百貨店パーティー番外編 乱破+蜘蛛巣姫
投稿者名:ヴァージニア
投稿日時:(04/10/10)
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※原作を未読の方はご注意ください。
アッパーズ20号の短編、『蜘蛛巣姫』のネタバレ要素を含みます。
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今は現代、ここは喫茶店“蜘蛛之巣”―――
はあ〜〜〜
「 あ〜あ、いい男ってなっかなかいないねえ‥‥! 」
女性週間誌を片手にグチをもらすこの女性は、この店の主人(マスター)、ヤツメ。
「 ‥‥だから待ちかまえてるだけじゃあきませんって‥‥自分から捕まえにいかな! 」
隣にいる布を頭に巻いた女性は、ヤツメの下僕、シジミ。
「 ん〜でも私は自分から捕まえにいく“種類”じゃないからねえ〜 」
「 そりゃそやけど、捕えた男が女付きやったら、また逃がしてしまうことになるでー 」
ピク‥
「 2 度 と その話はするなって言わなかったかい!? 」
「 ああっ すんまへんすんまへん姉さん!! 」
怖い顔して迫るヤツメに、シジミは反射的に謝った。
かつてヤツメが、一度だけ本気で恋したときのこと‥‥
ここ数十年、その件に関して触れてこなかったせいか、禁句になっていたことをシジミは忘れていた。
「 ったく、こうして毎日喫茶店開いてるっていうのにさー 」
こんなふうに、ヤツメがいつものグチを言っていると‥‥
「 待ってるだけでは 殿方はつかまらないですわ 」
ヤツメは、スパゲティを食し終わり、口もとをハンカチで拭いている女性客を見た。
「 男を捕えるには、女といえど自ら行動するべきですわ 」
「 なんだとっ!? 」
「 面妖な気配を感じてきてみましたが、これがなかなか‥‥ 」
「 誰だいあんた!? 」
微笑みながらその女性、コーヒーをひと口飲むと、
「 乱破の氷雅‥‥料理も美味しいしなかなかいい店ですわね、雰囲気も気に入りましたわ 」
「 姉さんこの人‥‥! 」
「 ああ、私らの正体に気づいている‥‥乱破‥‥そうか、忍者がまだいたとはね‥‥ 」
2人とも長い時を生きてきただけあり、“力”はほとんどセーブできるようになっていたのだが‥‥
「 別に今は、あなたたちにどうこうするつもりはありませんわ
気にかかったのは、恋に対してあなたのその受身的な発言ですわ 」
「 受身だあ〜? これは私の性分なんだよ! 」
( “今は”って、いつかなんかするんやろか‥‥? )
ヤツメとは別の心配をするシジミだが‥‥
「 じゃあなんだ!? あんたはどうだってんだ、好きな男はいるってのかい? 」
「 いますわ。 わたくしならたとえ女がいようと、好きなものは自分の力で手に入れますわ 」
「 で、それで上手くいったのかい? 」
「 ええ、あとひと押しの所ですわ‥‥あっ‥‥ 」
氷雅は窓の外に視線をやった。
ヤツメも見ると、そこには店の前を走っていく少年の姿があった。
「 ‥‥この方向でいくと夏子さんのご自宅、香山さんの喫茶店ですわね 」
「 まさか今のが‥‥ 」
「 そうですわ 」
ヤツメの目には、その少年の顔立ちが、どうにもありふれた顔に映り、
「 見る目がないのかおまえ? 」
「 人は心、外見だけで判断されては困りますわ‥‥あなた、容姿だけで判断する方なのですか? 」
「 なにぃっ!? そ、そんなわけ‥‥! 」
氷雅は立ち上がり、シジミの所に行き会計をすませると、
「 これから彼を落としにかかりますわ、それでは‥‥ 」
「 ありがとーございまいたー 」
シジミは店を出ていく氷雅に一礼した。 するとヤツメは、
「 シジミ、確かあの女“香山さんの喫茶店”って言ってたわよね? 」
「 ええ、たぶん2丁目の“喫茶香山”でしょうなー 」
「 先回りしてあの女の恋がどうなるのか調査してきなさい 」
「 えっ!? 」
「 あんたなら先回りして、こっそり客に成りすましてはっとくことができるだろ! 」
「 ‥‥姉さん蝶使い荒いでホンマに‥‥ 」
ブツブツ言いながらエプロンを脱ぎ、店を出て行くシジミ。
店内にはヤツメだけが残った。
「 ‥‥‥‥追いかけて男をとらえられるのでしたら、苦労はしないわよ‥‥ 」
手をあごに当ててため息をもらしていると、背広を着た男性の客がひとり入ってきた。
「 いらっしゃいませー‥‥!? 」
ヤツメは、その男をひと目見ただけで瞬時に感じとった。
魂の色を感じたと言うべきか‥‥
その男が、自分の本当の姿を見て『 美しい 』と言ってくれた唯一の男だということ、
そして心の底から愛しながら、先約の恋敵相手の想いを感じ、自ら身を引いた男だということを‥‥
( 八郎太どの‥‥!? )
シジミに氷雅の調査に向かわせたのも、彼女が自分とは逆の考え方で恋に生きてることを感じたから、
巣を張り待っているだけが本当に正しいことなのか、知りたかったから‥‥
「 い いらっしゃいませ、ご注文は――― 」
「 カルボナーラとコーヒーひとつ、お願いします 」
「 か かしこまりました! 」
窓際の席についた男に、幾分緊張しながらオーダーを受けるヤツメ。
注文を受けたあとも、しばらくその場に立って、じっと彼の顔を見ていた。
「 ‥‥ 」
「 ‥‥ 」
「 ‥‥あのー なにか? 」
「 あ いえ すぐにご用意させていただきますわ! 」
慌ててカウンターへ戻るヤツメ。
( やっぱり八郎太どのの生まれかわりだわ‥‥でも彼は普通の人間‥‥前世の記憶はすべて失っている‥‥ )
男はどこからかかかってきた携帯電話を取り、誰かと話している。
( しかしこれもなにかの縁、アミにかかった獲物をみすみす逃す私ではなくてよ )
彼女は本能的に獲物を狙うかのように、やっつの目をキラリと光らせていた‥‥
カチャ‥
「 ‥‥お待たせしました 」
「 ああ 」
彼の前に料理を置いたあと、ヤツメが話しかけようとしたそのとき、入口のドアが開く音がした。
話しかけるタイミングを失ったヤツメは、心の中で軽く舌打ちをして、少し不機嫌そうにお客をむかえるが、
「 いらっしゃいま‥‥ぃっ!? 」
入ってきた女子高生を見て、声が止まった。
長い黒髪で賢そうなその女性の魂には、なにか感じる部分があったのだ。
「 八郎! 」
「 早かったな蜜姫(みつき)! 」
蜜姫(みつき)と呼ばれたその女性は、うれしそうに八郎のもとへかけより、テーブルの向かい側の席へついた。
「 ええ、ちょうど学校の部活が終わったところなの
八郎ったらこうでもしないと、仕事仕事で全然ウチに寄ってくれないんだもん 」
「 悪かったってば、ホントに最近忙しくて‥‥! 」
「 じゃあ今夜ウチに泊まってくれる? 」
「 ああ 明日まで休みとれたから、今日はこのまま蜜姫といっしょにいられるよ 」
「 ホント! うれしいっ!! 」
テーブルをはさんで反対側に座る八郎に、身を乗りだして抱きつく蜜姫。
そんな2人のやりとりを、ヤツメは口をパクパクさせており、動揺を隠せずにいた。
( この女の魂は間違いない、八郎太の女・蜜姫(みつひめ)のもの!
しかもなんだこいつは! 現世までも八郎太どのと縁があるなんて‥‥! )
コーヒーを運んできたおぼんを胸に抱え、ワナワナと震える店員を見た蜜姫は、
「 あ おばさん、チョコパフェひとつお願いしまーす! 」
プチッ
((( あんだってこのアマ〜〜〜毒でも入れたろか〜〜〜!!!!! )))
―――と、心の中でキレるヤツメだったが、やっと出会えた八郎に悪い印象を与えたくないと考え、
「 かしこまりました〜 」
と、ていねいに頭を下げ、かつての(今でも)恋敵にもお客としての対応を見せた。
長年の喫茶店経営による対応能力が、効果を発揮しているのかもしれない‥‥
‥‥その後、八郎と蜜姫は小1時間ほどの間、普通に食事をしながら会話を楽しんでいた。
ヤツメはカウンターで、雑務をしながら2人の様子をうかがうことしかできない。
時折聞こえる彼らの笑い声が、ヤツメの胸を苦しめていた‥‥
( なんでここに来たんだよ‥‥巣にかかってもこれじゃ‥‥ )
再び火がついた恋心、かすかな期待がもろくも崩れ去った瞬間だった‥‥
‥‥そして2人は席を立ち、八郎が会計をすませる最後のチャンス―――
「 1260円になります 」
八郎は千円札を2枚渡す。
「 おつり740円になります ありがとうございましたー 」
おつりを渡した瞬間わずかに手が触れたが、よくあることとして、お互い気にしないそぶりを見せた。
そして2人は店を出ていき、ヤツメは最後までお客として八郎に対応する。
窓ガラスの向こうでは、蜜姫が腕を組もうとして 八郎がテレてる様子がうかがえた。
「 ‥‥ 」
ヤツメは目をそらし、レジの前で少しの間立ちすくんでいた‥‥
しばらくして‥‥‥‥
「 準備中? おかしいなーこの時間はまだ店やってるはずなんやけど‥‥姉さんおらへんのかなー? 」
シジミが店の入り口のドアにかかっていた札を見て、疑問に思いながらドアを開けると‥‥
「 ただいまー‥‥おわっ!!?? 」
店の真ん中に、直径2メートル近い、糸でできていた繭状のものが置かれていた。
シジミの声に反応して、繭の中からゆったりとヤツメが顔を出してきた。
「 おかえり〜シジミ〜 」
「 な なんやねんその陰気臭い暗さは!? 」
「 もういいんだ〜 あたしなんて‥‥もう男を好きにならねえ‥‥ 」
「 ね 姉さんいったいなにがあったん!? 」
再び繭の中にもぐりこもうとするヤツメだったが、シジミに頼んだ調査のことを思いだすと、
「 そうだ、あの女どうなった? 成功したのか? 」
「 それが――― 」
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夕方 十数メートルある煙突の上 そこには沈む夕日を眺めている、氷雅と妖岩の姿があった。
「 ‥‥‥‥ 」
「 ‥‥‥‥ 」
「 ‥‥‥‥ 」
「 ‥‥なにか用? 」
氷雅は後ろを振り向かないまま、背後に立っているヤツメに声をかけた。
「 聞いたわ、フラれたんだってね 」
「 あんなのは暇つぶしにすぎませんわ 」
「 うそ、私には充分本気に見えたけど 」
「 ‥‥ 」
ヤツメはしゃがみこみ、氷雅の横に座った。
「 私もさっき失恋したんだ、同じ男に2度も‥‥ね 」
「 アタックはしたの? 」
ヤツメは首を横に振り、
「 また女付きだったわ、結局なにも言うことができなかった‥‥ 」
「 ‥‥ 」
「 待ってるだけでもダメ、自分から捕まえにいくのもダメ‥‥
どうしたらいい男を捕まえることができるんだろうねえ‥‥ 」
すると氷雅は、クスッと笑い、
「 ふふ‥‥ 」
「 な なに笑ってるんだよ! 」
「 いえ‥‥あなたなかなか、イイですわ 」
「 ‥‥どーいう意味よ 」
「 どうやらあなたと、恋愛について徹底的に語りあったほうがいいかもしれませんわね 」
「 ‥‥私は物の怪だぞ 」
「 けっこう、もののけでも妖怪でもあなた‥‥女でしょ? 」
ヤツメも氷雅の発言に、クスッと笑うと、
ふふっ‥
「 あんたとは気が会いそうだわ、ねえ、これから飲みに行かない? 」
うふふ‥
「 よろしくてよ、今宵は楽しい夜になりそうですわ 」
現代で生まれた、妖怪と忍者の奇妙な友情―――
妖岩は、ある意味最凶コンビの誕生に、不安を隠せなかったりもしたのだが‥‥‥‥
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時は少し遡り、店を出た直後の八郎と蜜姫の会話―――
「 旨かったなーあの店の料理、また行ってみようか? 」
「 ふ〜〜〜ん 」
「 なんだその意味ありげな返事は? 」
「 ‥‥八郎、気づいてた? 」
「 なにを? 」
「 あの店員、あなたのことずっと見てたわよ、もしかして気があるんじゃない? 」
「 ば ばか言え、そんなことあるわけないだろ! 」
首をさすりながら思いっきり動揺する八郎。
「 あのひと美人だし、八郎のおもいっきり好みのタイプだし‥‥ 」
「 人の好みを勝手に決めるな! ‥‥ったく、“兄”をからかうんじゃないよ‥‥ 」
「 怒った? ごめんなさいお兄さま! 」
「 きゅ 急にヘンな呼び方するんじゃない! いつもは名前で読んでるくせに‥‥ 」
八郎は照れながらまた首をさすっていた。 それを見た蜜姫は、
「 ねえ? さっきからなんで首をさすってるの? どこか痛むの? 」
「 いや、首がうずくんだよ‥‥なにかで繋ぎとめられている感じがして‥‥ 」
八郎は足を止めて振り返り、遠くに見える喫茶店を見た。
心の中でなにか引っかかりつつも、そのなにかがどうしてもわからずにいた。
( ‥‥‥‥また‥‥行ってみよう、あの喫茶店に‥‥ )
今は現代
物の怪が人に本気で愛され、人に変われるときがくる日も、そう遠くないのかもしれない‥‥
今までの
コメント:
- 信玄の部下に乱破がいた?
蝶の化身といえばシジミ?パピリオ?
アッパーズ最終号ではなにかが起こる?
そんなわけで色々妄想した結果、読みきり、“蜘蛛巣姫(クモノスヒメ)”のラスト1ページからの展開予測、なんとかひとつできました。 TSB(タイムスリッピングビューティー)以来1年ぶりのリアルタイム短編話です。
ヤツメってかわいいですよね、なんか健気で。
それと先月書いた7Fの氷雅たちの話が、思わぬ形でここに繋げられました。
氷雅とヤツメの女の友情、本編に絡んでくるかどうかは、今のところ考え中です。 (ヴァージニア)
- 番外編……。繋がってるんですね! 是非是非、本編にも絡ませて頂きたいところです。そうでなくても、ヤツメと八郎のこの後は読んでみたいです。
もう、一も二もなく賛成です。氷雅さんが、何か可愛くていいですね。 (竹)
- ヴァージニア様、初めまして(‥‥と、いつも拙作にコメントを頂いていて、こういう挨拶も変なのですか、作品の方にコメントを入れさせていただくのはこれが初めてだと思いますので)よりみちです。
きっと、書かれると思っておりましたが、素早い対応はさすがですね。それも、百貨店パーティとのクロスとは。ヤツメ姐さんと氷雅女史の最凶コンビ誕生を楽しく読ませていただきました。お付き二人−妖岩とシジミ−の苦労が目に浮かぶので、是非、本編での活躍を期待します。 (よりみち)
- 氷雅さんのお相手はネタがわからなかったですが、ヤツメのほうはまだ終わってない!応援するぞ俺は!なんか好きなんなんだよな〜あいつ。前世でも言われてたけど健気だ。八本足は想像したくないけど。
ところで氷雅さんはGS試験でしっかり登場してた(他もいたから間違いなく本人)。んでヤツメが会ったってことはここGSの世界なんですね。うわ〜、GSの人型妖怪全部喫茶店に集めて宴会とか見て〜。クロスネタって好きなんですよね〜。 (九尾)
- アッパーズの最終号、「全日本●選手権」が何をネタにするのか、異常に気になる今日この頃(笑
楽しみにしていた百貨店パーティーが、まさか蜘蛛の巣姫とクロスするとは!
しかも雑誌が発売されてからわずか4・5日・・チルドレンもですが、リアルタイムのSSって、ワクワクします。
熱が冷めてないってゆーか、もう1回コンビ二で読んでこようかな?
ストーリー構成力は文句なしに素晴らしく、本当に短編集だけで一大パーティーが創れるかも
ヤツメの本編参入は賛成の方向でお願いします。 (秋風)
- 二人の恋愛の行く末が気になります・・・兄妹かぁぁぁあ!!と、叫びつつ、ものすごい意外だった・・・と、気づけなかった私に喝を入れつつ!
巡り逢い、って言う言葉が好きなので(ゑ?
切なく、優しく、面白くッ!
何ていうか、この話は様々なものが含まれ、含まれ、含まれ倒しているなぁ・・・と。感動しました。ここまで続きが楽しみな事ってなかなかないと思いつつ、続きを深く潜りながら(?)楽しみにしたいと思っています。番外編2でしょうか・・・それとも本編でしょうか・・・(にやそ (veld)
- 今回のは、番外編というより特別編のほうが適してそう‥‥8Fでもよかったかもしれないですね。 この話自体が短編作品の集合体ですし、毎回違う形でクロスさせてますし‥‥タイトルにちょっと悔み気味です(汗)
◇竹さんへ
私自身繋げられるとは思いませんでした。(笑) これまで妖怪は本編のほうでも出ていませんし、登場させる予定もありませんでしから。 ヤツメは氷雅と初めて対等に渡り合えそうな存在なので、氷雅の違った一面が色々引き出せたのかもしれませんね。
◇よりみちさんへ
こちらこそ初めまして‥‥て、いつもと逆で受け手というのも、なんか妙に照れたり(笑) ヤツメの“待つ”に対し、氷雅の“追う”が対照的に思えたことから、創作時間を集中的に使って仕上げました。 確かにお付きの2人が本当に苦労しそう‥‥(笑) (ヴァージニア)
- ◇九尾さんへ
氷雅の相手は、短編集の『零式といっしょ。』に登場した少年なので、機会があれば単行本のほうでご一読を。 マリアの短編もありますよ♪
蜘蛛の妖怪ヤツメの参入で、ついにGS関係の話に繋がるきっかけができました。 これで話の方向を、氷雅も出た資格試験へと持っていくこともできそうです。
◇秋風さんへ
私もアッパーズの最終号、色々気になっています。 7Fでの“客一名”はご察しの通り、本当は別の人物に当てる可能性があって用意していた枠なのですが、これでもーシジミに決定ですな!(笑)
◇veldさんへ
生まれ変わってもまた一緒に‥‥と、前世で約束したんでしょう。 もしこの続編があるのなら、ライバルが身内みたいな展開もありかなあ〜と思いました。 ただ、続きを書くとなると大変なテーマを持ってきてしまったのかもしれません。 (ヴァージニア)
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