ザ・グレート・展開予測ショー

ぼくらの地球をまもって!12


投稿者名:ポトフ
投稿日時:(04/ 4/19)









パソコンで小説を読むときは部屋を明るくしてモニターから少し離れて読んでね!


















200X年、地球に未曾有の危機が訪れていた
異星の神々が地球に対し侵略行為を行った
戦いの中金毛白面九尾は暴走し、神魔界にそれが伝わった





「失礼しますっ!!!」
「何事ですか。騒々しい」
「人間界にて巨大霊力が確認されました!!!魔神クラスです!!!」
「報告ご苦労さま。下がっていいですよ」
「し、しかし…早急に対策を…」
「いいですから、下がってください」
「…失礼しました」
「キーやん、どーする?」
「気にすることもないでしょう」
「あの金毛白面九尾の転生体の暴走を放置したら強硬派がうるさくなるんやないんか?」
「大丈夫ですよ…ギャグですから」
「ああ、ギャグやったな」






この物語は神と魔に黙認されし戦士
『オカルトレンジャー』と後に呼ばれる者達の正義の戦いの記憶である
その物語の一つを今、語ろう…






















〜ぼくらの地球をまもって!〜
 『第12話・妙神山温泉湯煙殺人事件』












オカルトホワイト・シグマことタマモは暴走していた。
敵も味方も皆は逃げ回っていた。


「全てを焼き尽くせ!メキドフレ○ム!!!!!!」


霊気に当てられて酔いが醒めた横島が未だに酔っているルシオラと寝てるおキヌを
抱えて逃げる。ちなみにピートとタイガーはもういい具合に焼けている。


「うわ!マップ兵鬼使ってきたぞ!!!」
「姉さん!奴の霊力が急上昇していくわ!」
「危険・です」
『くっ!一時休戦だ!総員、攻撃目標を白い奴に変更!一気にいくよ!!』
「「了解!」」


二人を抱えた横島以外の全員がホワイトに攻撃を始める。
如何に霊力が高くとも複数の高位神魔族の攻撃に耐えられるはずがなかった。
しかし―


「はぁああああああ!!!!!!」
「な、何でござるか!?」
「白い炎と黒い炎…?」
「霊力を高濃縮した炎に二種類の特性を持たせてるようですね…」
「白い炎は身体能力を飛躍的に向上させる効果があるようだね」
『黒い炎は物理的攻撃に完全な耐性があるようです!!!』
「くっ!私達の装備は実弾兵器だから攻撃しても意味がないわ…」
「ってかなんでそんな力が使えるんだよ!修行したわけでもないのに!」


横島のツッコミに修行場に空いた穴から顔を出したジークが答える。


「それはですね…」

ふぁんふぁんふぁんふぁんふぁ〜〜〜ん(回想)
「きぃいいいいい!!!なんでここで撃墜されるのよ!!!」
「カンストの狐が聞いて呆れますね」
「(ブチッ!)なら…とっておきのを見せてやるわ!!!」
「それはそれは」
「ムッカーーー!!!信じてないわね!!!ならば見せてやるわ!!!超加速!!!」
「な、何!?いつのまに生身で超加速を使えるように!!!」
「見える!私にも敵が見えるわ!!!!!!!!」
「連射スピードが高○名人を超えてる!!!」
「ふっふっふ!どお?この状態なら体感時間は長くなるけど絶対にカンストまでいくわ!!!」
「文章だとわかりませんが早口過ぎて聞き取れません…」
「は?文章だとわからないけど遅すぎてわからないわ!まぁ、このまま十時間いくわよ!!!」
ふぁんふぁんふぁんふぁんふぁ〜〜〜ん(回想終わり)

「ってことでタマモさんの霊力は過負荷から開放されて魂の出力が以下略です。
ついでに変身もしてるからそれはそれは凄いことになってます」
「てめぇが挑発したせいじゃねぇか!!!!!!!」


全員にボコされるジーク。


「思い知ったか軍人野郎!!!」
「………僕には他の魔族のような凶暴な衝動はな(ボコッ!)」
「ただでさえ人数が多いのにあんたまで戦線に入ると迷惑でちゅ!!!
私だって今の今まで台詞がなかったんでちゅから!!!」


ジークは答えない。いや、答えられない。


「よし、お約束の通りジークの小ネタ中待っててくれたな…てぇえええええ!!!!」
「エラーが・発生しました」
「倫理演算を停止するわ」
『損傷率80%。もう駄目です』
「肉がなくて力が出ないでござる…」
「実弾兵器が効かなきゃ西洋合理主義も役には立たないよ…」


会話中にメカトリオと異星神幹部がやられていた。


「キャラを減らすためとはいえ、ひっどいことしまちゅね〜」
「そうですね…この減らし方はさすがに…」
「気をつけろ、この数行で五人以上リタイアした。作者は徹底的にキャラを減らす気じゃ!」
『…何のためにここに来たんだっけ』
「言うな!メドーサ!不思議空間に乗れなきゃやられるぞ!!!」


わけのわからないことを言う横島。
それはともかくメンバーは小竜姫、斉天大聖、パピリオ、メドーサ、横島。
そして横島に抱えられているおキヌとルシオラだけになってしまった。


「あぁあああああ!!!今のタマモと戦うには圧倒的に不利だぁ!!!」
『ここは戦術撤退したほうが…』
「無駄じゃ!周囲を奴の貼った結界で塞がれておる!!」
「逃げ場なしでちゅか…」
「……人が少ないとこんなに会話しやすいんですね」
「それはともかく、どうすんだ?相手は小ネタ中でも攻撃してくるぞ!!」
『しかも白い炎で超加速、超回復を同時に使ってるようだね』
「黒い炎のほうは物理的には完璧、霊的にもかなりの耐性を待った力場を形成しているようじゃ。
超防御、とでもいうところかのう…」
「パーペキですね…」
「ってか色付きの炎二つ使えるってことは炎術師の一族とかも目じゃないくらい強いってことか!?」
「その炎とは少し違いますが…世界最強の風術師とかにも勝てるくらいの力なのは確かです」
「お喋りはすんだかしら?」


皆が喋るのを止めるとそこには恐ろしい熱量を放つ白黒の炎を身に纏うタマモの姿があった。
オカルトレンジャースーツはもう着てないが霊力は衰えていないようだ。


「くっ…とりあえず減らされた分の味方を増やすぞ!!!」
「どうやるんでちゅか?」
「こうだよ!目覚めろ!!!」


文珠を修行場のほうに向かって投げつける。
そして文珠の光の中から現れたのは


「嘆きの志士!オカルトレッド・ファイ!」
「白銀の咆哮!!オカルトイエロー・オメガ!」
「よっしゃあ!感情が高ぶって二段変身してる!さぁ!タマモを止めろ!!!」


しかし


「「やってられるかぁああああああああ!!!!!!!」」
「えぇ!なんで?」
「そりゃ、ここまで適当に使われたキャラでちゅからね…」
「やってられんのう…」


と言う斉天大聖に殴られて倒れる二人。


「うわ!一瞬」
「ってかあいつらあれでも結構強いはずなのにどうして一撃で倒してんだよ!!!」


横島が叫ぶと空から何かが現れた。


「感情に身を任せた変身は強力ではあるが反面、打たれ弱いという弱点があるんじゃ!!!」
「…なんだ、誰かと思えばカオスか」
「鈴女ちゃんもいるわよ〜」
「誰だっけ?」
「うぇええええええん。カオス〜横島がイジめる〜!」
「おぉ、可哀想になぁ、よしよし、…小僧!何が不満なんじゃ!!!」
「いつの間に仲良くなってんだよ…」
「ってか唐突に現れて不愉快でちゅ。小ネタをやってとっとと消えるでちゅよ」
「くっ!霊的決戦兵器カオスフライヤー三号とバロン改・可変機能搭載型を持ってきてやったというのに」
「結界で出れないはずなのにどうやって持ってきたんだよ」
「ここに来るときの移動手段に使っておったから修行場の敷地内に置いておいたんじゃ。
それはともかく、今はタマモを止めるのが先じゃ!!!…操縦はまかせたぞ!鈴女!!!」
「イエス!ドクター・カオス!なんちゃってね!」


カオスと鈴女が叫ぶとカオスフライヤーがメカトリオの壊れた場所に向かう。。
さらにカオスフライヤーからカオスが飛び降りる。


「とうとう人生を苦にして…」
「哀れな最後ですね…」
『…もうついていけないよ』


メドーサがため息をついているとカオスフライヤーからメカトリオに向かって光が照射される。


「機能・回復」
「二人とも、カオスフライヤーからの信号をキャッチしたわ!」
『とうとうあれを使うのですね!いきましょう!!!』


メカトリオがカオスフライヤーに収納される。
爆発的に高まる霊力。


『!!!な、なんだってんだい!この霊力は!』
「何がおこってるんでちゅか!?」


驚きの声を上げる面々に鈴女が自慢気に言う。


「これぞカオスの新発明!小型同期装置よ!」
「もうそろそろ俺はこういうのに慣れた…」


しかし横島の発言を聞くものはいない。
それはされおきカオスフライヤーから射出されたバロンが変形しながらカオスの周囲に装着される。


「霊着完了!完成!霊能戦士バロネス!!!」
「ロック○ンが○ッシュと合体した姿みたいでちゅ」
「ってかウザっ!もうかなりウザ!しかもさっきから小竜姫様とサルが喋れてない!小ネタ中に殺られたか?」
「「………………(怒)」」


横島が殺気を感じた先にはやられた二人の姿があった。それに気づきメドーサがビビる。


「もう主役はワシらしかいない!いくぞ!鈴女!!」
「わかってるわよ!鈴女、カオスフライヤーいきまーーーーーーすっ!」


加勢にいくカオス軍団。
タマモがそっちを向く前にカオスの強化スーツバロネスの腹が開く。


「強化型魔法陣砲、発射!!!!!!」
「遅い!防法漆黒炎・反鏡!!!」
「な、何っ!跳ね返してきおった!!!くぅうううううっ!」
「カ、カオス!!木の精!起きろ!カオスを助けて!!!」


カオスフライヤーによって増幅された鈴女の命令によって木が急成長してタマモを包み拘束する。


「鈴女!よくやった!」
「当然よ!さぁ!一気にいくわよ!!!三人とも、いい?」
『「「準備OK!!!」」』
「3、2、1、GO!!!」
『「「トリプルロケットパーーーーーーーーーーーンチッ!!!!!!!!!!」」』


三つの拳がタマモに迫る。しかし


「くっううう!!なめるなぁああああ!!!秘技!全法煉獄火炎・極!!!」
『「「うわぁあああああああああ!!!!!!」」』


火炎によって焼かれる拳。ワイヤーを切断して炎が燃え移るのを防ぐ。
体制を立て直すカオスフライヤー。しかしタマモがそれを許さない。


「攻法白銀炎・破魔」
「きゃぁあああああああああ!!!!!!」


タマモの攻撃が当たると思われたその時。


「ちっぃいいい!」
「へ?当たってない?」
『大丈夫かい?』


メドーサがタマモの攻撃を防いでいた。


「あ、あなた…」
『勘違いするなよ!このままじゃあいつにやられちまうからね!頭数は多いほうがいいだろ?』
「……格好いい」
『へ?』
「あなたこそ私のだんな様にふさわしいわぁああああ!!!!!!」
『うわぁあああああああああああああ!!!!』


カオスフライヤーに追われるメドーサ。戦線離脱。
残ったのはカオスのみ。


「…今までで一番わけのわからん展開になっとるのう」
「…攻法白銀炎・破魔」
「うわぁああああああああああ!!!!!」


焼けるカオス。


「ふぅ、これで全員かしら?」
「待てぇ!!」
「へ?」


タマモが声のするほうを振り向くとそこには


「命ないところにも正義の夜泣きありッ!!」
「正義ないところに我等の姿ありッ!!」
「怒涛の煩悩!!オカルトブラック!!」
「純潔の信徒!!オカルトピンク!!」
「夕刻の蛍火!!オカルトリーフ!!」
「短命の妖蝶!!ミョウジンバタフライ!!」
「「「「いつもと違うけど」」」」


カメラ(?)が右、左、正面と映して


「「「「霊能戦隊!!!オカルトレンジャー!!!!!」」」」


ポーズを決める四人。
文珠でおキヌとルシオラも正気に戻ってるようだ。


「…秘技、全法煉獄火炎・極」
「うわぁあああああああああああ!!!」


燃える横島。


「あぁ!横島さん!!!」
「ヨコシマになんてことするのよ!!」
「いや、なんかそのポーズ見たら自分の人生の恥部を見てるようでつい…」
「えぇえええん!死なないで横島さぁああん(ペロペロ)」
「おキヌちゃん!!何してるのよ!!!」
「横島さんに愛のヒーリングを(ペロペロ)」
「キィーーーーーッ!私も舐める!!!(ペロペロ)」
「止めて下さい!横島さんを唾液で汚していいのは私だけです!!」
「…醜い争いでちゅね」


わけのわからない争いをしながらヒーリングをしていると横島が目を覚ました。


「横島さん!!」「ヨコシマ!!」
「……………」
「…?様子が変でちゅね」
「ま、まずい!!これはまさか!!!!!」


横島が立ち上がる。


「オカルトチェンジ!!!!!」


横島が叫ぶ。横島の体が光る。


「覇王の煩悩!!オカルトブラック・ニュー!!」
「うわ、やっぱり、ウザ…」


タマモが憎まれ口を叩いていると横島の姿が消える。
驚く一同。その瞬間、タマモが後ろを振り返り炎を投げつける。


「そこっ!」
「くっ!さすがに早いな…」
「私が喋ってるあいだに攻撃なんて…本気ってことね!!!!」


タマモの後ろに回り込んだ横島はタマモの炎をものともせずに攻撃を繰り返す。


「ダブル・ハンズ・オブ・グローリー!!!!」
「くっ!防法漆黒炎・柳、攻法白銀炎・破魔!!!」
「サイキック・ソーサー!!!」


超加速状態で戦う二人。どちらも決定打を与えられない。
しかし、乱入者によって戦況は一変する。


「な、なに!?」
「あ、あれは…」


その乱入者とは倒れていた異星神幹部だった。
下ではおキヌとルシオラがネクロマンサーの笛でネクロマンシー能力を使っている。
さらにパピリオの眷属の妖蝶がタマモの視界を奪う。


「え?何!?なんなのよ!!!」


タマモが混乱してるうちに操られてる異星神幹部二人がおキヌとルシオラに渡しておいた予備の文珠を使用する。
『糸』『専』によって『縛』られるタマモ。


「え!?何これ…う、動けない…」
「これで最後だ!!!」


横島が空高く飛びあがる。


「サイキック・フィイイイイイルド!!!」


タマモのまわりに霊力の空間が形成される。


「文珠・弐式!!『増』『幅』、『浄』『化』!!!!」
「きゃぁああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


「デモン・エンド!!!」


―タマモとまわりの異星神幹部が浄化される


―光の中からシロと西条が…


「死ねぇええええええええええええええええええええ!!!!!」


西条に『退』『場』の文珠を投げつける。
異空間に飛んでいく西条。どうやら出番はここまでのようだ。
そして―


「パクリに継ぐパクリの連続ではたして読者は本当に楽しんでいるのだろうか?
かなりウザい作品なんじゃないかと思われていた妙神山編もシロの帰還とともに
終止符が打てそうだな!!!」
「そうね!!!」
「結果オーライですよね!!!」
「妙神山も崩壊したし次回からはレギュラーにしてもらえそうでちゅ!!!」


口々に自分勝手なことを言う面々。
しかしこれで終わりではなかった。
結界が消えた妙神山に何かが落ちてきた。


「「「ぎゃぁあああああああああああ!!!!!!!!!!!!」」」


潰される面々。
落ちてきた物体から会話が聞こえてくる。


「あたくしったらちょっと操縦を失敗しちゃいましたわ(はぁと)」
「失敗!?一般人を宇宙船で潰しといてちょっと失敗だぁ!?」
「あぁ!怒ってるリョウさまも素敵ですワ!」
「やってられるかぁあああああああああ!!!!」
「ギャーギャーわめきおって。みっともない」
「あんまり怒ると体によくないカナ?」
「そんなときは牛乳を飲むのがいいらしいですよ」
「民間人潰しといて何言ってるんだぁああああああああ!!!!!!!」
「あれは巷で話題の異星人だ。さらに他の者はこの地区で破壊活動を行っていたようなので
『侵略者複数撃退』、『広域破壊活動阻止』。その他もろもろで98万Pオーバーといったところか」
「「「「「へ?」」」」」
「ガード・ロイヤル達成だ。…喜ばないのか?」
「「「「「…………」」」」」
「…ほ〜ら、ばんざ〜い。嬉しいな〜…私が馬鹿みたいじゃないか…」
「い、いや、けど民間人も…」
「これでどうだ?」
『記憶…抹消――――!!』
「よし、帰って宴だ」
「「「「変わり身早ッ!!」」」」
「結果オーライだ!!明日にはナ・リタに攻め込むぞ!!!」
「「「「「お〜〜〜〜〜!!!!!!」」」」」


飛んでいく宇宙船。
そして皆が目を覚ます。


「…何があったんだっけ?」
「あぁあああああ!!!!修行場が!!!!!!!!」
「なんでシロちゃんがいるの!?」
「パパ〜〜〜!!」
「ま、またかよ!!!!」
「わたし、タマモ。6さい!」
「タマモ6/17!?」
「いや、もっと若いでしょう」
「私達は何をしてるんでちょうね…」




















『…何しにきたんだっけ?ってかここはどこ?私はメドーサ』







次回予告
消去された記憶
消去された設定
消去したい妙神山編
そして戦いは新たな局面を迎える

次回
『Gメン 04』

「次回に向かって!オカルトチェンジ!!」














あとがき

またまたやっぱりアレな作品ですみません。ポトフです。
妙神山編にリセットかけました。これでネタがあれば後10話は戦えます(多分)。
誰かHPの作り方教えて〜。
あ、あとオカルトリーフ異名考案会に参加していただいた方々ありがとうございました!
誤字脱字があったらすみません。
後、今回も読んでいただきありがとうございます!
では、次回に向かって!オカルトチェンジ!!

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