横島忠夫奮闘記 19〜はじめてのクリスマス〜
投稿者名:ぽんた
投稿日時:(04/12/ 5)
横島忠夫は学校の机に向かってうなっていた。
「う〜ん・・・」
「ちょっと!どうしたの?横島君、朝から貴方変よ?」
「そうですよ、何か悩みでもあるなら話して下さいよ。」
「そうですジャ〜横島さんワッシらは友達なんジャから話してツカァサイ。」
クラスメートの愛子、ピート、タイガーが口々にそう言ってくる。
「いや実はな・・・・・」
そう言って六道事務所の当面の方針”困っている人達に救いの手を”を説明する。
「素敵だわ!途方にくれている人達に優しく手を差し伸べる、これこそ青春ね!」
「素晴らしい事じゃないですか!僕も協力しますよ!」
「見上げたもんジャノ〜さすが横島さんじゃがそれで何で悩んどるんですかノ〜。」
「それがな〜企業相手の分は大企業を避けて回れば顧客は見つかると思うんだよ。けどな
個々人で困ってる人達をどうやって探すかが問題なんだよ。周りに知られたくなくて秘密
にしてる場合もあるかもしれないだろ?」
「「「う〜ん・・・」」」
三人はそろって唸ってしまった。横島がそこまで深く考えているとは思っていなかったの
だが、そもそも外回りして顧客開拓をするなど発想のうちになかったのだ。唐巣神父の教
会には困った人が自発的に駆け込んでくるし、小笠原オフィスには固定客がついている。
ピートとタイガーは自分から客を探すなど考えた事もなかった。
「ねえ、横島君インターネットを活用したらどうかしら?」
「「「インターネット?」」」 男三人の声が揃う。
「そう、ネットの世界は不特定多数の人が出入りしてるわ。そのテのサイトに噂話という
形で書き込むのよ!露骨に宣伝すると削除される所もあるでしょうけど人助けになる噂と
いう風にすれば大丈夫なはずよ。」
「う〜ん、良いアイデアだと思うけど俺やり方わかんねーぞ?」
横島だけでなく男連中はパソコンなど扱った事もない。(主に金銭的な理由で)
「任せて!こないだ興味あるって言ったら先生達が色々と教えてくれたのよ。」
「あんのクソ教師ども、愛子ばっかりひいきしやがって。」
そうは言っても愛子の協力はこの際ありがたかった。
「わかった、頼むよ愛子。この礼は必ずするから。」
「期待してるわ。それじゃ早速今日からやるから2〜3日あれば反響があると思うわよ。」
愛子の協力のおかげで個人で霊障に悩む人達に関する見通しはたった。後は自分の足で、
仕事を獲ってくるだけである。
そして放課後、とある企業にて、
「そういう訳で現在我が事務所では、社会への還元の為に霊障に悩む方々を救済するべく
破格のお値段で除霊を請け負っております。」
横島は現在、奥まった場所にある応接室で口上を述べていた。受け付けで名刺を渡すと、
六道家の家紋入りの効果は絶大で、更にそこに記載されている”ランクS”の文字。横島
は丁重な扱いで奥に通された。
「お申し出は良くわかりましたし実際助かる話でもあります。ですが以前査定を受けた際
に当物件は難易度Aとなっております。本当にこんな値段で受けて頂けるんですか?」
こういう質問こそ横島にとって望むところだった。
「もちろんですよ!例え難易度Aといえども我が事務所の六道所長の手に掛かれば大した
手間もかかりません。それに今回は飽くまで困っている方々の救済が目的なんです。値段
の事でのお気遣いは必要ありませんよ。我々は今回金はあるのにケチりたいという大企業
は相手にしておりません。もしお知り合いの方で同様にお困りの方がいたら是非我が六道
除霊事務所を紹介して差し上げて下さい。」
これで決まりだった。弱い立場である中小企業同士のネットワークは侮れない。ある意味
情報こそが彼らを救う事もあるのだ。今後同様の悩みを持つ企業の間で六道除霊事務所の
名前は燎原の火のごとく拡がっていくだろう。
2〜3日の間は企業からの依頼(これが結構な数だった)を二人でこなしていったが、その
頃から個人の依頼がポツポツときだしていた。それから一週間もたたないうちに爆発的に
増加した。これは愛子の仕掛けの成果かと目星をつけて確認したところ、今やネット上で
は六道除霊事務所が話題に上らない日は無く、その評判はうなぎ昇りになっているとの事
であった。
中にはひやかしの電話も少なからずあったのだが、本当に困っている人の数は更に多く、
二人は大車輪の勢いで除霊をしまくり、横島に至っては学校に行けない日もでてくる始末であった。横島は以前の事務所をクビになって以来、学校へは極力行くようにしていたが
困っている人々の助けを求める声を聞いて放っておけるような男ではなかった。第一所長
である冥子が泣き言ひとつ言わずに働き続けているのだ。元々金に困った事が無いために
金銭への執着が人一倍薄かった冥子である。金額に関り無く霊障を解決して行く冥子に対
して向けられる、心からの感謝の言葉と笑顔が彼女に対する何よりの報酬だった。
そして霊障に悩まされている人々の中で、横島も予想していなかったのが日本人以外の人
達の存在である。彼らは不法入国者だったり不法滞在者だったりで公の場に出れない立場
の人もいた。またそれ以外の人でも日本の官憲に対して、根強い不信感を持っている者も
多くオカルトGメンなどの存在も忌避している場合も多かった。そんな人達に対する偏見
など横島にとっては縁遠い物だった。だいたい神魔人妖の区別すら無い男にとって国籍の
違いなど更に些細なものだった。また冥子に至ってはそのような俗界の事情に疎い。彼女
はただその善良なる性根に従い、目の前の困っている人を助けるのみであった。向けられ
る感謝の言葉がたどたどしい日本語だろうと彼女の気にはならなかった。
依頼人達の事情の為、公にできないものあり、業績に反映できないものも多かったが二人
とも気にしなかった。そんな二人の事は口コミで在日外国人達の間に拡がりやがて華僑の
ネットワークの中でも六道除霊事務所とその助手横島忠夫の名前は注目を集めていくのだ
がそれはまた後日の話。
そんな忙しい日々を送る横島達のもとに一通の招待状が届いた。
「プレビューパーティー?」
それは以前横島が協力を余儀無くさせられた映画の試写会を、各界の著名人を招いて行う
というものだった。横島が出欠を悩んでいると来客を告げる呼び鈴がなった。来客は・・
「おう!横っち招待状とどいたか?」
横島の幼馴染、堂本銀一(芸名:近畿剛一)だった。
「ああ、届いたけど、今出ようかどうか悩んでたとこやってん。」
横島は正直に答えただけだったのだが、
「ああ!?フザけんなやコラ!お前が来んでどうすんねん!?」
横島にとっては面倒事に巻き込まれた仕事でしかなかったが、銀一には目の前の男がいな
ければ映画は完成しなかった事がわかっている。その第一の功労者が出席しないなど言語
道断であった。
「協力してくれはったGSの人らにも招待状送ってあるんや、お前が来んかったら話しに
ならんやないか!」
「へ〜、で?みんな来るって?」
「ああ、伊達さんだけは連絡先わからんかってんけど他の皆は来てくれるそうやで。あと
一応美神さんとこにも送ってんけど返事はけえへんかったな。」
「しょうがね〜な〜雪之丞は・・・んで美神さんからは返事がなかったって?」
そう言ってお茶を濁して返事を引き延ばしにかかるが、
「それはええねん!ホンでお前やお前!絶対来いよ!」
「そう言われてもな〜、最近本当に忙しいんだよな〜。」
疲れきった表情でそう呟く相手を見て銀一は路線を変更した。
「お前クリスマスはどないすんねん?」
「は?クリスマス?」
「そうやタマモちゃんが来てから初めてのクリスマスや、当然プレゼントやらパーティー
やら考えてるんやろうな?」
横島は忙しさにかまけて完全に忘れていた。そんな彼に更に追い討ちがかかる。
「ねえ、ヨコシマ?クリスマスって何?」
そう、銀一の勢いにのまれて会話にはいれなかったが、この場にはタマモもいたのだ。
そしてこのタマモの発言を聞いて銀一は百万の味方を得たような顔になる。
「あんな、タマモちゃんクリスマスっちゅうのは元々は大昔の偉い人の誕生日やってんけ
どな、今では仲のエエもん同士で楽しむ日になっとるんや。」
試写会はクリスマスイヴに行われる。
「ふ〜ん、例えばどんなふうに?」
「せやな〜例えば綺麗な服に着飾って美味しいもんのぎょうさん揃っとるパーティーに参
加して、その後めちゃくちゃ面白い映画を見るなんてのがエエんやないか?なぁ横っち」
こうなっては横島に選択の余地はなかった。ましてや、
「ふ〜ん、楽しそうね?」
こうタマモに言われてしまっては・・・
この日から横島に新たな悩みが加わった。すなわち、タマモの服をどうするか?である。
この男はオシャレに関しては悲しい程に素養が無い。誰かに助言を請うしかないのだが、
愛子は学校に根付いた妖怪なので芸能界のパーティーに着ていくような服に詳しいとは思
えない。おキヌも普通の高校生なので同様だ。自分の上司に至っては、確かに清楚な美人
ではあるし服も良さそうなものをいつも着ている。しかしどうにもそれが自分で選んでる
ようには思えないのだ。考えあぐねた結果ひとりの女性を頼る事にした。その相手に連絡
を取り、激務の合間をぬってタマモを同伴して待ち合わせの場所に出かけて行った。
「ふ〜ん、で?私にそのコがパーティーで着る服を選んで欲しいってワケ?」
「そうなんですよエミさん、折角だから飛びっきりオシャレな格好をさせたいんですけど
あいにく俺はそっち方面はからっきしで・・・」
横島は悩んだ結果オシャレな大人の女性という事でエミに頼ることにしていた。
エミはひと目見てタマモが人間ではない事に気付いたが気にしなかった。何せ相手は横島
なのだ。どんな存在が近くにいようが不思議ではない。
「まあ、今日は暇だったから良いケド?感謝の心は忘れちゃいけないってワケ。」
「もちろんです、ありったけの金を引き出してきましたんでエミさんのパーティー用の服
も一緒に買って下さい。」
そう言って現金の入った封筒をエミに渡す。実際動かせる金の殆どを用意したのだ。
最初に六道事務所から振り込まれた年棒2000万はそのままタマモ名義の定期預金にしたの
で映画関係の収入のほぼ全額だ。
エミも受け取った封筒の厚みで200万を優に超えている事に気付き内心驚いていた。エミの
記憶の中の横島は煩悩を常に滾らせ、好みの女性とみれば見境無く飛び掛っていく印象が
強かった。それだけにかつて極貧だったこの男が、”妹”の為に惜しげも無く有り金をぶ
ちまけようとしているのが妙におかしかった。
「OK!私に任せとくワケ。誰もが振り向くようなレディーに仕立ててあげるわ。素材が
良いからやりがいもあるってワケ。」
横島にしてみれば、タマモが誉められれば嬉しいばかりだし、タマモにとっては横島が頼
るような女性で、しかも自分に対して好意的な評価をしているのだ、嫌う理由も無い。
「よろしくお願いします。」
「ああ、タマモって言ったっけ?そんな固くなる必要は無いワケ。私に任せておけば完璧
にプロデュースして見せるってワケ。」
「それじゃタマモの事くれぐれもお願いします。あ・もしそのお金が余ったらタマモに何
か美味しい物でも食べさせてあげて下さい。全部使ってもらって構いませんので。」
「全部使って明日からどうするワケ?」
「ああ、俺貧乏には慣れてますから。じゃ、俺仕事に行きますんで。」
そういって横島はその場をあとにする。
「あの男もちょっとは良い男になったワケ、オタクの事が可愛くて仕方ないみたいね?」
「だったら、嬉しいんだけど・・・」
そして女二人は買い物へと突進していった。
夜になって横島が家に帰るとタマモが戦利品をひろげていた。
見ると普段着や小物の類ばかりで肝心の服がない。
「なあタマモ、パーティー用の服はどうしたんだ?」
「エミさんが持って帰った。当日私がエミさんの家に行って着替えてから会場に行く手筈
になってるの。会場でヨコシマをビックリさせてやれって。」
「ふ〜ん、エミさんらしいな〜、じゃあ当日を楽しみにするか! ところでその戦利品の
山はどうしたんだ?」
「なんか”オシャレをするのは良い女の義務よ!”って言って一杯買ってくれたの。それ
でパーティー用の服以外は全部あの人が奢ってくれたの、食事まで。」
「え?じゃあエミさんの服はどうしたんだ?」
「それはヨコシマの気持ちだから奢ってもらうって言ってたわ、カッコイイやつ。」
エミはすっかりタマモの事を気にいってしまい、今日一日タマモの事を連れ廻していた。
タマモもおキヌ以外の人間の女性に優しくされたのは初めてで、しかもその女性はおキヌ
よりも明らかな”強さ”を感じさせる存在だった。その庇護下に置かれているような感覚
は心地良いものだった。
そして翌日、学校からの帰り校門の所で横島は旧知の顔をみつける。
「よお、偶然だな横島。」
「・・・俺には待ち伏せしていたようにしか見えんが。」
そこにいたのは伊達雪之丞だった。映画のクランクアップ以来の再会である。
お互いの近況を語り合いながら肩を並べて歩いて行く。
「そういや雪之丞、例の映画のプレビューパーティーに呼ばれてんだよ。お前だけ連絡が
つかないって話だったけどどうする?行くか?」
「やっぱりそうか!」
急に雪之丞が我が意を得たりと破顔する。
「横島覚えてるか?香港で会った”白麗”役の女優。」
「ああ、お前が大ファンだって言ってた人だろ?確か李麗蘭だっけ?」
二人の言う女優とはかつて彼らが撮影に協力した香港映画”九龍幽撃道士”の主演女優の
李麗蘭その人である。今ではその映画の世界的ヒットを足がかりにしてハリウッド進出を
果たした現代のシンデレラでもある。
「その彼女に近々来日の予定があってな、どうも映画関連パーティーに出席するらしいん
だよ。それでアタリをつけてだな・・・」
「あ〜わかった。それで例の映画関連だと見当をつけて、俺んとこに来たって訳だな。
銀ちゃんに余分に招待状もらってるから取りに来るか?っても俺今から仕事だけどな。」
「う〜ん、どうせ暇だしお前の仕事を手伝ってやるよ。んでパーティーまでの間、泊めて
くれよ。」
「まあ良いけど、そういやお前にまだ妹を紹介してなかったな。ちょうど良い機会だしな
紹介するよ、タマモってんだ可愛いぜ?」
「妹?お前にそんなもんいたか?」
「まあ最近できたんだよ。」
そんな話をしながら、並んで事務所への歩みを進めて行った。冥子が雪之丞の助力を喜ん
だのは言うまでもない。お陰でその日の除霊は思いのほか早く終わった。
「ただいま〜タマモ、今帰ったぞ〜。」 「邪魔するぜ。」
そう口々に言いながらドアをくぐる。
「お帰りヨコシマ・・・・・その人は?」
「ああ、紹介するよ。伊達雪之丞だ。」
「おうヨロシク・・・ってお前?人間じゃないのか?」
そう言われて一瞬タマモが身を固くするが、
「まあ良いか、横島だしな。」
アッサリ流されてしまった。ヨコシマの友人はやはり何かが違うと思いながらも、
「ヨロシク、え〜っと?」
「伊達雪之丞だ。雪之丞でいい。」
それだけでアッサリ友好関係ができてしまった。雪之丞のようなバトルジャンキーにして
みれば敵じゃなければ、それだけでもうどうでも良い。それに横島の事はもう無条件で信
頼している。一方タマモにとっては今の所の判断基準が横島と親しいかそうでないかだけ
なので、横島が自分の友達だと紹介すればそれで大半は問題無く終わりだった。
「取り敢えずパーティーまで厄介になるんでな、まあヨロシク頼むわ。」
「ああ、使ってない部屋が二部屋あるから好きに使えよ。」
「使ってないって、ヨコシマ、一部屋は銀ちゃんが入り浸ってるわよ?」
そう、最近銀一は暇ができるとこの部屋に入り浸っていた。
「ああ、それでも一部屋は空いてるだろ?好きに使えよ。」
「悪いな、その代わりといっちゃなんだが、パーティー迄はお前の仕事を手伝うから。」
そうしてパーティー迄の間、雪之丞が手伝ってくれたお陰で仕事が楽になる・事も無く・
更なるハイペースで除霊の仕事をこなして行く事となった。
そしていよいよ、パーティーの当日がやってきた。
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(あとがき)
パーティーまで一気に書きたかったんですけど疲れちゃって今日はここまでです。
次回はパーティーとお正月までかな?もっと行けるか?
いい加減シロをだしたいんですけど、ここまで引っ張るとどう出せば良いのやら。
あ〜、あと冥子が良い人になりすぎたかな?とも思ったんですが、どう考えても
あの人善人にしか思えないんで・・・
今までの
コメント:
- そろそろ脇目もふらず突っ走ってきた横島に衆目され光が当たりそうですね。
自分で分からないなら、変わったことを周りが正当に評価しないといけませんね。
未だ自覚のない横島はどう反応するか楽しみです。香港スターも出てきますし、
更に交友関係に幅がでそうです。
しかし、美神は何も変わらないようで…。相変わらず自分の非を認めず、耳をふさぎ目を閉じ何も見ないなら、今後とも関わって欲しくないですね。 (R/Y)
- うーん なんか横島が女性に対しては枯れスギな気がするなー。
あと ちょっと他人の好意に鈍感すぎると思われる(特に映画関係者) (フライ)
- シロの出番ですかあ。おキヌちゃんが美神もろともパーティーに無理やり引っ張ってくる(泣き落としとか黒キヌ(笑)とか)ってのはダメなんですか? あと確かに横島の女性に対するスタンスは変わりすぎてるかもしれませんねえ。冥子については前話で言及済みなので略(笑)。 (HAL)
- パーティーの前に、映画の試写会が行われるんですよね? 当然スタッフとして、参加したGSの名も出るはず。で、スタッフロールの最後に、監修:横島忠夫(S級ゴーストスイーバー)と大きく出て、本人がコケるとか……。
あと、パーティー会場で、ヒロインを降ろされた七光りアイドル(出来上がった駄作をあざ笑ってやろうと思って来たのに、大ヒット間違い無しの傑作になっていたので、驚き、口惜しがっている)が絡んで来るとか……。 (マニアック)
- ここ数日で一気に読みました。
おもしろく読ませていただき、更新されるのを楽しみにしています。
一読者としては賛成票に投じたいのですが、辛口のことを書くと思いますので、敢えて反対票とさせていただきました。
まず気になるのは、ここ数回の掲載作品の評にも書かれていますが、句読点の付け方です。文法で細かく区切っていくとややこしくなっていきますので、簡単に書きます。句点の考え方としては、作者にとって読者に「ここで文を一旦切って読んでもらいたい」と思う箇所につけたり、句点をつけていないと文脈や文章の理解に混乱が生じそうな箇所につけるのが基本です。これは確か故司馬遼太郎氏が言っていました。 (khiro)
- R/Y様、次回ほんのちょっとだけ変化した美神がでてきます。
フライ様、ご同様の指摘を複数受けまして、そろそろ改善しよう
かと思っております。
HAL様、今から次話を書こうと思っていたのですが、まさしく
「パーティーに出すしかないか?」と考えていたところで偶然と
いうものに驚いております。
マニアック様、スタッフロールに関してはもうひと捻りするつもりです。 (ぽんた)
- もう大台の20話を超えようとしてますが・・・この話一体どのくらい続くんですか?
コメント返しも知らなかったようなので、一応、教えておきます。
トップページの半分以上を一人の作品で占められることはかなり異常な光景です。
今までだったらこれだけの連続投稿は、LOG流れを理由に叩かれる一番の理由だったことは知ってますか?
ある意味「投稿」という名の「荒らし」とも。
これで面白くなかったら、真っ先に叩かれてる対称になってるでしょう。
まあ全体的な投稿数が減ってきてるってこともあるけど、今後も同様の投稿続けてると、GTYがぽんた氏一色に・・・
いや、もうなっているのか・・・まあひとつ、頭に入れておいてください。 (通りすがりの砂頭巾)
- はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます。
いままでにない横島の活躍で新鮮な気がします。
これからもこのペースでがんばってください。 (ミスターT)
- パーティー会場でタマモが横島と一緒にいることでヒロインより注目を集めそう。
あと、美神がタマモに対してどんな反応をするかが楽しみです。 (ドラグ)
- パーティ会場で美神とエミの言い合いがあったり、
玉藻が元横島の上司であった美神に何かいいそうな気が少しします。 (ルージュ)
- はじめまして、毎回楽しく読ませてもらっています。
早い更新で個人的にはうれしい限りなのですが、過去にもあったことですが、あまりにも連続投稿をすると「掲示板の私物化」といって悪印象も持つ方もいるようです。
ここの投稿数そのものが減ってきている事も1つの原因かとは思いますが、今後もこのペースで連載をするのならば「椎名作品二次創作小説投稿広場」の方に連載した方がいいかもしれませんね。 (sia)
- はじめまして。
横島の成長ぶり、毎回楽しく読ませていただいています。
sia氏の補足で「椎名作品二次創作小説投稿広場」の方(というか他のHPもですが)に連載する時には此処とは管理人さんが違うので、あらかじめメールなどで、こちらとあちらの両管理人さんに確認を取ってから移すということを忘れないでくださいね。
せっかくの期待作なので、二重投稿違反などで叩かれてはもったいないですから。 (DOR)
- 確かに1ページに表示される25件中16件がこちらの作品という少々異常な事態では有りますが、常連顔した人たちが閉鎖的にしてしまうせいで新人とかが減ってるのも事実。
この手の作品は勢いあるうちにっていうのも事実かと思うので目くじらたてる必要ないのでは?
嘗ての常連たちが、そのような叩きをおこない新人ともいえる存在が他に流れたりしていったんだから、その轍を踏まなくてもいいと思いますけどね。
常連達の投稿も減ってることだし、盛り上げようとしてる作品に、関係無いことでレス付けるのは狭量と思いますよ。
まぁ小説投稿広場に場を替えてみては?という意見には同意できますけど。 (通りすがりA)
- 作品の感想は、美智恵の預かりしらないとこで、横島と六道の結びつきが強化されてますね。
名刺にオカルト技術で数日後に婚約者横島忠夫とかでそうなとこが…。
美神家巻き返しなるのかな?
次回たのしみにしてます。 (通りすがりA)
- 次回、パーティー楽しみですね。文の量も読み易さ十分ですし、順調にお話が進んで行く感覚は嬉しいです。冥子は悪い人にはなれませんから、今のままで問題ないかと思いますよ。
投稿広場の件は、既掲載分の修正などで折角の勢いが削がれてしまうのではと、そちらの方が心配です。取り戻せるものじゃありませんから。 (kurage)
- 冥子は私もあれで違和感無いです。良くも悪くも純粋な子供ってイメージですね。
シロがずっと放置プレイされてたので、早く横島に逢わせてあげたいですね。
それに、エミや小竜姫のそれぞれ大人の女としての格好良さが読んでて面白い。
たぶん杞憂でしょうが、タマモと銀ちゃんが妙に仲良くなりそうなのがすっごく不安ですがw
横島に感情移入しまくってるので、パーティーで
どれだけのカタルシスを得られるのか、今から楽しみです。
がんばってください。
あと、私もkurageさんの意見に同意です。
投稿広場移動はじっくり修正を掛けた方が好ましいと向こうの管理人さんがおっしゃってますが、
修正の為とかで一度勢いを止めてしまうと、元のペースを取り戻すのは非常に難しいと思います。 (ビンタビンタ)
- はじめまして、毎日更新を楽しみにさせていただいております。
横島の多才ぶりには毎回驚かされますね、さすがあの2人の子供ですね。
冥子に関してですが、登場してはいるんですが、少し表現が薄く感じます、
もう少し冥子らしさ(甘ったれさ)を出してもいいのではないのでしょうか?
成長しているのかもしれませんが、あまり急激な成長もどうかと、
たまの失敗談も入れてくださるとほっとできますのでどうでしょう? (HI)
- あと、投稿数ですが、GTYで今一番HOTな作品ですし、
このままいけるだけ行ってほしいです、
現在、投稿数もそれほど多くはないのですし、せっかく勢いのある作品ですし、
常連さんも、すこし大目に見ていただけないでしょうか?
毎日、更新される作品など、とても貴重ですしね、寛大な心を期待します。
ぽんた さん、これからも楽しみにしています。がんばってください。 (HI)
- ぽんたさん、初めまして。一通り拝見しております。
ログ流し……投稿数の少ない時期ならばある程度は許容できるが、初期から長期化が予想されるなら『二次投稿広場』の方が便利かと。
変な所での改行……『マリアのあんてな』にある「GTY投稿エディタ」を活用されると宜いでしょう。また、同サイトの掲示板にも色々と参考になる事が有ると想います。
お話について……どうもカッコ好過ぎる忠夫は身体が受け付けないみたいですので(苦笑)評価は保留させて下さい。すみません。 (Iholi)
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