横島忠夫奮闘記 47〜赤坂家の人々〜
投稿者名:ぽんた
投稿日時:(05/ 1/14)
「放っといてくれ!俺にとっては永遠の憧れなんだ、仏道に帰依した竜神族の武神、
猛く優しく美しい、神速の烈剣士、小竜姫様!」
ブフォッ!
ちょうど竜一の発言の瞬間に茶を飲んでいた横島は激しくむせかえってしまった。
予想もしなかったタイミングで師匠の名前が出て来たのだ。たまったものではない。
「グホッ!ゴホッ!ゲフッゲフッ。」
「だ・大丈夫ですか?」
誰かが心配そうに声を掛けながら背中をさすってくれている。
礼を言おうとして顔を上げると間近に智子の顔があった。正面から見詰め合う形になる。
「べ・別に私は心配など・・・」
「いや、ありがとう、助かったよ。」
慌てたように顔を背ける様子が可愛らしい。きっと根は優しいのだろう。
その少女からここまで徹底的に嫌われる自分も大したものだと思えてしまう。
「あ、そ・それで?竜一さん続きを聞かせて下さい。」
話の腰を折られた形の竜一に気を遣い先を促すことにする。
今までの話では赤坂家が剣に関わるようになった事情が語られていない。
竜一が聞かせてくれた続きによると、その時に肩を並べて戦った破邪の剣士の形見である
刀を供養の為に、と小竜姫に託された際に最も相応しい供養として破邪の用途に用いる事にした。
小竜姫の剣技に魅せられた事もあり、以来一心不乱に剣術修行に打ち込んだ。
戦友だった剣士の道場で修業を積み、晩年は自ら流派を興す程に成長した。
「それ以来、赤坂流剣術は退魔の流れを汲む剣術として今迄継承されてきたって訳だ。」
「なるほどね〜、よっぽど鍛えたんでしょうね〜。大したもんだ。」
ある程度の体術の下地はあったろうが、素人が修行を積み一派を興すまでになるとは並大抵ではない。
本気で感心するしかないほどで、横島には到底真似できそうにない。
「つまり小竜姫様と出会わなければウチの流派は存在しなかったって事さ。
まあ、戦いの最初からいなかったのはチョットだけ気になるけどね。」
先程の智子のツッコミがかなり気になっているらしい。崇拝する神が卑怯な振る舞いを
したとは思いたくないが確固たる根拠が無い為、完全にはフッ切れないのだろう。
それならば横島としてはわだかまりを解いてあげたくなってしまう。
他の誰でもない、最も敬愛する師匠の事だ、些細な誤解は解いておきたかった。
「その事ですけどね、最初の妖魔達って元々人界に住んでたんですよね?だったら人界での種族間の争い
だから介入を控えたんじゃないですか?けど魔族が大規模に人界へ侵攻してきたんで神魔のデタントの
流れからも放置できないから介入したんじゃないですか?」
「そうかな?うん、きっとそうだよな!」
「何故先生にそんな事が解るのです?まるで”見て来た様に物を言い”じゃないですか?」
横島の理屈にすぐさま飛びついた竜一と違い、智子の方は懐疑的だ。
その喋り方は小馬鹿にしているようですらある。横島としては思った事を述べるのみだ。
「だって当時からデタントの流れはある程度はあったんだし、それに小竜姫様のことだから早く介入したくて
ウズウズしてたんじゃないかな?助けに行けない自分にジリジリしながらね。」
「だから何故、当然のような顔でそんな事が言えるんです?」
「いや、ちょっと待て智子!横島君だっけ?まさか小竜姫様を知ってるの?」
横島の口調から何かを察したような竜一が智子を制して問い掛けて来る。正直に言っても信じてもらえる
とは限らない。どう言えば良いか、と思案しているとそれまで黙っていた竜太郎が話し掛けて来た。
「横島先生はもしかして妙神山で修行を受けた事があるのでは?」
「え?何故ご存知なんです?」
「やっぱり!」
「「「えええぇ〜〜っ!!」」」
我が意を得たりとばかりの竜太郎の声に家族の大合唱が唱和する。
訳の解らない横島に竜太郎が説明してくれた。過去に先祖で一人だけ妙神山で修行を受ける事の出来た
者がおり、そこで赤坂家に伝わる伝説の竜神小竜姫から直々に修行をつけてもらい大層活躍して名を残した。
以来、赤坂家の子孫は免許皆伝を受けると妙神山に赴き”試し”を受けるのが代々の慣わしになっているという。
「ですがお恥ずかしい話、私を含めて誰一人成功しておりませんでしてな。竜一もいずれ
皆伝を受けたら試しを受けに行かせるつもりなんです。」
だがどれほど力をつければ試しに合格できるかが解らないと言う。通常であれば皆伝を与えても良いだけの
強さはあるらしいが鬼門の試しに合格出来るかどうかは解らないそうだ。手掛りは唯一成功した先祖の残した
「気魂の刃で敵を討つ」という言葉だけらしい。だがそれを実践できた者は未だいない。
「ああなるほど、武器に霊気を通わせて、霊波を刃状に飛ばして攻撃するんですね。確かにそれなら
鬼門達の霊脈に直接ダメージを与えられるから有効ですね。合理的だな〜。」
横島は事も無げに言っているが、気魂の刃の意味の解答は無い。それぞれが独自に解釈して修行していた。
それを当然のように言い当てて、無造作に有効だの合理的だのと言われては当然の質問が出てきてしまう。
「もしや横島先生も使えるんですかな?」
「やった事は無いですけど多分、そう難しそうでもないですし。」
あっさりととんでもない答が返って来る。難しくないどころか誰も実現できていない事をだ。
こうなると当然見せてもらいたくなるのが人情だが客として招いた相手にそこまで要求するのは
礼儀を弁えない事なのでそれも出来ない。仕方なく他の質問が集中する。
「それより小竜姫様ってどんな方なんだい?」
「やはり凄まじく強いんですか?」
「そんな事より横島先生はどうやって試しを突破したんですか?」
息子・娘・母の順番で次々に質問がなされるが、最後の質問には答え様が無い。
言われて改めて考えてみると横島は鬼門の試しを受けた事がない。雪之丞共々素通りしている。
雪之丞相手にエ○ア88のパロをやって訳の解らない書類にサインしたらそのまま中に案内されたのだ。
鬼門の試しを突破する事を悲願にしている人々の前でいくらなんでもそれは言えない。
「え〜、小竜姫様はとても綺麗で優しくて温かい方です。修行の時以外は。強さについては凄まじい
と言うかとんでもないと言うか、神速の烈剣士ってのはピッタリの表現かな。最後の質問については
まあ、ご想像にお任せします。」
最も知りたい質問の答をはぐらかされて、不満そうな様子がありありと見て取れる。
だが正直に言う訳にもいかない以上、他の答を用意すべきだった。
「え〜と、代わりと言っちゃなんですが、気魂の刃ってのを実演して見せましょうか?」
遠慮して頼めなかった事を向こうから実際に見せてくれるというのだ、願ってもない事だった。
気魂の刃を技として確立するのは赤坂流の悲願でもある。早速道場に移動して実見する事になった。
道場に着くと誰かが正座して瞑想していた。
「なんだ素子ここにいたのか?横島先生紹介しましょう、長女の素子です。
素子、こちらは智子を教えている横島先生だ。」
最初は父親からの話を無視しようとしていたのだが横島の名前に反応した。
「横島?まさか横島忠夫ですか?ランクSの?」
別に隠すような事でも無いので正直に答えると目に見えて態度が柔らかくなった。
「初めまして、お会いできて光栄です。当道場の師範代を務める赤坂素子です、どうぞよろしく。」
「こちらこそ、GS横島忠夫です、よろしくお願いします。」
挨拶を交わした後で握手になったのだが右手が握り潰されそうな握力だった。
初めて会う赤坂家の長女は、何と言うか全く母親には似ていなかった。ブッチャケると父親そっくりだった。
お世辞にも美人とは言えないが、何となく引き寄せられるような、魅力ある風貌だった。
「素子、今から横島先生が気魂の刃を実演して見せてくださるのよ、貴女も見ておきなさい。」
「何ですって?気魂の刃を?・・・さすがはランクSという処ですか。」
母親に対しては素直なのか、おとなしく言う事をきいている。
それどころか進んで相手役を務めてくれた。
神通棍を体から離して水平に構えてもらい、横島自身は木刀を手にした。
「武器に霊気を通わせる事は出来ますよね?あとはイメージです、自分には出来ると確固たる自信を持って
明確な刃の形をイメージして飛ばすだけです。こんな感じでね。」
そう言って上段から真っ直ぐ木刀を振り下ろした。
カランッ
あっさりと両断された神通棍が床に転がっているのを一同は声も無く見守っている。
そもそも神通棍とは”斬れ”るような物ではない。そんな事では危なくて除霊になど使えない。
それをたった一人の先祖を除いて誰も実現できなかた技で簡単に両断してみせた。
しかも周囲の壁などには傷ひとつ付いていない。これは技を完全に制御できている事を意味している。
「ま、こんな感じですけど、参考になりましたかね?」
横島の言葉を聞いてようやく呪縛が解けたように声が掛けられる。
「い・いや、お見事!まさかこれ程とは・・・。」
竜太郎が半ば呆けたような声で話し掛けてくるのをヨソに素子は両断された神通棍の断面を見ている。
竜一・智子は信じられないもの見るかのような目で横島を見ている中、奥方一人がのほほんとしている。
横島としてはもっと驚いてもらえるかと思っていたのに、予想外に反応が薄いので不安になった。
「あの、何かまずかったですか?すんません、次は本気でやりますから。」
「いやいやいやいや、もう充分です。これ以上はやめて下さい。」
横島の申し出をとんでもない、とばかりに竜太郎が止める。次は道場が破壊されかねない。
だが横島の発言を聞いて素子が早速技を再現しようとしている。木刀に充分霊気を通わせる事は
出来ているがそれを飛ばす事がなかなか出来ないでいる。そもそも剣術家にとって刃とは手に持って
振るうものであって飛ばしたりするものではない。だがあと一息という感じなので横島としても
ついついお節介をしたくなってしまった。
「刃をイメージし易くする為に実際に日本刀を使ってみたらどうです?」
素子は素直に忠告に従い壁に掛けてあった本身を持ち上段に構える。
「そのまま充分霊気を通わせた状態で刀に水滴がついてるとこをイメージして下さい。」
素子は目を瞑りイメージを固めている。その真剣な表情が太い眉とあいまってなんとも凛々しい。
「そのまま水滴を振り飛ばすつもりで思い切り振りぬいて下さい。」
言ってから気付いたが、相手は横島の真正面で振りかぶっている。このままでは自分が喰らう事になるが
素子は目を瞑ったまま気付いていない。そのまま振り下ろすとものの見事に気魂の刃が飛んできた。
咄嗟に霊気の盾で防いだが、直撃したら痛いぐらいでは済まなさそうだった。
「出来た!出来ましたよ横島さん!貴方のアドバイスのお陰です。」
子供のように無邪気な笑顔で喜んでいる様子は微笑ましいもので、この顔を前にすると文句を言おうと
いう気も起きなくなってしまう。本人も気付いてないし無かった事にしてしまった。
「ね・姉さん?今横島君を殺しかけたの解ってる?」
いくら横島が無かった事にしようとしても他にも見ていた人間はいる。
仮にも身内が人を殺しかけたのだ黙ってられるはずもない。竜一が躊躇いがちに姉に声をかけてきた。
「何を言ってるの竜一?私はただ技を出しただけで別に誰も、ってああっ?真正面に?
だ・大丈夫ですか横島さん?お怪我は?」
今度は一転してうろたえきっている。どうにも憎めない人柄だった。
「いや、来るのは解ってましたから気にしないで下さい、おねえさん。」
横島としてはこの憎めない女性に気に病んで欲しくなかったので軽く流すつもりで
敢えて気安く呼び掛けてみたつもりだった。これが完全に裏目に出る事になる。
「”おねえさん”?”お義姉さん”とはどういう事です?まさか貴方は私を”義姉”と呼ぶような
振る舞いを智子にしたんですか?どうなんです?」
瞬時に自分の左腕で横島の左腕を背中側に極めて右腕で横島の首を締め上げている。
チキンウィングフェイスロック、完璧に極まっていた。
「ちょっ?ちょっと!入ってる、入ってますって!?」
「むっ?とぼけるつもりですか?ハッ?それともまさか弟を毒牙に?」
ロックを解いたと思いきや、今度は首のあたりに風を感じたと思った瞬間、横島は床の上に
ひっくり返されていた。飛びつき十字固め、柔道で言う飛び関節であり同様の技はサンボにもある。
何故剣術道場の師範代がこんな技を完璧に使いこなすのかを疑問に感じる余裕も無く激痛が脳天を突き抜ける。
「い・いだだだだ!誤解です、誤解ですってば!ギブギブギブギブッ!」
「ね・姉さん?誤解ですから、もうそれぐらいで・・・」
妹から言われてようやく素子が技を解いてくれた。横島は安堵のあまり涙目で感謝の言葉
を智子に述べようとしたのだが、
「べ・別に私は姉に障害犯になってほしくなかっただけです。」
どこまでも素直ではないが、その態度に心根の優しさが見え隠れしている。
ここまで優しい少女にとことん嫌われている事実がさすがに悲しくなってきたが
口にする訳にもいかない。無言で痛みに耐えるしかなかった。
「ハッ?す・すみません、つい・・・」
「いや、気にしないで下さい。俺の言い方も悪かったみたいですから。」
一刻も早くこの家から逃げ出したくなって、心にもない事を言ってしまう横島だった。
このままここにいたら、骨か靭帯が確実にイカレてしまう。
「うむ、ではそういう訳であの技は赤坂流奥義、気魂刃と名づけよう。竜一がこの技を会得したら皆伝だ。」
何がどうしてそういう訳なのかはさっぱり解らないが、目の前で赤の他人が見せた技を早速自分の流派の
奥義にするあたり、竜太郎の逞しさは美神と張り合える程と言えるかも知れない。
長女の凶行に関しては見て見ぬフリを決め込むつもりのようだ。二人の間に溝があるような事を
言っていたが、案外原因は性格が似すぎているからかも知れない。
「横島先生、今日はウチで夕食を食べていって下さいね。私が腕によりをかけてご馳走を作りますから。」
さすがに涙目なった横島を気の毒に思ったのか薫が気遣わしげにそう声を掛けてくる。
だがその内容は横島の希望とは正反対だった。
「いや、そういう訳にもいかないんですよ。今日は俺が夕食当番なんで早く帰らないと
妹が腹を減らして待ってますから。」
横島家に食事当番など無い、手の空いてる者が作っているだけだ。
だが赤坂家から脱出する為なら口車全開で乗り切るつもりだった。
「まあ、なんて優しいお兄さんなんでしょうね。」
「な・なんだよ?俺だって智子の為なら料理ぐらい・・・」
「できもせん事を言うな竜一。しかし残念ですな、食事の後にでも是非お目にかけたい
物があったんですがな。開祖から伝わる家宝の刀なんですよ。」
横島にとって親子の掛け合いにはもう興味が無い。逃げ出す為の方策を尽くすだけだ。
「じゃあ、今その刀を見せて下さい。今!今すぐ!」
その言葉を聞いて竜太郎はしばし考え込んでいたが、ひとつ頷くと道場から出て行った。
残った家族を見ると皆一様に緊張しているように見える。やがて竜太郎が一振りの刀を持って戻ってきた。
「これが我が家の開祖が小竜姫様から託された刀で、銘は紅蓮です。」
そう言って手渡された刀はどう見ても妖刀だった。詳しく聞くと退魔に遣い続けているうちに
滅した妖魔の断末魔の怨念が宿り妖刀と化したそうだ。だが赤坂流を興すきっかけとも言える
刀なので廃棄する訳にもいかず、封じ続けてきたらしい。話を聞きながら横島は刀を抜き放っていた。
「ちょっ?ちょっと先生?平気なんですか?」
「いや、こっちの意識を支配しようとする怨念がビンビン伝わって来ますね。」
注意する前に刀を抜いた横島を心配して竜太郎が声を掛けて来るが、以前に一度妖刀に支配された
事のある横島には耐性が出来ていた。まして今の霊力は当時とは比較にならない。
「それよりこの刀で最後に退治したのって火に関わるモノじゃないですか?」
「良くお解りですな?言い伝えでは妖怪火車を斬った際に完全に妖刀化したそうです。」
火車とは獄卒が亡者を責める道具が意志を持ち現世に彷徨い出たモノだろう。業火のように燃え盛る
怨念が刀に宿っているのもそんなモノを斬ったのでは無理もない。と言うより斬れただけでも凄い。
だが火の属性で燃え盛る怨念を見ているうちに考えがまとまっていく。
「これ祓っちゃってイイすか?」
「え?そんな事が出来るんですか?」
竜太郎の疑問の声を肯定と取ってサッサと始める事にする。
「煉獄の底に燃え盛る黒き炎よ、我が意に従い汝が同胞を喰らい尽くして闇へと還れ、炎精召喚!」
横島の召喚したドス黒い怨嗟の炎が刀身に宿る同質の怨念を喰らい尽くしていく。
やがて炎精が帰還すると灼熱した刀身が残される。
「清浄なる泉より来たれ、水精召喚!」
連続して水精を召喚すると灼熱の刀身にまとわりつかせる。
「清めの水もて霊刀となす!」
刀身を水精で清めると神々しいような波動を放つ霊刀になっている。祓う前と較べると全く別の物のようだ。
「それじゃ俺はこれで!」
最早横島の頭の中には帰る事しかない。自分のした事の意味にも気付いていない。
周囲の反応が薄いのを幸いに逃げ帰ろうとした時に竜一が反応した。
(ちょっと待った!姉さんからあんな目に遭わされれば逃げたくなるのは解るよ、俺も同様だからね。)
(え?竜一さんも?)
(そう、いわば俺達はお仲間って訳だ。)
(なるほど、虐待被害者の会ですね。)
(そう!正にそれ。その縁を頼りに頼みたい事がある。)
(なんです?言って下さい。)
どんな頼み事かと思えば、なんと小竜姫の写真が欲しいと言うのだ。修行の励みにする為との事だが
原宿あたりでアイドルの生写真を買い求める若者達と変わらないような気がする。
だが何となく気持ちは解るのでカメラを預かり撮影を引き受ける事にした。
(じゃあ頼むよ、カメラごと智子に渡してくれたら良いから。)
(解りました、最高に美しい小竜姫様の写真を撮ってきますね。)
その小声でのやり取りを最後にようやく脱出を果たす事が出来た。横島は金輪際赤坂家には近寄らない
つもりだったが、相手もそうとは限らない。と言うより真逆といって良い。
当分、横島の周囲には面倒事の種が尽きそうにはなかった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(あとがき)
登場キャラを一人増やしたら全体的に話が薄くなったような気がします。
無理に終わらせないでもう一話かけるべきだったかな〜?
今までの
コメント:
- 初めての感想で、反対って・・・・って、気もしますが
正直、作者さんも書いてるとおり、話が薄い気がします。
ここ何話かは、派手なバトルも心理戦もないんで、ちょっと物足りなく感じてしまいます。
と、好き勝手書きましたが、作品自体はとても楽しみにしているので、頑張ってください。 (米麦粟)
- 楽しませていただきました。横島と小竜姫様の関わりが明かされる辺りなど、無理なく話が進んでいたと思います。流石ですね。
ただ赤坂素子さんが横島のちょっとした助言を受けて気魂の刃をあっさりと実現できてしまった処には少々無理を感じました。今まで何も出なかったのに、少し気魂の刃が(ポァという感じで、とか)出るようになった、くらいが妥当ではないか、と思いました。赤坂家の皆さんは代々努力しても出来なかったこと、なんですからね。稀有な才能と実力が素子さんには有ったという事かもしれませんが、ならば、その点についての記述が在った方が良いと思います。それと折角できた気魂の刃を横島があっさり防いでのけた事への赤坂家の皆さんの驚き、というのもあったら良かったかな?とも思いました、余談ですが。
しかし、今回の事を切っ掛けに赤坂さんの横島への評価は激変しそうで、今後が楽しみですね。期待しています。 (ジン)
- 初めての感想になしますが、毎回楽しく読ませてもらっています。
話の内容自体は今までのに比べれば、薄いというよりも軽いという表現がいいと思いました。スラッと一気に読める感じなので、六道のバトルから次の展開への息抜きとしてはOKです。重いものばかりだと胃にもたれますし・・・・・
これからも楽しみにしていますのでがんばってください。 (九重)
- こう言う軽い感じの話も良いですね。個人的に話には起伏があった方が良いと思いますし。
ああ、しかしGS原作を見てると何故か鬼門達が雑魚の代名詞のように感じられたりしてしまいますが、そうですよね、最高峰の修行場の修行者の選定してるんですもんね、普通は倒せないんですよね。
小竜姫にこの流派の話をした時の反応とか、写真を取るときの事とかが楽しみです。
しかしなんか奥義になっちゃってますけど横島にしてみれば技ですらないんですよね。
ところで特に意味はありませんが、横島って無駄に金儲けに利用出来そうな技術を幾つも持ってますね。 (アデス)
- だんだんオヤジさんがテキトーな性格になっていってるなぁ。最初の威厳はどこへ…
しかし鬼門がここまで強敵っぽい描写されてるのは珍しいですね。聞いたら泣いて喜ぶだろうなーw (MAGIふぁ)
どうも、お久しぶりです。PC死んでて、見れませんでした。今、やっと胸のつかえが取れた感じです。
しかし、「面白い作品だ!」と思ったら、更に次は、もっと掘り込んで欲しくなるのが読者魂って物。
話が薄くなったと感じるなら、キャラの心理表現の掘り下げと、ついで比喩入れをやってみましょうぜ。
じっくり、じっくり、先を急がないで、文章を増やすんです。
キャラの考える事、思う事、細かい仕草。細かく書くと、話に歯応え出ます。
得に比喩表現は、キャラやその場面場面を濃く書き表すのにうってつけですから。
しかし、仕草とかは別にして、考えとかの表現を主人公以外に多用すると、話が混乱する時もありますけど。
面倒くさいですけど、書いてる側も逆に充実感ありますよ。
まぁ、これらの事は今更私が言わなくても、既にご承知の物かも知れません。
もしそうでしたら、これは格好つけたがりの戯れ言、と聞き流してください。
どうも、長々と長文失礼しました。お話はとても面白かったです。
フォボスでした。 (フォボス)
- 横島は最高に美しい小竜姫の写真が取れるのか・・・・・・
楽しみです。 (太った将軍)
- GS界のへたれの代名詞たる鬼門が強敵ですか。
鬼門に教えてあげたいですね。
確かに少し飛ばし過ぎという感じがしますね。
次回楽しみにしてます。 (蒼空)
- コメントありがとうございます。
米麦粟様、やっぱ薄いですか〜、どうかな〜?と思いながらだったんですよね〜
書いてて疑わしいものはアップしちゃいかんですね〜。
ジン様、素子さんは100年に一人の天才って扱いにしましょうか。あとこの横島のやる事
やす事を見てると驚きの感情も麻痺しそうな気が・・・
九重様、軽い感じでしたか?だったら良かったです。バトルや心理戦は書くのは面白い
んですが大変なんですよね〜。雪×横戦はドッと疲れたもんな〜。
アデス様、ん〜写真を撮る時かぁ〜、どんな服が良いのかな〜。
MAGIふぁ様、オヤジは家族が絡まない時はまともなんですよ〜。
フォボス様、おっしゃる事は良く解るんですが、文字数制限との兼ね合いが未だに
うまくできないんですよね〜 (ぽんた)
- 太った将軍様、最高に美しい・・・しまった又何も考えずに書いちゃった。
どんな時の小竜姫様が一番綺麗なのかな〜。
蒼空様、鬼門がヘタレの代名詞といっても並みのGSよりは強いと思うんですよね〜。 (ぽんた)
- 今回は割かし、赤坂家の人々の暴走以外あっさりと流れた感じでした。
まぁ赤坂家の人々の暴走も横島から見てみればある意味、児戯にも等しいものですが。
あと今回、妖刀をあっさり祓ってしまった事で今度は赤坂家も横島争奪戦に加わるのではないかと思ってしまいました。 (ドラグ)
- うみゅ、面白かったです。
今回、ある意味、横島は新たな心の友を得たのかな?
しかし、横島の実力を見て、赤坂夫婦が、よからぬ?事を考えなければ良いのですが・・・
いや、自分達の神祖とも言える小竜姫の直弟子で、弟弟子で・・・
更に実力が滅多にいないS級と言うか、超S級と言っても良い位だし・・・
文珠を生み出せると言う、神界、魔界、人界の三界でも、滅多にいない貴重な存在だし・・・
(六道家、美神家、赤坂家の争いになる?・・・今後も争奪戦参加のお家、増えそうだし)
はぁ、って事は、いつの間にか、横島って、売り手?至上状態?!
今後が楽しみです♪
ちなみに、小竜姫の写真、簡単に撮れるでしょう。
美神も隠し撮りっぽいのを撮っていたし・・・(宝船のとき・・・)
更に、横島なら、隠し撮りしなくても、(詳しく説明せずに)頼めば、簡単に撮らせてくれそうですしね。 (とろもろ)
- 霊波を飛ばすのってむずかしいんでしょうか?
「リアルバウトハイスクール」の神威の拳の説明で南雲先生が大作相手に神気の弾丸を飛ばすのは基本みたいな説明をしていましたが、後に京極家が遠当てのように神気を飛ばすのは才能に左右されるみたいな説明をしているので、一部の才能あるGSにとってはなんでもないこと、もしくは体質に左右されるのでしょうか?
不動にこのことを話したら、霊波刀の切先を突くようにして飛ばしてきそうだ(ノーモーションで・・・ ) (星之白金)
- そーなんたせよ鬼門は強敵なんだよ普通。そう簡単に妙神山で修行なんてできないんだよそーゆー設定なんだよ原作は。たまたま美神の周りにいる人間が非常識に強いだけなんだよ(笑)。
確かに素子さんはちと簡単に試練を乗り越えてしまった気がするなー。横島の教え方がいいってことなんだろうけど。でも他作品との同系統の技と比較するのは無意味だから(笑)。
小竜姫が一番きれいな姿といったら「戦っているところ(武神だから)」か「微笑んでいるところ(女性だから)」かなーと思わないでもないです。うい。 (HAL)
- お姉さんが良い意味で予想を上回ってくれました。
なんかこの系統のキャラだと、どうしても織姫とか女華姫とかの顔を連想しますw
私は戦闘シーンとかよりも、どちらかと言えばこういうシーンの方が好きですね。
>小竜姫の一番綺麗な姿
昔の横島なら、迷うことなく着替え姿を写そうとするでしょうね。
半殺しにされるでしょうけども。 (ビンタビンタ)
- 妙神山てやっぱ凄いんだ。
お姉さん剣術家のはずが何気に技多彩でやすな。
写真ってどんなのだろ?修行中?休憩中?それとも、着替えor入浴中?
昔なら決まってるんですけどねw (天皿)
- そうなんですよね、鬼門って本来強敵なんですよね!何せ美神の前に突破したのは若かりし頃の唐巣神父だった(と思う)筈ですから。
しかし姉の容姿がまったく想像つかない・・・。父親と似ているというだけなら上でも述べられている様に女華姫を想像するんですが・・・。
小竜姫に「ファンの為に写真取らせて下さい」って言ったら・・・なんとなく予想は出来るんですが、もし万が一ネタがカブってたら野暮も良いトコなんで、次のお話のお楽しみにして置きます。
あと、ぽんたさんの仰っておられる「書いてて疑わしい物は・・・」と言うトコロなんですが、もしも行き詰ったら気分転換に他キャラ主役の外伝などは如何でしょうか?雪之丞とか美神とか。
などと提案してみるも、俺が見たいだけかもしれない・・・(苦笑) (GAULOISES46)
- 全話読み直してみたのですが、一度しか出てこないオリキャラに余分な説明や設定が多すぎだと感じました。
登場人物(アイテム・技)が多いと、どうしてもその描写・説明が必要になるので話が薄くなるのは当然だと思います。
パラメータの変更・アイテム・技・オリキャラを多用すると、それに振り回され身動きが取れなくなるのはよくあることなので、まずは1話における登場人物の数を制限してみてはいかがでしょうか? (みかん)
- こういう展開に持っていくとは。
そうですか……親父さんゲート通過できなかった口ですか。
息子さんに期待……出来るかなぁ(苦笑)。
一瞬、鉢巻にはっぴ着て「小竜姫様命」なんてペンライト
振っているのを想像したのは私だけでしょうか? (白不動の元締)
- コメントありがとうございます。
ドラグ様、赤坂家まで争奪戦に参加されたら書くのが大変そうですね〜。
違う形で絡ませたいです。
とろもろ様、隠し撮りよりやっぱ正面から撮らしてもらう方が良いですよね〜。
星之白金様、神威の拳自体が殆どの人に使えない技じゃないかと・・・
HAL様、素子さんは天才なんです、そういう事にしました。だから問題無しです。
ビンタビンタ様、織姫と女華姫ですか?う〜んそれも良いかも・・・
天皿様、このお姉さんって不動と意気投合しそうだな〜って思いません?
GAULOISES46様、姉の容姿なんですが、解り難い例えで恐縮ですがクッキングパパに
出て来る「しーちゃん」のイメージなんですが・・・
もしくはきんしゃい屋のママとか?
みかん様、一度しか出さないオリキャラなのに、ひょっとしたら先々でもう一度?
とか思っちゃうとつい設定とかに拘る時があるんですよ、貧乏性ですかね?
白不動の元締様、いや鉢巻にはっぴって親衛隊じゃないんですから(^^
もしそんなのがあったら会員No.1番は毘沙門天でしょうかね。 (ぽんた)
- コメントを書くのは、初めてです
気になる所はあるものの、着眼点が面白いなぁというのが今回の感想ですね
私は素子さんの気魂刃が助言を受けただけで成功したのは、別に問題ない用に思いました
>気魂の刃の意味の解答は無い。それぞれが独自に解釈して修行していた。
とあるように、各々が独自に考えて試行錯誤していたようなので、正解とは全く違う考え方をしていた可能性があること。
正解に近い考えに辿り着いていたとしても
>イメージです、自分には出来ると確固たる自信を持って
という助言からすると、成功した技に近い≪イメージ≫がある上で≪確固たる自信≫を持って技を振るわなければいけないわけですから、試行錯誤の技では完成しないのは道理かなぁと
更に言えば、元々下地は成功した祖先に近いわけですから
>最高に美しい小竜姫様の写真
複数枚でいいなら、日常写真と修行中(戦闘中)の写真かなぁと思います
長々と失礼しました (Gear of Moon)
- こんにちは、おぉやはりお茶は噴出しましたね(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
お約束というやつですね、それにしても横島くんは行く先々で人の輪(面倒なことや騒動ともいふ)を広げてますね、けどお姉さんの素子さんはお父さんと同じ事するとは正に似たもの親子ですね(-_-;)小竜姫様の写真と言うことだから次は妙神山で本人から直接当時のお話を聞くのと撮影会のお話かな?楽しみに待ってます〜
ワクワク((o(゜▽゜○)(○゜▽゜)o))ドキドキ (暇人)
- まったく面識もない男性の手に自分の生写真が渡るというのは、女性としてはかなり嫌な思いがするのではないかと思います。
横島君が馬鹿正直に理由を告げて写真を撮ろうとしたら、小竜姫様も切れかねませんね。
だからと言って、甘言を弄してどうこうというのもこの世界の横島君のキャラではないように思いますし。
ううむ・・・ (s-cachi)
- 家庭訪問までは固めの(?)話が続いたから、気楽に楽しく読めますね。
本人の意思はともかく、智子ちんは弟子入りコースかな?
横島に「知り合いにファンがいるから写真を撮りたい」とか頼まれた時の、
小竜姫様のリアクリョンをむしろ見てみたいです。
見るからに人間の風習には疎そうだし、単に横島の師匠&姉的存在だったら
写真が渡ったとしても何とも思わないはずなのに何故かムカムカ‥とか。
あと竜一が撮った写真を貰った時、一番イイ顔をして映っていたのは
誰かさんと一緒に写ってる写真だったとか。あったらイイなぁ(^^;
更新楽しみにしてます。 (quiqui)
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