ザ・グレート・展開予測ショー

雨(19)


投稿者名:NATO
投稿日時:(05/ 1/ 5)

第三部


「……そうか」
監視者からの、報告。
メドーサ、バアル。
共に消えた。
切り札と、よんでも良いような手駒だった。
だが、失った手駒を惜しむ様子も見せず、玖珂は哂う。
「まあ、いい。最初から使いこなせるとは思っておらん」
あまりに、落ち着きすぎていた。
「例の話のほうも、どうやら流れそうだ。お前も、どこへなりと行くが良い」
電話口の向こうから、息を飲む音が聞こえる。
「敗北。認めるしか、無いだろうな」
穏やかな。穏やか過ぎる、声。
相手が何かを言う前に、電話を切った。
無言のまま、傍らの者を見つめる。
どちらも、何も言わない。
「……悪あがきとも言えんな」
言いながら、頷いてみせる。
軽く頷き返すと、傍らの影は、消えていた。
「お前達も、どこへなりと行くが良い」
長く、冷たい板張りの廊下。
立ち尽くす二人の書生に玖珂は、視線も合わせず言い放った。
「……」
角を曲がり、見えなくなってなお、無言。
一人は彫像のように、微動だにせず。
一人は追い詰められた鼠のように、震えながら。
しかし、それでも動かなかった。
――ただ、その場を守り続けていた。


バアルとの戦いの後、唐巣は事務所には戻らず、教会で茶を啜っていた。
里帰りを果たしたピートが、それに付き合う。
「うむ。悪くない」
なぜかいるバアルも、それにつきあう。
「……」
「えーと。そろそろ、突っ込んでもかまいませんか?」
ピートが、恐る恐るというふうに、言った。
「すまないが、いくら教会にいたとはいえ私にそういう趣味は無い」
「わが国では、同性愛は禁忌だ」
「ちがいますっ!!」
「だから、そんなに息を荒げて、目を血走らせても、その思いには答えられない」
「……同じく」
そして、二人茶を啜る。
もちろん、ピートの壊れ気味な突っ込みは無視である。
「それで、メドーサ君とはどうなのだね、実際のところ」
「……それがだな」
「こんなところで大の男が恋愛相談を始めないでくださいっ!!」
「教会でだめだというなら、どこでしろというのだね」
バアル。
「人が必死に守ってきた教会に、こんなところとは。神よ、この……」
天を仰ぎ、十字を切る唐巣。
「あああっ。すいませ「愚かな弟子に裁きの雷と永劫の獄炎を……」って何口走ってんだはげええっ!!」
もはやいっぱいいっぱいである。
それ以前に唐巣の壊れぶりもどうかと思うが。
唐巣は、部屋の隅で忌まわしき言葉を流すかのようにのの字を書き続け。
バアルは横でかがみこんで肩を叩く。
かっこよく書いたことを後悔するような光景だった。
「……こほん。それで、バアル様がどうしてここに?」
ピート。実は西欧の古宗教の王であるバアルとは、父親を通してつながりがあったりする。
無理やり精神を建て直し、尋ねる。
「ああ。ちょっと用事で君たちを殺しにきたのだが、君の師匠に返り討ちに会ってね。お茶でもご馳走になって帰るところだ」
「メドーサ君のことはいいのかね?」
すこし立ち直った唐巣がたずねる。
物騒な言葉はそのまま流して。
「いや、それが居なくなってしまってね。君たちのそばにいればそのうち姿を現すだろうと……。出てきたら引っ張って帰るから、しばらく置いてくれんか?」
「もちろん。いま必死に立てた教会を侮蔑する馬鹿弟子を首にするところだから待っていてくれたまえ」
「……」
ピート。どうやら、臨界点を超えたようだ。
こっそりと、唐巣に耳打ちする。
「アシュタロスの件で盗んできた対空ミサイル。流石に十字架の裏はまずいんじゃないですか?」
とか
「退職金に、あれもらっていきますね。あ、弾は「出して」いきますんで」
とかぼそぼそと。
数分後。
三人は、仲良く冷たくなったお茶を飲んでいた。
「なんか、キャラ代わりすぎてません?」
「大丈夫。この話で君は完全にギャグに徹してもらうのが第一話から決まってたから。むしろようやく出せたと思っているところだ」
「……」
茶を啜る音が、礼拝堂に響き渡った。


所変わって美神除霊事務所。
うららかな午後に、迸る殺気。
「なーんか、最近嫌な予感がするのよねぇ」
「美神殿もでござるか」
ぶすっとした二人。
買い物に行っているおきぬも、ここに居れば同じ表情だったろうことは想像に難くない。
襲撃はいつの間にかぱったりと止み、西条は修行。
唐巣は事務所を出た後なにをしていたのかしばらくすると教会に連絡が取れた。
メドーサとバアルのことが気にはなるが、とりあえず今は平和。
この機会に相手の情報を少しでも探ろうと書類と向き合うも進展なし。
そろそろ何か一波乱起こらないだろうか。
「オーナー。お客様です」
屋敷の無機質な音声が響いたのは、そんなとき。
「た、たすけてくれっ!!」
と、同時にどこかで見たような顔が、応接室に飛び込んできた。
「あらアシモト元首相。どうなさいまして?」
いつかのザンス襲撃事件の折、簀巻きにされトイレに放り込まれていた「元」首相の青ざめた顔が、そこにあった。
様子を見ればいくらでも足元見られそうな「カモ」であることは瞭然。
あいてが金を持っていることもあって美神は途端上機嫌になる。
「どのような霊障が?規模は?……予算はいかほどでしょう」
さて、どうやって金額を吊り上げようか。
そう思った矢先―――。
「金ならいくらでも払うっ!玖珂とも手を切った!何でもするから殺さないでくれっ!!」
「……はぁ?」
ぼんやりと期待していた「手がかり」が転がり込んできたと気が付いたのは、しばらく経ってからのことだった。


「正体見たり……だな」
尋問。
話の後、西条は小さくため息をついた。
「……馬鹿馬鹿しい」
美智絵も、同じる。
「土建産業の介入と、相手国での利権?魔族まで駆り出してきてその程度なわけ?」
令子。
「……」
唐巣は、何も言わなかった。
「手がかりが来た」。全員を、招集して明かされた全貌。
くだらない政治家の、利権に過ぎなかった。
一蹴され、怒りと恥辱に体を振るわせる「元」首相。
「それで、タマモ君をどう使うつもりだったんだい?」
わかりきった、問い。
「……友好の証として、贈呈。それが、相手側の条件の一つだった」
「死体を、か?」
始めは、生け捕りに。
「……事が成ったらパーティの時に「それ以上は言わなくて結構だ」」
吐き棄てるように、唐巣。
「ゴミどもが考えそうなことだな」
「人の、風上にも置けん輩でござる」
口々に、嫌悪を表す。
だが。
「……国のためだ」
呟くように。
「くだらないわね」
美神。それを一蹴する。
「それで、人々が潤う」
「一部の、小汚い連中がね」
「今、貴様らの言う小汚い連中が、潰れかかってるんだ」
「自業自得」
「貴様らは、何もわかっていない」
「わかりたくも無いわ」
「……その「小汚い連中」が、この国を支えてきたんだ!」
アシモトの顔にあるのは、恥辱でも、憎悪でもない。
純然たる、怒りだった。


「……」
沈黙。
「一匹の妖怪如きどう扱ったからと、それを封じて正義のつもりか!?そのせいで何人の「人間」が首を吊らねばならない!?それは貴様らの言う「小汚い連中」だけじゃない!そこから流れる金を受ける全ての国民にもだ!きさまらGSとてそこから流れる金をすすって生きる寄生虫じゃないか!それをなんだと?言うに事欠いてくだらない?ふざけるなっ!」
切れた、らしい。
アシモトが怒鳴り散らす。
「……だからといって、彼女を犠牲にして良いというわけではないわ」
美智絵。
今度は、アシモトが哂う番。
「十のために一を切り捨てる決定者。そしてそれに対する不条理な嫌悪や憎悪のはけ口となるのが政治家だよ」
「……ならば、はけ口となってもらおうか」
銃口。
凍りつくほど冷たい目で、唐巣は「元」首相を見つめていた。
「ひっ」
怯える、「元」首相。
息を飲む、周囲。
「君がいまさらなにを言ったところで、沈みかけの船から命乞いに来た醜悪な罪人であることに変わりは無いんだ。たとえそれが事実であろうと、君の台詞じゃないな」
躊躇も、逡巡も無く「撃つ」目。
それが、射抜いていた。
助けを求め、周囲を見渡す。
視線を合わせようとしない女性達。
目が、合う。
「僕は、何よりも「君自身」を軽蔑するよ。理由は、言うまでも無い」
西条。
小さく、悲鳴を上げるアシモト。
「だが、わからないな。どうしてここに来た?計画を破棄さえすれば、玖珂にも君にも被害は無いはずだ」
感情のこもらない瞳でそれを見つめながら、唐巣は問う。
「……玖珂先生は、この計画に命を掛けておられる」
「なぜだい?」
西条。「先生」という言葉にシロが顔を歪める。
「……癌に、侵されているらしい」
彼もまた、最後の電話で知らされた事実。
「あと、一年持たないそうだ」


沈黙。
「つまり、玖珂君は死ぬまで諦めない。と?」
唐巣。
「……そうだ。もう向こうのパイプは閉じているのにな」
「それで、付き合いきれないと命乞いにきたのかい?」
西条。
「……」
沈黙で肯定するアシモト。
「……それで、君はこれからどうするつもりだ?」
ため息とともに、西条は言った。
「君たちの、力になりたい」
「……」
「久我先生の弱みも、居場所も、私なら知っている。だから「――もう、いい」」
静かに、唐巣が遮る。
「そして、彼の遺すものを掠め取り、あわよくば後釜に。かい?」
政治闘争。この場で彼ほどそういった「汚さ」に精通している人間もいないだろう。
「生憎、そういう人間は腐るほど教会で見てきてね。処分するのが職業病になってるんだ」
それに「失敗」した人間を屠るのが、彼の仕事でもあったのだから。
「……待って」
引き金にかかった指。動かそうとした瞬間、声がかかった。
「この男がどうだろうと、「使える」ことにかわりはないわ」
美智絵。
アシモトが、ほっとしたように息を吐く。
だが。
ぱちん。
小さな、小さな、音。
はじけるようなその音と共に。
ほっとした表情のまま、アシモトはゆっくりと倒れこんでいった。
どさり。
分厚く、暖かいカーペットの上に寝転がる「元」首相。
そして、直後の静寂を突き破るように。
部屋の中を、電話のベルが鳴り響いた。


「始めまして。宝条と申します」
聞き覚えのある、声だった。
どこかで、確かに聞いた声。
「あなた方に、頼みごとがありまして」
「……」
電話を取った令子が、思い出そうと声に集中する。
「これから、そちらに一体の「サンプル」が向かいます。出来るだけ長引かせて、戦っていただけませんか?」
「……サンプル?」
「本当は、実践訓練も横島様にやっていただく予定だったのですが、研究所ごと壊されてしまった上、その他の施設も虱潰しに狙われまして。初実験が、こんなに遅れてしまった。
私も、殺されてしまいましてね。まあ、魔族の研究者の体を使えるわけですから、光栄というべきかもしれませんが」
わけのわからない話の中、一つだけ、引っかかるものがあった。
「魔族の、研究者?」
思考が、纏まっていく。収束していく、一つの確信。
「……これからそちらに、「ある魔族」のクローン体が向かいます。戦闘能力の調査に、ご協力願いたい」
電話の向こうから聞こえる「ルシオラ」の声は、そう言った。
「「メドーサ」のクローン体も、本当は使ってみたかったのですが。どういうわけかオリジナルの記憶を入手した固体に全滅させられまして。まあ、それはそれで貴重なデータなわけですが」
よほど浮かれているのか、それともこの男の地なのか。
流れるように、言葉を紡ぐ。
「どういう、意味かしら?」
落ち着きを取り戻した美神。
「言葉通りです。今回伺うのは、たった一体の魔族クローン。数値的に見るならこちらが上ですが、成熟していない以上あなた方が有利です。とはいえ、魔族。本能レベルでの戦闘の因子がどう影響するか。そういったデータを取らせていただきたい」
「ここに横島君はいないわ。誰も、躊躇ったりしないわよ?」
はったりだった。本当にルシオラの姿が目の前に現れたとき、攻撃できる人間が何人いるか。
「むしろその方が結構。仮にも世界最高のGS。あっけなくやられてしまうなら、それはそれで情報ですから」
「……おなじことを私にした人間が、どうなったかご存知かしら?」
「ああ、ガルーダと、グーラーだかの研究でしたね。あのデータも頂きましたがどうも、ね。金銭的な利益に研究の焦点が偏りすぎている。おかげでせっかくの実験がたいして改良の役に立たない。実に嘆かわしい話です」
「……これも、玖珂とやらの指示なわけ?」
「彼には金銭面でずいぶんと御世話になっていましてね。おかげで改良と発展に専念することが出来た。メドーサのクローン体を匿っていたことには驚きましたが。まあ、それを考慮しても、力になるべきだろうと」
白々しい、台詞。
この男にそんな感情などあるわけも無かった。
ただ、実験。
だが、だからこそ、最も忌むべき相手だった。
この男には、有利も不利もない。
勝利も、敗北も。
自身を含めた生と死さえ。
「まあ、本当は彼がどうなろうと私としては」
実験と結果。
すなわち
「「データ」さえいただけるなら、十分なんですがね」
窓ガラスが、すさまじい音を立てて砕け散る。
「そろそろ、到着です。貴重な情報、お待ちしております」
その姿を見て、言葉を失う令子。
襲撃に向き直るメンバーもまた、驚愕する。
「そうそう、私は「ルシオラ」クローンだといった覚えは無いんですがね。というより、それは私の使う一体を残して他は全て破壊されてしまいました」
アシュタロス。
地獄における至高の悪魔の一体。
虚ろな瞳と圧倒的な魔力を湛え、そこに立っていた。
含み笑い一つ。
電話は、切れた。


「……そうか」
玖珂。
裏切り者の死。
無表情で聞きながら、静かに目を閉じる。
指示したわけではなかった。
むしろ、生かしておこうとさえ思っていた。
だが。
「よく、やった」
自らを慕い、死が近づいてなお、自分のために動く者。
自らの意思で「駒」である者。
無下に出来ようはずも無かった。
受話器を置く。
傍らの、書生。
震えていた。だが、去ろうとも、逃げようともしない。
「アイツ……」
寡黙で、強靭なもう一人の書生。
対になったものだと、何度か笑った。
仲は良かったらしい。
「ああ。アシモトを殺したと、連絡があった」
びくり。
震える。
「大丈夫だ。すぐに戻ってくる」
明らかにほっとした様子。
苦笑した。
「表情を表に出すな。いつも言っているだろう」
慌てて、謝る。
本当に、申し訳なさそうな、顔。
苦笑。
少年にするように頭を一つなで、玖珂は歩く。
少年のように喜びを顔に出しながら付いてきた。


「そろそろ出てきたらどうです?バアルさん」
宝条。
「……気付いていたのか」
「魔族の体ですから」
「横島が、全て破壊したはずだが」
「一体だけ、壊せなかったようです。私には理解できない感情ですが。まあ、おかげで何とか記憶と精神を残すことが出来た。初めての試みで無理もしましたから、そう長くは持たないでしょうが」
「……すぐに、死ぬのか」
「もう死んでます。しばらく、記憶と精神がここにとどまっていられるだけですよ。それよりいいんですか?生まれたてとはいえ、合体も、宇宙意思も無いんじゃ、彼女たち、勝てませんよ?」
「さっきは、勝てると言ってなかったか?」
「経験上、そのほうがデータ、とりやすいんですよ」
「弄んでくれるな」
「別に、あなたには関係ない話でしたか」
「友達が、いるよ」
「……」
「理解、出来ないか」
「友達も、恋人もいましたよ。皆、死にましたが」
「ほう。恋人は、研究所で横島君にかね」
「ええ。友人はこの世界に入るときに邪魔でしたので」
「……」
「それで?その友達を放っておいてわざわざなんの用です?」
「……あれは、アシュタロスなのか?」
「ええ。もちろん」
「そうか」
「一つ、お聞きしても?」
「なんだ」
「あれのクローン、なぜかまったく同じ手順にもかかわらず一体しか成功しませんでした」
「理由。かね」
「ええ。ご存知でしたら」
「わかっているのだろう?」
「仮説、ですがね」
「正解だ」
「……宇宙意思」
「ああ」
「あなたがわざわざこの世界に下り、玖珂さんに手を貸したのはやはり――」
「宇宙意思は、他の神や魔が思うほど繊細ではない。アシュタロスの消失によって開いた穴は、アシュタロスの復活によって補うはずだ」
「……」
「三年、前兆すらないとなれば何かあると思うのが普通だろう」
「……どうするつもりです?」
「アレを破壊すれば、アシュタロスは復活する。だが、アイツはそれを望んでいない。魔族の本能そのままのアレを、野放しにも出来ない」
「……」
「となれば、アレを私が取り込んで、「アシュタロス」を兼任するほか無いだろう」
「ただの、クローンですよ?」
「椅子取りゲームのようなものだ。「アシュタロス」という役割が埋められていれば、中身がなんだろうと関係ない。そもそも、宇宙意思が想定した以外の「アシュタロス」など本来ならありえるはずも無いからな」
「あなたが、二人分の席を取ることなど、可能なのですか?」
「……」
「一人、適任がいますね。アシュタロスの霊基を取り込んで、人ではなくなったものが。……最初から、それが目的だったのでしょう?」
「タマモとやらの命と引き換えなら、うまくいくはずだった」
「完璧な予定ほど、外れるものです。ルシオラクローン、失敗するはずの無い計画でした」
「……貴様と、一緒にするな」
「同じですよ。人質を使って強制的にアシュタロスとの同化を認めさせる。「ルシオラ」の復活をエサに、彼女を実験材料にする計画に協力させる」
「罪悪感など、無いのだろう?」
「あなたも」
「……」
「そろそろ、目的を教えていただけませんか?アシュタロスかどうかなど、眼前に立てば判る。わざわざここに来る必要は無い」
「友人の命。冒涜された復讐だ」
「おかげで、彼は運命の輪の中でエラーとして弾かれているんですよ?」
「感謝は、しているよ」
「なら、一つだけお願いが」
「……なんだね?助けるつもりなら、無いぞ」
「もう死んでますし、そんなことはどうでもいい。神魔との「同化」の手法。御教授願えませんか?」
「地獄で、じっくり教えてやる」
「ありがとうございます」
「一つだけ、教えてくれないか?」
「なんなりと」
「データ。取れなくなるぞ」
「そうですね、もったいない。代わりにお願いできますか?」
「断る」
「でしょうね。この実験は失敗です。「同化」の御教授、くれぐれもよろしくお願いします」
「……」

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