ)
- いいぞ横島。その気持ちで会いに行けばきっと小竜姫さまは最高の笑顔を向けてくれるであろう。写真もばっちしだ。
おキヌちゃんや魔鈴さんや小竜姫さまといった怒ると怖くて笑うと素敵って女性は敵わないですね〜。タマモから見てもお母さんキャラでしたもんね。 (九尾)
- これを機に一気に横島に妖刀などのお祓いの依頼がどっと来るかも。あれくらいの規模の家なら色々話の中で出そうですし。それに煽りを受けてどこぞのGSがえらい目にあったりとか。
妙神山は修行をするところなのでよほどの特定の人以外はきちんと鬼門と戦って勝ってから入ったほうが。(横島、雪之丞抜きで)
横島が自己評価を上げることは絶対ありえなさそう。 (シン)
- 面白かったです。
最初のトレーニング風景で書くキャラの個性が感じられて手良かったです。
アッチョンブリケとか。
>妙神山
弓、一文字、不動の3人だけ、鬼門の試練に落ちてそのまま門外で放置プレイかも?
弓と一文字は除霊の現場を甘く見すぎている感じです。そんな2人を連れて行く横島が何を考えているのか気になりました。
質問なんですが、横島の両親は今どんな感じなんでしょうか?
一人息子を捨て駒扱いしたあげく今度は種馬扱いしてくる美神家と便乗してくる六道家に対して黙ってるとも思えないのですが。捨て駒に関しては事後報告すらなかったようですし気になります。 (ナマケモノ)
- 妙神山で修行を受けれるのは一流クラスだけ、一流でも生きるか死ぬかの修行場のはずなのに、赤坂家が聞いたら嘆きそうですねツアーで行けるなんて。
たどり着くのが命がけの場所に中学生を連れて行こうとする横島は、感覚がずれています。あまり人外の世界に生徒を巻き込むべきではないですが、彼らに常識を期待す方が間違っていますね。 (オト)
- 拝読しました。
雪乃丞の先生と呼ばれて萌えるところや、不動の「女に……」の発言がよいですね。
弓の言動や魔理の横島への呼称などから、まだまだ横島に大して含むところがある様子。
妙神山でのピートタイガーを含め、さらにどういう変化が起こるのか、
楽しみにさせて頂きます。無理せず頑張ってください。 (ビンタビンタ)
- 今回の話の流れはちょっとどうかと思いますね。
美神玲子でも師匠からやっと許可をもらっていける場所に観光気分で行くなんて。横島本人の妙神山への評価が間違っているんでしょうが。雪之丞と横島なら確かに普通にいけるでしょうが学生程度(人狼や妖狐もですけど)なんか中に入ることなんてとてもじゃないですが許されないはず(まず鬼門に勝てない)。そこへの配慮が次回気になるところです。 (クリスト)
- 修行を受けるつもりは無ければ門内には入れるでしょ>妙神山
横島だって原作での最初は美神が試練を受けただけなのに一緒に入ったし。 (ビンタビンタ)
- 原作より修行者の付き添いという形なら霊能力者でなくても簡単に中に入れてもらえましたけど、弓達をただ見学させるためだけに連れて行くなら先に横島と雪之丞達だけで行って小竜姫から許可をとってから伺う形の方が良いと思います。
横島がナルニア編で見せていたように社会人としての振る舞いを重視しているなら尚更です。 (ゼロ)
- 前回の赤坂道場の持つ妙神山と今回の妙神山の位置付けがあまりにかけ離れているような気がします。
後、"生徒"、"弟子"、"知人"の違いも良くわからなくなっているような気がします。
原作であった唐巣神父の紹介状とかの意味を考えると今回の横島の行動はひどく傲慢な振る舞いに感じます。 (フナムナ)
- 妙神山というのは神界魔界ともにとても注目される場所なはずです(人間界との数少ない接点ですし)。そこの管理人である小竜姫の立場というのは結構微妙なはずです。試練場の管理人としての立場を考えて試練をしない人は入れないほうがいいのでは?
横島が原作では入れたのは試練を受ける人の付添い人としての立場だったからではないでしょうか? (ジンキ)
- 面白かったので賛成票を。妙神山ツアーがどうなるものか楽しみですね。
それと、最初、時系列が分からずに「ん?」と思ってしまいましたが、なるほど回想でしたかw
>「妙神山ツアーはおかしい云々〜」という方々へ
それだけ横島にとって妙神山という場所が気安い所だということでいいんじゃないでしょうか?
横島にとっての妙神山は、修行場であると同時に、家族のいる帰るべきもうひとつの家だから、
ついつい身内への対応を取ってしまったと。
とりあえず、その辺のことも含めて次話を待ってみませんか。
最近、この感想欄での議論が活発ですが、あまりここで私たちが議論に熱を出してしまうと、そ
れが結果的に次話の内容を展開予測するに等しい行為になってしまい、ぽんたさんの創作活動を
阻害することになりかねないからです。
この作品のファンとしては最も避けたいことなので、みなさんもどうかご自重のほどを… (サキ)
- >サキさん
ですね。
ちょっとまた余計な事言ったかもと投稿ボタン押してから後悔しかけてたので、助かりました。以後、慎みます。
ぽんたさんにも失礼しました。 (ビンタビンタ)
- 始めまして、いままでROMだった流浪人です。
読み終わったあとにふと思ったんですが弓とパピリオはアシュタロス大戦以来ですから一波乱ありそうですね。
これからの展開楽しみにしています。 (流浪人)
- 用事でいくのに確認を取るっていうのも変な気がしますが。
修行するわけでもないから紹介状がいるとも思えないし。
まぁ、幾ら目を掛けてると言っても学生全員を連れて行くのは少し変だとも思いますね。 (ムァ)
- 面白かったです♪
流石、不動、横島の弟子ですね。
言葉による撹乱がうまいです!
雪乃丞でなければ、終わっていたでしょうね。
で、ツアーですか・・・
横島クラスだからこそ、行き易い場所なんですよね。
まぁ、弓や一文字の実力を考えれば、横島達のサポートがあれば、門のところまでは簡単に行けるでしょう。
修行を受けるのは・・・まぁ、タッグを組んでも、無理っぽいですが・・・(正々堂々と、正面からぶつかろうとして、やられる可能性があるし・・・)
シロと不動なら、いろんな意味で、合格しそうだけど・・・
(タッグを組めば簡単そう・・・不動のおかげで・・・・) (とろもろ)
- う〜ん、確かに妙神山ツアーと聞くと変な感じもするのですが、独り立ちした弟子が自分の弟子たちを師匠に合わせに行くだけだと思うと違和感が無いんですよね〜
この、感覚的なギャップがなんとも面白いのですが(^^)
原作でも小竜姫さまが壊した修行場修復のために工事業者が入っている事を考えると工事車両が入るための道は作られた、もしくは、隠されていると考えられるんですよね。
さて、この事を不動さんから聞いた赤坂さんがどう行動するかがたのしみです。
最も今回のメンバーは修行にはまだ早いでしょうけどね〜 (黒川)
- >あっさりと妙神山には行きませんでした。どうしても魔鈴さんが書きたくなっちゃって・・・
んー、いいじゃないですか(笑)。こういうシーン好きですよ私。
のんびり行きましょう。先は長そうですし。こうやってゆっくりキャラクター書き込んでいくのも、幅とか奥行きを出すのに効果ありますよ。
あ。前回かな? キャラの設定について悩んでたみたいですけど、端役のキャラでも設定作るのはとてもいいことだと思います。ただ、それを全部説明しちゃおうとしないほうがいいかもしれません。エピソードでちらっと見せるくらいがおいしいかな。 (HAL)
- 魔鈴さんが、いい感じだと思います。社会人1年生である横島に対する先輩からのアドバイスといったものですね。このような役回りは神父、魔鈴が適任だと思います(カオスもイイのですが、オチが難しいかと)
「妙神山ツアー」については、サキさんのコメント同様おみやげもって帰省するといった解釈でいいのでは?なんせ10年もいたのですから。
むしろ雪之丞の修行どんなものだったのかが気になります。
>サキさん
>結果的に次話の内容を展開予測するに等しい行為になってしまい、ぽんたさんの創
>作活動を阻害することになりかねないからです。
賛成だけだととてもつまらなくなると思います。「荒らし」ではなく「感想・意見」なのですから。
ぽんた様は、すべてのコメントを読み次作への糧としているのですから読者の様々な「感想・意見」はむしろ望むところではないかと思います。 (みかん)
- コメントありがとうございます。
タカ様、妙神山は門の所まで行くだけなら、体力さえあれば誰でも行けると思います。
九尾様、小竜姫様の最高の笑顔・・・どんな状況での笑顔が最高なのかな〜。
シン様、横島の自己評価は上がりそうにないですよね。ただ周囲との差異ぐらいは自覚
しないとこの先ろくな事にならないような気が・・・
ナマケモノ様、横島の両親は美神家への対処に関しては、誰も恨んでいない、という息子
の意志を尊重して一任してます。尤も直接接触があった場合は相応の態度
を取るでしょうが。六道家に関しては戦役時の処遇に関しては直接関与
してませんので様子見ってとこです。
オト様、横島の感覚のズレは今更なんで、そこんとこは流していただけると・・・
ビンタビンタ様、妙神山での状況でいくらかでも弓・魔理の横島への理解が深まるように
してみたいです。
クリスト様、まあ、何人かは試しを受ける破目になります。誰にするかは未定です。
ゼロ様、付き添いというか魔理達の主目的は尋ね人ですから、門まで行っての情報収集
ならいきなりでも失礼にはあたらないかと思うんですが・・・
フナムナ様、赤坂家にとっては憧れの目標、横島にとってはもうひとつの我が家、なので
かけ離れているのも当然かと。
ジンキ様、既にこの作中ではタマモが試練無しでスルーしてますので今更ガチガチにする
訳にも行きません。もちろん誰彼構わずともしませんが。 (ぽんた)
- 続きです。
サキ様、お気遣いありがとうございます。ですがご心配無く、創作を阻害されそうな意見は
最近脳みそを素通りするようになりました。人間は便利な適応をするものですね(^^
流浪人様、ピンポーンその通りです(^^
やっぱ一波乱無いとツマンないでしょう。
ムァ様、確かに少し変ですが、変だからこその横島だ、と言う事で・・・
とろもろ様、まあ一人で戦って勝ち目のある人がいないので当然タッグ戦になりますね。
黒川様、新たに弟子の増えた横島が教える側の心構えを尋ねに行くという意味合いも
ありますし、小竜姫にとっての孫弟子を紹介する意味もあるんですよね。
HAL様、以前読んだ魔鈴至上主義者の方のssの影響を受けたのか最近妙に魔鈴さんが
好きです。小竜姫・エミと肩を並べそうかな〜。
みかん様、おっしゃる通り、ここでの感想・意見は創作の糧になる事が多いです。極稀に
問答無用の全否定のコメントもありますが、そういうのはスルーしてますし
ここである程度の形になった予測を徹底的に裏切るも良し、敢えて沿ってみる
のも良しで選択・思考の幅も拡がるし、何よりGTYが少しでも活性化する
一助にでもなれれば、談論風発代歓迎です。 (ぽんた)
- いつも楽しみにしています。
ぽんたさんの作品なので、あまり周りに流されないようにして
楽しんで執筆してください。
>他all
賛成だけではつまらないというのは同意ですが
展開予測を書き込まれるのは作者にとってモチベを
削られる事ですので、
(某サイトにおける某氏のように)
常にそのことを頭の片隅に置いて
書き込みをした方がよいとは思います。 (nis)
- 横島やタマモにとって妙神山は自分の師匠や家族同然の者が住んでいるところですが、
他のメンバーからしたら憧れの場所的なものでしょうから機会があったら是非、行きたかったでしょうね。
あと最後の魔鈴さんが、これからどうやって横島に自分の評価を改めさせるかが楽しみです。 (ドラグ)
- どうも初めまして。
最近、やっと最新作まで追いついたNAVAと申します。
いや、正直完結するまで読むつもり無かったんですが。
二桁得票当たり前ですげーなと興味に負けました(笑)
自分も連載やってた経験ありますが、あまりコメントは気にしなくても良いと思いますよ。
先を読まれて、悔しいから内容変えて、後から整合性の問題に頭を抱えた経験ありますし(笑)
最後まで修正効きませんでしたし(笑)
まぁ、要するに。
既にレスで言っている通り、反対意見はスルーするくらいの気分が正しいと(笑)
nisさんやサキさんと同じ内容ですけど、読者だけじゃなく、投稿者も楽しむのが二次創作だと思いますしヽ(´ー`)ノ
現状、GTYはこの作品が中心になってると思いますので、がんばってください。 (NAVA)
- いや、これがつまんない話なら反対意見スルーするなと180度違うこと言うわけですが(ぉ (NAVA)
- ストーリーをまとめられる時は今回の話の前半部分は回想にするんではなくて赤坂家に行く前に置いた方がいいですね。
つまり横島自身は鬼門のことをほとんど意識していない(知り合いを誘って親戚の家に行くという感覚)のが一般人にはものすごい壁だと認識することで魔鈴の言葉が重くなるという展開に出来ればなお良かったと思います。
あと老婆心ながら横島はピートと戦ったあとナルニアから帰ってきて一回妙神山に行っていますから(雪之丞もその間修行をしているので)そのあたりピートとタイガーがいない理由の時間経過を調整する必要ありますね。 (sino)
- だんだんとオリキャラ特有のエグミが出てきましたね。
私が思うに、オリキャラが駄目なところは、作者の代理で作者の思想を語ってしまったり、
作者の思想を語るための道具にされてしまったりするところなんですよね。
不動と赤坂は着実にその道を歩み始めていますね。
オリキャラなしでもそれをやってしまう人は多いわけですが・・・・
実戦に卑怯はないのはわかりますが、訓練でそれを言い出したらもうどうしようもないです。結果が同じなら何をやってもいいのか?となると、得意な方法、技術ばかり
頼るようになり相手を騙すことだけ考え、苦手な技術の習得は遅れますしね。 (まんとう)
- レギュラーメンバーにしたら妙神山は簡単に行けますが
普通のGSにとっては伝説の修行場なんですね。
ピートとタイガーは入るんでしょうか? (蒼空)
- >みかんさん(&私の発言を疑問に思った方)へ
前のレスでの宛名人を、“>「妙神山ツアーはおかしい、おかしくない云々〜」という方々へ”とすればよかっ
たですね。反対票を投じた方をターゲットにしたかのような誤解を招いてしまい、申し訳ないです。
私は別に「賛成⇔反対」というベクトル上のどこに立つのかを問題としているのではなく、賛成/反対/中立/留
保、どの票を投じるにせよ、この感想レス欄での議論がヒートアップした結果(=みなさんがみなさんなりの考
察・推測を披露し、作品の内容に過度に踏み込むようなレスを繰り返すといった行為を積み重ねた結果)、次話
以降の展開がおぼろげながら形作られてしまい、作者諸氏の創作活動に水をさすことになったり(ぽんたさんは
否定されてましたが、NAVAさんは影響を受けたことがおありのようで…汗)、一読者として作品を読む際も、い
まいち興が乗らないといったことがあるのではないか、ということを危惧しているのです。
ですから、私の意見は、反対票を封殺しようと意図したものではなく、「奮闘記」なら1〜2日で次話が更新され
るのだし、作品の疑問点などがあっても、そう急いで結論を出す必要もないのだから、次回の更新をマターリと待っ
てはいかがかな?、と提言したものとご理解下さい。
以上、感想でもないのに、長々とお目汚しすみませんでした。では! (サキ)
- 妙神山ですか、あそこにピートとタイガーがいるとしたら、タイガーが鬼門達をどうやって倒したのか気になりますね。鬼門達に精神感応って効いたのかな〜?
冒頭部見て気になったんですけど、弟子達への修行って、今回みたいな何でもありの実戦形式の組み手と、基礎訓練との比率ってどのくらいなんでしょう?
しかし、いや〜魔鈴さんが良かったです。このまま横島がもっと魔鈴さんへ頼る事多くなっていってほしいですね。 (アデス)
- 鬼門の試練って、「正々堂々」とか「正面から」とかにこだわり勝ちな修行者たちの目を覚まさせるために課せられてるのかもしれませんね
あえて弱点を晒しているのも、相手の特質をよく見極めれば、能力的に劣っていても、勝ち目が見えてくるというのを教えるためだとか
でも、鬼門に追い返された人たちの口から、「あの○○でさえ中にすら入れなかったそうだ あそこはとんでもない修行場だ」という噂が広がって、ますます敷居が高くなっていったのかもしれません(自分が勝てなかった場合、相手がとんでもなく強かったっていうことにしておけばプライドは保てますから)
小龍姫さまや鬼門たちの気安さから見ても、人間の方が勝手にそう仕向けちゃったような気がします(修行そのものも、実際はちゃんといくつかのコースがあったみたいですし)
横島にしてみれば、出会いが出会いですし、古巣みたいなものですから、ついその感覚で話しちゃうというのも仕方なさそうです
これも世俗とのギャップの一つなんでしょうね (S)
- "不意打ち"、"一対多"="卑怯"というお嬢様概念を打破するのも大事ですが、
一定の制限や取り決めの中での技術習得をうながすのが訓練だとも思います。
それらは他の教官が教えているから、とも云えますが、
それらの"前提"をきちんと教えた上でじゃないと、本末転倒ともいえるのではないでしょうか。
実際、不動の攻撃(不意打ち)をかわせるのは、とんでもない実力差がないと無理だと思います。もちろん彼女の行動は実力差を踏まえてのことだとは思いますが、
説明ナシでの"なんでもあり"が蔓延してしまうと、逆にこのお嬢様学校では危なかしくって仕方がありません。
全てを語ってやる必要はありませんが、もう少しは噛み砕いて教えてやらないと(もちろん半ば無理やり教官職に就かされた横島にも言い分はあるのでしょうが)、
あまりに独善的すぎる物言いだとも思います。 (和泉春平)
- ここの六女の生徒たちに欠けているのって、「何のために」っていう認識だと思うんです
試合でポイントを取るのが最終目的なら、ルールに則った綺麗な技でないと審判に撥ねられてしまいますけど
実際の現場では、生き残る(仲間を守る)+悪霊を退治する ことが優先されるわけですから
基本の反復練習やルールを想定した試合にも、それぞれちゃんと意味は有るでしょうけど、そのことを頭に入れて行うのとそうでないのとでは、効果が全然違ってくると思うんです
試合でルールを設けるのは、あくまで技術の習得及び生徒同士必要以上の大怪我を避けるためであって、ルールに守られた試合でしか戦えなくなるためではないわけですから
一人一人がそのことをちゃんと自覚していれば、試合中いきなりルールを無視した挙句「卑怯な方が勝つのよ!」みたいな事を言い出すお馬鹿さんも出てこないと思うんですが……
それにどちらかと言うと、この場合責められるのは、卒業後の実戦を想定できなかった六女の教師陣(及びそんな無理を押し通してきた六道側)だと思います
理事長が横島に事前に注意しなかったということは、そういった現状を少しずつでも変えていくために、彼の口からそういうことを言わせたかったというのもあると思いますから(講義の後も、言い過ぎだなどの指摘はなかった……はず) (S)
- 別に修行の中から、話として意味のある一部だけを描写してるんであって、実際は何でもアリの組み手以外もしてると思うんですが。
>弟子達に修行をつけていたら、雪之丞が高校生達を連れてやってきた
ってなってますし。
>俺も雪之丞のやり方を参考にするか。よし!来いシロ、何でもアリだ。
って台詞から考えると雪之丞達が来るまでは、今回はもっと普通の訓練してたんじゃ。
>今の実力を見せてみろ
って言われたから、ああやって完全に実戦でのなんでもありの自分の全てを見せたんじゃないんですか? (通りすがった者)
- 毎話楽しく読ませて貰っています。
今回の横島が相談に行った相手が気になったんですけど、ここのお話ではエミさんの方が妥当だと思うのです。(他にも理事長なり隊長なり……それこそ美神さんが使えれば一番良かったのですが)
個人的な感覚なんですが、魔鈴さんなら横島と同じ事をしそうだと思っています。だから魔鈴さんだと如何しても違和感が……
けっこう人数出てるのに薄いキャラが無く書き分けられているのはスゴイですし、オリキャラも違和感も少なく混ざれていて良い感じです。
総合して、今回は反対とさせて頂きました。
ここからは、感想とは違うのですが
他所では反対意見など書こう物なら袋叩きにあう事柄でも、ここGTYでは“意見”として発言できるのが好ましい所だと思っています。でなければ“反対”とチェックできる意味がありませんし。
面白いからこそ感想を書きたくなる、期待しているからこそ反対意見を述べてでもで矛盾点を減らし、作品の完成度を少しでも上げて欲しいと思うのです。
つまらない話なら、そもそも感想なんて書かないと思いますし。
賛成意見だけを重要視して反対意見をスルーしていては、曰くテンプレートなだけの中身の無い作品にしかなりませんよ。(もちろん、感想内容の是非を吟味する必要は有りますが)
えっと、つまり「反対にチェックしてでも感想を書きたくなる良い作品」だと言いたかったのですが……
おまけ
「〜〜〜〜。」の最後の「。」は必要無いっす
「〜〜?〜〜」の途中の「?」の後は1つスペースを入れて「〜〜? 〜〜」な感じでヨロシク
できれば「・・・」は「……」みたいに二個一で使ってくれたら嬉しいなーなんて (SR-MC)
- う〜ん、魔鈴さんに違和感が。
上記で述べてるようにエミさんあたりが言うなら納得出来ますけどねぇ。
正道、邪道についてどうして正道だけじゃ駄目なのか教えたほうがいいのでわ?
邪道を極めたw方もいるわけですし。
某サイトにある教師ものでも某最高GSの事を横島が褒め称えてましたし。 (火の鳥)
- ワタシの言葉が足らなかったために、それに反論する文面で混乱を招いたようで申し訳ありません。
Sさんや通りすがった者さんの意見ももちろんわかっています。
それに横島自体がすべての生徒に等しく、優しく接するつもりもないというのも
わかっています(この言い方も誤解を招きやすいですが)
>それらの"前提"をきちんと教えた上でじゃないと
=つまりその、"生徒の自覚"を促すような最低限の教えをした後ではないとという意味です。
>修行の中から、話として意味のある一部だけを描写してるんであって〜
=もちろんそうでしょうが、不動たちのようなある意味特異な(すでに理解している)生徒たちの描写ばかりを続けると、上手く言葉にできないですけど、どんどんと他を突き放した物言いになるというか……。
誤解を招かないような適切な表現をみつけきれませんが、
違う意味で突き詰めすぎていて、人間らしさや親しみやすさに欠けるような
印象を持ちましたということです。
とかく混乱させたことをお詫びします。
ワタシが云うことではないですが、コメント欄が混雑しすぎて少し見づらいですよね。 (和泉)
- 単純に面白かったので賛成とさせていただきます。
毎回予想もつかない展開なので、楽しみにしています。 (kk)
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