英雄のその後…-2-到着!
投稿者名:熊
投稿日時:(04/12/ 6)
「ハァハァ…相変わらず命がけの道だ…」
家を出た日の午後、横島は妙神山の頂に居た。
「おぉ誰かと思えば横島ではないか、何か用か?」
「ああ、二人とも久しぶり…ちょっと老師に用が有ってな、小竜姫様に内緒で取り次いで貰えないか?」
「…お主何を言っておるか分かっているのか?ここの主は小竜姫様だぞ?そんなことができる訳無かろう?」
「分かってるよ…それでも頼む…」
ペコリと頭を下げる横島を見て二人(二鬼?)の鬼門はため息を付く。
「分かった…うまく行くか分からんがやってみる…少しそこで待っておれ」
本来ならば上司であり妙神山の管理人である小竜姫を無視するなんて事は重罪であり、
法を尊守する天界では有ってはならないことだ…
だが、アシュタロスの戦いでのことは二人も知っている。
当然横島の決断のことも…
「サンキューな」
鬼門が小竜姫を飛び越え斉天大聖老師に横島の来訪を告げると直ぐに答えが返ってきた。
「横島、入って良いそうだ、ただここの門を使うと小竜姫様にばれるから裏門を開けるからそこを使えとの事だ…」
「へーここに裏門なんてあったんだ…」
暢気な物言いの横島に鬼門がため息を吐く。
「はぁー全く…分かっておるのか?裏門とは斉天大聖老師専用の出入り口といっても過言ではない…ワシらはもちろん
小竜姫様とて通ったことなど無いだろう…」
「…そんなにすごいのか?」
「…人間では多分貴様が最初で最後になるだろうな…
まぁそんなことはどうでもいいさっさといけ場所はここの壁沿いに行けばわかる…
無駄だと思うがくれぐれもご無礼がないようにな」
「うぇせい!じゃぁな…あっ小竜姫様とパピリオにはくれぐれも内緒にな!」
そう言い残すと壁に沿って走り出す。
しばらく行くと壁の部分が光って、門の様になっている場所が在った。
横島が手を少し入れてみると抵抗無く光の中に入った。
「ここ…かな?」
先の方を見て見るが他にそれらしき物は無い…
意を決し横島は光の門を潜った。
今までの
コメント:
- 書き出しはいいですが、少し短いですね。
これなら1と2をくっつけても問題ないのでは?
ともかく、これから先の展開が楽しみな書き出しですね。
1読者として楽しみにさせていただきます。 (yuu)
- 短すぎませんか? 二話に分けて投稿する必要性が感じられませんよ。
内容はこれからが楽しみだと思いました、頑張ってくださいね。 (りあっく)
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