ザ・グレート・展開予測ショー

未来(美神and横島その7)


投稿者名:フォルテッシモ
投稿日時:(00/ 3/23)

「えっ」
三人は同時に言った
「ん?」
今度は美神と横島
「何であんたまで驚いてんのよ」
と美神
「いっいや冗談で言ったつもりだったんだが」
悪霊がそう言うと美神は女のほうを見た
「私もちょっと言ってみただけです」
女はあいかわらず笑顔で答えた
「あんた自分がいまどういう状況かわかってんの」
「もちろんですよ」
女の答えに美神はめまいがした
「じゃあその状況を自分でなんとかしまさい」
美神は冗談半分で言った
「わかりました」
女はそう言うと悪霊の腕から一瞬にして抜け出すと懐からサイレンサ−付の銃を取りだしぶっ放した
「おいおい悪霊にそれは効かないだろう」
横島はかなり驚いていたがとりあえずそう言った。しかし、なぜかそれは悪霊に絶大な効果をもたらしたようで悪霊はかなり弱っていた
「さあ、退治しちゃってください」
女は美神にそう言った
「そっそうね」
美神は動揺を隠せない様子だったがとりあえず悪霊を亡き者にした
「どうもありがとうございました。これ約束のお金です。小切手ですけど」
「えっええ」
美神はとりあえず小切手を受け取った
「それで、さっきのはなに」
「さっきのと言いますと」
「なんで銃なんかで悪霊があんな風になるのよ」
「ああ、そのことですか。それはですね」
「それは?」
「ヒ・ミ・ツです」
女は銃を懐にしまった
「それでは無事悪霊も退治されたことですしお引き取りください」
女は無理やり美神たちを外へ出した。美神は納得いかないようだったが女が何やら美神に言うと美神は素直に帰っていった
「ふっ美神令子もたいしたことないな。これならなんの差しつかえもなく計画が実行できる」
女は社長室にもどると感情のこもらない声でそう言った」
             おわり

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