横島忠夫奮闘記 21〜Party is over〜
投稿者名:ぽんた
投稿日時:(04/12/ 8)
{パーティー会場}
横島は、いきなりからんで来た、目の前の親娘への対応を考えていた。向こうは喧嘩を売
る気が満々なのだ。そして横島には、引く気は毛頭無い。ただ、真っ正直に相手をする気
は更になかった。売り手が売る気がありありなら、買う側は安く買い叩くのが常道だ。
「え〜っと、貴方誰です?」
プッ! クククッ!
周囲から失笑の声が漏れている。大御所本人は呆気にとられた後で怒りの余りか顔が紅潮
している。彼の世界では、自分を知らない人間などありえないのだろう。怒りの為か声が
でなくなっているあいだに、
「ウチのパパを知らないなんて、アンタおかしいんじゃないの!?」
父親と同じ価値観でしか動けない、娘の舌鋒が先に火を噴いた。
「え?そう言う貴女は?何か以前どこかでお会いした気もするんですが?」
横島はアッサリかわして、水をかける。どこかで会ったどころでなく撮影期間の約半分を
同じ現場で過ごしたのだが、横島にとっての印象は実際その程度だった。
「アンタ本気で頭がおかしいようね!主演女優の顔もわからないなんてね!」
「そのようだな、所詮あんな駆け出しの女優を選ぶようでは頭の中も知れているな。」
横島は目の前の二人の頭の中の構造をこそ、知りたいと痛切に思った。途中で降板させら
れたダイコン役者を、主演と呼称するようなきまりは、この国の下水の底までさらっても
見つからないだろう。それにどんな大女優でも、最初の頃は駆け出しなのだ。それともこ
の男はデビューした日に大御所になったとでも言うのだろうか。横島は自分の事を狂って
いる、と認める狂人はいないという事を思い知らされていた。
(さて、どうあしらうか?)
ふと仲間達の方から視線を感じて目をやると、麗蘭が銀一の話に耳を傾けながら、こちら
の展開を楽しみにしているかのような微笑を浮かべている。
(無様なとこは見せるなってか?じゃあ楽しんでもらおうか)
「ああなるほど!映画の前半で散々笑いを取っていた方ですね?あー若手芸人の方だった
んですね、あの芸風だと所属プロは人○舎あたりですかね?あーそれじゃこちらのお父様
の方は、う〜んそうですね〜、この貫禄からいって吉○興業か松○芸能ですね?花○名人
○賞は何回ぐらい受賞されたんですか?いや〜お笑い好きの俺とした事が、不覚でした。
俺お笑い芸人の中でも、売れっ子の人達の頭の良さと回転の速さって本気で尊敬してるん
ですよ。笑いって人間の感情の中でも、起こすのが一番難しいじゃないですか!そうだ!
サインいただけますか?」
横島はここぞとばかりに、立て板に水の勢いでまくしたてる。まるでス○シャルロー○ン
グサ○ダーのような閃光の如き速さだ。実際、後半部分のお笑いに関する意見は彼の本音
だった。大阪生まれの常として、お笑いに高い価値を認めていたし、バカにお笑いは務ま
らないと本気で思ってもいた。一方言われた方はというと、今度は娘の方が真っ赤になっ
て言葉もでない。逆に父親の方が一気にブチ切れて、怒号を放つ。
「ふ・ふざけるな!誰がお笑い芸人だ!この私をそんな下劣なものと一緒にするな!何が
名人大賞だ!そんな下らん物など関係あるかっ!!」
一気にそれだけ言い放つと息切れした。あまりの大声に会場中が静まりかえってしまった
一方でこの会場には、お笑い関係の面々も少なからず招待されていた。中にはビッグ3と
呼ばれている大御所達や、中堅どころと言われてる人達もいたが彼らは一様に不快感をあ
らわにしていた。反対に横島に対しては(なかなかわかっとるやないか?)とでも言いた
げな好意的な視線を向けていた。
「いい加減にしろよ!貴様一人ぐらい、この世界で生きていけなくするのは簡単なんだ!
貴様の周りの連中も同じだ!」
この男は絶対に言ってはいけない言葉を吐いてしまった。横島の目が戦場にいる時のソレ
に変わる。
「アンタの言う世界での”生きていけない”ってのは、”職業として収入を得られなくなる”って事だろう?俺がいる世界で”生きていけなくなる”って事の意味は”殺される”
って事だ。アンタは箱庭の世界で王様を気取っていれば良い。ただし、俺の仲間達を含め
て、俺の世界に足を踏み入れるなら、俺の流儀で相手をしてやるぞ。」
目の前の男は、横島の眼光に射竦められて呼吸すらままならない。静まりかえっていた為
に、横島の言動は全員の耳目に届いたいた。その為殺気などとは無縁の”素人さん”達も
何かを感じ取ったらしく息を呑んで見守っている。横島の頭の中からもこの場を収めよう
などという考えは完全に吹き飛んでいた。本気で怒っていたのだ。・と・その時に、
「忠夫、弱い者苛めはカッコ悪いわよ?」
いつの間にやら、麗蘭が会場中の注目を集めながら歩み寄ってきていた。ごく自然な仕草
で横島に腕をからめてくる。そこには何の違和感もない。
「ねえ忠夫?ゴキブリを殺すのにショットガンを持ち出す必要はないわ。その為の殺虫剤
でしょ?」
麗蘭がイタズラっぽく微笑みながら、そう話し掛けてくる。横島は麗蘭の目が何かを伝え
ようとしているのに気付いたが、それが何かまではわからない。取り敢えず、麗蘭が創っ
た流れに乗る事にした。
「殺虫剤ね〜?でも肝心な時に近くにないと踏み潰したくならないか?」
麗蘭の腰を抱き寄せながら、親しげに笑いかける。傍目には、今日で会うのが二回目とは
到底思えない。そして麗蘭は、そのまま流れを創りあげようとする。
「短気な人は大成しないわよ?もっとも貴方は既に大成してるんだから、短気ではないの
しょうけどね?そうそう、貴方いつになったらアメリカに来るのよ?○○も××も貴方に
再会するのを、楽しみにしているのよ?」
麗蘭の出した名前は、ハリウッドでも殿堂入りしているような、超ビッグネームだった。
もちろん、横島は会った事など一度もないが、ようやく麗蘭の思惑がわかった。
「ああ、確かに久しぶりに彼らには会いたいな。けどな〜今仕事の方が大変なんだよ。」
「そりゃあ、貴方が世界最強のGSだって事はわかってるわ。忙しいだろう事もね。でも
たまには私達との友情を優先してくれても良いんじゃない?私は愛情でも良いけどね?」
麗蘭は、横島が自分の思惑に乗ってくれたのに気を良くして、更にヒートアップしていく
「おいおい無茶を言うなよ。この世界、実力と実績が何より大事なんだぜ?」
「そうね、実力と実績はどんな世界でも大事なはずなんだけどね。そうじゃない世界も
あるみたいよ?」
横島はこれが本題だろうと見当をつけた。一方傍らの親娘は、自分達がゴキブリ呼ばわり
されたのには気付いていたが、驚きのあまり反応できないでいた。今、世界で最も旬な、
世界的ビッグネームが目の前の若造と親しげに寄り添っているのだ。
「もう十年以上前のヒット曲にしがみついてね、その頃に作った人脈をバックに裏工作を
繰り返しては、金の力にものを言わせる。そんな寄生虫が蔓延る世界もあるみたいよ?」
「そりゃ随分と胸糞悪い世界だな。根こそぎ吹き飛ばしたくならんか?」
「バカね、宿主ごと吹き飛ばす必要は無いでしょ?虫だけ殺せば良い事だわ。私は殺虫剤
の置き場所を知っているし、使うのを躊躇うつもりも無いわ。」
そう言って目の前の二人を見やる。言われた方にしてみれば、たまったものではない。
ある程度、公然の秘密だったとはいえ、会場中が注目している中で暴露されたのだ。自然
と顔色が赤から青へと変わっていく。それを見た横島が悪戯っけをおこしたらしい。
「おや?随分と顔色が悪いようですが?霊障かもしれませんね?もしもお困りの時は是非
ご一報を。」
そう言って名刺を差し出すと、相手の顔色が更に悪くなり瀕死の病人のようだった。
「我が六道除霊事務所にお任せいただければ、適正価格での迅速除霊をお約束します。
最高のGSである、我が事務所の誇る所長、六道冥子が出向けばたちどころにどんな問題
も解決する事、間違い無しです!」
なんだか怪しい香具師のような口上だが、横島は既に目の前の男への関心を失っていた。
折角各界の著名人達の集まっている会場で、全員の注目を集めているのだ。ここぞとばか
りに事務所の名前と、所長である冥子の名前を売り込んだ。一方目の前の男は、
「・・・あ・ああ、そうだな。何かあったらその時は頼むよ。」
なんとかそれだけの言葉を搾り出すと、娘を連れて足早に会場をあとにした。
残された横島達二人の周りには、一気に人が押し寄せて、口々に話し掛けて来る。
隣にいるのは、”世界の”李麗蘭なのだが、話し掛けられるのは専ら横島の方だった。
「いや〜笑わっしょんな兄ちゃん」とか先の話の大物に「紹介してくれ」とか好き勝手に
言ってくる。横島としても、今更真っ赤な嘘だったとも言えず適当に流していた。
そんな横島達を仲間達が、遠巻きにして眺めている。そんな中、タマモがつぶやいた。
「ねえ、エミさん、さっきのは本当にヨコシマなの?」
何が言いたいのかをはっきりと理解したエミが、穏やかな声で答えている。
「さっきのも普段のも、同じ横島ってワケ。アンタが気にするする必要はないワケ。」
「でも・・・あんなヨコシマ、見た事ないもの・・・・・」
タマモが迷子になった子供みたいな様子でつぶやいていると、
「別に気にするこたぁねえだろ?今のアイツがあんな目をするのは、誰かを守ろうとする
時ぐらいだろうし、今アイツが一番大事にしてるのが誰かはわかってるだろ?」
雪之丞が横から割り込んできたのを聞いて、ようやく安心したような顔になるとそのまま
トテトテと近づいて行って雪之丞の袖口をぎゅっと握り締めた。それを見た雪之丞が破願
してタマモの頭をクシャッとなでている時にちょうど横島達が戻って来た。
「タ・タマモ?どうしたんだ?雪之丞にイジメられたのか?雪之丞がイジメたんだな?
そうなんだな?」
そう言った時には既に文殊を生成している。込められた文字は《爆》・・・
「やめんか馬鹿たれ!そんな物騒なモンどうする気だ!?」
「え?いや、取り敢えず雪之丞を吹っ飛ばそうかな〜と・・」
「かな〜じゃねえだろ馬鹿野郎!大体俺がタマモをイジメたってのは何の冗談だ!」
そんな二人のやりとりを麗蘭が面白そうに見ていたが、
「タマモちゃん、だったかしら?貴女は皆から愛されてるのね?」
そう話し掛けるが、相変わらず腕は横島と組んだままだ。それを見てタマモが雪之丞の腕
にギュッとしがみつく。
「タ・タマモ?そんなコに育てた覚えはありませんよ?」
いや、実際育ててなどいないのだが・・・するとタイミングを計ったかのようにシロが、
「女狐はそっちとくっつけば良いのでござる!先生はシロの!」
そう言って横島の空いている腕にしがみついてきた。それを見たタマモが、
「ヨコシマ?貴方に抱きつきたいんだけど、腕が空いてないみたいね?」
そう言われて、左右を見渡すがより一層強い力で抱きついて来る。片方はさも面白そうに
もう片方は必死で。そんな様子を面白がって見ていたエミが、
「じゃあ、私は背中をもらうワケ。」
そう言って笑いながら、タマモを見つつ横島の背中に抱きついていった。
「ああっ!エミさんの胸がっ!背中にっ!」
最近はすっかりエミに気を許し、頼っていたフシのある横島である。その上での不意打ち
に近頃では珍しく、完全に動揺していた。それを見たタマモが、
「エミさんズルイっ!」
そう叫びながら、真正面から横島に抱きついた。これで前後左右を肉の壁に囲まれた横島
は、動きを完全に封じられてしまった。エミがそこまで見届けて、
「まったく、最初から素直にそうすりゃ良いワケ。さあ、皆それくらいにして!」
エミがそう言って、横島に目で指し示すと新しく女性が、近寄って来ていた。それは横島
が抜擢した事になっている女優だった。おキヌが彼女を見てハッとしたような顔になった
「よ・横島さん?そちらの女性は?」
「ああ、おキヌちゃん紹介するよ。こちらは・・・・ごめん、誰だっけ?」
横島は完全に忘れていた。というより意識して忘れようとしたのだ。そのほんの少しだけ
”誰か”に似ている面影にとらわれないように・・・。
だが、忘れられていた方は、それではすませられない。
「横島さん、私、雪火(せつか)です。前にも名乗りました!」
少々、怒り気味だ。一方横島もさすがに失礼だとは思ったらしく、
「ご・ごめん、俺、頭悪くってさ・・・せつかって雪と火って書くの?」
そう誤魔化しながらも、きちんと謝った。だが横島の頭の中には先ほど銀一から言われた
内容がこびりついていた。
(このコが俺に惚れてるって?鈍いのも度を過ぎれば罪だったな・・・)
「そうです、私って蛍の儚いイメージが大好きなんですよ。でも直接その文字を使うのは
ちょっとって思ったので、なんとなく”蛍雪”と”灯”のイメージで。」
「そう・・なんだ、蛍がね・・・でもこれからメジャーを目指すんだから、もっと派手目
の名前でも良かったんじゃない?」
そう言って、なんとか流そうとしていたのだが・・・
結局ろくに目を合わそうともせずに、視線を彷徨わせ、おキヌに紹介した後は、適当に、
相槌をうっていた。本人はこれで”僕には貴女に対する特別な気持ちはありませんよ”と
大いに主張したつもりであるが、傍目にはただの挙動不審者だった。
ようやく雪火が離れていくと、今度は麗蘭、銀一、エミが近寄って来る。
「横っち、さっきはスマンかったなあ、直接助けられんで。」
「気にせんでエエよ、自分がなんかしたら、所属事務所に迷惑掛かる思たんやろ?」
「そうやねん。俺もあのオッサンには色々言いたい事あんねんけど、下手な事言うたら、
ウチみたいな事務所ぐらい潰されるさかいな。」
「そんかわし、麗蘭に色々吹き込んだん銀ちゃんやろ?」
「別に、結構知られてる話やで?ああでも、これで麗蘭さんに迷惑かからへんやろか?
裏で結構ヤバイ筋とも付き合いがある、いう噂もあんねん。」
「その心配はいらないワケ、本人は意識してなかったでしょうけど、最後に名刺を渡した
のが、ちょうど良い感じのとどめになったワケ。」
エミが説明しだしたが、横島には意味が良くわからない。名刺を出した事に他意など無い
「わからないって顔ね?あの名刺には六道家の家紋がはいってるワケ、しかもオタクは、
その一人娘の直属。これだけ揃って手を出すようなバカはいないってワケ。」
エミの説明で納得がいったが、銀一はまだ不安そうだった。
「せやけどエミさん、裏の連中にそないな理屈が通用するんやろか?」
「近畿クンはやっぱり表の人間ね、そのままでいて欲しいワケ。裏の人間でも六道の名の
持つ重みは知ってるワケ。それにそれとは無関係に連中は手をださないわ。」
「どういう意味かしら?ダークサイドの連中は、金に見合えば何でもやるわよ?」
麗蘭はエミの言い草が引っかかったのか、問い質してくる。
「オタクは裏に関しては半可通ってとこなワケ。アイツらは絶対に勝てない相手には手を
出さないワケ。横島、オタク名刺に自分のランクはいれてるわね?」
「一応は・・・って言うより理事長が全部やったんで・・・」
「なるほどね・・・私はランクAに過ぎないけど、今までにツブしたヤクザは数知れず。
そして、その私の呪いを破ったのは令子だけってワケ。アイツがどれだけ、あの連中から
頼りにされてるか簡単に想像つくワケ。その令子の元助手で、今や同格のランクS。そん
な相手を的に掛けるような事はしないワケ。」
ランクAに”過ぎない”などと言っても、A自体が日本でも30名前後しかいないうえに
エミはその筆頭に目されている。そうでなければ、美神令子と互角に争うなど出来る訳が
無い。横島が出てくるまでは”ランクSに最も近いGS”と呼ばれていたのだ。
それはともかく、そこまで聞いて、ようやく全員が安心したような表情になる。その時、
「先生、さっきの男は悪者でござろう?成敗するなら拙者がやるでござる。」
微妙に話がわかっていないシロが会話にはいって来た。
「シ・シロちゃん?それは人間の世界では犯罪になるのよ?」
「おキヌちゃんの言う通りだぞシロ。俺は自分の弟子を犯罪者にしたくないぞ。」
横島から久しぶりに、弟子と呼んでもらえてシロは更に上機嫌になって抱きついてくる。
「先生、拙者先生のウチに遊びに行きたいでござる。教えてくだされ。」
「あ・私もです、横島さん。あ、あのタマモちゃんにも会いたいし・・・」
二人が口々に言ってくるのを聞いて横島が、
「ああ、もちろん、おキヌちゃんが来てくれればタマモも喜ぶし・・・」
ここまで話した時にタマモの視線に気が付いた。
「シロは・・・・・・タマモ?」
一応お伺いをたててみたが、返事がない。見かねておキヌが割って入った。
「ねえタマモちゃん?シロちゃんも一緒に行っちゃダメかしら?お願い。」
タマモにしても、大好きなおキヌにこうまで言われてはこれ以上意固地にもなれない。
「私だっておキヌちゃんなら、いつでも大歓迎だわ。バカ犬は・・・窓を開けて部屋が犬
臭くならなければ大丈夫かしら?」
そんな言い方で妥協する事にしたようだ。シロが「狼でござる」とか言って突っかかって
いたが、やっと和やかなパーティーらしい時間を楽しめていた。全員で談笑に興じている
間、その輪に入りたそうな者は大勢いたが、何せ世界の李麗蘭が圧倒的な存在感を放って
いる。やや位落ちするも、隣では近畿剛一も同様に存在感を出している。そしてこの二人
に勝る迫力を漂わせている、訳の解らない集団である。近づけるものではなかった。
そんな感じでパーティーは終わり、皆と再会を約して別れを告げる。
横島はこの時点で、完全に李麗蘭という女優の事を見誤っていた。その知名度と存在価値
とにどれだけ、影響力があるかという事を・・・それを思い知るのは数日後。
書店の店頭に有名なゴシップ誌が並べられる。その一面のキャプションは、
「世界の李麗蘭に熱愛発覚?お相手は最年少のランクSのGS?」
そう書かれていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(あとがき)
なんとかパーティー終わらせました。まだ書きたい内容があったんですが、また
送信できなくなりそうだったので。
あと19話のコメントで複数の方にご指摘頂いた事ですが、多くの方に不快感を
与えたようで申し訳ありませんでした。私は「GS美神の二次創作」なる物の
存在を知ったのが2〜3週間前で、ネットも初心者の為、ネチケットなるマナー
をわきまえていなかったようです。
GTYの雰囲気がとても気に入り、自分も書いてみたいと思いたって以来、
思いつくまま勢いに任せて投稿を続けていたら”荒らし”になっていたとは。
自覚が無かった分、余計タチが悪いと猛省しております。
ために現在移転先を検討中ですが、先方の管理者様にお伺いをたてている段階で返事待ち
です。ですのでもうしばらく、このままお付き合い下さい。お願いします。
今までの
コメント:
- 今回も楽しく読ませてもらいました。
>売り手が売る気がありありなら、買う側は安く買い叩くのが常道だ.
さすが浪速生まれ…商魂逞しくていいですね。
でも、この'大御所'さんは良く大御所だなんて言われるほど有名になれたか不思議でね…どみても馬鹿で性格が悪いのに… (熊)
- 最後のところの、李麗蘭との熱愛騒動が今後どのような事に発展するかが楽しみです。
今後も、創作活動頑張ってください。 (ドラグ)
- (熊)さん、馬鹿で性格が悪いのに大御所になったのではなく、大御所になったせいで馬鹿になり、性格が悪くなったのだと思いますよ。
「自分にとって当たり前のことが、ほかの誰かにとってもそうだとは限らない。」ということには、人間はなかなか気がつきません。その典型的な例でしょう。 (マニアック)
- 横島、お見事(拍手)
身の程知らずな人間が分をわきまえる瞬間は見ていて気持ちが良いですね。
最後におまけが付いてきましたが、GS家業もあるしどうなるかな。 (R/Y)
- 毎日楽しみにさせてもらってます。特に今回の横島にはスカッとさせられました。
これからもこの調子で続けていただきたかったんですが‥移転ですか。
今回の後書きを見て、初めて荒らしよばわりされていたのを知りました。
一日に一回の投稿するのが荒らしになるとは、理解に苦しみますな。
投稿広場に移転するのも一つの手ではありますが、
今のぽんたさんと同じような執筆ペースの作家がひしめいているGS美神のSS投稿掲示板もありますんで、そちらに移られてはどうでしょう?
歓迎されますよ(笑) (にも)
- 昔なら一日一本で荒らし呼ばわりされることは無かったですけどねえ。
何時からネチケットを盾にいじめをする場所になったのでしょうか?
作品はテンポもよく楽しく読むことが出来ました。
にも様がおっしゃっているように他のSS投稿掲示板に移られては
いかがでしょうか?
つまらないことでぽんた様の投稿意欲が無くならないことを
祈っています。 (KMF)
- 今回初めてレスさせていただきます。
大御所さんをやり込める様は、若き日の百合子夫人を彷彿とさせたんじゃない
でしょうか。そして、一難去ってまた一難。横島クンをめぐる薔薇色の鎖が着
実にその数を増やしていますねw
それと、ぽんたさんの更新速度ですが、それ自体が荒らしと取られる類のもの
ではなく、やはりGTY全体が寂れてきている現状で浮いてしまったことの方が大
きいのでしょうね。GTYの活性剤になるだろうと思っていただけに、移転は残念
ですが、ぽんたさんや作品のことを考えると英断かもしれません。
「横島忠夫奮闘記」の更新を毎日楽しみにしていたので、たとえ移転すること
になっても、ちゃんと追っかけていきますよ〜♪ (サキ)
- 連稿が荒らし?
随分変わった場所なんですねここは。
通りすがりの砂頭巾さんの書き込みを読むまで知りませんでした。
こんな馬鹿らしいことで叩かれる場所なら、他に移ろうというのも納得できます。
今回はまぁまぁだったと思います。
しかし横島の「箱庭」発言は周囲に誤解されそうな言葉ですよね。
箱庭=芸能界、と取られても不思議ではないかも。
しっかし昔の横島だったら、麗蘭が腕を絡めてきた時舞い上がって妄想の挙句、
脱衣ダイブ敢行してたかもしれませんなw
成長した横島に悲しくも乾杯 (オラン)
- 相変わらずの凄まじい更新速度とクオリティですな。
移転が決定したら移転先をお教え下さいな。
この作品を読むのが日々の楽しみになっていたものですから
あ、移転先でシロとタマモの確執辺りを加筆修正とかしませんか?
では、どうか頑張ってくださいませ (翠)
- 素晴らしき更新速度と出来具合。賞賛に値しますな。(偉そうで申し訳ありません)
今後も楽しみにしていたのですが移転とは勿体無いですね。
しかし連続投稿が荒らし扱いでは投稿者のやる気を大きく削がれると思いますが・・・一考あるべきではないかと愚考する次第です。(汗) (中将)
- 変に暴力的にも高圧的にもなることもなく、見事にやり込め綺麗に収めてみせる横島君の手腕に拍手を。いや、小気味良いですね。
移転の件ですが、GTYのコメント欄は誰もが自由に発言出来る分、きちんとした意見をくれる方もいれば、荒らし活動に勤しむ方も居る訳で、まあ昔から問題を抱え続けている場でもあります。あまりお気になさらずに。 (kurage)
- 翠様、シロタマの確執は絶対に加筆修正するつもりです。
そもそも自分の中では、きっちり書いて送信したつもり
になっていたのがまったくと言って良い程エピソードを
書いてなかったのを、後で読み返した時に気付いて愕然
としました。多分、半分寝ながら書いてるような時間帯
だったので夢の中と混同したのでしょうね。 (ぽんた)
- 今回も素晴らしい出来具合です!
しかし連続投稿が荒し扱いとは、某大手小ネタ掲示板では、日に二本投稿されたかたは、
SSの鬼と呼ばれ尊敬されてましたけど…
移転先が決まりましたら、ぜひ教えてくださいね!m(__)m (章)
- 初めまして、ぽんたさん。dryと言います。
今回書き込ませて頂いたのは、他でもありません。あとがきで触れられている“荒らし”と「現在移転先を検討中」の件についてです。
私がコメント欄を読んだ限りではぽんたさんを、或いはぽんたさんの投稿を“荒らし”断じている方は皆無です。あくまで「“荒らし”と呼ばれる可能性がある」と言われているだけです。そこで提案なのですが、本当にぽんたさんの投稿に問題があるのかどうかを、「展開予想ショー」サポートサイト『マリアのあんてな』を利用(この場合はFAQが適切ですね)して、もっと色々な方から意見を募っては如何でしょうか? 作品移転を決断するのはそれからでも遅くは無い筈です。『マリアのあんてな』は先頭ページにあるリンクから行けます。どうか、御一考を。(続く) (dry)
- (続き)尚、ここのコメント欄で答えても、いずれは過去ログに紛れてしまいますので、私自身はぽんたさんの投稿の是非について、ここでは敢えて答えません。
投稿内容に全く触れないコメントで恐縮ですが、誤解と疑心暗鬼によって一人の投稿者がここを去るのを忍びなく思い、書き込んだ次第です。どうか、ご容赦をm(_ _)m (dry)
- 世界的女優とトップランクの新進GSのスキャンダル……なんてお約束(笑)。
某大御所親娘はまさに老害というか井の中の蛙っぷりをさらしておりますな。
移転に関しては賛成とも反対とも言いがたいですが、文章が荒れたりしない限り連投のペースをわざわざ落とすことは考えなくてもいいでしょう(つまり19話のコメントにあった通りすがりの砂頭巾さんらの意見に配慮する必要はないということです)。このままのペースで続けるもよし、管理サイドから自粛なりの要請があれば移転先を求めるのもまたよし。個人的にはこのハイペースを維持して欲しいと思ってます。 (HAL)
- あ、書き忘れた。雪火(せつか)ってのは人名としてはゴロが悪いと思います。特に芸名としては(笑)。 (HAL)
- 毎回大変楽しく拝読させてもらっています香味と申します。
荒らしという事は絶対に無いと思いますよ。
敵が来る→強くなる→さらに強い敵が という展開でなく人間として強くなっていく横島に期待しております。では (香味)
- 前略ぽんた様
「こたつ」といいます毎回楽しく拝読させて頂いております。
感想は「面白く先の展開が予想出来ない」です。
毎回良い意味で期待を裏切ってくれます。
「こうくるかよ!!」の連続です。
他の人のネタとかぶらないようにしてるのが好感を持てました。
暴走しない冥子さん、事務所を首になる横島、映画の続編
いいですね、最高です。
いつもはコメントなんて書かない人間なんですけど、約2年間ここに通っていて初めて返信を送りたい気持ちになりました。
この小説を最近の生きる糧にさせて頂いております^^
P.S.荒らし発言に関しては「世界の強制力」と思って割り切る事をお勧めします。 (こたつ)
- ROMしています、荒らしに負けないで頑張って下さい。
とっても面白いです。 (have your dream)
- HAL様、やっぱ雪火(せつか)ってゴロ悪いですか?他に思いつかなかったんです。
一応、ちょっとだけルシオラ似にしたら、どうしても名前に”蛍”の文字が浮かんで
きてかぶるな〜と思い避けました。そのくせ、”蛍”のイメージは出したいと悩んだ
挙句、無理矢理というか、こじつけというか、ゴリ押しというか・・・
あと”小雪”という実在の女優さんもいたかな・・と。
何か良い名前ないですかね?何かあれば、作中で女占い師に”改名しないと地獄に・・”
と言われて改名するなんてのも・・・ (ぽんた)
- 初めまして、Kといいます。
横島の人脈が凄いことになってますね。あと、李麗蘭が今後どう絡むのか楽しみです。
更新されるたびに完成度も良くなっていくしこの作品は好きです。
連載がんばってください。
〈移転について〉
ネットも初心者らしいので教えておきますが、他のサイトに投稿するときは、このサイトの現在の掲載分を削除してから移転した方が良いです。
また、新たな掲載先でも、前に別サイトに掲載したこと、それが削除済みであることを書いた方が良いです。
前に、二重投稿規程が良く問題になったので注意しておいて下さい・ (K)
- 初めまして、駄猫と申します。
色々なSSを読んできましたけどこういったテンポのいいネタの構成は良いですね^^=
荒しっていう指摘を受けた様ですが他のSSサイトではぽんたさんみたいな高品質で短期間に投稿される方ってそのサイトを盛り上げていると言う事で歓迎されてるのに言い掛りもいいところですね。
殆ど嫉み云云での因縁付けだと思いますから気にされない方が良いかと思いますよ〜 以上です m(_^. .^_)m ぺこ (駄猫)
- 始めましてホコといいます、ぽんたさんのは荒らしではないと思いますよ。
私の知ってる某サイトでは再掲載で何作も一気に載せるお方もいるんですか
ら、大変かもしれないですが頑張って下さい。
私的なことですが、いままでのGSの二次小説で李麗蘭が出てきたのは初めて見るんですよ。GS14巻の番外的なキャラですが、結構好きなんですよ。
ぜひレギュラーかしてほしですタマモも前世の記憶が戻れば、一夫多妻も変ではないので横島がタマモと李麗蘭お。幸せにしてくれるのお祈ってます。
最後に ぽんたさんこれからも頑張って下さい (ホコ)
- 横島が大人気ないと今回は思いました。同時に、作品の方向性がガラっと変わったようにも見受けられます。冒頭の"弱いものいじめ"がソレに当たるわけなのですが…。
横島が猿の元で長年の修行をしているという状況の元、もう少し大人の対応ができても良かったんじゃないかなぁ、と思いました。ただの高校生なわけではなし。
むしろ、彼らのような権威主義者たちこそをひきつける、そのような器を示して欲しかったかもしれないです。このお話はそれらの系譜だと私は思っていたので…。
今回については評価を保留します…です。 (Alice)
- 雪火嬢の名前ですが……蛍の異名に「夜光」というのがあります。これひっくりかえして「光夜」(読みは「みつよ」でも「こうや」でも)というのはありかな、と思います。あと夜光は月の異名でもあるので、そちらを絡めた命名も考えられそうです。うーん、歳時記とか手元にあればもうちょっと掘り下げられるんだけどなあ。大漢和引っ張り出してみようか。「燐(りん)」なんてのもありかな。字義はあまりよろしくないけど。 (HAL)
- 主演のダイコン女優とばか親を叩きのめし方が爽快でした。 (ディラン)
- 今回初めて読ませて頂いたんすけど・・・・
なんつーか、悪役がワザとらしすぎて力が抜けますね。
完全なやられ役で、こうも簡単に撃退されてしまうと、物語のスパイスになるどころか練乳アイスに更に砂糖をぶっかけるような無駄な物に思えてしょうがありません。
悪役ってのは例えそれが矮小な存在だったとしても、それなりに脅威で、尚且つハッキリとキャラが確立してるから物語のスパイスになるんだと思うんすけどね。出てくる敵出てくる敵小指で捻り潰されてたら、何か感動できませんもん。
せめて水戸黄門に出てくる悪代官くらいのインパクトとしぶとさは欲しかったかしらん。 (フォボス)
- 確かに悪役親子が少々わざとらし過ぎな気がしますね。
実力は無くても過去の人脈と金を駆使して圧力を掛けたりや
ら何やらしてる位ですから、こういった駆け引きでこそ力を発揮す
るはずが、幾らなんでもアホ過ぎなきがしましたね。馬鹿娘はともかく
親父の方まで馬鹿じゃ流石に勤まらないと思うんですがね・・・・・
いろんな裏工作とか。
せめて建前は善人面して、なおかつ腹黒い、悪徳政治家的な面をもっと見せ
た方がよかった気がしましたね。叩きのめしかた自体は良かったんですがね。
とりあず保留票で (kuesu)
- いや悪役にもチンピラからダークヒーローまでてろてろランクはありますから。この親子はチンピラ程度なんでしょう。もっとも22話をみる限り、まだ動いているのかもしれませんが。 (HAL)
- ちょっさすがにわざとらしすぎる。
こういった俗物丸出しの人が出てもいいと思いますが、ちょっと作品の品位をおとしているようなきがいたします。
正義が悪を退治するこれはよく使われますが、ここまで短絡的なのはどうかと。
横島の対応もここまでするとチンピラと大して差はないかと。 (hana)
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa