横島くん、危機一髪だったりなんだり
投稿者名:鉄人
投稿日時:(04/ 9/17)
「横島サン、着陸船二戻ル事ハ不可能デス。」
マリアは両手でつかまえている宇宙服を着た横島に告げた。
「く、くそー!!!」
みるみる離れていく美神令子を乗せた着陸船
「あああ・・着陸船が・・・」
マリアの体が大気との摩擦熱で輝き始める。
大気圏突入時の摩擦熱は1000度を軽く超える。
マリアはともかく横島は龍神の装備がなければあっという間に燃え尽きてしまうだろう。
「うおおおお!」
横島が悲鳴を上げる。
「横島サン、ドコニ落チタイ?」
「くそー!俺は死なんぞ!まだ美神さんとだってあんな事やこんな事も何もやってないんやー!」
「元を取らんうちは死んでも死にきれーん!!!」
「ピー!何カガ接近シテキマス。」
マリアが接近してくる物体をとらえた。
「え?何だ?」
横島も高速で接近してくる物体をその目に捉えた。
『え、ひと!?』
その物体が横島には一瞬だが人型に見えた。
「このをーーーっっ!」
すれ違いざま横島はその物体を捕まえる事に成功した。
龍神の装備がなければはじき飛ばされていたのは横島の方だったろう。
「メ、メドーサ!」
横島が捕まえた物、それはコギャルバージョンのメドーサだった。
「こ、こいつめ、き、気絶しているのか?」
横島に抱きかかえられたメドーサはぴくりとも動かなかった。
「横島サン、ソレハメドーサデスネ。スグニ廃棄スルコトヲ提案シマス。」
「そ、そうだこいつめ死にやがれ!」
メドーサを離そうとする横島だったが・・・
横島の目にメドーサの顔が写る。
『どんなに見た目はかわいくなってもこいつは、あの大勢の人間を平気で殺した邪悪なメドーサなんだぞ。今こいつを殺さなければこっちが殺されるんだ!』
『やれ!離すんだ忠夫!・・・・・・』
「マリア・・・」
「ハイ、横島サン・・・」
「やっぱり俺にはできねえ・・・殺す事なんてできねえよ・・・」
「横島サン・・・」
マリアは冷却剤を噴射しはじめた。横島とメドーサを摩擦熱から守るために・・・
「くそ、このままじゃマリアやメドーサもろとも燃え尽きちまう。文殊はこんな短時間じゃ作る事は不可能だし。どうする」
ふと、横島はメドーサをもう一度見た。
「おおお、さっきは慌てて気づかなかったが、メドーサは裸だったのかー!」
メドーサは着ていた服が焼け落ち全裸だった。
こうなれば話は早い。
「うおおおおおー!!燃え上がれ!俺の煩悩よー!!!」
横島の体内を巨大な煩悩を源とした凄まじい霊波が駆け巡る!
ぽん、ぽん、ぽん、ぽん、ぽん、ぽん、ぽん
七個もの文殊があっという間に現れた。
そして、後に横島とマリアが発見された島に無事転移が成功した。
数日後、記憶を失った横島とマリアがその島で発見されるわけだが、横島が記憶を失った本当の理由は彼の名誉のために伏せておく事とする。
さらに一ヶ月後、記憶の戻った横島の部屋に銀髪のコギャルが転がり込んだとか何とか・・・げふん、げふん
終
駄文です・・・短いです。
読んでもらえると嬉しいです。
色々と矛盾してる所は無視の方向でお願いします。
鉄人
今までの
コメント:
- 内容は悪くないのですが最後のオチがちょっと。 (ミネルヴァ)
- 横島なら敵だろーが気絶して抵抗もできない女殺せるわけないよな。しかも自分が助けないと死んじゃう無力な状態ならなおさら。
んで、目の前で若くてピッチピチのコギャルの素っ裸があれば文珠の10個や20個くらい軽い軽い♪しかも抱きかかえてて感触直にわかるんだもんね〜。そりゃあ死ねねえ。死ねねえんだよ父っつぁんよお!(笑) (九尾)
- はい、オチがあれなのは重々わかっております。
じゃ、こんなの投稿すんなと言われそうですが、自分ではなんだかとっても気にいっちゃっもんでw
ミネルヴァさん、コメントありがとうございます。 (鉄人)
- 今回のは、ギャグバージョンです。シリアスバージョンは機会があれば投稿したいと思っています。
九尾さん、いつもユニークなコメントありがとうございます。 (鉄人)
- マリアよ、今こそ正義の為に
何が起こったのか、報告するのじゃ! (トンプソン)
- 横メドですかー!!!良いよね、横メドv
この後の二人も見たいなぁ〜♪ (紅蓮)
- この件に関するマリアのデータは文殊によってすべて消去されていますよ。ドクターw
トンプソンさんコメントありがとうございます。 (鉄人)
- 私も書いてみたい気はしますが、自分が書くとどうなる事やら・・・
紅蓮さん、コメントありがとうございます。 (鉄人)
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