超刹那的展開
投稿者名:マリエンバート
投稿日時:(97/11/18)
ヤれば消滅というルシオラの秘密を知った横島、彼女のためを思い、わざと嫌われることを決意。さっそく美神隊長に連絡をとって潜伏場所をバラしてしまう。駆けつけた大勢のGS達の姿にあ然とするルシオラ。
「横島クン、よくやったわね。お手柄だったわ」
あらかじめ用意されたセリフを喋る美神・母。
「なっ、ヨコシマ・・・これはいったい・・・」
動揺するルシオラに横島は冷たく言い放つ。
「わはははは、誰がおまえみたいな魔族を本気で好きになるかってーの。みーんな、お芝居だったんだよ」
「な、なんですって!!」
「あとくされなくヤらしてくれるっていうから期待してりゃいつまでも待たせやがって、この淫売! もうどーでもいいからとっとと隊長に退治されろよな」
「・・・・・・!」
「ポチ、てめえ・・・」
ベスパが凄い顔で横島を睨む。構わず横島が続ける。
「はっ、おまえの思い出になりたい、だあ? 笑わせんじゃねえっつーの!」
「そんな・・・じゃあ・・・一緒に逃げようって言ってくれたのは・・・」
「おまえらの情報が欲しかったんだよ。それさえ手に入れればもう用済みだからな。適当に理由をつけてポイ、さ。決まってんだろ?」
「・・・横島さん、ひどいっ!!」
ここで突然おキヌちゃん乱入。あ然とする横島。
「あんまりじゃないですか!! これじゃあその女の人がかわいそう・・・」
「い、いや・・・あのね、おキヌちゃん。これは・・・」
「だいたい、あとくされなくヤ・・・ヤらせてくれる、ですって!! 不潔ですっ!!」
「た、隊長・・・」
思わず美神・母の方を見ると、”ごめん、彼女には事情を話してないの”という顔で手を合わせている。
「・・・ヨコシマ。その女の子誰なの?」
突然ルシオラが真顔になって言う。
「へっ?」
「ずいぶん親しそうだけど・・・もしかして、恋人?」
「なっ、別にそんなわけじゃ・・・」
「(ホッ)・・・そうよね。こんな子供にわたしが負けるはずないもんね」
「(むかっ)あ、あなたこそそんな洗濯板みたいな胸で横島さんを誘惑するなんて・・・」
「な、なんですってえっ!! 言ってはならないことを・・・」
火花散る二人。
「あ、あの・・・二人とも冷静になって・・・」
「うるさい!!」×2
こうして始まる女の闘い。あれ? これどんな話だったっけ(笑)
今までの 賛成:2 反対:3
コメント:
- おキヌちゃんは、「洗濯板」なんて言わない〜!! (すめらぎ)
- ルシオラのキャラからいうと、横島の発言に困惑しながらも、結局横島の真意に気が付き、ますます惚れる、というパターンの方が自然でしょうねえ。 (GR2)
- ↑と同感。ルシオラはそういう娘です。笑わしてもらいましたけど。 (mier)
- なるほど。ただ、そうなるまでに一悶着あってもいいんじゃないかと。「可愛さあまって憎さ百倍」とか(爆)。
- それでもやっぱりバレてしまうのが横島らしいということですね。 (Chon)
- これはこれでおもしろいかも。 (クワトロ)
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