ザ・グレート・展開予測ショー

青春代理人(4)


投稿者名:コンキリ
投稿日時:(00/ 4/17)

そしてついに試合の日はやって来た。
俺達代理人含むこの野球部は学校での構内練習を軸に
個人練習などをやってきた。
準備は万端。勝利は目前と言った気持ちの高ぶりの中試合は始まった。

一番は雪之丞
二番はピート
三番はタイガー
四番は池上
そして五番は俺、横島
六番は・・・(以下略)
ちなみに投手は池上となった。

『プレイボール!』
「良し、俺達は後攻だからな、みんな!練習の成果を見せてやるんだ!」
「オウッ!!」
俺達は守備位置に着いた。

『さぁ、試合始まりました。ピッチャーはエース、池上君です!』
池上はやはり主将というだけあって好投をした。
三者三振に終わり、俺らの出番はなかった。
「さすがっスね!池上先輩!」
「ん、まぁな。この日のためにずっと練習してきたからな・・。
 おい、雪之丞君。君の出番だ。」
「まかしときなっ!」
雪之丞は意気揚々とバッターボックスへ向かった。
『一回の裏攻撃が始まりました。バッターは雪之丞君。』
ズバーン!ズバーン!ズバーン!
『バッターアウト!!』
『あぁっと!初回バッター見逃し三振です!!』
「駄目じゃねぇかっ!」
「うるせえっ!太陽がまぶしかったんだよ!」
その後のピート、タイガーもあえなく凡退してしまった。
そんなこんなで二回の裏がやって来た。0−0

「先輩!頼みますっ!」
「ああ・・。」
『さぁ0-0の均衡を破るのはどちらなのでしょうか!二回の裏の攻撃です!』
ズバーン!ズバーン!カキーン!
『打ったー!三遊間抜けた捕れない!!それを見て池上君一塁を蹴って
二塁へ進むッ! レフト捕ったーっ!二塁へ送球間に合わない、セーフっ!!
 初の安打となりました!』
「オッシャァッ!」
「ナイスです!先輩!」
「次は横島サンの出番ですケンノー」
「解ってる。」
俺はゆっくりと立ち上がりバッターボックスへ向かった。

次回、ついに横島の打席だ!
横島は見物客の女性に良いとこを見せられるのか!?
どうするどうなる待て次号!

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