ザ・グレート・展開予測ショー

横島君、嵐にあうとかなんとか


投稿者名:鉄人
投稿日時:(04/ 9/14)

今日は仕事の依頼もなくのんびりしている美神とおキヌちゃん
二人とも事務所の窓から空を見ていた
「はあ・・・いやんなるくらいいい天気よね。」
「ホントですねえ、いい洗濯日和です。」
「そういえば横島君、シロと一緒に散歩に行ったきり帰ってこないわねえ。どこまでいったのかしら。」
「はあ、昨日の散歩は富士の樹海まで行ってきたとか言ってましたけど。ついでに悪霊化した自殺者の霊を祓ってきたとか・・・」
「お金にならないのに霊を祓ってきたの。」
「はい。」
「もったいないことするわね。ま、いいけどね。昼寝でもするかな。おキヌちゃんは?」
「はい、せっかくのいい天気ですからたまった洗濯物を洗濯します。」
「そう、がんばってね。」
「は・・・!」

どんがらがっしゃーんー

事務所の玄関前に突然落雷が落ちた。
落雷の落ちた所から一人の女性が姿を現す。

玄関のドアを開けて美神とおキヌちゃんが様子を見に飛び出してきた。
「何が起きたの・・・?落雷?」
「美神さん、あそこに女の人が・・・え!美神さん?」
「え、あたし?なんで?」
そこには美神と瓜二つの女性が赤ん坊を抱いて立っていた。
女性は美神達に気付くと
「はーい、令子姉さーん。おキヌちゃーん。あたしよーあたし。ひ・の・めよー!」
女性の言葉にきょとんと顔を見合わせる美神とおキヌ
「えええー!!!×2」

一方、散歩に出かけた横島とシロ

「こらー!シロ!!いいかげんにせんかい!!!止まれー!!!!」
キキキー 急ブレーキをかけるシロ
「どうしたでござる?先生。」
「おまえなあー・・・ここはどこだ?いってみろシロ。」
「え?ここでござるか?はて?ここはどこでござろう?」
周りは鬱蒼と茂る森、ここは本当に東京なのか?

「お前は、人の制止も聞かないで闇雲に走りまわりやがって!見てみろ俺を!!」
そこにはぼろぼろの自転車に乗ったぼろぼろの横島の姿があった。

「普通の人間なら10回以上死んでるぞ!」
横島には自分が普通の人間じゃない自覚があるようだ。
シロも息一つ切れていない。人外な師弟コンビである。

「昨日は富士の樹海、その前は・・・」
「まあ、とにかく今日は帰るぞ。」
「えー!もっと散歩したいでござるよー!」
人の話を何も聞いていないシロだった・・・

どくん・・・
その時、横島に悪寒が走った。
『なんだ?今のは・・・』
『今、事務所に帰ったら本当に命が危ない・・・そんな気がする・・・はは、まさかね。』
実は横島には身に覚えが色々とあった。たとえば、美神の下着を盗んでいるとか。
『しかたなかったんやー!俺だって健全な男の子なんやー』
・・・・・・・汗

「とにかく帰るぞシロ。」
「はーいでござる。もっと散歩したいのに・・・」
ちなみに現時位置がわからなくても、犬の帰巣本能によってシロが迷子になる事はない。
「だから、拙者は狼でござるよー!!!」

その頃タマモ

『・・・あ、なんだか嵐の予感・・・』

行きつけのおそば屋さんできつねうどんを食べていた。




続きます。



すんません、すんません。また場所汚しの駄文を・・・
こんなのでも読んでいただければ嬉しいです。
鉄人

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